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使ってはいるけども
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「…………ラガス坊ちゃま、何か……おかしなものを食べましたか?」
「生魚にやられた訳じゃないから安心してくれ」
夕食後に、個人の船を造ってもらおうかと考えてると伝えると、メリルは本当に面白い表情を浮かべた。
まぁ……面白い表情を浮かべたのはメリルだけではないけど。
「余計に心配になるのですが」
「なんでだよ。何かあった時に金を貯めるのは大事だけど、貯め過ぎたら経済が回らなくなるだろ」
「…………」
「パーッと使う内容に関しては、悪いことじゃないだろ」
勿論、経済云々の心配はこれっぽっちもない。
ただ、貯め込み過ぎても仕方ないとは思ってる。
だって地獄の沙汰も金次第とか言うけど、結局一度死んで結果的に転生した訳だし……あの神様も、本当に地獄があるとかは教えてくれなかった。
だから、使いきれないほどの財産を有していたところでって話だ。
「だからといって……はぁ~~~~~。そもそも、船なんてそう何度も使う機会はないでしょう」
「それはそうだな。でも、使うならがっつり使って良い船にした方が良いだろ」
「………………船を腕利きの錬金術師に造ってもらうというのは、ラガス坊ちゃまの中で既に決定事項なのですか?」
「一応やろうとは決めてるな。大丈夫だって、基本的に自分で稼いだ金だけしか使わないからさ」
ぶっちゃけ倒したモンスターの数はセルシアとシュラの方が多いかもしれないけど、俺もそれなりに討伐してきてるから、割と良い金額に達してると思う。
なんなら、Aランクモンスターのハイ・ヴァンパイアとイレックスコボルトの素材は俺の物ってことになってるし。
「あの、ラガス君。その……自分の船に、幾らぐらい使うつもりなの?」
「船を造る為に必要な額の相場が解ってないんであれですけど、黒曜金貨数枚とかなら多分俺の懐から出せると思いますよ」
「こ、黒曜…………そ、そっか。ダンジョンに潜ったり、Aランクモンスターを討伐したり、してるん、だもんね」
「……だとしてもと感じるが……いや、そうだな……貯め込み過ぎるだけで、使わないのは如何なものかという考えは理解出来る、が…………なんとも、驚かされる使い方だ」
色々と話を聞く限り、本当に一個人でしっかりとした船を持ってる人がいないからこそ、ルナリアさんみたいな反応になるんだろうな。
「ていうわけで、別に良いだろ、メリル」
「…………そうですね。ラガス坊ちゃまが自分で稼いだ金額を使う分には、私がどうこう言えるところではありません」
そう言ってもらえてなによりだ。
別に金は全く使っていない訳ではない。
宿だって毎回それなりに良い場所で泊ってるし、夕飯も時々ではあるけど……強いモンスターを討伐した後とかは、良いお値段がする店に言っている。
この前ラストたちの武器を新調した際には、決して少なくない額をカルゴーラさんに払った。
ただ……うん、それでも溜まる一方ではある。
「……もしかしてだけど、そうなるとハンターの中で唯一船を持つハンターになる感じ?」
「そうなるかもしれないですね」
そこに関しては、別の大陸に興味が無いからって感じの様な気がするけど。
「私としては、国外であるならまだしも、別の大陸に興味を持つのは早いとは思いますが」
「まぁ、確かにそうかもな。でも、俺が望む船は素材が用意出来たからって、一度もミスせず造り上げられるかは解らないし」
「…………変な事を考えていると」
「言い方言い方。変なことじゃなくて、どうすれば安全に移動できるかを考えてるだけだっての」
大地の上を移動するのとは、訳が違うからな。
というか、そもそも腕の立つ錬金術師を探すところから始めないとだな。
その錬金術師とどういった素材が必要なのかとか話し合わないとだし……ふふ、未来の楽しみが増えるのは良いものだ。
「生魚にやられた訳じゃないから安心してくれ」
夕食後に、個人の船を造ってもらおうかと考えてると伝えると、メリルは本当に面白い表情を浮かべた。
まぁ……面白い表情を浮かべたのはメリルだけではないけど。
「余計に心配になるのですが」
「なんでだよ。何かあった時に金を貯めるのは大事だけど、貯め過ぎたら経済が回らなくなるだろ」
「…………」
「パーッと使う内容に関しては、悪いことじゃないだろ」
勿論、経済云々の心配はこれっぽっちもない。
ただ、貯め込み過ぎても仕方ないとは思ってる。
だって地獄の沙汰も金次第とか言うけど、結局一度死んで結果的に転生した訳だし……あの神様も、本当に地獄があるとかは教えてくれなかった。
だから、使いきれないほどの財産を有していたところでって話だ。
「だからといって……はぁ~~~~~。そもそも、船なんてそう何度も使う機会はないでしょう」
「それはそうだな。でも、使うならがっつり使って良い船にした方が良いだろ」
「………………船を腕利きの錬金術師に造ってもらうというのは、ラガス坊ちゃまの中で既に決定事項なのですか?」
「一応やろうとは決めてるな。大丈夫だって、基本的に自分で稼いだ金だけしか使わないからさ」
ぶっちゃけ倒したモンスターの数はセルシアとシュラの方が多いかもしれないけど、俺もそれなりに討伐してきてるから、割と良い金額に達してると思う。
なんなら、Aランクモンスターのハイ・ヴァンパイアとイレックスコボルトの素材は俺の物ってことになってるし。
「あの、ラガス君。その……自分の船に、幾らぐらい使うつもりなの?」
「船を造る為に必要な額の相場が解ってないんであれですけど、黒曜金貨数枚とかなら多分俺の懐から出せると思いますよ」
「こ、黒曜…………そ、そっか。ダンジョンに潜ったり、Aランクモンスターを討伐したり、してるん、だもんね」
「……だとしてもと感じるが……いや、そうだな……貯め込み過ぎるだけで、使わないのは如何なものかという考えは理解出来る、が…………なんとも、驚かされる使い方だ」
色々と話を聞く限り、本当に一個人でしっかりとした船を持ってる人がいないからこそ、ルナリアさんみたいな反応になるんだろうな。
「ていうわけで、別に良いだろ、メリル」
「…………そうですね。ラガス坊ちゃまが自分で稼いだ金額を使う分には、私がどうこう言えるところではありません」
そう言ってもらえてなによりだ。
別に金は全く使っていない訳ではない。
宿だって毎回それなりに良い場所で泊ってるし、夕飯も時々ではあるけど……強いモンスターを討伐した後とかは、良いお値段がする店に言っている。
この前ラストたちの武器を新調した際には、決して少なくない額をカルゴーラさんに払った。
ただ……うん、それでも溜まる一方ではある。
「……もしかしてだけど、そうなるとハンターの中で唯一船を持つハンターになる感じ?」
「そうなるかもしれないですね」
そこに関しては、別の大陸に興味が無いからって感じの様な気がするけど。
「私としては、国外であるならまだしも、別の大陸に興味を持つのは早いとは思いますが」
「まぁ、確かにそうかもな。でも、俺が望む船は素材が用意出来たからって、一度もミスせず造り上げられるかは解らないし」
「…………変な事を考えていると」
「言い方言い方。変なことじゃなくて、どうすれば安全に移動できるかを考えてるだけだっての」
大地の上を移動するのとは、訳が違うからな。
というか、そもそも腕の立つ錬金術師を探すところから始めないとだな。
その錬金術師とどういった素材が必要なのかとか話し合わないとだし……ふふ、未来の楽しみが増えるのは良いものだ。
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