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第2章
33.窮地と救い
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『オーブリー・セドル・マキシム。テスオラ王国の侯爵家の嫡男か。年齢は15歳。テスオラ神官府での成績はリーリアに次いで常に二位』
オーブリーの情報を視ているのか、神はスラスラと呟く。随従がオーブリーの頭を鷲掴み、顔を上げさせた。
『不愉快だ。その顔、覚えておこう。いずれ昇天し、天界に来た時は覚悟しておけ。父神に頼み、相応の神の神使に割り振られるよう采配していただく。――いや、いっそこの詰り、今この地上で発散してやろうか』
重ねて呟かれた言葉に、目の前が真っ暗になる。高位神が荒れれば、宗主国に君臨している天威師が出動して宥めてくれるだろう。だが、それまでの僅かな間に被害が出てしまう。
『――ん?』
だが、今にも荒神化しそうだった神が、不意に目を瞬かせた。しばし宙を見上げ、不機嫌だった表情をふわりと柔らかくして頷く。
『そうか、分かった。すぐに行く』
そして興味の失せた顔でリーリアとオーブリーを見下ろす。ふっと神威の枷が消えた。激しく咳き込む人間たちを眺め、神は醒めた表情で言い放った。
『用事ができた。今日は見逃してやろう。だが、私はもはやお前たちの祭祀に協力することはない。早急に代わりを探すのだな』
そして、随従たちと共にかき消えた。
逆巻く神威が消えた場で、上半身を起こしたリーリアはしばし呆然としていた。
『……い。……ではない』
囁くような声が聞こえ、ノロノロと顔を向けると、床に蹲ったオーブリーが顔面蒼白で声を絞り出している。
『お、俺のせいではない……そうだ、この儀式の責任者はお前だろう、リーリア。場を上手く取り仕切れなかったお前が悪いのだ!』
『そんなっ……わたくしは何度もあなたを止めましたわ。退室も促しましたでしょう! それを聞かずに暴走したのはあなたですわ!』
『黙れ! 他の神官を取りまとめて総指揮を取るのがお前の役目だ。俺を止められなかったのはお前の失態だ! 俺は知らん、明日までにお前が何とかしろ!』
たった11歳の少女に自身の非と尻拭いを押し付け、オーブリーは逃げるように部屋を出て行った。
『……う……うぅっ』
一人残されたリーリアは床にへたり込んでいたが、やがて泣き出した。
どうすれば良いのか分からなかった。御山洗の儀式が明朝に迫った今、このような事態になってしまった。王家からも近隣の属国からも注目されている国家事業なのに。
『どうすれば良いの……どうすれば――』
涙が後から後から零れ落ちる。
今から天に祈念し直しても、急に代わりが見つかるはずもない。主任神官や父に相談しても、彼らとてどうしようもないだろう。
神事は大失敗だ。それも、高位神の不興を買うという最悪の形で。数え切れないほど多くの人に迷惑をかけ、面目を潰し、落胆させてしまう。祖父は激怒し、あの太い杖で何発も殴って来るだろう。
『う……うわあぁぁん』
絶望的な思いと共に、今までに溜まった疲労や不安が噴き出した。凄まじいプレッシャーを背負いながら、ずっと堰き止めていた心が決壊し、リーリアは体を丸めて泣き続けた。
《――泣かないで》
だから、そっと語りかける声が聞こえても、最初は幻聴かと思っていた。
《泣かないで、リーリア》
しかし、繰り返し聞こえる声に、おずおずと顔を上げる。涙でぼやけた視界には誰も映らない。周囲を見回しても、人影は見当たらない。
『……だれ……?』
脳裏に響くこれは、肉声ではなく念話だ。
《私は天の神だ》
もしこの声が街中かどこかで聞こえていたら、真っ先に神を騙る妖魔邪霊を疑っていた。だが、ここは神官府の中心部であり、高位の神を勧請する特別な場所だ。神官もしくは天に属する存在以外は入れない。
つまり、この声は本物の神であることになるが……神が何故声をかけて来たのか。
《かなり前から、ずっとあなたを視ていた》
《わたくしを? どうして?》
《ウ……あの子ども姿の神から聞いていたんだ。テスオラという国で近く大規模な神事が行われることになり、自分が協力することになった。神官府も準備に奔走しているようだ、と》
この声の主は、怒らせてしまった少年神と知り合いらしい。そもそも、神同士は皆仲が良いと聞く。
《それで興味を持ったから、私も神官府の様子を視て、あなたを見つけた。まだ子どもなのに、重いものを背負って必死に頑張る姿を偉いと思った。こっそり応援していたんだよ。……だけど、最後の最後で大変なことになってしまったね》
労わるような響きを込めた声に、再び熱い涙が溢れる。厳格ですぐに怒鳴る祖父。気弱でいつもおどおどしている父。子どもに興味がない母。我関せずのアヴェント家の使用人たち。事なかれ主義で祖父の顔色を窺うばかりの神官たち。
こんなに優しい言葉をかけてくれる人は、周囲に一人もいなかった。
《ど、どうすれば良いのでしょうか? 高位の神を怒らせてしまいましたの。王国に天罰が下るかも……》
リーリアはしゃくり上げながら問いかける。穏やかな声は、安心させるように言葉を返してくれた。
《それは大丈夫だ。私があの神を宥める。さっきも荒れかけてあなたが危なそうだったから、念話を送った。私の領域にある神花が綺麗に咲いたから、ぜひ絵を描いて欲しいと。あの神は絵が好きだから。今は天界に戻って来て、一心に描いてくれている。怒りなんかすっかり忘れているよ》
小さな神がいきなり機嫌を治して天に還ったのは、声の主が呼んでくれたからだったらしい。
《あ、ありがとうございます……何とお礼を申し上げたら良いか。わ……わたくしがきちんとできなかったせいで、こんなことになってしまいましたわ》
オーブリーが乱入した際、他の神官を呼ぼうと念話を発動したものの、上手く繋がらなかった。おそらく、オーブリーの霊威で妨害されていたのだ。高位神の勧請で大きく消耗していたリーリアは、その妨害を突破できなかった。
《あなたは悪くない。視ていたけど、あんなの止めようがないよ。あなたはよく頑張った。……リーリア。私が代わりに御山洗の神事に協力してあげる》
《えっ……》
オーブリーの情報を視ているのか、神はスラスラと呟く。随従がオーブリーの頭を鷲掴み、顔を上げさせた。
『不愉快だ。その顔、覚えておこう。いずれ昇天し、天界に来た時は覚悟しておけ。父神に頼み、相応の神の神使に割り振られるよう采配していただく。――いや、いっそこの詰り、今この地上で発散してやろうか』
重ねて呟かれた言葉に、目の前が真っ暗になる。高位神が荒れれば、宗主国に君臨している天威師が出動して宥めてくれるだろう。だが、それまでの僅かな間に被害が出てしまう。
『――ん?』
だが、今にも荒神化しそうだった神が、不意に目を瞬かせた。しばし宙を見上げ、不機嫌だった表情をふわりと柔らかくして頷く。
『そうか、分かった。すぐに行く』
そして興味の失せた顔でリーリアとオーブリーを見下ろす。ふっと神威の枷が消えた。激しく咳き込む人間たちを眺め、神は醒めた表情で言い放った。
『用事ができた。今日は見逃してやろう。だが、私はもはやお前たちの祭祀に協力することはない。早急に代わりを探すのだな』
そして、随従たちと共にかき消えた。
逆巻く神威が消えた場で、上半身を起こしたリーリアはしばし呆然としていた。
『……い。……ではない』
囁くような声が聞こえ、ノロノロと顔を向けると、床に蹲ったオーブリーが顔面蒼白で声を絞り出している。
『お、俺のせいではない……そうだ、この儀式の責任者はお前だろう、リーリア。場を上手く取り仕切れなかったお前が悪いのだ!』
『そんなっ……わたくしは何度もあなたを止めましたわ。退室も促しましたでしょう! それを聞かずに暴走したのはあなたですわ!』
『黙れ! 他の神官を取りまとめて総指揮を取るのがお前の役目だ。俺を止められなかったのはお前の失態だ! 俺は知らん、明日までにお前が何とかしろ!』
たった11歳の少女に自身の非と尻拭いを押し付け、オーブリーは逃げるように部屋を出て行った。
『……う……うぅっ』
一人残されたリーリアは床にへたり込んでいたが、やがて泣き出した。
どうすれば良いのか分からなかった。御山洗の儀式が明朝に迫った今、このような事態になってしまった。王家からも近隣の属国からも注目されている国家事業なのに。
『どうすれば良いの……どうすれば――』
涙が後から後から零れ落ちる。
今から天に祈念し直しても、急に代わりが見つかるはずもない。主任神官や父に相談しても、彼らとてどうしようもないだろう。
神事は大失敗だ。それも、高位神の不興を買うという最悪の形で。数え切れないほど多くの人に迷惑をかけ、面目を潰し、落胆させてしまう。祖父は激怒し、あの太い杖で何発も殴って来るだろう。
『う……うわあぁぁん』
絶望的な思いと共に、今までに溜まった疲労や不安が噴き出した。凄まじいプレッシャーを背負いながら、ずっと堰き止めていた心が決壊し、リーリアは体を丸めて泣き続けた。
《――泣かないで》
だから、そっと語りかける声が聞こえても、最初は幻聴かと思っていた。
《泣かないで、リーリア》
しかし、繰り返し聞こえる声に、おずおずと顔を上げる。涙でぼやけた視界には誰も映らない。周囲を見回しても、人影は見当たらない。
『……だれ……?』
脳裏に響くこれは、肉声ではなく念話だ。
《私は天の神だ》
もしこの声が街中かどこかで聞こえていたら、真っ先に神を騙る妖魔邪霊を疑っていた。だが、ここは神官府の中心部であり、高位の神を勧請する特別な場所だ。神官もしくは天に属する存在以外は入れない。
つまり、この声は本物の神であることになるが……神が何故声をかけて来たのか。
《かなり前から、ずっとあなたを視ていた》
《わたくしを? どうして?》
《ウ……あの子ども姿の神から聞いていたんだ。テスオラという国で近く大規模な神事が行われることになり、自分が協力することになった。神官府も準備に奔走しているようだ、と》
この声の主は、怒らせてしまった少年神と知り合いらしい。そもそも、神同士は皆仲が良いと聞く。
《それで興味を持ったから、私も神官府の様子を視て、あなたを見つけた。まだ子どもなのに、重いものを背負って必死に頑張る姿を偉いと思った。こっそり応援していたんだよ。……だけど、最後の最後で大変なことになってしまったね》
労わるような響きを込めた声に、再び熱い涙が溢れる。厳格ですぐに怒鳴る祖父。気弱でいつもおどおどしている父。子どもに興味がない母。我関せずのアヴェント家の使用人たち。事なかれ主義で祖父の顔色を窺うばかりの神官たち。
こんなに優しい言葉をかけてくれる人は、周囲に一人もいなかった。
《ど、どうすれば良いのでしょうか? 高位の神を怒らせてしまいましたの。王国に天罰が下るかも……》
リーリアはしゃくり上げながら問いかける。穏やかな声は、安心させるように言葉を返してくれた。
《それは大丈夫だ。私があの神を宥める。さっきも荒れかけてあなたが危なそうだったから、念話を送った。私の領域にある神花が綺麗に咲いたから、ぜひ絵を描いて欲しいと。あの神は絵が好きだから。今は天界に戻って来て、一心に描いてくれている。怒りなんかすっかり忘れているよ》
小さな神がいきなり機嫌を治して天に還ったのは、声の主が呼んでくれたからだったらしい。
《あ、ありがとうございます……何とお礼を申し上げたら良いか。わ……わたくしがきちんとできなかったせいで、こんなことになってしまいましたわ》
オーブリーが乱入した際、他の神官を呼ぼうと念話を発動したものの、上手く繋がらなかった。おそらく、オーブリーの霊威で妨害されていたのだ。高位神の勧請で大きく消耗していたリーリアは、その妨害を突破できなかった。
《あなたは悪くない。視ていたけど、あんなの止めようがないよ。あなたはよく頑張った。……リーリア。私が代わりに御山洗の神事に協力してあげる》
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