59 / 80
皆に耳としっぽが生えてくる年になりました
16 モノアに触ってもらうの大好き!
しおりを挟む
バルコニーにでると、まだまだ日差しが強く正直に言うと暑い…
「すみません、やっぱり外は暑いですよね…」
「ううん、僕は大丈夫だよ!」
「そうですか?では、彼処の日陰になっているベンチに座りましょうか」
丁度、日陰になっているベンチがあって良かった。僕たちは隣に並んで座る事にする。レイシス殿下の頭は僕の肩より下にあり必然的に上目遣いで話しかけてくれる。
レイシス殿下が話しているのを聞いていると、右目の傷跡が気になってしまい無意識の内にレイシス殿下の右目に手を当ててしまっていた。
「あ、すみません…失礼しました。」
咄嗟に手を引っ込めようとしたけどレイシス殿下が僕の手を握り引き止める。
「大丈夫だよ」
そう言うとレイシス殿下は僕の手に擦り寄ってくる。
「…どうして、傷跡を治さないか聞いてもいいですか?」
「ふふ、これは僕に撮って大切な物なんだ」
「傷跡がですか?」
傷跡が大切な物…ってどういう事だ、大体の人は傷跡は治したいと思うと思うんだけど…それに、レイシス殿下は王族だし…だからルルベール様達もああ言ってたわけだし…
「この傷が無かったらきっとモノアに会えなかったでしょ?」
あ…確かに、傷ついた子犬くんがあの場に居なければ僕たちは一生会うことは無かっただろう。
「それに、まだ僕が人の姿になれなかった頃にモノアと過ごしたあの時が忘れられないんだ。あの時も、モノアは今みたいにこの傷に優しく触れて僕をいたわってくれた。だから、次会えた時もこの傷跡があればこうやって触れてくれるかなって思って…変…かな?」
僕に触れて欲しいがために傷跡を残すだなんて…早く治してください!って言うべきなんだろうけど…そんな、叱られる前のうるうるした瞳で見られるとそうも言えなくなってしまうよ…
「レイシス殿下が許可下さったら幾らでも撫でさせて頂きます。ですので…」
「ほんと!許可する!する!いっぱい撫でて!あ、でもこの傷跡は治さないからね!これは僕とモノアとの絆の証なんだから!この傷跡があったからこの5年間モノアに会えなくても頑張れたんだ…だからこの傷跡は消さないよ。」
治してください。という前にレイシス殿下にそう言われてしまった。それにうるうるの瞳から意志の強そうな瞳になってしまった。こういう瞳をすると、何言っても聞いてくれ無さそうだ。まぁ、まだ5歳だからもう少し年頃になると傷跡を治したいと思うかもしれない。レイシス殿下の国はそれが出来るのだからもう少し様子をみるのもいいかもしれない。なので、僕はレイシス殿下に微笑んで許可を得たので撫でてあげることにする。ふわふわ髪と、指先に少し触れてしまったふわふわのふわふわの耳が凄く気持ちよかった。
獣人の獣の特徴の耳やしっぽなんかは他人には触らせない。触らせるのは親しい関係の人、恋人や、家族なんかだ。
「すみません…耳に触れてしまいました…」
「ん?もっと触ってくれていいんだよ?」
はい!っと、レイシス殿下が僕に頭を軽く下げて耳を触りやすいようにしてくれる。
「え…でも…」
「いいからいいから!僕が触って欲しいの!」
ずいずいと来るレイシス殿下、もう目の前にはもふもふのもふもふの青い大きな三角の耳が…
もふもふ…
「ふわゎ…柔らかい…ふわふわ」
「ふふふぅ~僕モノアに触ってもらうの大好き!」
こんな所誰かに見られてしまったらダメだと思いながらも、レイシス殿下のふわふわの耳に僕は勝てなかったのだ…
「何をしている!!」
ふわふわと癒されて…多分だらしない顔をしている所に大きな声が響く…やばい、誰かに見られてしまった!
「すみません、やっぱり外は暑いですよね…」
「ううん、僕は大丈夫だよ!」
「そうですか?では、彼処の日陰になっているベンチに座りましょうか」
丁度、日陰になっているベンチがあって良かった。僕たちは隣に並んで座る事にする。レイシス殿下の頭は僕の肩より下にあり必然的に上目遣いで話しかけてくれる。
レイシス殿下が話しているのを聞いていると、右目の傷跡が気になってしまい無意識の内にレイシス殿下の右目に手を当ててしまっていた。
「あ、すみません…失礼しました。」
咄嗟に手を引っ込めようとしたけどレイシス殿下が僕の手を握り引き止める。
「大丈夫だよ」
そう言うとレイシス殿下は僕の手に擦り寄ってくる。
「…どうして、傷跡を治さないか聞いてもいいですか?」
「ふふ、これは僕に撮って大切な物なんだ」
「傷跡がですか?」
傷跡が大切な物…ってどういう事だ、大体の人は傷跡は治したいと思うと思うんだけど…それに、レイシス殿下は王族だし…だからルルベール様達もああ言ってたわけだし…
「この傷が無かったらきっとモノアに会えなかったでしょ?」
あ…確かに、傷ついた子犬くんがあの場に居なければ僕たちは一生会うことは無かっただろう。
「それに、まだ僕が人の姿になれなかった頃にモノアと過ごしたあの時が忘れられないんだ。あの時も、モノアは今みたいにこの傷に優しく触れて僕をいたわってくれた。だから、次会えた時もこの傷跡があればこうやって触れてくれるかなって思って…変…かな?」
僕に触れて欲しいがために傷跡を残すだなんて…早く治してください!って言うべきなんだろうけど…そんな、叱られる前のうるうるした瞳で見られるとそうも言えなくなってしまうよ…
「レイシス殿下が許可下さったら幾らでも撫でさせて頂きます。ですので…」
「ほんと!許可する!する!いっぱい撫でて!あ、でもこの傷跡は治さないからね!これは僕とモノアとの絆の証なんだから!この傷跡があったからこの5年間モノアに会えなくても頑張れたんだ…だからこの傷跡は消さないよ。」
治してください。という前にレイシス殿下にそう言われてしまった。それにうるうるの瞳から意志の強そうな瞳になってしまった。こういう瞳をすると、何言っても聞いてくれ無さそうだ。まぁ、まだ5歳だからもう少し年頃になると傷跡を治したいと思うかもしれない。レイシス殿下の国はそれが出来るのだからもう少し様子をみるのもいいかもしれない。なので、僕はレイシス殿下に微笑んで許可を得たので撫でてあげることにする。ふわふわ髪と、指先に少し触れてしまったふわふわのふわふわの耳が凄く気持ちよかった。
獣人の獣の特徴の耳やしっぽなんかは他人には触らせない。触らせるのは親しい関係の人、恋人や、家族なんかだ。
「すみません…耳に触れてしまいました…」
「ん?もっと触ってくれていいんだよ?」
はい!っと、レイシス殿下が僕に頭を軽く下げて耳を触りやすいようにしてくれる。
「え…でも…」
「いいからいいから!僕が触って欲しいの!」
ずいずいと来るレイシス殿下、もう目の前にはもふもふのもふもふの青い大きな三角の耳が…
もふもふ…
「ふわゎ…柔らかい…ふわふわ」
「ふふふぅ~僕モノアに触ってもらうの大好き!」
こんな所誰かに見られてしまったらダメだと思いながらも、レイシス殿下のふわふわの耳に僕は勝てなかったのだ…
「何をしている!!」
ふわふわと癒されて…多分だらしない顔をしている所に大きな声が響く…やばい、誰かに見られてしまった!
965
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
僕はただの妖精だから執着しないで
ふわりんしず。
BL
BLゲームの世界に迷い込んだ桜
役割は…ストーリーにもあまり出てこないただの妖精。主人公、攻略対象者の恋をこっそり応援するはずが…気付いたら皆に執着されてました。
お願いそっとしてて下さい。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
多分短編予定
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
【完結】第三王子は、自由に踊りたい。〜豹の獣人と、第一王子に言い寄られてますが、僕は一体どうすればいいでしょうか?〜
N2O
BL
気弱で不憫属性の第三王子が、二人の男から寵愛を受けるはなし。
表紙絵
⇨元素 様 X(@10loveeeyy)
※独自設定、ご都合主義です。
※ハーレム要素を予定しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる