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援護準備
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シュラ対シースライム……結果だけ言うと、シュラは大して苦戦することはなかった。
動きからでは、いつ放ってくる解らない水弾は厄介ではある。
ただ、それでもスライムだからか、それとも実戦経験が大して無いからか、放った水弾を曲げたりすることは出来なかった。
放つ水弾の量にちょっとびっくりさせられはしたけど、シュラの脚力と遊泳のアビリティが合わされば、避けることに苦労はしていなかった。
接近してしまえばズバズバズバッと斬り裂き、腕を突っ込んで魔核を引き抜き、終了。
「ふぅ~~~。お疲れ様、シュラ」
「うっす。あれだった、すね。一度に水弾を放てる数は多かったっすけど、反応はそんなにって、感じだったっすね」
「そうだな。まぁ、そこはEランクモンスターだからかもしれないな」
「……ラガス坊ちゃま」
「ん? あぁ、やっぱりメリルもシースライムと戦いたかったか」
「そういう訳では、ありません。Eランクのモンスターとはいえ、初見のモンスター、なのですから、全員で戦う方が、得策なのでは、ないですか」
そう言われてみると、そうかもしれないけど……でも、四人で同時に挑めば、さすがにリンチにならないか?
「いやいや、メリル。四人で戦る必要とか、全然、なかったぞ」
「それは結果論、でしょう。事実として、あなたも水弾の数に、驚かされたでしょう」
「ん~~~……でもよ。四人で戦ったら、こう……良い経験に、ならなくね」
俺としては、シュラとメリルの気持ち、どっちも解る。
こういう時は…………お嬢様に委ねるのが一番だな」
「セルシア。セルシアはどう思う」
「………………私は、まず、一人で戦る方が、良い……かな」
「ぃよし!!!!」
「…………」
「けど……ラガスが、万全の……援護準備? が、出来てないと、かな」
「……そうですね。それであれば、私も納得出来ます」
援護準備ってことは、魔弾を用意してろってことだな。
貫通力強化を付与した水弾や風弾を数十ほど用意してたらいい感じか。
「ラガスさんの万全の援護、か~~」
「何か文句でも、あるのですか、シュラ」
「いや、別にねぇけどよ」
「どう見てもある顔をしていますが」
「うっ……ほら、後ろでラガスさんが万全の準備してくれてるって思うと、気が緩みそうだろ」
「……その気持ちは解らなくもないけど、本当に水中で上手く戦える様になりたいなら、その気の緩みに負けないようにすべきでは、なくて?」
「うぐぐ…………わ、解ったよ。それなら、俺も文句、ねぇよ」
意見は纏まり、再び呼吸を整えてダイブ。
数分ほど泳ぎ続けてると、まだシースライムを発見。
話した合った通り、俺が複数の水弾や風弾を展開して援護準備が完了してから、セルシアが勢い良く飛び出した。
今度のシースライムは水弾だけではなく、水槍まで放った。
また驚かされ、風弾で弾き飛ばそうとしたが、セルシアは普段通り一切焦ることなく優雅に躱し、スパスパスパっと豆腐みたいにあっさりと斬り裂き、シュラと同じく腕を突っ込んで魔核を引き抜いた。
水弾だけじゃなく水槍まで放てるとなると、水刃も放てそうだな。
そういう情報を交換し合い、再びダイブ。
少し移動した場所に大量の海老がいたので、目を輝かせながら獲っていると、今度は二体のシースライムが発見……わ、というより向こうの方がロックオンしてきた?
そして予想通り、今度は水槍こそ放ってこなかったけど、水弾と水刃を扱う個体。
メリルは臆することなく……というか、真正面から突っ込み、海中戦用の双剣で全ての攻撃を切り裂いていく。
(おいおい、あんだけ俺には色々と言ってたくせに、自分はあぁいう戦い方すんのかよ!!!!!)
(…………あぁいう戦い方、しても、良いの?)
海中だから二人が思ったことを口には出せない。
けど、二人の表情から何を言いたいのか直ぐに解ってしまった。
勿論、二人と比べて無茶な戦い方をしたメリルだが、俺たちを心配させることなく、しっかり二体とシースライムを仕留めた。
動きからでは、いつ放ってくる解らない水弾は厄介ではある。
ただ、それでもスライムだからか、それとも実戦経験が大して無いからか、放った水弾を曲げたりすることは出来なかった。
放つ水弾の量にちょっとびっくりさせられはしたけど、シュラの脚力と遊泳のアビリティが合わされば、避けることに苦労はしていなかった。
接近してしまえばズバズバズバッと斬り裂き、腕を突っ込んで魔核を引き抜き、終了。
「ふぅ~~~。お疲れ様、シュラ」
「うっす。あれだった、すね。一度に水弾を放てる数は多かったっすけど、反応はそんなにって、感じだったっすね」
「そうだな。まぁ、そこはEランクモンスターだからかもしれないな」
「……ラガス坊ちゃま」
「ん? あぁ、やっぱりメリルもシースライムと戦いたかったか」
「そういう訳では、ありません。Eランクのモンスターとはいえ、初見のモンスター、なのですから、全員で戦う方が、得策なのでは、ないですか」
そう言われてみると、そうかもしれないけど……でも、四人で同時に挑めば、さすがにリンチにならないか?
「いやいや、メリル。四人で戦る必要とか、全然、なかったぞ」
「それは結果論、でしょう。事実として、あなたも水弾の数に、驚かされたでしょう」
「ん~~~……でもよ。四人で戦ったら、こう……良い経験に、ならなくね」
俺としては、シュラとメリルの気持ち、どっちも解る。
こういう時は…………お嬢様に委ねるのが一番だな」
「セルシア。セルシアはどう思う」
「………………私は、まず、一人で戦る方が、良い……かな」
「ぃよし!!!!」
「…………」
「けど……ラガスが、万全の……援護準備? が、出来てないと、かな」
「……そうですね。それであれば、私も納得出来ます」
援護準備ってことは、魔弾を用意してろってことだな。
貫通力強化を付与した水弾や風弾を数十ほど用意してたらいい感じか。
「ラガスさんの万全の援護、か~~」
「何か文句でも、あるのですか、シュラ」
「いや、別にねぇけどよ」
「どう見てもある顔をしていますが」
「うっ……ほら、後ろでラガスさんが万全の準備してくれてるって思うと、気が緩みそうだろ」
「……その気持ちは解らなくもないけど、本当に水中で上手く戦える様になりたいなら、その気の緩みに負けないようにすべきでは、なくて?」
「うぐぐ…………わ、解ったよ。それなら、俺も文句、ねぇよ」
意見は纏まり、再び呼吸を整えてダイブ。
数分ほど泳ぎ続けてると、まだシースライムを発見。
話した合った通り、俺が複数の水弾や風弾を展開して援護準備が完了してから、セルシアが勢い良く飛び出した。
今度のシースライムは水弾だけではなく、水槍まで放った。
また驚かされ、風弾で弾き飛ばそうとしたが、セルシアは普段通り一切焦ることなく優雅に躱し、スパスパスパっと豆腐みたいにあっさりと斬り裂き、シュラと同じく腕を突っ込んで魔核を引き抜いた。
水弾だけじゃなく水槍まで放てるとなると、水刃も放てそうだな。
そういう情報を交換し合い、再びダイブ。
少し移動した場所に大量の海老がいたので、目を輝かせながら獲っていると、今度は二体のシースライムが発見……わ、というより向こうの方がロックオンしてきた?
そして予想通り、今度は水槍こそ放ってこなかったけど、水弾と水刃を扱う個体。
メリルは臆することなく……というか、真正面から突っ込み、海中戦用の双剣で全ての攻撃を切り裂いていく。
(おいおい、あんだけ俺には色々と言ってたくせに、自分はあぁいう戦い方すんのかよ!!!!!)
(…………あぁいう戦い方、しても、良いの?)
海中だから二人が思ったことを口には出せない。
けど、二人の表情から何を言いたいのか直ぐに解ってしまった。
勿論、二人と比べて無茶な戦い方をしたメリルだが、俺たちを心配させることなく、しっかり二体とシースライムを仕留めた。
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