42 / 63
エンディング レオお兄様⑤ R18
しおりを挟む
「本当に?私で、いいのですか?私は幸せになっていいのですか?」
濡れた瞼を拭いてやり、ただ手を握りしめる。
「もちろんじゃないか。」
「でも私は怖いのです。レオが相手だとしても、その、出来るか………。婿を取って繋いだ家でしょう。後継は必要ですよね………。」
初めてが拷問で、ならず者たちに奪われたのだ。
そういう行為を恐れていてもおかしくはない。
「もし………伯爵も夫人も私を許して下さるのなら、私はレオの妻にならなりたい。………時間がかかってもいいですか?私はレオを受け入れたい。レオの子どもを産みたい。それでもし、私がダメなら離縁でも妾でも」
「ありがとう、ルティ。」
その日の晩に、ルティを連れて私は伯爵家に帰宅した。
「ルティと結婚させてください。」
「分かったわ。よろしくね。」
「公爵家に一緒に乗り込んだときにそうなるんじゃないかと思ってたんだよ。」
「いいのですか?私は」
「良いに決まってるよ!血筋を言うなら俺だってアップル公爵家だよ?ルティは鏡を割ってくれたし、そもそも何も悪いことをしていないじゃないか!」
スノウは本当に良い子だ。
ルティの手を取って、ブンブン振っている。
「なんて言えば良いんだろ。おねえさま?おにいさま?」
「ルティでお願いします…………。」
はにかんだ顔がかわいい。
ルティが望めば貴族と結婚出来るように、陛下はルティに新しい貴族籍を与えていた。
困難は少なからずあるだろうが、彼を守っていく。
季節が過ぎて、身内だけの式を行い、私とルティは結婚した。
ドクトル島からカウンセラーを派遣してもらい、サマンサ様と友人になって、少しずつふれあえるようになった。
「レオ。」
ベッドで抱き合って眠ることが出来るようになり、私の裸にも慣れてきて。
ようやく私たちは繋がる。
「ん、んっ。」
キスをして高めあい、入り口を潤滑油を纏った指で広げる。
痛くないように。
快感を感じてほしい。
月日が経った内蔵は癒えて狭くなり、処女膜も再生する。
そういうものらしい。
やっと繋がった喜びは、私よりルティが大きくて、ぽろぽろと喜びの涙を流した。
私は愛する彼に負担をかけないよう一度中に放って、後はただただ抱きしめた。
ありがとう。
私のために。
幸せそうに腹に触れる様子が愛しい。
私たちの間に子が生まれたのは、結婚して3年目の春だった。
濡れた瞼を拭いてやり、ただ手を握りしめる。
「もちろんじゃないか。」
「でも私は怖いのです。レオが相手だとしても、その、出来るか………。婿を取って繋いだ家でしょう。後継は必要ですよね………。」
初めてが拷問で、ならず者たちに奪われたのだ。
そういう行為を恐れていてもおかしくはない。
「もし………伯爵も夫人も私を許して下さるのなら、私はレオの妻にならなりたい。………時間がかかってもいいですか?私はレオを受け入れたい。レオの子どもを産みたい。それでもし、私がダメなら離縁でも妾でも」
「ありがとう、ルティ。」
その日の晩に、ルティを連れて私は伯爵家に帰宅した。
「ルティと結婚させてください。」
「分かったわ。よろしくね。」
「公爵家に一緒に乗り込んだときにそうなるんじゃないかと思ってたんだよ。」
「いいのですか?私は」
「良いに決まってるよ!血筋を言うなら俺だってアップル公爵家だよ?ルティは鏡を割ってくれたし、そもそも何も悪いことをしていないじゃないか!」
スノウは本当に良い子だ。
ルティの手を取って、ブンブン振っている。
「なんて言えば良いんだろ。おねえさま?おにいさま?」
「ルティでお願いします…………。」
はにかんだ顔がかわいい。
ルティが望めば貴族と結婚出来るように、陛下はルティに新しい貴族籍を与えていた。
困難は少なからずあるだろうが、彼を守っていく。
季節が過ぎて、身内だけの式を行い、私とルティは結婚した。
ドクトル島からカウンセラーを派遣してもらい、サマンサ様と友人になって、少しずつふれあえるようになった。
「レオ。」
ベッドで抱き合って眠ることが出来るようになり、私の裸にも慣れてきて。
ようやく私たちは繋がる。
「ん、んっ。」
キスをして高めあい、入り口を潤滑油を纏った指で広げる。
痛くないように。
快感を感じてほしい。
月日が経った内蔵は癒えて狭くなり、処女膜も再生する。
そういうものらしい。
やっと繋がった喜びは、私よりルティが大きくて、ぽろぽろと喜びの涙を流した。
私は愛する彼に負担をかけないよう一度中に放って、後はただただ抱きしめた。
ありがとう。
私のために。
幸せそうに腹に触れる様子が愛しい。
私たちの間に子が生まれたのは、結婚して3年目の春だった。
44
あなたにおすすめの小説
結婚間近だったのに、殿下の皇太子妃に選ばれたのは僕だった
釦
BL
皇太子妃を輩出する家系に産まれた主人公は半ば政略的な結婚を控えていた。
にも関わらず、皇太子が皇妃に選んだのは皇太子妃争いに参加していない見目のよくない五男の主人公だった、というお話。
嫌われた暴虐な僕と喧嘩をしに来たはずの王子は、僕を甘くみているようだ。手を握って迫ってくるし、聞いてることもやってることもおかしいだろ!
迷路を跳ぶ狐
BL
悪逆の限りを尽くした公爵令息を断罪しろ! そんな貴族たちの声が高まった頃、僕の元に、冷酷と恐れられる王子がやって来た。
その男は、かつて貴族たちに疎まれ、王城から遠ざけられた王子だ。昔はよく城の雑用を言いつけられては、魔法使いの僕の元を度々訪れていた。
ひどく無愛想な王子で、僕が挨拶した時も最初は睨むだけだったのに、今は優しく微笑んで、まるで別人だ。
出会ったばかりの頃は、僕の従者まで怯えるような残酷ぶりで、鞭を振り回したこともあったじゃないか。それでも度々僕のところを訪れるたびに、少しずつ、打ち解けたような気がしていた。彼が民を思い、この国を守ろうとしていることは分かっていたし、応援したいと思ったこともある。
しかし、あいつはすでに王位を継がないことが決まっていて、次第に僕の元に来るのはあいつの従者になった。
あいつが僕のもとを訪れなくなってから、貴族たちの噂で聞いた。殿下は、王城で兄たちと協力し、立派に治世に携わっていると。
嬉しかったが、王都の貴族は僕を遠ざけたクズばかり。無事にやっているのかと、少し心配だった。
そんなある日、知らせが来た。僕の屋敷はすでに取り壊されることが決まっていて、僕がしていた結界の魔法の管理は、他の貴族が受け継ぐのだと。
は? 一方的にも程がある。
その直後、あの王子は僕の前に現れた。何と思えば、僕を王城に連れて行くと言う。王族の会議で決まったらしい。
舐めるな。そんな話、勝手に進めるな。
貴族たちの間では、みくびられたら終わりだ。
腕を組んでその男を睨みつける僕は、近づいてくる王子のことが憎らしい反面、見違えるほど楽しそうで、従者からも敬われていて、こんな時だと言うのに、嬉しかった。
だが、それとこれとは話が別だ! 僕を甘く見るなよ。僕にはこれから、やりたいことがたくさんある。
僕は、屋敷で働いてくれていたみんなを知り合いの魔法使いに預け、王族と、それに纏わり付いて甘い汁を吸う貴族たちと戦うことを決意した。
手始めに……
王族など、僕が追い返してやろう!
そう思って対峙したはずなのに、僕を連れ出した王子は、なんだか様子がおかしい。「この馬車は気に入ってもらえなかったか?」だの、「酒は何が好きだ?」だの……それは今、関係ないだろう……それに、少し距離が近すぎるぞ。そうか、喧嘩がしたいのか。おい、待て。なぜ手を握るんだ? あまり近づくな!! 僕は距離を詰められるのがどうしようもなく嫌いなんだぞ!
【完結】花降る王国の魔法師団長は、新米魔法師の僕を愛でる
金浦桃多
BL
エルは魔法師団長の第三王子ノアに憧れて魔法師になった。
数年前、フローラ王国の最大のお祭りでノアが降らせた氷の花に触れた事がきっかけだ。新米ながらも当時のノアと同じ大役を任されたエル。真剣に鍛錬をするエルをノアはことさら優しく見守る。ある日、魔法師の間で奇病が広がり始めた。事態を重く見たノアは奇病の真相を追う。そんな中、エルも奇病に侵されてしまう。奇病の真実とは?ノアがエルに構う理由とは?
魔法師団長×新米魔法師
ハッピーエンドです。
中年冒険者、年下美青年騎士に番認定されたことで全てを告白するはめになったこと
mayo
BL
王宮騎士(24)×Cランク冒険者(36)
低ランク冒険者であるカイは18年前この世界にやって来た異邦人だ。
諸々あって、現在は雑用専門冒険者として貧乏ながら穏やかな生活を送っている。
冒険者ランクがDからCにあがり、隣国の公女様が街にやってきた日、突然現れた美青年騎士に声をかけられて、攫われた。
その後、カイを〝番〟だと主張する美青年騎士のせいで今まで何をしていたのかを文官の前で語ることを強要される。
語らなければ罪に問われると言われ、カイは渋々語ることにしたのだった、生まれてから36年間の出来事を。
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。
生まれ変わったら知ってるモブだった
マロン
BL
僕はとある田舎に小さな領地を持つ貧乏男爵の3男として生まれた。
貧乏だけど一応貴族で本来なら王都の学園へ進学するんだけど、とある理由で進学していない。
毎日領民のお仕事のお手伝いをして平民の困り事を聞いて回るのが僕のしごとだ。
この日も牧場のお手伝いに向かっていたんだ。
その時そばに立っていた大きな樹に雷が落ちた。ビックリして転んで頭を打った。
その瞬間に思い出したんだ。
僕の前世のことを・・・この世界は僕の奥さんが描いてたBL漫画の世界でモーブル・テスカはその中に出てきたモブだったということを。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる