万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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学力

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「ハンターならではの示し方、か……そうなのかも、しれないな」

ハンターならそういうので気を引き、それから好意を示すべきだとアリクに伝えると、一応俺の考えに理解はしてくれた。

ただ、多分それは自分たちの理想なんだろう……って言いたげな顔を浮かべる。

「というか、あれだ。俺から見ての話だけどさ、そもそもクレア姉さんもサルネさんもリースさんもさ、仮に貴族令嬢じゃなくて平民だったとしても、実力が今と同程度なら、そう簡単に付き合える人じゃないよね」

「あぁ~~~~…………そう、だな。立場を抜きにしても、中々難しいだろうな」

「でしょ。アリクの紹介があったとしても、クレア姉さんたちだって人の魂胆を見抜く眼は持ってるわけだから、まずそこの認識が間違ってると思うんだよね」

アリクだけじゃなくて、クレア姉さんたちも貴族の世界という決して豪華絢爛だけではない世界を生き抜いてきたんだから、そういう眼は持ち合わせてる。

アリクに紹介してもらった方が手間が省けるというか、認知されるって考えは合ってるかもしれないけど、結局そこで止まるし、最悪印象が悪くなって終わるだけの可能性もある。

「って、俺は若い野郎ハンターたちに認識してもらいたいんだけど……無理なんかな?」

「ラガス……知ってるか。ハンターになる者たちの大半は、平民出身の人だ」

「それは解ってるけど」

「……言い方はあまり良くないが、おそらくそこまで考えることが出来ないんだ」

………………それは、盲点だった。

「…………アリク。それは、俺たちはこれこれこういう理由で、そもそもこうなってるから俺の紹介があっても意味無いよってアリクが説明したとしても……理解してくれないのか?」

「理解出来る者はいると思うぞ。ただ、だからといって納得してくれるかどうか……」

うわぁ~~~~~……最悪のそれはそれ、これはこれって感じだな。

「やってみなきゃ解らないだろ、って言うわけか」

「実際に俺がやんわりそれを伝えたら、そう言ってきた奴もいた」

……多分、多分だけど……あれなんだろうな。
ハンターとして活動を始めるまで、あまり何かを学ぶっていう機会がなかったんだろうな。

学園に通う貴族であれば、将来の目標は騎士!!! 前衛で戦って戦いまくる騎士だ!!!! って奴も、赤点を取って補修を受けないようにある程度勉強しなきゃいけない。
だから、一応……一応、本当の意味でも学力が身に付く。

「……アリク。なんか……あれだね。勉強するって、割と大事な事だったんだね」

「そうだな、ラガス。お前と同じで、ある程度ハンターになるって決めてたから、座学なんてぶっちゃけ将来役に立たないよなって思ってたが……割とそんな事なかったな」

俺もアリクも、座学は好きなタイプじゃない。
でも、最低限以上の努力はして、赤点を取らないようにしていた。

…………学べる機会がないのは、別に彼らが望んでそうしてる訳じゃないっていうのは解ってる。
ただ……ここまでくると、ちょっと話が通じないって思われても仕方ないんじゃないかって、思ってしまうな。

「自分の可能性を信じてると言えば良い感じに聞こえるけど、ぶっちゃけそれって人の、アリクの話を聞いてないってだけだもんな」

「悲しいが、そういう事だろうな」

「そういうのを考えると……あぁ~~~、でもそうか。ハンターの世界からすれば、俺たちの方が珍しい例だもんな」

ギルドがそこら辺の指導、教育を行ってもらえば良いんじゃないかって思ったけど、そもそも俺たちみたいな例が珍しいんだから、そこに対して時間や……金? を割いてくれっていうのは……貴族の傲慢命令だって思われるか~~~~~~。

「…………こっちからハンターの世界に飛び込んだ手前、無理は言えないか~~」

「だな……けど、この前仲良くなったベテランの先輩から、お前にも原因があるかもなって言われたんだよ」

……待て待て待て、そうなってくると話が変わるぞ。
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