55 / 58
最終話 触穢
2②
しおりを挟む
「……同居を始めたのは高校を卒業してすぐだったな」
「はい。法律上、十八歳以上であれば後見人になることができますから」
間宮は当時を思い出すような遠い目をした。
「事件後に僕が初めて叔父さんに会ったのは、中学を卒業してすぐの時でした。お世話になってる児童養護の職員さんたちの中に自称親切な人がいましてね。その人が叔父さんの所在を教えてくれたんです。会いに行った動機は、恨みです。当時、僕は家族の怨霊を抱える原因となった叔父を恨んでいたんです」
間宮は叔父の指先を見つめたまま続けた。
「そこは古くて汚い施設でした。面会室ですでに待っていた叔父は今よりだいぶ正気で、パイプ椅子に座って読書をしていたんです。そこで僕、その本が自分も持っている小説だと気づいたんです。しかも内容を覚えてしまうくらい何度も読み返した話で、びっくりしちゃって。その瞬間――いっせいに僕の中から出て行ったんですよ。八年前に棲み付かれてから一度も離れなかった家族が……」
間宮はかすかに身を震わせた。
「家族は次々と叔父に覆いかぶさっていきました。その時初めて目にしたんです。真っ黒な塊となった家族の姿を。こんな悍ましいものが自分の中に棲んでいたなんて、衝撃でした。叔父はパイプ椅子から転げ落ち、叫びながら家族を必死に引き剥がそうとしてました。実体がないのに。……その時の恐怖に見開かれた叔父の目を、今でも鮮明に覚えています」
イスルギは息を飲む。
間宮の目は何も映っていないように思えた。その脳裏には、当時の情景が描かれているのだろう。
「あまりのことに僕は動けませんでした。もう怖くて怖くて仕方なくて。でも、その一方で、身体はかつてないほどの軽さを感じていました。ああ解放されたんだって、泣きたいほど安堵しました。家族は叔父の元に行ってくれたのだと。思えば今まで僕に憑いていたことがおかしかったんです。自分を殺した犯人に憑くのが道理だもの。なのに――」
間宮はわずかに目を伏せた。睫毛が瞳に影を落とす。
「——叔父が職員の人に取り押さえられて面会室から連れだされたとたん、家族は僕の中に戻ってきたんです」
本当にショックでした——と間宮は呟く声で言い、叔父の手をシーツの上にそっとおろした。
「……神主さんが言ってましたが、ああいったものは場所に縛られているそうですね。それならばと、僕は叔父を引き取ることにしたんです」
間宮は顔を上げると、叔父を見つめた。
「八年間、僕は自分の中に棲む家族の怨霊と一人きりで向き合っていた。誰かに相談しようにも心的外傷後ストレス障害と見做されて即通院になってしまうし、助けてもらうすべもなくて……ずっと孤独でした。でも今は、叔父さんがいる。叔父が家族を引き受けてくれるようになってから、心も体もずいぶんと楽になったんです」
間宮の眼差しは穏やかだった。だがその目には、現在進行で家族が叔父を襲っている姿が見えているのかと思うと、イスルギにはかえって常軌を逸して見えた。
「つまり——君の家族は、八年の歳月を経て叔父に恨みを果たしているというのか?」
「恨み……というより、母は生前、叔父にすごく執着していたからだと思います」
「執着? お母さんは叔父さんと何か——親密な関係にあったのかね」
言外に不倫関係にでもあったのかと問うたのだが、興信所によると低俗なゴシップ紙にすらそんな情報はなかった。むしろ評判の仲の良い夫婦とあったはずだ。
間宮は顔の前で手を振った。
「そうゆう昼ドラとかにありがちなやつじゃないです。母は、壊す前に逃げられたから叔父に強い執着をもってしまったんですよ」
「壊す?」
イスルギは思わず問い直す。
間宮は叔父のもう一方の手を取った。爪切りの刃をあてる。
「そうです。叔父だけじゃない。僕は、母が何人もの人を壊すのを見てきた」
「待て。壊すとは――どうゆうことだ?」
「言葉通りですよ。母は表面上、優しく上品な女性に見えますが、実際は良心がまったく欠如し、他人を苦しめることに罪悪感を持たない人間です。目をつけたおもちゃは決して逃さないし、壊れるまで遊ぶ。そのやり口は、怒鳴ったり、暴力的なことは一切せず、ただ追い詰めるんです。優しく親切な言葉で。一見何気ない態度で」
間宮は一定の速度で丁寧に爪を切ってゆく。
「そうやって精神的に支配し、鬱や自殺に向かわせるんです。母にとってはそうゆうゲームなんですよ。時には絶対的な味方という立場から、時にはまったくの第三者の立場で、より劇的で面白いシチュエーションを組み立てるんです。そして間接的にターゲットの人間関係を操作し、攻撃する」
間宮は最後に小指の爪を切ると、ごみ箱を引き寄せた。ストッパーケースの爪をぱらぱらと空ける。
「イスルギさんは僕の家族をまっとうと言っていましたが、まともな人間が死後あんなおぞましいものになると思いますか? 母だけじゃない。うちは周囲には幸せを絵に描いたような家族と見られてきましたが、蓋を開ければ異常者の集まりです。父は社会的地位もあり、外では頼りになる人柄を演じてましたが、家では母の操り人形でした。母に従うことに悦びを感じているような変態で、命じられれば倫理に反することも平然とやってのける。そして姉は、母の忠実な兵隊でした」
間宮は爪切りをプラスチックケースにしまい、かわりに爪やすりを手に取った。
「家族の身辺を調べると、不審死や事故がたくさん出てきますよ。巧妙にバレないようにしていますが。証拠はもちろん残さないし、怨恨等でなくただ楽しむためにやってるから周囲には動機もないように思われる。しかも追い詰められた人が自分が悪いんだと思うように持って行く。だから疑われない。本人すら壊されるまで——もしくは壊れてしまった後でも気づかないほど、緻密に、慎重に、蝕んでゆく」
淡々と言葉を紡ぎながら、間宮はやはり淡々とした所作で爪先を削ってゆく。
「母は父のこともそうやって支配し、僕にも同じようにしようとした。でも僕は家族が怖くて嫌だったから、友達の家に入り浸ってたんです。幸い、事情を知っても受け入れてくれる友達がいて……」
そこで間宮は手をとめた。
——しょうちゃんか。
間宮の夢に出てきた、黒ランドセルの少年。おそらく彼のことだろう。
「その子にはぜんぶ知られているのに、母は、彼と彼の家族にだけは手を出さなかった。僕に対する人質のつもりだったんでしょうね。そうやって僕が家族から逃げ回っている間に、母は父の弟である叔父に近づいたんです。僕に当てつけるようにしょっちゅう食事に招いたり、お姉ちゃんのピアノのコンクールに誘ったりもしてました。一人暮らしをしていた叔父を気遣っているていで、家族のように接し始めたんです」
叔父の爪に視線を落としたまま、間宮はぐっと歯を食いしばった。
「僕は、母が叔父を僕の代わりに支配しようとしていることにすぐに気づきました。イスルギさん、前回うちに来たときに僕が叔父に似てるって言ってたでしょう。母もよく言っていたから」
母は、しょうちゃんや叔父といった駒を使って、間宮を追い詰めていったのだろう。
イスルギには、家族――というか母が、自分を殺した叔父でなく間宮にとり憑いた理由がわかる気がした。生前、逃げてばかりで落とせなかった息子に、できなかったことをやっているのだ。
「はい。法律上、十八歳以上であれば後見人になることができますから」
間宮は当時を思い出すような遠い目をした。
「事件後に僕が初めて叔父さんに会ったのは、中学を卒業してすぐの時でした。お世話になってる児童養護の職員さんたちの中に自称親切な人がいましてね。その人が叔父さんの所在を教えてくれたんです。会いに行った動機は、恨みです。当時、僕は家族の怨霊を抱える原因となった叔父を恨んでいたんです」
間宮は叔父の指先を見つめたまま続けた。
「そこは古くて汚い施設でした。面会室ですでに待っていた叔父は今よりだいぶ正気で、パイプ椅子に座って読書をしていたんです。そこで僕、その本が自分も持っている小説だと気づいたんです。しかも内容を覚えてしまうくらい何度も読み返した話で、びっくりしちゃって。その瞬間――いっせいに僕の中から出て行ったんですよ。八年前に棲み付かれてから一度も離れなかった家族が……」
間宮はかすかに身を震わせた。
「家族は次々と叔父に覆いかぶさっていきました。その時初めて目にしたんです。真っ黒な塊となった家族の姿を。こんな悍ましいものが自分の中に棲んでいたなんて、衝撃でした。叔父はパイプ椅子から転げ落ち、叫びながら家族を必死に引き剥がそうとしてました。実体がないのに。……その時の恐怖に見開かれた叔父の目を、今でも鮮明に覚えています」
イスルギは息を飲む。
間宮の目は何も映っていないように思えた。その脳裏には、当時の情景が描かれているのだろう。
「あまりのことに僕は動けませんでした。もう怖くて怖くて仕方なくて。でも、その一方で、身体はかつてないほどの軽さを感じていました。ああ解放されたんだって、泣きたいほど安堵しました。家族は叔父の元に行ってくれたのだと。思えば今まで僕に憑いていたことがおかしかったんです。自分を殺した犯人に憑くのが道理だもの。なのに――」
間宮はわずかに目を伏せた。睫毛が瞳に影を落とす。
「——叔父が職員の人に取り押さえられて面会室から連れだされたとたん、家族は僕の中に戻ってきたんです」
本当にショックでした——と間宮は呟く声で言い、叔父の手をシーツの上にそっとおろした。
「……神主さんが言ってましたが、ああいったものは場所に縛られているそうですね。それならばと、僕は叔父を引き取ることにしたんです」
間宮は顔を上げると、叔父を見つめた。
「八年間、僕は自分の中に棲む家族の怨霊と一人きりで向き合っていた。誰かに相談しようにも心的外傷後ストレス障害と見做されて即通院になってしまうし、助けてもらうすべもなくて……ずっと孤独でした。でも今は、叔父さんがいる。叔父が家族を引き受けてくれるようになってから、心も体もずいぶんと楽になったんです」
間宮の眼差しは穏やかだった。だがその目には、現在進行で家族が叔父を襲っている姿が見えているのかと思うと、イスルギにはかえって常軌を逸して見えた。
「つまり——君の家族は、八年の歳月を経て叔父に恨みを果たしているというのか?」
「恨み……というより、母は生前、叔父にすごく執着していたからだと思います」
「執着? お母さんは叔父さんと何か——親密な関係にあったのかね」
言外に不倫関係にでもあったのかと問うたのだが、興信所によると低俗なゴシップ紙にすらそんな情報はなかった。むしろ評判の仲の良い夫婦とあったはずだ。
間宮は顔の前で手を振った。
「そうゆう昼ドラとかにありがちなやつじゃないです。母は、壊す前に逃げられたから叔父に強い執着をもってしまったんですよ」
「壊す?」
イスルギは思わず問い直す。
間宮は叔父のもう一方の手を取った。爪切りの刃をあてる。
「そうです。叔父だけじゃない。僕は、母が何人もの人を壊すのを見てきた」
「待て。壊すとは――どうゆうことだ?」
「言葉通りですよ。母は表面上、優しく上品な女性に見えますが、実際は良心がまったく欠如し、他人を苦しめることに罪悪感を持たない人間です。目をつけたおもちゃは決して逃さないし、壊れるまで遊ぶ。そのやり口は、怒鳴ったり、暴力的なことは一切せず、ただ追い詰めるんです。優しく親切な言葉で。一見何気ない態度で」
間宮は一定の速度で丁寧に爪を切ってゆく。
「そうやって精神的に支配し、鬱や自殺に向かわせるんです。母にとってはそうゆうゲームなんですよ。時には絶対的な味方という立場から、時にはまったくの第三者の立場で、より劇的で面白いシチュエーションを組み立てるんです。そして間接的にターゲットの人間関係を操作し、攻撃する」
間宮は最後に小指の爪を切ると、ごみ箱を引き寄せた。ストッパーケースの爪をぱらぱらと空ける。
「イスルギさんは僕の家族をまっとうと言っていましたが、まともな人間が死後あんなおぞましいものになると思いますか? 母だけじゃない。うちは周囲には幸せを絵に描いたような家族と見られてきましたが、蓋を開ければ異常者の集まりです。父は社会的地位もあり、外では頼りになる人柄を演じてましたが、家では母の操り人形でした。母に従うことに悦びを感じているような変態で、命じられれば倫理に反することも平然とやってのける。そして姉は、母の忠実な兵隊でした」
間宮は爪切りをプラスチックケースにしまい、かわりに爪やすりを手に取った。
「家族の身辺を調べると、不審死や事故がたくさん出てきますよ。巧妙にバレないようにしていますが。証拠はもちろん残さないし、怨恨等でなくただ楽しむためにやってるから周囲には動機もないように思われる。しかも追い詰められた人が自分が悪いんだと思うように持って行く。だから疑われない。本人すら壊されるまで——もしくは壊れてしまった後でも気づかないほど、緻密に、慎重に、蝕んでゆく」
淡々と言葉を紡ぎながら、間宮はやはり淡々とした所作で爪先を削ってゆく。
「母は父のこともそうやって支配し、僕にも同じようにしようとした。でも僕は家族が怖くて嫌だったから、友達の家に入り浸ってたんです。幸い、事情を知っても受け入れてくれる友達がいて……」
そこで間宮は手をとめた。
——しょうちゃんか。
間宮の夢に出てきた、黒ランドセルの少年。おそらく彼のことだろう。
「その子にはぜんぶ知られているのに、母は、彼と彼の家族にだけは手を出さなかった。僕に対する人質のつもりだったんでしょうね。そうやって僕が家族から逃げ回っている間に、母は父の弟である叔父に近づいたんです。僕に当てつけるようにしょっちゅう食事に招いたり、お姉ちゃんのピアノのコンクールに誘ったりもしてました。一人暮らしをしていた叔父を気遣っているていで、家族のように接し始めたんです」
叔父の爪に視線を落としたまま、間宮はぐっと歯を食いしばった。
「僕は、母が叔父を僕の代わりに支配しようとしていることにすぐに気づきました。イスルギさん、前回うちに来たときに僕が叔父に似てるって言ってたでしょう。母もよく言っていたから」
母は、しょうちゃんや叔父といった駒を使って、間宮を追い詰めていったのだろう。
イスルギには、家族――というか母が、自分を殺した叔父でなく間宮にとり憑いた理由がわかる気がした。生前、逃げてばかりで落とせなかった息子に、できなかったことをやっているのだ。
11
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
短い怖い話 (怖い話、ホラー、短編集)
本野汐梨 Honno Siori
ホラー
あなたの身近にも訪れるかもしれない恐怖を集めました。
全て一話完結ですのでどこから読んでもらっても構いません。
短くて詳しい概要がよくわからないと思われるかもしれません。しかし、その分、なぜ本文の様な恐怖の事象が起こったのか、あなた自身で考えてみてください。
たくさんの短いお話の中から、是非お気に入りの恐怖を見つけてください。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
終焉列島:ゾンビに沈む国
ねむたん
ホラー
2025年。ネット上で「死体が動いた」という噂が広まり始めた。
最初はフェイクニュースだと思われていたが、世界各地で「死亡したはずの人間が動き出し、人を襲う」事例が報告され、SNSには異常な映像が拡散されていく。
会社帰り、三浦拓真は同僚の藤木とラーメン屋でその話題になる。冗談めかしていた二人だったが、テレビのニュースで「都内の病院で死亡した患者が看護師を襲った」と報じられ、店内の空気が一変する。
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2026/1/2:『そうしき』の章を追加。2026/1/9の朝4時頃より公開開始予定。
2026/1/1:『いえい』の章を追加。2026/1/8の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/31:『たこあげ』の章を追加。2026/1/7の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/30:『ねんがじょう』の章を追加。2026/1/6の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/29:『ふるいゆうじん』の章を追加。2026/1/5の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/28:『ふゆやすみ』の章を追加。2026/1/4の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/27:『ことしのえと』の章を追加。2026/1/3の朝8時頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる