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こんなガサツな王女は嫌じゃないかしら
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このままじゃ、シンが!
私を庇って…。私が足手まといに…。
3人の男に羽交い絞めにされて、うーうーと唸っていた私を、高窓から侵入した彼が助け出してくれた。
見た目は細くて、私より綺麗で。
なのに、誰よりも雄々しくて、抱きしめられたその腕は、細いようで逞しかった。
「大丈夫か?」
見つめられて、ドキドキしたの。
あの男に、私のこと『俺の女』だって言ってくれたけれど…。
本当にそう思ってくれているのかしら?
お父様とお母様と、彼と私。それにオーロラ様。
仕切り直しのお茶会。
これは、『お見合い』よね……。
「それで、リーゼロッテとの婚約のことですけれど…。」
「ぜひ勧めてください。彼女が嫌だと言っても、俺は彼女がいい。我が国は冬が長く、寒さが厳しい。年がら年中害獣が出て、その駆除のために毎日のように戦ってる。苦労させる、と分かっているが、もう好きになってしまったから。悪いが諦めてくれ、リーゼロッテ。」
「王子、素が出てます、素が。」
王子の左に立っているオーロラが突っ込む。
いけね、と彼は頭をかき―――――
もう今更かと笑った。
「すごーい。ちょい悪ね!ちょい悪王子!実はね、あなたのことはご両親からよーく聞いていたの。」
「ブリザード王国の陛下と私は年齢が近くてね、仲がいいのだよ。」
「うちのリーゼロッテとあなたなら、相性ばっちりだろう、って思っていたの!リーゼロッテも、ね。そうなんでしょ?」
リーゼロッテは大きい瞳をさらに大きくして、スノーを見つめている。
「わたしっ、ガサツだし、食い意地張ってるし、ありのままはこんな女だけど、一応王女だからちゃんとしたところではちゃんとできるのよ!厳しい場所でも、最初から分かって覚悟していけばなんてことはないわ!貴方が外で戦うなら、私が内を守るわ!」
「王女。つまり?」
「もうっ!あなたじゃなきゃ、嫌なのよっ!」
「婚約成立ね!」
王妃はキャッと喜んだ。
陛下も涙ぐんでいる。
スノーから贈られた毛皮を着て、リーゼロッテが嫁ぐのは来年の春。
私を庇って…。私が足手まといに…。
3人の男に羽交い絞めにされて、うーうーと唸っていた私を、高窓から侵入した彼が助け出してくれた。
見た目は細くて、私より綺麗で。
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「大丈夫か?」
見つめられて、ドキドキしたの。
あの男に、私のこと『俺の女』だって言ってくれたけれど…。
本当にそう思ってくれているのかしら?
お父様とお母様と、彼と私。それにオーロラ様。
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これは、『お見合い』よね……。
「それで、リーゼロッテとの婚約のことですけれど…。」
「ぜひ勧めてください。彼女が嫌だと言っても、俺は彼女がいい。我が国は冬が長く、寒さが厳しい。年がら年中害獣が出て、その駆除のために毎日のように戦ってる。苦労させる、と分かっているが、もう好きになってしまったから。悪いが諦めてくれ、リーゼロッテ。」
「王子、素が出てます、素が。」
王子の左に立っているオーロラが突っ込む。
いけね、と彼は頭をかき―――――
もう今更かと笑った。
「すごーい。ちょい悪ね!ちょい悪王子!実はね、あなたのことはご両親からよーく聞いていたの。」
「ブリザード王国の陛下と私は年齢が近くてね、仲がいいのだよ。」
「うちのリーゼロッテとあなたなら、相性ばっちりだろう、って思っていたの!リーゼロッテも、ね。そうなんでしょ?」
リーゼロッテは大きい瞳をさらに大きくして、スノーを見つめている。
「わたしっ、ガサツだし、食い意地張ってるし、ありのままはこんな女だけど、一応王女だからちゃんとしたところではちゃんとできるのよ!厳しい場所でも、最初から分かって覚悟していけばなんてことはないわ!貴方が外で戦うなら、私が内を守るわ!」
「王女。つまり?」
「もうっ!あなたじゃなきゃ、嫌なのよっ!」
「婚約成立ね!」
王妃はキャッと喜んだ。
陛下も涙ぐんでいる。
スノーから贈られた毛皮を着て、リーゼロッテが嫁ぐのは来年の春。
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