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駄女神再び。巨大な隕石が落ちるですって!?
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「じゃあ、お二人ともお幸せにね。」
「はい。外交でお会いすることもあるでしょう。その時はよろしくお願いします。」
僕たちは、オオワシ王国を後にする。
陛下やスカイ王太子たちが見送ってくれる中で、また、次の目的地へ向かうのだ。
スカイ王子は、短い時間で王家の影を使い、虐げられている人たちを全員救出、王家直轄の信頼できる教会に預けた。
もちろん、彼らの治療費や教育費、教会にいる間の生活費は王家が教会へ保証する。
そのチェックも巡回する騎士の仕事の一部となり、お手当が増えた。
後々、不正の温床になりえないよう、最初で手を打つのは肝心だ。
今の人たちに悪い人がいなかったとしても、悪いことができないようにシステムを作っておく必要がある。
前世の知識で僕は虐げられている人たちを守るための法律のアイディアや政府の施策のアイディアを丸っとスカイ王子とアリア妃に仕込んだ。
アリア妃の兄上である現法務大臣的な方もとても乗り気。
虐待などこの世から消えてしまえ。
「次の目的地がまだ定まってらっしゃらないのであれば、ぜひローズガーデン帝国へいらしてください。今、あの帝国は私の兄が王をしておりますが、うちのバカが馬鹿になったのは、兄のつけた帝国からの侍従の責任も多いと思っています。あのバカな子はとても甘い考えを持った子ですから、ちやほやせずに厳しくしつけるくらいがちょうどよかったのです…!そこを追及して、アンドレの始末をつけましたら、ぜひ帝国へもと。」
王妃様の美しい顔に影が落ちる。
もしかして……。馬鹿を育てる馬鹿生産機は甥だけじゃなく自分の子もバカにしましたか……?
ヤダァ。もう。
なんか水戸〇門的な世直し旅になってきたぞ。
僕は勇者だけど、新婚さんなんだからね?
いっぱいお土産を抱えて、僕たちはまた馬車でことこと。
いやぁ、下半身ゆるゆる王子は去勢して幽閉。阿婆擦れとその母は公爵家から追い出して平民に。母親の実家は彼女たちと縁を切り(母親が野心の塊の嘘つき女だっただけで、実家はマトモだったみたい)、下半身ゆるゆる王子の幽閉先にともに幽閉されたらしい。
王子が去勢される様は、これまでの被害者も集めて、公開伐採になったらしいよ!
その後何があったかは僕はいい子だから知りません!
オオワシの聖女であるオリーブ様は女公爵でありながら、王太子妃に、ゆくゆくは王妃になるんだってさ。
頑張って欲しいな。
港町に降りて、宿に泊まり、新婚さんらしくハッスルして眠ると、また綿毛が夢に出てきた。
出てきた瞬間に平伏している。
「ありがとうございます。ありがとうございます!!!」
「うん、彼女が助かってよかったね。じゃあ、もう会うこともないでしょう。さようなら。」
「まっってっ!くださいっ!!」
ちんまい手が僕の袖をつかむ。
「勇者と賢者と聖女が揃いました!もっと仲間を集めてください!」
「なんなの、魔王ってのと戦えってこと?」
「違いますっ!」
小さい首が横にぶんぶん。
「宇宙から侵略者が大量に攻めてきます!惑星を落として、それに乗って…。大気圏でいくらか小さくなると言っても、この星が危ないです!だから、お願いしますッ!!!!」
「お願いお願いって女神さまは何もしないの?」
「だって……。ミスばっかりで……女神ランクが低くて。」
「おい、顕現しろ。僕がレベリングしてあげるよ。鬼畜コースでいいよね!?」
「ひぃい!」
「人に物を頼むなら、自分も頑張れ。」
「ひゃい。わかりました。私も女神の端くれ…。覚悟を決めますっ。」
そして朝起きると、僕とカナリアの間にいる幼女。
おとーさまおかーさま、じゃないわ。早いわ。
「はい。外交でお会いすることもあるでしょう。その時はよろしくお願いします。」
僕たちは、オオワシ王国を後にする。
陛下やスカイ王太子たちが見送ってくれる中で、また、次の目的地へ向かうのだ。
スカイ王子は、短い時間で王家の影を使い、虐げられている人たちを全員救出、王家直轄の信頼できる教会に預けた。
もちろん、彼らの治療費や教育費、教会にいる間の生活費は王家が教会へ保証する。
そのチェックも巡回する騎士の仕事の一部となり、お手当が増えた。
後々、不正の温床になりえないよう、最初で手を打つのは肝心だ。
今の人たちに悪い人がいなかったとしても、悪いことができないようにシステムを作っておく必要がある。
前世の知識で僕は虐げられている人たちを守るための法律のアイディアや政府の施策のアイディアを丸っとスカイ王子とアリア妃に仕込んだ。
アリア妃の兄上である現法務大臣的な方もとても乗り気。
虐待などこの世から消えてしまえ。
「次の目的地がまだ定まってらっしゃらないのであれば、ぜひローズガーデン帝国へいらしてください。今、あの帝国は私の兄が王をしておりますが、うちのバカが馬鹿になったのは、兄のつけた帝国からの侍従の責任も多いと思っています。あのバカな子はとても甘い考えを持った子ですから、ちやほやせずに厳しくしつけるくらいがちょうどよかったのです…!そこを追及して、アンドレの始末をつけましたら、ぜひ帝国へもと。」
王妃様の美しい顔に影が落ちる。
もしかして……。馬鹿を育てる馬鹿生産機は甥だけじゃなく自分の子もバカにしましたか……?
ヤダァ。もう。
なんか水戸〇門的な世直し旅になってきたぞ。
僕は勇者だけど、新婚さんなんだからね?
いっぱいお土産を抱えて、僕たちはまた馬車でことこと。
いやぁ、下半身ゆるゆる王子は去勢して幽閉。阿婆擦れとその母は公爵家から追い出して平民に。母親の実家は彼女たちと縁を切り(母親が野心の塊の嘘つき女だっただけで、実家はマトモだったみたい)、下半身ゆるゆる王子の幽閉先にともに幽閉されたらしい。
王子が去勢される様は、これまでの被害者も集めて、公開伐採になったらしいよ!
その後何があったかは僕はいい子だから知りません!
オオワシの聖女であるオリーブ様は女公爵でありながら、王太子妃に、ゆくゆくは王妃になるんだってさ。
頑張って欲しいな。
港町に降りて、宿に泊まり、新婚さんらしくハッスルして眠ると、また綿毛が夢に出てきた。
出てきた瞬間に平伏している。
「ありがとうございます。ありがとうございます!!!」
「うん、彼女が助かってよかったね。じゃあ、もう会うこともないでしょう。さようなら。」
「まっってっ!くださいっ!!」
ちんまい手が僕の袖をつかむ。
「勇者と賢者と聖女が揃いました!もっと仲間を集めてください!」
「なんなの、魔王ってのと戦えってこと?」
「違いますっ!」
小さい首が横にぶんぶん。
「宇宙から侵略者が大量に攻めてきます!惑星を落として、それに乗って…。大気圏でいくらか小さくなると言っても、この星が危ないです!だから、お願いしますッ!!!!」
「お願いお願いって女神さまは何もしないの?」
「だって……。ミスばっかりで……女神ランクが低くて。」
「おい、顕現しろ。僕がレベリングしてあげるよ。鬼畜コースでいいよね!?」
「ひぃい!」
「人に物を頼むなら、自分も頑張れ。」
「ひゃい。わかりました。私も女神の端くれ…。覚悟を決めますっ。」
そして朝起きると、僕とカナリアの間にいる幼女。
おとーさまおかーさま、じゃないわ。早いわ。
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