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12章学園大会
302話 決勝魔法芸術
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俺たちは今会場にいる、あの4人はすでに引き渡し大会が終わったら処分を通達してくれるらしい。
ミキ
「ケイイチあの人たち平気かしら?ちゃんと処分できるの」
イーレ
「ケイイチ様」
ミキとイーレが言ってきた、みんなの顔をみるとやはり心配している、気持ちは解るよ。
でも処分を決めるのは向こうだ、それにもしかしたらがあると思っているので影とサーラにはあいつらを見張って貰っている、成功すれば何か掴めるかもしれない。
ケイイチ
「平気さ、今は大会を楽しもう、そろそろケイトの出番だよ」
司会の女性と解説者の男性が魔法の解説をして会場は大盛り上がりだ、さすが決勝と言うところだろうか。
司会者
「次の選手はなんと予選で3つの魔法を一度に使った魔法の申し子、ケイト・フォンアルブスさんでーす」
解説者
「うむ、彼女はすごいですよ!」
司会者
「そうですよねー3つの魔法を一度にですからね」
解説者
「うむ、それにですな」
解説者がどう凄いのか説明している。
まあ分かるよ、ケイトの魔法は作るのにも苦労したけど、それを制御するのも大変なのだ、そこら辺を解説者さんが説明している。
解説者
「だから彼女はすごいのですよ!いやー決勝でどんな魔法を見せてくれるのか非常に楽しみです」
司会者
「そうですねーそれでは準備ができたようです、ケイト選手どうぞぉー」
今回ケイトは土魔法のクレイゴーレムで人形を自分の周りに6体作り、そのゴーレムの頭が板状になっていてそこに光魔法を使って一つずつ絵を描き動かしている。
司会者
「おぉーっといきなり中級土魔法、クレイゴーレムを使っています!しかし詠唱をしなかったからか少し動きが鈍いようです、どうですか解説のセッカイさん」
解説者セッカイ
「うむ、おそらく時間を気にした為でしょう、しかしゴーレムの動きは鈍いですが、頭上の絵はしっかり見えますし動いている、魔法の制御が完璧だな、それに使用している魔法は二つ!これはまだ何かあるでしょうな」
司会者
「なるほどー楽しみですねーおぉー!噂をすればですよ、ケイト選手詠唱を開始しました、やはり何かあるようです」
司会者が解説した直ぐ後詠唱が終わり、ゴーレムの頭の板が上空に飛び大きな花火が6つ空に舞った。
司会者
「こ、これは!きれいですねー」
解説者セッカイ
「こ、これは⁉︎すごいですよイカシさん!」
司会者イカシ
「ど、どうしましたセッカイさん」
解説者の人が興奮しているね、まああれは火と雷と風魔法の混合魔法だからね。
解説者セッカイ
「こんな魔法は見たことがありません!これは彼女が作った新魔法です!?」
司会者イカシ
「そ、そうなんですか、これはすごい事が起こりましたぁー」
解説者セッカイ
「それも一つの魔法では不可能です」
司会者イカシ
「そ、そうなのですか?爆発系の魔法を使えば出来そうですけど」
解説者セッカイ
「いやいや、爆発魔法だけではあれほどのカラフルな色は出ませんよ!光か雷どちらかを使い、風魔法で上空に飛ばし、火魔法で増強もしているかもしれませんね、とにかく二つ以上の魔法を合わせていますね」
司会者イカシ
「と言う事は、ケイト選手は5つの魔法を同時に使っていたのですか!?」
解説者セッカイ
「いえ残念ながら3つだと思います、詠唱中ゴーレムは確かに存在していましたが頭の板を上空に飛ばす瞬間絵は消え崩れていました、おそらく予選と同じ3つを使っていたと思われます」
司会者イカシ
「そうでしたか、いやーそれでもすごい事ですよ、3つの魔法を使ってこれだけの物を見せてくれたのですから」
ケイトの演技はすでに終わっていて退場しているのだが解説者と司会者の話が終わらない、観客もそれを聞いて騒いでいるよ。
ミキ
「あの人たちいつまで話してるのかしら?もう次の子が出てるのに」
次の子が初めの合図を待っている、予選の時とまったく同じだ。
シーリュ
「あの後にやるなんて俺だったらやだぞ」
シーリュもサッツたちも嫌そうに見ている、次の子もオロオロしているしちょっとかわいそうだね。
ケイイチ
「しょうがないな、またやるか」
俺は広範囲鎮静魔法を会場の中心に飛ばし爆砕させた。
司会者イカシ
「あれ?何だか気持ちいいですね」
解説者セッカイ
「そうですねーなんでしょう、あったかくてフワッてしますねー」
少しの間会場が静かになり司会者が気づいた。
司会者イカシ
「はっ失礼しました、それでは次の選手、ジェミルさんの演技でーす」
何とか再開された。
ミキ
「またやってあげたの?全くケイイチは優しいんだから」
ケイイチ
「しょうがないだろ、あのままじゃあの子が全力を出せないし、フェアじゃないだろ」
ミキ
「まあね、あの子も落ち着いて魔法を使ってるしね」
それから数人の演技を見て、全ての魔法演技を終了し順位の発表がされた、優勝はケイトだ!二位はジルチだった。
ジルチは氷魔法でお城を作るところまでは同じだ、そこから光魔法で色々な色の照明で照らし、氷の人形たちを踊らせたのだ。
予選と同じ氷のお城だった為か、点数はケイトより低かったらしい。
もう少し教える時間があればわからなかったんだけど、ジルチはあれが精いっぱいだった。
フルーティア
「良かったわねケイイチ」
ケイイチ
「ああ、まず一つだな」
フルーティア
「そうだけど、予選を見ても全部優勝しちゃいそうよね」
ケイイチ
「うぅ~すみません」
優勝したいから全力をだしたんだけど、やり過ぎました。
ミキ
「ケイイチあの人たち平気かしら?ちゃんと処分できるの」
イーレ
「ケイイチ様」
ミキとイーレが言ってきた、みんなの顔をみるとやはり心配している、気持ちは解るよ。
でも処分を決めるのは向こうだ、それにもしかしたらがあると思っているので影とサーラにはあいつらを見張って貰っている、成功すれば何か掴めるかもしれない。
ケイイチ
「平気さ、今は大会を楽しもう、そろそろケイトの出番だよ」
司会の女性と解説者の男性が魔法の解説をして会場は大盛り上がりだ、さすが決勝と言うところだろうか。
司会者
「次の選手はなんと予選で3つの魔法を一度に使った魔法の申し子、ケイト・フォンアルブスさんでーす」
解説者
「うむ、彼女はすごいですよ!」
司会者
「そうですよねー3つの魔法を一度にですからね」
解説者
「うむ、それにですな」
解説者がどう凄いのか説明している。
まあ分かるよ、ケイトの魔法は作るのにも苦労したけど、それを制御するのも大変なのだ、そこら辺を解説者さんが説明している。
解説者
「だから彼女はすごいのですよ!いやー決勝でどんな魔法を見せてくれるのか非常に楽しみです」
司会者
「そうですねーそれでは準備ができたようです、ケイト選手どうぞぉー」
今回ケイトは土魔法のクレイゴーレムで人形を自分の周りに6体作り、そのゴーレムの頭が板状になっていてそこに光魔法を使って一つずつ絵を描き動かしている。
司会者
「おぉーっといきなり中級土魔法、クレイゴーレムを使っています!しかし詠唱をしなかったからか少し動きが鈍いようです、どうですか解説のセッカイさん」
解説者セッカイ
「うむ、おそらく時間を気にした為でしょう、しかしゴーレムの動きは鈍いですが、頭上の絵はしっかり見えますし動いている、魔法の制御が完璧だな、それに使用している魔法は二つ!これはまだ何かあるでしょうな」
司会者
「なるほどー楽しみですねーおぉー!噂をすればですよ、ケイト選手詠唱を開始しました、やはり何かあるようです」
司会者が解説した直ぐ後詠唱が終わり、ゴーレムの頭の板が上空に飛び大きな花火が6つ空に舞った。
司会者
「こ、これは!きれいですねー」
解説者セッカイ
「こ、これは⁉︎すごいですよイカシさん!」
司会者イカシ
「ど、どうしましたセッカイさん」
解説者の人が興奮しているね、まああれは火と雷と風魔法の混合魔法だからね。
解説者セッカイ
「こんな魔法は見たことがありません!これは彼女が作った新魔法です!?」
司会者イカシ
「そ、そうなんですか、これはすごい事が起こりましたぁー」
解説者セッカイ
「それも一つの魔法では不可能です」
司会者イカシ
「そ、そうなのですか?爆発系の魔法を使えば出来そうですけど」
解説者セッカイ
「いやいや、爆発魔法だけではあれほどのカラフルな色は出ませんよ!光か雷どちらかを使い、風魔法で上空に飛ばし、火魔法で増強もしているかもしれませんね、とにかく二つ以上の魔法を合わせていますね」
司会者イカシ
「と言う事は、ケイト選手は5つの魔法を同時に使っていたのですか!?」
解説者セッカイ
「いえ残念ながら3つだと思います、詠唱中ゴーレムは確かに存在していましたが頭の板を上空に飛ばす瞬間絵は消え崩れていました、おそらく予選と同じ3つを使っていたと思われます」
司会者イカシ
「そうでしたか、いやーそれでもすごい事ですよ、3つの魔法を使ってこれだけの物を見せてくれたのですから」
ケイトの演技はすでに終わっていて退場しているのだが解説者と司会者の話が終わらない、観客もそれを聞いて騒いでいるよ。
ミキ
「あの人たちいつまで話してるのかしら?もう次の子が出てるのに」
次の子が初めの合図を待っている、予選の時とまったく同じだ。
シーリュ
「あの後にやるなんて俺だったらやだぞ」
シーリュもサッツたちも嫌そうに見ている、次の子もオロオロしているしちょっとかわいそうだね。
ケイイチ
「しょうがないな、またやるか」
俺は広範囲鎮静魔法を会場の中心に飛ばし爆砕させた。
司会者イカシ
「あれ?何だか気持ちいいですね」
解説者セッカイ
「そうですねーなんでしょう、あったかくてフワッてしますねー」
少しの間会場が静かになり司会者が気づいた。
司会者イカシ
「はっ失礼しました、それでは次の選手、ジェミルさんの演技でーす」
何とか再開された。
ミキ
「またやってあげたの?全くケイイチは優しいんだから」
ケイイチ
「しょうがないだろ、あのままじゃあの子が全力を出せないし、フェアじゃないだろ」
ミキ
「まあね、あの子も落ち着いて魔法を使ってるしね」
それから数人の演技を見て、全ての魔法演技を終了し順位の発表がされた、優勝はケイトだ!二位はジルチだった。
ジルチは氷魔法でお城を作るところまでは同じだ、そこから光魔法で色々な色の照明で照らし、氷の人形たちを踊らせたのだ。
予選と同じ氷のお城だった為か、点数はケイトより低かったらしい。
もう少し教える時間があればわからなかったんだけど、ジルチはあれが精いっぱいだった。
フルーティア
「良かったわねケイイチ」
ケイイチ
「ああ、まず一つだな」
フルーティア
「そうだけど、予選を見ても全部優勝しちゃいそうよね」
ケイイチ
「うぅ~すみません」
優勝したいから全力をだしたんだけど、やり過ぎました。
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