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12章学園大会
291話 サーラの素質
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この街に来て2日が経ちました、私はあれから夜は学園の生徒が泊っている宿舎の庭に身を潜めています。
もちろん睡眠はちゃんと取っています、そして今日やっと奴らが来ました。
サーラ
「来た・・・今だ⁉︎はぁっ」
妨害者A
「ぎゃっ!」
妨害者B
「何者だ!」
私の麻痺手裏剣が見事妨害者の一人に当たりもう一人が警戒して私を探しています。
妨害者B
「そこかぁーっ!」
妨害者が隠れている私に気付き向かってきました、隠れているのに私の場所がわかるのね。
サーラ
「いけー風魔手裏剣」
向かってきた妨害者に私は大きな手裏剣、そうナル◯・サ◯ケコンビがザ◯ザ戦で使ったあれを投げました。
妨害者B
「な⁉︎こなくそー!」
妨害者が茂みから飛んできた風魔手裏剣をなんとか横に飛んで躱し、こっちを睨んでいます。
妨害者B
「な、何者なんだキサマは!ワアァー」
サーラ
「掛かったー!」
堀っておいた落とし穴の真上に妨害者がきて少しして落ちて行きました。
サーラ
「少し上の板を弱くした方がいいわね、はっ」
妨害者B
「ぐあっ!」
私は呟きながら穴に近づき睡眠クナイを穴に2個投げ、しばらくして寝息が聞こえてきました。
サーラ
「よかったー引っ掛かってくれて、せっかく掘ったのに引っかからないんじゃ寂しいもんね」
私は忍タ〇でクナイを使って穴を掘っているのを見ていたのでやってみたのですが、ハッキリ言って普通にシャベルやつるはしを使った方が早かったです。
まああれも授業でわざわざ道具が無い場面を想定してクナイを使ってたもんね、たしかきり◯が言ってたもん、他の道具を使いたいってさ。
持ち運びが簡単な万能工具扱いですねクナイは、私は途中からシャベル型のクナイを作って掘ってました。
サーラ
「よし、拘束終わり!後はこいつらをっん!・・・やばっ!」
妨害者C
「くそっ気付いたか、だが次はそうはいかんぞ、くらえぇー」
サーラ
「くっなんの!はぁっ⁉︎」
他にもいた妨害者が短剣で攻撃してきたので、私は何とか短剣サイズのクナイを使って応戦し距離を取りました。
妨害者C
「ほう、やるではないか部下に欲しいくらいだ」
相手が言ってきましたが嬉しくないです、だって明らかに向こうは余裕です、嫌味にしか聞こえません。
サーラ
「それはどうも、でも私はイヤよ」
妨害者C
「フン!それはわかっておるわ、それに部下もやられたのだタダではすまさんぞ、どりゃっ!」
私が反応するよりも早く妨害者が動き、私は蹴りをお腹に食らって吹っ飛ばされてしまいました。
サーラ
「かはっ」
妨害者C
「さすがに一撃ではいかんか、だが次はどうかな、くっくっく」
妨害者が次の攻撃をしてこようと歩いて来たので私は手裏剣のポーチに手を入れ反撃しました。
サーラ
「く、はぁっ」
妨害者C
「おっと、それはさっき見たぞ、動けなくなる武器だな、あぶないあぶない」
仲間がやられるところをずっと見てるなんて。
サーラ
「嫌な奴ねあなた」
妨害者C
「ありがとう最高の褒め言葉だ!さあとどめだ、おまえを始末したらこの薬を井戸に入れんといかんからな」
それが今夜の妨害工作ですか、敵わなくてもそれだけは阻止して見せます、私がクナイのポーチから起爆札付きの物を出そうとしていると何処からか声がしてきました。
???
「そんな物を入れられると困ります、それをされるとあの方に知られてしまいますからね」
妨害者C
「な!?何者だ・・・ど、どこだ!」
何処でしょう?声は聞こえるのです、ですが分かりません声からして女の人ですね・・・私も辺りを見渡しましたが誰もいません。
???
「ここです」
妨害者C
「かはっ」
突然妨害者の後ろに獣人の人が現れました、耳が獣の耳だったからそう思ったんです。
妨害者が手刀で倒されました、私があれだけ苦戦した者を一撃で倒すなんて。
サーラ
「だ、誰ですかあなたは!」
私は何とか立ち上がって短剣サイズのクナイをポーチから出して構えました、勝てなくとも一撃は入れて見せます。
獣人の人?
「やれやれです、あなたももう少し気を付けなさい」
サーラ
「あ、あなたは影さん!?」
振り向いた顔を見て驚きました、何とケイイチさんの妻にして諜報活動のプロ、影さんでした、影さんが助けてくれたのです。
影
「あなたは格好はしっかりしていますが基本の事が出来ていませんね、それでは密偵にはなれませんよ、もっとしっかり気配を消しなさい」
サーラ
「は、はい!すみません・・・でも影さんはたしか潜入任務をしていたのではないのですか?」
私が質問をしたらため息をついて言ってきました。
影
「はぁ気配を探ることも出来ないのですね、私は宿舎の反対側にいましたよ、今朝の調査でここが襲われると知っていたのです」
サーラ
「ほ、ほんとですか・・・全然気が付かなかったです」
私は全然ダメだったようです、影さんはすごいですね、憧れてしまいます。
サーラ
「影さんお願いします!?私に指導をしてください」
影
「まぁ最初の二人を捕まえた手際を見ても素人とは思えない動きでした・・・仕方ありませんね私が指導をしましょう、丁度明日は空いています」
やりました!?本物の密偵さんに指導をしてもらえるなんて嬉し過ぎます。
サーラ
「あ、ありがとうございます、私頑張ります」
影
「大会が始まるまでまだまだ妨害をしてくるのです、人数は多い方が良いですからね」
妨害工作は阻止できましたが私1人では失敗していました、でもこれからです影さんに指導をしてもらい実力を付けて行きます。
クノイチとして諜報活動が出来るようになってみせます、そして影さんに負けないクノイチになって見せますとも。
もちろん睡眠はちゃんと取っています、そして今日やっと奴らが来ました。
サーラ
「来た・・・今だ⁉︎はぁっ」
妨害者A
「ぎゃっ!」
妨害者B
「何者だ!」
私の麻痺手裏剣が見事妨害者の一人に当たりもう一人が警戒して私を探しています。
妨害者B
「そこかぁーっ!」
妨害者が隠れている私に気付き向かってきました、隠れているのに私の場所がわかるのね。
サーラ
「いけー風魔手裏剣」
向かってきた妨害者に私は大きな手裏剣、そうナル◯・サ◯ケコンビがザ◯ザ戦で使ったあれを投げました。
妨害者B
「な⁉︎こなくそー!」
妨害者が茂みから飛んできた風魔手裏剣をなんとか横に飛んで躱し、こっちを睨んでいます。
妨害者B
「な、何者なんだキサマは!ワアァー」
サーラ
「掛かったー!」
堀っておいた落とし穴の真上に妨害者がきて少しして落ちて行きました。
サーラ
「少し上の板を弱くした方がいいわね、はっ」
妨害者B
「ぐあっ!」
私は呟きながら穴に近づき睡眠クナイを穴に2個投げ、しばらくして寝息が聞こえてきました。
サーラ
「よかったー引っ掛かってくれて、せっかく掘ったのに引っかからないんじゃ寂しいもんね」
私は忍タ〇でクナイを使って穴を掘っているのを見ていたのでやってみたのですが、ハッキリ言って普通にシャベルやつるはしを使った方が早かったです。
まああれも授業でわざわざ道具が無い場面を想定してクナイを使ってたもんね、たしかきり◯が言ってたもん、他の道具を使いたいってさ。
持ち運びが簡単な万能工具扱いですねクナイは、私は途中からシャベル型のクナイを作って掘ってました。
サーラ
「よし、拘束終わり!後はこいつらをっん!・・・やばっ!」
妨害者C
「くそっ気付いたか、だが次はそうはいかんぞ、くらえぇー」
サーラ
「くっなんの!はぁっ⁉︎」
他にもいた妨害者が短剣で攻撃してきたので、私は何とか短剣サイズのクナイを使って応戦し距離を取りました。
妨害者C
「ほう、やるではないか部下に欲しいくらいだ」
相手が言ってきましたが嬉しくないです、だって明らかに向こうは余裕です、嫌味にしか聞こえません。
サーラ
「それはどうも、でも私はイヤよ」
妨害者C
「フン!それはわかっておるわ、それに部下もやられたのだタダではすまさんぞ、どりゃっ!」
私が反応するよりも早く妨害者が動き、私は蹴りをお腹に食らって吹っ飛ばされてしまいました。
サーラ
「かはっ」
妨害者C
「さすがに一撃ではいかんか、だが次はどうかな、くっくっく」
妨害者が次の攻撃をしてこようと歩いて来たので私は手裏剣のポーチに手を入れ反撃しました。
サーラ
「く、はぁっ」
妨害者C
「おっと、それはさっき見たぞ、動けなくなる武器だな、あぶないあぶない」
仲間がやられるところをずっと見てるなんて。
サーラ
「嫌な奴ねあなた」
妨害者C
「ありがとう最高の褒め言葉だ!さあとどめだ、おまえを始末したらこの薬を井戸に入れんといかんからな」
それが今夜の妨害工作ですか、敵わなくてもそれだけは阻止して見せます、私がクナイのポーチから起爆札付きの物を出そうとしていると何処からか声がしてきました。
???
「そんな物を入れられると困ります、それをされるとあの方に知られてしまいますからね」
妨害者C
「な!?何者だ・・・ど、どこだ!」
何処でしょう?声は聞こえるのです、ですが分かりません声からして女の人ですね・・・私も辺りを見渡しましたが誰もいません。
???
「ここです」
妨害者C
「かはっ」
突然妨害者の後ろに獣人の人が現れました、耳が獣の耳だったからそう思ったんです。
妨害者が手刀で倒されました、私があれだけ苦戦した者を一撃で倒すなんて。
サーラ
「だ、誰ですかあなたは!」
私は何とか立ち上がって短剣サイズのクナイをポーチから出して構えました、勝てなくとも一撃は入れて見せます。
獣人の人?
「やれやれです、あなたももう少し気を付けなさい」
サーラ
「あ、あなたは影さん!?」
振り向いた顔を見て驚きました、何とケイイチさんの妻にして諜報活動のプロ、影さんでした、影さんが助けてくれたのです。
影
「あなたは格好はしっかりしていますが基本の事が出来ていませんね、それでは密偵にはなれませんよ、もっとしっかり気配を消しなさい」
サーラ
「は、はい!すみません・・・でも影さんはたしか潜入任務をしていたのではないのですか?」
私が質問をしたらため息をついて言ってきました。
影
「はぁ気配を探ることも出来ないのですね、私は宿舎の反対側にいましたよ、今朝の調査でここが襲われると知っていたのです」
サーラ
「ほ、ほんとですか・・・全然気が付かなかったです」
私は全然ダメだったようです、影さんはすごいですね、憧れてしまいます。
サーラ
「影さんお願いします!?私に指導をしてください」
影
「まぁ最初の二人を捕まえた手際を見ても素人とは思えない動きでした・・・仕方ありませんね私が指導をしましょう、丁度明日は空いています」
やりました!?本物の密偵さんに指導をしてもらえるなんて嬉し過ぎます。
サーラ
「あ、ありがとうございます、私頑張ります」
影
「大会が始まるまでまだまだ妨害をしてくるのです、人数は多い方が良いですからね」
妨害工作は阻止できましたが私1人では失敗していました、でもこれからです影さんに指導をしてもらい実力を付けて行きます。
クノイチとして諜報活動が出来るようになってみせます、そして影さんに負けないクノイチになって見せますとも。
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