54 / 93
第四章 森の精霊
第54話 ミィナ覚醒か!? 虹を見る娘と残念な女神
しおりを挟む
――エルシアの森とドルムの里へ向かう道中
アマトたち5人は、夜の焚き火を囲みながら軽い夜食をとっていた。
「ねぇ、最近、獣より虫の方がやたら多くなってきてない?」
ルノアが、スープをすすりながら顔をしかめた。
「うぅ……しかもどんどん増えてる気がするの……」
ミィナは、今にも泣き出しそうな顔で小さく震えていた。
「あいつら、見境なく突っ込んでくるし、マジでタチ悪いよな……」
エメルダも虫にうんざりした様子で、足をポリポリかいている。
「虫が多くなってるのは……魔素が濃くなってきているからだろうな」
ルダルが静かに呟くと、全員の視線が彼に向けられた。
「あー、それはちょっとわかる。なんか最近、力が湧いてくるっていうか」
「私も。前より体が軽い感じがするの」
「魔素のせいだったのかぁ……」
三人娘が、お互いの顔を見あって納得した。
そんな三人にルダルが言った。
「そうだ。ただし、魔素が濃いってことは……敵も同じように強くなってきているということだ」
「うげぇ、また強化イベントかよ~」
エメルダが肩を落とす。
「しかも、あいつら液体飛ばしてくるし、変な匂いするし、もう最悪……」
ルノアも明らかにトーンが低い。
「私も……体がなんか、ベトベトしてきたし……」
そう言って、ミィナはチラリとアマトを見た。
「……?」
無自覚なアマトは何も気づかず、スープを飲み干した。
「あぁ~、フィリアの聖泉が恋しい……虫ゼロ、匂いゼロ、温泉最高……」
と、エメルダがうっとりとつぶやくと、ルノアが急に顔を上げてアマトに声をかけた。
「ねぇ、アマト様!"幻扉"でポタ村につないでくれたら、今からでも温泉行けるんじゃない?」
「それだっ!」
エメルダも思わず立ち上がる。
ミィナも、目をキラキラと輝かせてアマトの答えを待っていた。
だが、アマトは少し困った顔で口を開いた。
「……実はな、ポタ村を出る前にゼルミスと話したんだが……」
――回想:ポタ村、出発前
「魔獣が立て続けに現れている……とはいえ、"幻扉"をお前にかけておけば、俺もすぐ戻れるし……」
そう言いかけたアマトを、ゼルミスが真顔で遮った。
「アマト様……我々のことが、そこまで信用なりませぬか?」
湯呑を机に置き、まっすぐアマトを見つめるゼルミス。
「確かに、我らの力では敵わぬ存在もあります。
しかし、それでもあなた様にばかり頼っていては、意味がない。
それに……あなた様には、急ぎ解決すべきことがあるはずです」
アマトが口を開こうとする前に、ゼルミスは柔らかく笑って続けた。
「なので、どうか我々のことはご心配なく。旅に集中してくだされ」
「……」
アマトは何も返せなかったが、そんなアマトに腰に手を当て胸を張りながらゼルミスが言った。
「もっとも、旅の途中で区切りがついたら、情報共有のために戻ってきてくださっても結構ですぞ。 ハッ、ハッ、ハッ」
――回想終わり
「……というわけだ。だから、温泉だけのために"幻扉"を使うのは、ちょっと厳しいと思うぞ。
少なくとも、エルシアの森とドルムの村にたどり着いて、落ち着いてからじゃないとな」
アマトは申し訳なさそうに言った。
その瞬間、三人娘は心の中で同時に――
(((このクソ“じじぃっ(おじいちゃんっ)”!!!)))
ゼルミスに向けて全力の悪態を叩きつけた。
「まぁ……残念だが、ゼルミスの言うとおりだ。この先、何があるかわからん。気を引き締めて進もう」
ルダルの真面目な言葉に、三人娘は一斉に肩を落とす。
だが、そんな様子にルダルが苦笑しながら続けた。
「そう落ち込むな。道中には自然の池もあるはずだ。水浴びくらいはできるぞ」
「えっ、池!?」
即座に食いついたのはミィナだった。
「あぁ、この大森林だ。池の一つや二つはあるだろう。……まぁ、温泉のようにはいかんかもしれんがな」
「よっしゃーっ!明日からは池探しもミッションに追加だな!」
ルノアが拳を突き上げる。
エメルダも腰に両手を当て、こぶしを作って気合を入れた。
「虫臭リセット、全力でいくぞーっ!」
そして、ミィナは、ほほ笑みながら両手を合わせて二人を見つめた。
そんなミィナの様子を見て、ルダルがふと思い出したように口を開く。
「ところで……ミィナ、一つ確認しておきたいことがある」
「えっ、なんですか?」
ミィナがキョトンとした顔でルダルを見返す。
「さっき、アマト様が虫たちと戦い始める前……オーラが虹色に見えたって言ってたな?」
「はい。とっても綺麗でした……」
ミィナは目を閉じて、うっとりと答えた。
「やはりそうか……普通は、そんなふうには見えないんだがな」
「えっ!?そうなんですか!?」
ミィナが驚いたように目を見開く。
「私も魔素が見える体質だが、カラフルになんて見えない。ただの淡い流れだ」
とルダルが答えると――
「えっ!?ルダルって魔素見えるの!?知らなかった!」
ルノアが目を丸くして声を上げた。
「まぁな」
「……俺も、モヤ~っとしたもんが見える気がするけど……」
とエメルダがつぶやき、
「オレも……そんな感じ」
とルノアが続けた。
「ちなみに……。俺たちはどう見えるんだ?」
エメルダがミィナに尋ねた。
「エメルダさんはオレンジ色で、ルダルさんとルノアは青色……」
「そうか……。オレたちは単色かぁ」
エメルダが少しがっかりしたように、肩をすくめた。
すると、
「アマト様はどうなの?見えるの?」
とルノアが目を輝かせて、アマトの方を向いて尋ねた。
そして、全員がルノアの視線を追うようにアマトに注目する――。
「何かが身にまとわりつく感覚はあるが、全然ダメだ。俺にはさっぱり見えない」
アマトがあっさり答えると、ルノアは目を輝かせて叫んだ。
「えぇっ!アマト様にもできないことがあったんだ!?なんか新鮮っ!」
「俺にだって、できないことは山ほどあるさ」
アマトが苦笑しながら言うと、
「や、やだ……なにそれっ!親近感っ……キュン死ぃ……」
エメルダが背中から直立不動で久々にぶっ倒れた。
そんなやり取りのあと、ミィナが不安そうに口を開いた。
「も、もしかして……私って、変なんでしょうか……?」
「いや、そうじゃない。むしろ、すごいことかもしれないぞ」
ルダルが真剣な眼差しで言う。
「なんか……めっちゃ特別感あるじゃん!ミィナ、すげぇ!」
ルノアが明るく背中を押すように言った。
「じ、実は天才だったりして……」
エメルダは倒れたまま、目だけ動かしてつぶやいた。
「そ、そんなこと……ないですぅ……」
ミィナがもじもじしながら頬を赤らめて続けた。
「だってカラフルに見えたところで、別に何か役に立つってわけじゃ……」
「今はな。でも、それが何に繋がるかは誰にもわからん。私も、そんな者に会ったのは初めてだ」
ルダルが感心したように言うと、次の瞬間――
アマトの精神空間の中で、ゼルヴァスの声が響いた。
『……俺様も、そんな能力を持つ者がいるとは聞いたことがないぞ』
『えー?そうなのぉ?私も見えるけどぉ?』
ティアマトが、まるで当然のようにさらっと言ってのけた。
『なにっ!?じゃあ、それが何に使えるか、分かっているのか?』
ゼルヴァスが食い気味に尋ねる。
『ふっ。笑止!』
ティアマトは腰に手を当てて、ドヤ顔でポーズを決めた。
『……』
ゼルヴァスが息をのむ。
そして次の瞬間――
『わかんな~い☆ てへっ♪』
と、悪びれもなくティアマトが言った。
『なめとんのかーーっ!!』
当然、ゼルヴァスが全力でブチギレた。
(……お前、原初の女神のくせに、ほんと役に立たねぇな)
アマトは、心の中で静かにツッコんでいた。
そしてアマトの精神空間では、しばらくの間、怒号と罵声が響き渡っていた――
アマトたち5人は、夜の焚き火を囲みながら軽い夜食をとっていた。
「ねぇ、最近、獣より虫の方がやたら多くなってきてない?」
ルノアが、スープをすすりながら顔をしかめた。
「うぅ……しかもどんどん増えてる気がするの……」
ミィナは、今にも泣き出しそうな顔で小さく震えていた。
「あいつら、見境なく突っ込んでくるし、マジでタチ悪いよな……」
エメルダも虫にうんざりした様子で、足をポリポリかいている。
「虫が多くなってるのは……魔素が濃くなってきているからだろうな」
ルダルが静かに呟くと、全員の視線が彼に向けられた。
「あー、それはちょっとわかる。なんか最近、力が湧いてくるっていうか」
「私も。前より体が軽い感じがするの」
「魔素のせいだったのかぁ……」
三人娘が、お互いの顔を見あって納得した。
そんな三人にルダルが言った。
「そうだ。ただし、魔素が濃いってことは……敵も同じように強くなってきているということだ」
「うげぇ、また強化イベントかよ~」
エメルダが肩を落とす。
「しかも、あいつら液体飛ばしてくるし、変な匂いするし、もう最悪……」
ルノアも明らかにトーンが低い。
「私も……体がなんか、ベトベトしてきたし……」
そう言って、ミィナはチラリとアマトを見た。
「……?」
無自覚なアマトは何も気づかず、スープを飲み干した。
「あぁ~、フィリアの聖泉が恋しい……虫ゼロ、匂いゼロ、温泉最高……」
と、エメルダがうっとりとつぶやくと、ルノアが急に顔を上げてアマトに声をかけた。
「ねぇ、アマト様!"幻扉"でポタ村につないでくれたら、今からでも温泉行けるんじゃない?」
「それだっ!」
エメルダも思わず立ち上がる。
ミィナも、目をキラキラと輝かせてアマトの答えを待っていた。
だが、アマトは少し困った顔で口を開いた。
「……実はな、ポタ村を出る前にゼルミスと話したんだが……」
――回想:ポタ村、出発前
「魔獣が立て続けに現れている……とはいえ、"幻扉"をお前にかけておけば、俺もすぐ戻れるし……」
そう言いかけたアマトを、ゼルミスが真顔で遮った。
「アマト様……我々のことが、そこまで信用なりませぬか?」
湯呑を机に置き、まっすぐアマトを見つめるゼルミス。
「確かに、我らの力では敵わぬ存在もあります。
しかし、それでもあなた様にばかり頼っていては、意味がない。
それに……あなた様には、急ぎ解決すべきことがあるはずです」
アマトが口を開こうとする前に、ゼルミスは柔らかく笑って続けた。
「なので、どうか我々のことはご心配なく。旅に集中してくだされ」
「……」
アマトは何も返せなかったが、そんなアマトに腰に手を当て胸を張りながらゼルミスが言った。
「もっとも、旅の途中で区切りがついたら、情報共有のために戻ってきてくださっても結構ですぞ。 ハッ、ハッ、ハッ」
――回想終わり
「……というわけだ。だから、温泉だけのために"幻扉"を使うのは、ちょっと厳しいと思うぞ。
少なくとも、エルシアの森とドルムの村にたどり着いて、落ち着いてからじゃないとな」
アマトは申し訳なさそうに言った。
その瞬間、三人娘は心の中で同時に――
(((このクソ“じじぃっ(おじいちゃんっ)”!!!)))
ゼルミスに向けて全力の悪態を叩きつけた。
「まぁ……残念だが、ゼルミスの言うとおりだ。この先、何があるかわからん。気を引き締めて進もう」
ルダルの真面目な言葉に、三人娘は一斉に肩を落とす。
だが、そんな様子にルダルが苦笑しながら続けた。
「そう落ち込むな。道中には自然の池もあるはずだ。水浴びくらいはできるぞ」
「えっ、池!?」
即座に食いついたのはミィナだった。
「あぁ、この大森林だ。池の一つや二つはあるだろう。……まぁ、温泉のようにはいかんかもしれんがな」
「よっしゃーっ!明日からは池探しもミッションに追加だな!」
ルノアが拳を突き上げる。
エメルダも腰に両手を当て、こぶしを作って気合を入れた。
「虫臭リセット、全力でいくぞーっ!」
そして、ミィナは、ほほ笑みながら両手を合わせて二人を見つめた。
そんなミィナの様子を見て、ルダルがふと思い出したように口を開く。
「ところで……ミィナ、一つ確認しておきたいことがある」
「えっ、なんですか?」
ミィナがキョトンとした顔でルダルを見返す。
「さっき、アマト様が虫たちと戦い始める前……オーラが虹色に見えたって言ってたな?」
「はい。とっても綺麗でした……」
ミィナは目を閉じて、うっとりと答えた。
「やはりそうか……普通は、そんなふうには見えないんだがな」
「えっ!?そうなんですか!?」
ミィナが驚いたように目を見開く。
「私も魔素が見える体質だが、カラフルになんて見えない。ただの淡い流れだ」
とルダルが答えると――
「えっ!?ルダルって魔素見えるの!?知らなかった!」
ルノアが目を丸くして声を上げた。
「まぁな」
「……俺も、モヤ~っとしたもんが見える気がするけど……」
とエメルダがつぶやき、
「オレも……そんな感じ」
とルノアが続けた。
「ちなみに……。俺たちはどう見えるんだ?」
エメルダがミィナに尋ねた。
「エメルダさんはオレンジ色で、ルダルさんとルノアは青色……」
「そうか……。オレたちは単色かぁ」
エメルダが少しがっかりしたように、肩をすくめた。
すると、
「アマト様はどうなの?見えるの?」
とルノアが目を輝かせて、アマトの方を向いて尋ねた。
そして、全員がルノアの視線を追うようにアマトに注目する――。
「何かが身にまとわりつく感覚はあるが、全然ダメだ。俺にはさっぱり見えない」
アマトがあっさり答えると、ルノアは目を輝かせて叫んだ。
「えぇっ!アマト様にもできないことがあったんだ!?なんか新鮮っ!」
「俺にだって、できないことは山ほどあるさ」
アマトが苦笑しながら言うと、
「や、やだ……なにそれっ!親近感っ……キュン死ぃ……」
エメルダが背中から直立不動で久々にぶっ倒れた。
そんなやり取りのあと、ミィナが不安そうに口を開いた。
「も、もしかして……私って、変なんでしょうか……?」
「いや、そうじゃない。むしろ、すごいことかもしれないぞ」
ルダルが真剣な眼差しで言う。
「なんか……めっちゃ特別感あるじゃん!ミィナ、すげぇ!」
ルノアが明るく背中を押すように言った。
「じ、実は天才だったりして……」
エメルダは倒れたまま、目だけ動かしてつぶやいた。
「そ、そんなこと……ないですぅ……」
ミィナがもじもじしながら頬を赤らめて続けた。
「だってカラフルに見えたところで、別に何か役に立つってわけじゃ……」
「今はな。でも、それが何に繋がるかは誰にもわからん。私も、そんな者に会ったのは初めてだ」
ルダルが感心したように言うと、次の瞬間――
アマトの精神空間の中で、ゼルヴァスの声が響いた。
『……俺様も、そんな能力を持つ者がいるとは聞いたことがないぞ』
『えー?そうなのぉ?私も見えるけどぉ?』
ティアマトが、まるで当然のようにさらっと言ってのけた。
『なにっ!?じゃあ、それが何に使えるか、分かっているのか?』
ゼルヴァスが食い気味に尋ねる。
『ふっ。笑止!』
ティアマトは腰に手を当てて、ドヤ顔でポーズを決めた。
『……』
ゼルヴァスが息をのむ。
そして次の瞬間――
『わかんな~い☆ てへっ♪』
と、悪びれもなくティアマトが言った。
『なめとんのかーーっ!!』
当然、ゼルヴァスが全力でブチギレた。
(……お前、原初の女神のくせに、ほんと役に立たねぇな)
アマトは、心の中で静かにツッコんでいた。
そしてアマトの精神空間では、しばらくの間、怒号と罵声が響き渡っていた――
0
あなたにおすすめの小説
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
湖畔の賢者
そらまめ
ファンタジー
秋山透はソロキャンプに向かう途中で突然目の前に現れた次元の裂け目に呑まれ、歪んでゆく視界、そして自分の体までもが波打つように歪み、彼は自然と目を閉じた。目蓋に明るさを感じ、ゆっくりと目を開けると大樹の横で車はエンジンを止めて停まっていた。
ゆっくりと彼は車から降りて側にある大樹に触れた。そのまま上着のポケット中からスマホ取り出し確認すると圏外表示。縋るようにマップアプリで場所を確認するも……位置情報取得出来ずに不明と。
彼は大きく落胆し、大樹にもたれ掛かるように背を預け、そのまま力なく崩れ落ちた。
「あははは、まいったな。どこなんだ、ここは」
そう力なく呟き苦笑いしながら、不安から両手で顔を覆った。
楽しみにしていたキャンプから一転し、ほぼ絶望に近い状況に見舞われた。
目にしたことも聞いたこともない。空間の裂け目に呑まれ、知らない場所へ。
そんな突然の不幸に見舞われた秋山透の物語。
異世界へ転生した俺が最強のコピペ野郎になる件
おおりく
ファンタジー
高校生の桜木 悠人は、不慮の事故で命を落とすが、神のミスにより異世界『テラ・ルクス』で第二の生を得る。彼に与えられたスキルは、他者の能力を模倣する『コピーキャット』。
最初は最弱だった悠人だが、光・闇・炎・氷の属性と、防御・知識・物理の能力を次々とコピーし、誰も成し得なかった多重複合スキルを使いこなす究極のチートへと進化する!
しかし、その異常な強さは、悠人を巡る三人の美少女たちの激しい争奪戦を引き起こすことになる。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる