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実績があるから?
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食事中に俺たちに声を掛けてきたのは、キザな感じの優男とチャラさが強めの男だった。
「構わないけど、とりあえず椅子を持ってきて座ろうとはしないでくれ」
「っ、おいおい。そんなつれないことを言うなよ兄ちゃん。それじゃあゆっくり話せないだろ」
「テーブルに座られたら、ゆっくり話してしまうことになるんだろう。だから、要件があるなら座らずに立って話してくれ」
腹芸は得意ではない。
しっかり貴族として生きてきた奴と比べれば、劣る部分はあるだろう。
それでも、舌戦とかはあまりしてこなかったけど、学園という場所で生活してた事もあって、人の視線や表情に関して直ぐにある程度把握出来るようになった。
だから、断言出来る。
このキザ優男とチャラ男は、ただセルシアたちに近づいてやりたいだけだと。
「解った解った。ほら、君たちが遊泳のアビリティを中々獲得できないって話してただろ。だから、良かったら僕たちが教えようかなと思ってさ」
…………多分、遊泳のアビリティ自体は持ってるだろうな。
ただ、やっぱり隠せてねぇ。
今話してるのは俺だっていうのに、本当の意味での視線はセルシアやイーリスたちの方に向いてやがる。
「ほら、既に体得してる人に教えてもらった方が、君らも早く体得できるでしょ」
「かもしれないな。ただ、急いでるならハンターギルドに依頼している。別に金には困ってないんで」
事実、それぐらいの金はあるし、そういう事に使っても良いと思ってる。
「それでもあれっしょ。俺らに教われば違う事に使えるじゃん。そっちの方がお得っしょ」
「悪いけど、全く知らない人物に教わるつもりはない」
「んじゃ、これから知っていけば良いじゃんよ」
あぁ言えばこう言うって感じだな。
自分の面に自信がある奴は本当に面倒だ。
「っていうか、さっきから君ばっかりが話してるけど、そっちの女の子たちの考えが聞けてないんだよな~」
「そうだね。君がこの面子のリーダーなのかもしれないけど、女の子たちの意見も聞くべきじゃないかな」
……へいへい。
確かにそれはそうだな。
「お前ら、どうしたい」
「丁重にお断りさせていただきます」
「いらない、かな」
「結構ですわ」
「「っ!!??」」
メリル、セルシア、イーリスは予想通りの対応。
それで、このキザ優男とチャラ男も……うん、予想通りの反応だな。
そりゃ良い顔はしてると思うよ。
顔面偏差値が高い両親が生んでくれたから、それなりに良い顔だとは思うけど、この二人の方が良いって思う女性は全然いるだろう。
ただ……ここまで露骨に驚くってことは、そんなに今までそうやって声を掛けてきた女性たちを、上手く食べてきたのか?
「遠慮しますね~~」
「そなた達の助けは必要ない」
「これぐらいの事、自分たちの力だけで乗り越えられなければならないというものです」
「え、遠慮しておきます」
「面倒っちゃ面倒だけど、マジでルナリアの言う通りって感じだしな~~~……つかさ、あんたらちょっと眼ぇギラギラし過ぎ。ぶっちゃけスケベな貴族坊ちゃんたちと変わんないよ」
「「っ!!!!!?????」」
人によっては、もしかしたらシェリカさんの言葉はキツイダメージになるのかもな。
「そういう訳だ。というか、仮にこの人たちに手を出そうもんなら、裏であれよこれよとボロカスにされてから死ぬかもしれないけど、それでもまだその無駄な誘い続けるか?」
「っ、ひ、必要ないなら仕方ないね。それじゃあ」
引きつった笑みを浮かべながらも、二人は速足で出て行った。
解ってはいたけど……ん~~~~~、ダサい。
「……ラガス。あぁいう者たちは、何故あんなに自信満々ですの」
「ナンパなんてしたことないから知らん…………まぁ、例えるならあれなんじゃないか。俺達にとって、モンスター
を仕留める必勝パターン、必殺技みたいなのと同じだろ」
もう何度も成功してきた実績があるからこそ、自信があるんだろうな。
じゃなきゃ、あそこまで自信満々で下心を零せる理由が解らん。
「構わないけど、とりあえず椅子を持ってきて座ろうとはしないでくれ」
「っ、おいおい。そんなつれないことを言うなよ兄ちゃん。それじゃあゆっくり話せないだろ」
「テーブルに座られたら、ゆっくり話してしまうことになるんだろう。だから、要件があるなら座らずに立って話してくれ」
腹芸は得意ではない。
しっかり貴族として生きてきた奴と比べれば、劣る部分はあるだろう。
それでも、舌戦とかはあまりしてこなかったけど、学園という場所で生活してた事もあって、人の視線や表情に関して直ぐにある程度把握出来るようになった。
だから、断言出来る。
このキザ優男とチャラ男は、ただセルシアたちに近づいてやりたいだけだと。
「解った解った。ほら、君たちが遊泳のアビリティを中々獲得できないって話してただろ。だから、良かったら僕たちが教えようかなと思ってさ」
…………多分、遊泳のアビリティ自体は持ってるだろうな。
ただ、やっぱり隠せてねぇ。
今話してるのは俺だっていうのに、本当の意味での視線はセルシアやイーリスたちの方に向いてやがる。
「ほら、既に体得してる人に教えてもらった方が、君らも早く体得できるでしょ」
「かもしれないな。ただ、急いでるならハンターギルドに依頼している。別に金には困ってないんで」
事実、それぐらいの金はあるし、そういう事に使っても良いと思ってる。
「それでもあれっしょ。俺らに教われば違う事に使えるじゃん。そっちの方がお得っしょ」
「悪いけど、全く知らない人物に教わるつもりはない」
「んじゃ、これから知っていけば良いじゃんよ」
あぁ言えばこう言うって感じだな。
自分の面に自信がある奴は本当に面倒だ。
「っていうか、さっきから君ばっかりが話してるけど、そっちの女の子たちの考えが聞けてないんだよな~」
「そうだね。君がこの面子のリーダーなのかもしれないけど、女の子たちの意見も聞くべきじゃないかな」
……へいへい。
確かにそれはそうだな。
「お前ら、どうしたい」
「丁重にお断りさせていただきます」
「いらない、かな」
「結構ですわ」
「「っ!!??」」
メリル、セルシア、イーリスは予想通りの対応。
それで、このキザ優男とチャラ男も……うん、予想通りの反応だな。
そりゃ良い顔はしてると思うよ。
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ただ……ここまで露骨に驚くってことは、そんなに今までそうやって声を掛けてきた女性たちを、上手く食べてきたのか?
「遠慮しますね~~」
「そなた達の助けは必要ない」
「これぐらいの事、自分たちの力だけで乗り越えられなければならないというものです」
「え、遠慮しておきます」
「面倒っちゃ面倒だけど、マジでルナリアの言う通りって感じだしな~~~……つかさ、あんたらちょっと眼ぇギラギラし過ぎ。ぶっちゃけスケベな貴族坊ちゃんたちと変わんないよ」
「「っ!!!!!?????」」
人によっては、もしかしたらシェリカさんの言葉はキツイダメージになるのかもな。
「そういう訳だ。というか、仮にこの人たちに手を出そうもんなら、裏であれよこれよとボロカスにされてから死ぬかもしれないけど、それでもまだその無駄な誘い続けるか?」
「っ、ひ、必要ないなら仕方ないね。それじゃあ」
引きつった笑みを浮かべながらも、二人は速足で出て行った。
解ってはいたけど……ん~~~~~、ダサい。
「……ラガス。あぁいう者たちは、何故あんなに自信満々ですの」
「ナンパなんてしたことないから知らん…………まぁ、例えるならあれなんじゃないか。俺達にとって、モンスター
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もう何度も成功してきた実績があるからこそ、自信があるんだろうな。
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