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最後の爆弾
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『まぁ、伝えたかった内容はザっとこんなところだ』
「とりあえず後ろには気を付けろって事か」
『そういう事だな。俺達が監視しているが……出し抜ける奴がいないとは断言出来ない』
「百パーセント、絶対なんてことはあり得ないからな」
実力がとんでもなく離れている状況ではあり得るが、実力が拮抗している状態で結果に絶対はあり得ない。
それは断言出来る。
『マスターには俺達以外にも大きな後ろ盾があるのだから、なんとかなりそうな気がしなくもないがな』
「権力的な問題はそうかもしれないが、考えが振り切った奴はそうもいかないだろ」
『そうだな。あっ、そういえばなんだが……暗い話しの他にはマスターが気になりそうな情報が入ってるぞ』
「権力とかが混ざってる内容以外に俺が気になる情報、ねぇ……一応教えてくれ」
もしかしたら今後面倒になる情報かもしれない。
頭に入れておいて損は無い筈だ。
『マスターがシングルスの一回戦に戦った相手を覚えているか?』
「あぁ、イーリス・リザードだろ。向こうが俺の事を結構嫌っててな、覚えてるよ」
接近戦は大したこと無かったけど、魔法の才能はピカ一だった。
性格は嫌な奴ってイメージだが、強くなる事に対するイメージは良かった。
才能に胡坐をかかないタイプだろうからな。
『確定って訳じゃ無いんだが、そのイーリス・リザードをマスターの第二夫人にしようかって流れがあるみたいだぞ』
「・・・・・・ごめん、良く聞こえなかった。もう一度言ってもらって良いか」
あれ? 別に今日のダブルスで耳をやられた記憶は無いんだが……もしかしていつの間にかやられてたか?
『はっはっは、マスターでも戸惑ってしまう事があるんだな。決定では無いが、イーリス・リザードをマスターの第二夫人にしようって流れがあるというだけだ。うちの情報収集専門の奴が得た情報だからかなり正確な内容だと思うぞ』
「……いやいやいや、バカだろ」
なんで、あいつが俺の第二夫人に?
だって俺あいつのこと結構ボコボコにしたよな。
てか……そんな事絶対にイーリス・リザードが認める訳無いだろ。
俺にあそこまでボロカスにされたとしても、心変わりをするようには思えない。
『マスターからすればそう思ってしまうかもな。ただ言った通り、それは決定事項ではない。だが、そういう流れに持って行っても良いのではという話が出ているだけだ。それの内容にリザード家の当主は賛成している』
「なんで……やっぱりあれか、貴族ってあんまり自分の子供を大切にしていないのか?」
『いや、別にそういう訳では無いんじゃないのか? マスターは仮にそんな状況になったとしてもイーリス・リザードを邪険に扱わないだろ』
「・・・・・・基本的にはな。ただ、それは向こうの態度しだいだ。俺はイーリス・リザードを嫌ってはいないが、好きでもないからな」
この世界では一夫多妻なんて珍しくは無いのだろうけど、俺からすれば正直戸惑う制度だ。
というか、俺にそんな甲斐性がある訳が無い。
『初対面であんな会話をしていたらそうなるか。ただ、そうなればマスターの後ろはより強固になるだろうな』
「……公爵家の後ろ盾が二枚。そう考えるとあれだが、正直お断りな縁談だ」
『そうなのか? 性格はマスターと合わないかもしれないが、見た目は悪く無いだろう』
「そういうので決めないっての。たくっ……その話、結構強硬手段で行われそうなのか?」
『今のところそのような様子は無い。しかし絶対では無いからな……もし強硬手段で来たらどうするのだ?』
情報を得るのはディーザスの連中に任せれば良いが、公爵家の提案を跳ね返すのに連中の力を借りるのは違う……なら、答えは一つだな。
「そうだなぁ……本人が俺と一対一で戦って勝つ。そうすれば要求を飲んでも良いかもな」
『なるほど、マスターらしい対応だな。そして・・・・・・絶対に要求を飲む気が無い。マスターの本気を見せてもらった俺達からすれば、大会での戦いは軽い運動に過ぎないからな』
あの時と比べればそりゃなぁ……ともかく、イーリス・リザードとの縁談とか基本的にお断りだ。
「とりあえず後ろには気を付けろって事か」
『そういう事だな。俺達が監視しているが……出し抜ける奴がいないとは断言出来ない』
「百パーセント、絶対なんてことはあり得ないからな」
実力がとんでもなく離れている状況ではあり得るが、実力が拮抗している状態で結果に絶対はあり得ない。
それは断言出来る。
『マスターには俺達以外にも大きな後ろ盾があるのだから、なんとかなりそうな気がしなくもないがな』
「権力的な問題はそうかもしれないが、考えが振り切った奴はそうもいかないだろ」
『そうだな。あっ、そういえばなんだが……暗い話しの他にはマスターが気になりそうな情報が入ってるぞ』
「権力とかが混ざってる内容以外に俺が気になる情報、ねぇ……一応教えてくれ」
もしかしたら今後面倒になる情報かもしれない。
頭に入れておいて損は無い筈だ。
『マスターがシングルスの一回戦に戦った相手を覚えているか?』
「あぁ、イーリス・リザードだろ。向こうが俺の事を結構嫌っててな、覚えてるよ」
接近戦は大したこと無かったけど、魔法の才能はピカ一だった。
性格は嫌な奴ってイメージだが、強くなる事に対するイメージは良かった。
才能に胡坐をかかないタイプだろうからな。
『確定って訳じゃ無いんだが、そのイーリス・リザードをマスターの第二夫人にしようかって流れがあるみたいだぞ』
「・・・・・・ごめん、良く聞こえなかった。もう一度言ってもらって良いか」
あれ? 別に今日のダブルスで耳をやられた記憶は無いんだが……もしかしていつの間にかやられてたか?
『はっはっは、マスターでも戸惑ってしまう事があるんだな。決定では無いが、イーリス・リザードをマスターの第二夫人にしようって流れがあるというだけだ。うちの情報収集専門の奴が得た情報だからかなり正確な内容だと思うぞ』
「……いやいやいや、バカだろ」
なんで、あいつが俺の第二夫人に?
だって俺あいつのこと結構ボコボコにしたよな。
てか……そんな事絶対にイーリス・リザードが認める訳無いだろ。
俺にあそこまでボロカスにされたとしても、心変わりをするようには思えない。
『マスターからすればそう思ってしまうかもな。ただ言った通り、それは決定事項ではない。だが、そういう流れに持って行っても良いのではという話が出ているだけだ。それの内容にリザード家の当主は賛成している』
「なんで……やっぱりあれか、貴族ってあんまり自分の子供を大切にしていないのか?」
『いや、別にそういう訳では無いんじゃないのか? マスターは仮にそんな状況になったとしてもイーリス・リザードを邪険に扱わないだろ』
「・・・・・・基本的にはな。ただ、それは向こうの態度しだいだ。俺はイーリス・リザードを嫌ってはいないが、好きでもないからな」
この世界では一夫多妻なんて珍しくは無いのだろうけど、俺からすれば正直戸惑う制度だ。
というか、俺にそんな甲斐性がある訳が無い。
『初対面であんな会話をしていたらそうなるか。ただ、そうなればマスターの後ろはより強固になるだろうな』
「……公爵家の後ろ盾が二枚。そう考えるとあれだが、正直お断りな縁談だ」
『そうなのか? 性格はマスターと合わないかもしれないが、見た目は悪く無いだろう』
「そういうので決めないっての。たくっ……その話、結構強硬手段で行われそうなのか?」
『今のところそのような様子は無い。しかし絶対では無いからな……もし強硬手段で来たらどうするのだ?』
情報を得るのはディーザスの連中に任せれば良いが、公爵家の提案を跳ね返すのに連中の力を借りるのは違う……なら、答えは一つだな。
「そうだなぁ……本人が俺と一対一で戦って勝つ。そうすれば要求を飲んでも良いかもな」
『なるほど、マスターらしい対応だな。そして・・・・・・絶対に要求を飲む気が無い。マスターの本気を見せてもらった俺達からすれば、大会での戦いは軽い運動に過ぎないからな』
あの時と比べればそりゃなぁ……ともかく、イーリス・リザードとの縁談とか基本的にお断りだ。
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