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引越し
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「どうも、初めまして。隣に引っ越して来ました川上と言います。宜しくお願いします。これ、大したものではないですけどお近づきのしるしにどうぞ。」
隣に住んでいる中年親父と思われる人にインターホン越しに話をする俺。
俺は川上健介36歳、東京で大手電気メーカーに勤めるエンジニアだ。仕事は順調にこなしていたが、部長のお気に入りの後輩が部署移動してきた事で俺が弾き出された形に。追い出されるように地方の工場勤務となり引っ越してきたのだ。
仕事を辞めると言う選択肢もあったが、それだと部長にも後輩にも負けた事になるような気がして、ナニクソ!やってやろうじゃねぇか!と思ってここに来たのである。
地方勤務は初めてだったこともあって不安でいっぱいだったが、自分で部屋を選んで1人で生活していくスタイルは今までの寮生活とはひと味もふた味も違う環境であり、俺に期待感を与えた。
このマンションは会社からも駅からも近く、そこそこ新しいと条件も良かったので少し高かったが思い切って決めたのだ。
同じ会社の人も住んでいるんだろうなとは思いつつも、まずはお隣にご挨拶と思ってとりあえず菓子折りを持って挨拶に向かったのであった。
隣の部屋の表札には「新田」と書いてある。
俺は意を決してチャイムを押す。ピンポンと音がしてしばらくしてから、
「はい、どちらさまで?」
若干低めの声でインターホンから聞こえてきた。その声に俺は少し戸惑いながら、
「隣に引っ越してきた川上と申します。」
「あ、はい、開けますね。」
と言ってガチャっと扉を開けて中の住人が出てきた。
小柄でメガネをかけた典型的な中年男性が現れた。
見た目は優しそうなおじさんであるが、その体型はぷっくりと太ったデブ親父であった。さらに短パンにタンクトップ肌着姿でとてもエロく感じた。
俺はドキッとしてしまったが、すぐに気を取り直して、
「どうも、初めまして。隣に引っ越して来ました川上と言います。宜しくお願いします。これ、大したものではないですけどお近づきのしるしにどうぞ。」
「あ、どうも。新田と言います。ご丁寧にありがとう。でもお気遣いなく。隣なので何かと有るかもしれないけど宜しくね。」
そう新田さんは言ってくれた。
「こちらこそ。転勤で来たのですが初めての土地なので分からないことも多いと思いますので、是非色々と教えてください。」
「はーい、私で分かることなら何なりと。気軽に声掛けて、仲良くしてくれたら嬉しいです。」
最初の低い声の時の印象とはガラリと変わって、見た目通り優しそうで話しやすい新田さん。
見た目だけでなく体型も俺のストライクゾーンのど真ん中で、親しくなれそうで嬉しかった。
そう、実は俺、ゲイなのである。しかも新田さんのようなぽっちゃりデブな中年オヤジが好きなのだ。
そんな事はつゆ知らずの新田さんは愛想良く相手してくれて、少し話をして部屋に戻った。
気さくな感じの人だし、仲良く出来たら良いなぁ。と思っていたら少し興奮してきた。
新田さんがバックから犯されているところを想像してしまう俺。でもめちゃくちゃその想像がエロくって、チンポを取り出してシコシコとオナニーしてしまう。
新田さんが赤い顔をしながらバックを突かれてトコロテンしてしまった瞬間に俺の限界も来て思いっきり床にぶっ飛ばしてしまった。
そんな事あるわけ無いよなと自分に言い聞かせて我に返る。
明日からは転勤後の出社初日だ。
頑張るしか無いぞ!と自分自身に喝を入れて早めに就寝した。
隣に住んでいる中年親父と思われる人にインターホン越しに話をする俺。
俺は川上健介36歳、東京で大手電気メーカーに勤めるエンジニアだ。仕事は順調にこなしていたが、部長のお気に入りの後輩が部署移動してきた事で俺が弾き出された形に。追い出されるように地方の工場勤務となり引っ越してきたのだ。
仕事を辞めると言う選択肢もあったが、それだと部長にも後輩にも負けた事になるような気がして、ナニクソ!やってやろうじゃねぇか!と思ってここに来たのである。
地方勤務は初めてだったこともあって不安でいっぱいだったが、自分で部屋を選んで1人で生活していくスタイルは今までの寮生活とはひと味もふた味も違う環境であり、俺に期待感を与えた。
このマンションは会社からも駅からも近く、そこそこ新しいと条件も良かったので少し高かったが思い切って決めたのだ。
同じ会社の人も住んでいるんだろうなとは思いつつも、まずはお隣にご挨拶と思ってとりあえず菓子折りを持って挨拶に向かったのであった。
隣の部屋の表札には「新田」と書いてある。
俺は意を決してチャイムを押す。ピンポンと音がしてしばらくしてから、
「はい、どちらさまで?」
若干低めの声でインターホンから聞こえてきた。その声に俺は少し戸惑いながら、
「隣に引っ越してきた川上と申します。」
「あ、はい、開けますね。」
と言ってガチャっと扉を開けて中の住人が出てきた。
小柄でメガネをかけた典型的な中年男性が現れた。
見た目は優しそうなおじさんであるが、その体型はぷっくりと太ったデブ親父であった。さらに短パンにタンクトップ肌着姿でとてもエロく感じた。
俺はドキッとしてしまったが、すぐに気を取り直して、
「どうも、初めまして。隣に引っ越して来ました川上と言います。宜しくお願いします。これ、大したものではないですけどお近づきのしるしにどうぞ。」
「あ、どうも。新田と言います。ご丁寧にありがとう。でもお気遣いなく。隣なので何かと有るかもしれないけど宜しくね。」
そう新田さんは言ってくれた。
「こちらこそ。転勤で来たのですが初めての土地なので分からないことも多いと思いますので、是非色々と教えてください。」
「はーい、私で分かることなら何なりと。気軽に声掛けて、仲良くしてくれたら嬉しいです。」
最初の低い声の時の印象とはガラリと変わって、見た目通り優しそうで話しやすい新田さん。
見た目だけでなく体型も俺のストライクゾーンのど真ん中で、親しくなれそうで嬉しかった。
そう、実は俺、ゲイなのである。しかも新田さんのようなぽっちゃりデブな中年オヤジが好きなのだ。
そんな事はつゆ知らずの新田さんは愛想良く相手してくれて、少し話をして部屋に戻った。
気さくな感じの人だし、仲良く出来たら良いなぁ。と思っていたら少し興奮してきた。
新田さんがバックから犯されているところを想像してしまう俺。でもめちゃくちゃその想像がエロくって、チンポを取り出してシコシコとオナニーしてしまう。
新田さんが赤い顔をしながらバックを突かれてトコロテンしてしまった瞬間に俺の限界も来て思いっきり床にぶっ飛ばしてしまった。
そんな事あるわけ無いよなと自分に言い聞かせて我に返る。
明日からは転勤後の出社初日だ。
頑張るしか無いぞ!と自分自身に喝を入れて早めに就寝した。
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