150 / 239
第七章 盛夏の逃げ水
第百五十話 盛夏の逃げ水(15)
しおりを挟む
ラットル村に入るなり、ライラは何事かと振り返った男を馬上から容赦なく斬りつけた。何から何まで早い。もちろん状況を見れば斬られた男が賊なのは明らかである。
その場には男に殴られていたらしき若い女性がぐったりと横たわっていた。衣服は乱れ、身につけていたと思われる宝飾品が散らばって場違いに輝いている。きっと大切なものだったのだろう。女性は必死にその一端を握りしめたまま呻いていた。
周りを見渡すと扉を破られた家屋、踏み荒らされた小さな花壇や畑、女性のように暴行を受けて倒れている人も何人かいる。先ほどこの村は自治がしっかりしていると聞いたが、確かに武装している人も何人か倒れていた。
幸いこの辺りの火の手は弱い。家屋は石造りで燃えにくいのだろう。それでも破られた窓からは煙があがっていた。
「後で必ず手当てに戻る」
言うなりライラは憤怒の形相で村の中央に向かって馬を駆る。結った黒髪が馬の尾のようにひるがえった。
「隊長怒ってますね」と、隊の若い男性が馬から降りて「火の届かないところでじっとしていてください」と女性をそっと抱えあげた。それから「エリッツさんは隊長の援護をお願いします。すぐに追いますから」と、エリッツを見る。
「わかりました、えっと……」
「ローガンです。隊長によろしく」
真っ先にライラに名前を呼ばれた人だ。そういえば、昨日一番最初にテントに入ってきたのもこの人だった気がする。物腰はやわらかいが、ライラに次ぐ重要人物なのかもしれない。
急いでライラに続こうとしたエリッツをアルヴィンが呼びとめる。
「エリッツ、待って。術士がいるよ」
振り返るとアルヴィンは騒ぎが大きい村の中央辺りを目をすがめてじっと見ている。
「あの火を放っているのは術士だ」
そういえば見る人が見れば戦場に術士がいるかどうかはすぐにわかると聞いた。大変だ。エリッツはすぐさまライラを呼びながら馬を駆る。
「何? あの中に術士が? ミリー、見えるか?」
ライラの後ろに控えていた年配の女性に声をかける。年配――とはいっても、鍛えあげられた肉体は青年のような若々しさだ。そのミリーが村の中央辺りに目を凝らす。どうやらこの隊の術士のようだ。
「私、あまり目がよくないけど、確かに術素に動きがあるのがわかる」
「三点だ。術素の流れに三点の発生源がある。少なくとも術士は三人いる」
そこに遅れてきたアルヴィンが割って入る。
「三人も? 何だって術士の才がありながら賊に堕ちるんだ」
ライラが理解不能というように顔をしかめる。
「あなた、アルヴィン? 目がいいのね。私の目になってくれない? 狙いが定まれば討取る自信があるの」
ミリーは腕が鳴るとばかりに火の手があがっている方向を見ている。
「かまわないよ。お役に立てるなら光栄」
術脈がロックされてから変にやさぐれていたアルヴィンは満更ではなさそうな顔だ。
エリッツも借りている長剣の柄に手をかけた。急いで工面したものらしく名品とはいいがたいが、どんな武器でも戦えるようワイダットには教わっている。いわく、道具が悪いというのはただのいいわけ――だそうだ。とはいえ、万が一折れてしまってはどうにもならない。とりあえず扱いやすそうなゼインのダガーナイフはアルヴィンに譲った。
エリッツはアルヴィンとミリーの援護にまわるつもりで二人の背後につく。ライラは術士の件はミリーとアルヴィンにまかせたとばかりにいつのまにか先に進んでいた。
村の中央辺りは「村」というより「街」といった様相である。多くの店が並び、椅子のある小さな広場など人の集まれそうな場所もある。それが今や荒らされてめちゃくちゃになっていた。
「何だ、てめぇら」
勢いよく乗り込んできたライラに略奪行為をおこなっていた連中は早々に怒声をあげはじめる。怪我を負っている人々は何が起こっているのかと怯えた目でエリッツたちを見あげた。敵の敵が味方とは限らないからだろう。
ライラの判断も行動も早かったが、こちらがたったの六人といのは少なすぎたんじゃないだろうか。賊の数は視界に入るだけで三十はいる。
そこにローガンが戻り、小声で「あ、これからなんですか」と軽い調子でつぶやいた。すぐにもう一人の人物があきれたように「ローガン、てめぇ面倒くさくて時間稼ぎしてたのか」と、文句を言った。
消去法でこの人がダンだろう。壮年のたくましい男性である。エリッツのより二倍近い長さの大きな長剣をすでに抜身で握っている。くだけた雰囲気をかもしているが、隙がまったくない。さすがライラがこの少数の中に選んだ隊員だ。
「何だか知らねぇが、邪魔臭い。こいつらを先に殺せ!」
あれが賊のボスだろうか。かけ声に散らばっていた連中がエリッツたちの前に目をギラギラとさせて集まってくる。あの中に術士がいるなら無防備につっこんで行くのは危険だ。剣やナイフのような物理的な武器とはわけが違う。しかし見た目ではまったくわからない。さすがのライラも何かを思案するような顔で敵の出方を見ているようだ。
ちらりとアルヴィンの方を見るとすでにミリーと目で合図を送り合っていた。何をするつもりだろうと思った瞬間、なんと先陣を切ったのはアルヴィンだ。案外身軽な様子で馬を飛び降り、手近にいた賊の一人に切りかかる。悪くない太刀筋だが。
「アルヴィン、危ない!」
ダガーナイフで敵に傷を負わせたアルヴィンだったが、すぐにその仲間たちに周りを取り囲まれてしまう。
エリッツはアルヴィンを助けようとすぐさま馬をとびこませた。その瞬間、派手に血飛沫があがり、エリッツは思わず退がる。
アルヴィンが初めに切りかかったやや小柄な男がまるで布切れのようにその場で裂けて倒れこんだ。
「ひぃい」
周りにいた賊たちは悲鳴をあげて散り散りにその場を離れる。
「一人目……」
後ろのミリーの低いつぶやきにエリッツはぞっとする。最初から自信ありげではあったが、確かになかなかいい腕をした術士のようだ。相手側はミリーのことに気づいていないらしく辺りをきょろきょろと見渡し、術士を探しているようだ。ミリーは動きが少ないうえにさりげなく体の大きいダンの背後にまわっていた。こうなるとアルヴィンのように「見える」だけでもすごく有利なことなのだとわかる。
ふと気づくとアルヴィンは先ほどの場所から消えており、別の賊に切りかかっていた。走るのが得意なだけあって動きが早い。
「こいつだ。こいつが術を使いやがる!」
切りかかられた男は腕から血を流しながらアルヴィンを指さす。周りはアルヴィンをとらえようと集まってくるが、その間にも腕を切られた男が血飛沫をあげながら倒れこむ。
「うわあぁ」
アルヴィンを狙った賊たちはすぐさまその場を離れて逃げ出した。いきなり体を裂かれるかもしれないという恐怖は生半可なことではない。この見た目のひどさはそういうけん制の意味もあるのだろう。エリッツも正直怖い。術士に命を狙われるのだけは嫌だ。
「これは自滅するな」
ライラは冷めた口調でつぶやいた。確かにアルヴィンを捕まえようと躍起になっている連中以外はこわごわとそれを眺めているだけだ。アルヴィンが術士を見つけて印をつけ、それをミリーが術で攻撃するという作戦のようだが、心理的なものも含めてその効果は絶大だ。
「ばかやろう。誰が術を使うのかは関係ねぇ、全員殺せ!」
先ほどのボスらしき男が目が覚めたかのように大声を張りあげる。気づかれたか。
「ミリー! 炎式だ」
突然、アルヴィンがミリーを振り返る。
直後、巨大な炎の球のようなものがこちらに向かってくる。
「わかっていれば簡単なことよ」
ミリーの自信に満ちた声と同時に炎の球は空気に溶けるように消えてしまった。
「あの女だ。あいつを先に殺せ」
声を張る人物を見ると腕から血を流している。いつの間にかアルヴィンが印をつけていた。あれが三人目の術士だ。
その場には男に殴られていたらしき若い女性がぐったりと横たわっていた。衣服は乱れ、身につけていたと思われる宝飾品が散らばって場違いに輝いている。きっと大切なものだったのだろう。女性は必死にその一端を握りしめたまま呻いていた。
周りを見渡すと扉を破られた家屋、踏み荒らされた小さな花壇や畑、女性のように暴行を受けて倒れている人も何人かいる。先ほどこの村は自治がしっかりしていると聞いたが、確かに武装している人も何人か倒れていた。
幸いこの辺りの火の手は弱い。家屋は石造りで燃えにくいのだろう。それでも破られた窓からは煙があがっていた。
「後で必ず手当てに戻る」
言うなりライラは憤怒の形相で村の中央に向かって馬を駆る。結った黒髪が馬の尾のようにひるがえった。
「隊長怒ってますね」と、隊の若い男性が馬から降りて「火の届かないところでじっとしていてください」と女性をそっと抱えあげた。それから「エリッツさんは隊長の援護をお願いします。すぐに追いますから」と、エリッツを見る。
「わかりました、えっと……」
「ローガンです。隊長によろしく」
真っ先にライラに名前を呼ばれた人だ。そういえば、昨日一番最初にテントに入ってきたのもこの人だった気がする。物腰はやわらかいが、ライラに次ぐ重要人物なのかもしれない。
急いでライラに続こうとしたエリッツをアルヴィンが呼びとめる。
「エリッツ、待って。術士がいるよ」
振り返るとアルヴィンは騒ぎが大きい村の中央辺りを目をすがめてじっと見ている。
「あの火を放っているのは術士だ」
そういえば見る人が見れば戦場に術士がいるかどうかはすぐにわかると聞いた。大変だ。エリッツはすぐさまライラを呼びながら馬を駆る。
「何? あの中に術士が? ミリー、見えるか?」
ライラの後ろに控えていた年配の女性に声をかける。年配――とはいっても、鍛えあげられた肉体は青年のような若々しさだ。そのミリーが村の中央辺りに目を凝らす。どうやらこの隊の術士のようだ。
「私、あまり目がよくないけど、確かに術素に動きがあるのがわかる」
「三点だ。術素の流れに三点の発生源がある。少なくとも術士は三人いる」
そこに遅れてきたアルヴィンが割って入る。
「三人も? 何だって術士の才がありながら賊に堕ちるんだ」
ライラが理解不能というように顔をしかめる。
「あなた、アルヴィン? 目がいいのね。私の目になってくれない? 狙いが定まれば討取る自信があるの」
ミリーは腕が鳴るとばかりに火の手があがっている方向を見ている。
「かまわないよ。お役に立てるなら光栄」
術脈がロックされてから変にやさぐれていたアルヴィンは満更ではなさそうな顔だ。
エリッツも借りている長剣の柄に手をかけた。急いで工面したものらしく名品とはいいがたいが、どんな武器でも戦えるようワイダットには教わっている。いわく、道具が悪いというのはただのいいわけ――だそうだ。とはいえ、万が一折れてしまってはどうにもならない。とりあえず扱いやすそうなゼインのダガーナイフはアルヴィンに譲った。
エリッツはアルヴィンとミリーの援護にまわるつもりで二人の背後につく。ライラは術士の件はミリーとアルヴィンにまかせたとばかりにいつのまにか先に進んでいた。
村の中央辺りは「村」というより「街」といった様相である。多くの店が並び、椅子のある小さな広場など人の集まれそうな場所もある。それが今や荒らされてめちゃくちゃになっていた。
「何だ、てめぇら」
勢いよく乗り込んできたライラに略奪行為をおこなっていた連中は早々に怒声をあげはじめる。怪我を負っている人々は何が起こっているのかと怯えた目でエリッツたちを見あげた。敵の敵が味方とは限らないからだろう。
ライラの判断も行動も早かったが、こちらがたったの六人といのは少なすぎたんじゃないだろうか。賊の数は視界に入るだけで三十はいる。
そこにローガンが戻り、小声で「あ、これからなんですか」と軽い調子でつぶやいた。すぐにもう一人の人物があきれたように「ローガン、てめぇ面倒くさくて時間稼ぎしてたのか」と、文句を言った。
消去法でこの人がダンだろう。壮年のたくましい男性である。エリッツのより二倍近い長さの大きな長剣をすでに抜身で握っている。くだけた雰囲気をかもしているが、隙がまったくない。さすがライラがこの少数の中に選んだ隊員だ。
「何だか知らねぇが、邪魔臭い。こいつらを先に殺せ!」
あれが賊のボスだろうか。かけ声に散らばっていた連中がエリッツたちの前に目をギラギラとさせて集まってくる。あの中に術士がいるなら無防備につっこんで行くのは危険だ。剣やナイフのような物理的な武器とはわけが違う。しかし見た目ではまったくわからない。さすがのライラも何かを思案するような顔で敵の出方を見ているようだ。
ちらりとアルヴィンの方を見るとすでにミリーと目で合図を送り合っていた。何をするつもりだろうと思った瞬間、なんと先陣を切ったのはアルヴィンだ。案外身軽な様子で馬を飛び降り、手近にいた賊の一人に切りかかる。悪くない太刀筋だが。
「アルヴィン、危ない!」
ダガーナイフで敵に傷を負わせたアルヴィンだったが、すぐにその仲間たちに周りを取り囲まれてしまう。
エリッツはアルヴィンを助けようとすぐさま馬をとびこませた。その瞬間、派手に血飛沫があがり、エリッツは思わず退がる。
アルヴィンが初めに切りかかったやや小柄な男がまるで布切れのようにその場で裂けて倒れこんだ。
「ひぃい」
周りにいた賊たちは悲鳴をあげて散り散りにその場を離れる。
「一人目……」
後ろのミリーの低いつぶやきにエリッツはぞっとする。最初から自信ありげではあったが、確かになかなかいい腕をした術士のようだ。相手側はミリーのことに気づいていないらしく辺りをきょろきょろと見渡し、術士を探しているようだ。ミリーは動きが少ないうえにさりげなく体の大きいダンの背後にまわっていた。こうなるとアルヴィンのように「見える」だけでもすごく有利なことなのだとわかる。
ふと気づくとアルヴィンは先ほどの場所から消えており、別の賊に切りかかっていた。走るのが得意なだけあって動きが早い。
「こいつだ。こいつが術を使いやがる!」
切りかかられた男は腕から血を流しながらアルヴィンを指さす。周りはアルヴィンをとらえようと集まってくるが、その間にも腕を切られた男が血飛沫をあげながら倒れこむ。
「うわあぁ」
アルヴィンを狙った賊たちはすぐさまその場を離れて逃げ出した。いきなり体を裂かれるかもしれないという恐怖は生半可なことではない。この見た目のひどさはそういうけん制の意味もあるのだろう。エリッツも正直怖い。術士に命を狙われるのだけは嫌だ。
「これは自滅するな」
ライラは冷めた口調でつぶやいた。確かにアルヴィンを捕まえようと躍起になっている連中以外はこわごわとそれを眺めているだけだ。アルヴィンが術士を見つけて印をつけ、それをミリーが術で攻撃するという作戦のようだが、心理的なものも含めてその効果は絶大だ。
「ばかやろう。誰が術を使うのかは関係ねぇ、全員殺せ!」
先ほどのボスらしき男が目が覚めたかのように大声を張りあげる。気づかれたか。
「ミリー! 炎式だ」
突然、アルヴィンがミリーを振り返る。
直後、巨大な炎の球のようなものがこちらに向かってくる。
「わかっていれば簡単なことよ」
ミリーの自信に満ちた声と同時に炎の球は空気に溶けるように消えてしまった。
「あの女だ。あいつを先に殺せ」
声を張る人物を見ると腕から血を流している。いつの間にかアルヴィンが印をつけていた。あれが三人目の術士だ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
いじめられっ子異世界にて、最強の仲間を引き寄せて勝利する!
はじめアキラ@テンセイゲーム発売中
ファンタジー
逃げることと隠れることだけが得意な男子中学生、園部優理。
従来のお節介な性格で、いじめられっ子を助けては自分がいじめの標的にされるということを繰り返していた。
ある日、自分をいじめた不良達と一緒に事故に遭い、異世界転生させられてしまうことに。
帰るためには、異世界を荒らす魔女を倒さなければいけない。しかし与えられたのは“引き寄せ”というよくわからないスキルで……
いじめられっ子だけれど、心の強さなら誰にも負けない!
これはそんな少年が、最強の仲間を引き寄せて異世界で成り上がる物語である。
※表紙絵は汐茜りはゆさんに描いて頂きました。
嘘つきな君の世界一優しい断罪計画
空色蜻蛉
ファンタジー
誰も傷つけないよう付いた嘘が暴かれる時、誰よりも優しい青年の真実が明らかになる。
悪逆非道な侯爵家に生まれたリトスは、王太子妃を狙っている妹の野望を阻止し、実家を良い感じに没落させて、自分は国外追放されたいな~と考えていた。
軟派で無能な侯爵令息を装い、妹の対抗馬である庶民出身のテレサ嬢を支援したり、裏でいろいろ画策していた。
しかし、リトスの完璧な計画は、国外から招聘された有名な魔術師レイヴンによって徐々に暴かれていく。
リトスとレイヴン、二人の【星瞳の魔術師】が織りなす、オリジナル世界観の異世界ファンタジー物語。
※女性向けハイファンタジー&ブロマンス作品です
恋愛がメインではないので既存の女性向けカテゴリに分類できず・・主役二人の関係性はBLに近いです。
主人公最強、かつ相方も最強で、対等に戦うライバル&相棒です。
主役二人が水戸黄門よろしく事件を恰好よく解決していくお話になります。いっそ文芸の方がいいのかも?
※カクヨム、エブリスタ、Talesで連載中。掲載サイトによって進行がちがいます。
また、番外編の掲載の仕方も各サイトの仕様に合わせて変えています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる