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ナッサウとユンガー
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「お初にお目にかかります、グラウス=リッター=フォン=ヴァルト=ユンガー子爵閣下。
僕はヴァロイセン王国植民地設立準備委員会の取締役をしております、アルベール=フォン=ナッサウと申します。北ライヒ民族の英雄にお会いできて光栄の限りです」
「こちらこそ、お初にお目にかかる。ナッサウ殿はどのような御用件でこのようなむさくるしい軍基地に?」
「単刀直入に申し上げれば、我々はヴァロイセン王国に植民地会社を樹立しようと考えておりまして。ジョルフ帝国及びその諸邦を保護下に組み込み、独占権を持った交易会社を作り上げようと。そのために御後援を頂きたいと考えておりまして」
「成る程…」
そう言えば、オランダ人は結構植民地事業に対して熱心だったからな。今のネルデンラント連邦共和国もそれは全く同じである。そのため、亡命してきた彼らがオランダ式の植民地事業を行いたいと考えるのは結構理にかなっている。かなっているのだが…
「まぁ、植民地事業に関しては100年後を考えれば必要なのは分かる。しかして、問いたい。何故植民地を求め、それを切り開こうとするのだ?奴隷が禁止されてしまった昨今、国際的には儲からない産業であると考えているのだが」
経済的に、奴隷を運び込んで使うのが割に合わなくなってきたからだろう。最も多くの奴隷を合衆国の雛形に送り付けてきた連合王国は真っ先に奴隷を禁止し、奴隷貿易している国を叩き潰すのだ!という傍迷惑極まりないダブスタを押し付けてきているし、何より最も多く奴隷を求めていたニューランティア合衆国が国内で黒人が増え始めたから、合衆国も奴隷を買わなくなって不採算事業になってしまっているのだ。
「やだなぁ、分かっていると思いますよ?内陸の資源、モノを独占的に売り捌くための市場、それら全てです。資本主義はあらゆる土地に価値を求めるんですから。貴方も僕の同類だと思っていたんですけどね」
…俺とこいつが同類?同じ貴族とはいえ、商売人と軍人だぞ?水と油とまでは言わんが、仲良しな同類とはあまり思えない、のだが?
「植民地事業だって長続きする事業じゃない。200年続けば奇跡的な事業ですよ。しかし、商売とはそういうものでしょう?上手く利益を出し、上手く最後に売り抜けれて、トータルお得になれば僕たちの勝ちだ」
……成る程、同類とはそういった意味か。1950年から植民地事業が採算が取れない継続不可能事業に陥ることを的確に予想しているのだから。
「…金は出そう。植民地事業に送り出せそうな退役軍人に話も通しておくこと、その程度はできるかもしれない。民間の兵器工廠にも話を通しておこう」
「閣下!?」
驚いている様子のレヴィーネに対して、俺は皮肉に笑いながらアルベール=ナッサウを眼だけで睨みつける。
「すでに王室か、それに近い所には話が通して、承諾させているはずだ。俺にあるのはブランド・ネーム…いわば《英雄が植民地事業に投資した!》って事実だけだ」
「その通りでございます、子爵閣下。すでに皇太子殿下と接触し、内密でありますが植民地会社の設立は既定路線であります故」
恭しく一礼する彼に苦い笑みを浮かべながら、俺はハァ…と溜息を吐く。
「お話を御通ししてて頂けるのであれば、子爵閣下にはそれ相応の御礼を尽くさせていただきます」
「承った。政治上手な商売人。有志の退役軍人会に俺の方からそれとなく話を通しておこう。それと、俺のことをポスターにして宣伝しても良いぞ?そうだな、お前にも分かるように言えば…キッチナー将軍かな?」
転生者知識をひけらかすように知識を出せば、彼はどこまでも楽しそうな表情でニコニコと笑っていた。
「成る程ぉ!祖国はブリトンを必要としている…ですか。随分と熱心な勧誘ですね♪」
レヴィーネがポカンとしている中、俺と彼は熱心に見える形で話を交わしていた。暗号代わりに日本語を使ってみたり(日本語会話は成立したから元日本人なんだろう)、互いにナポレオン戦争について討論し、最後には儲けの話と報酬の話に移る。
儲けと報酬の話になると一気に表情が明るくなることから、彼は根っからの商売人なのだろう、そして俺とは本来なら全く感性が合わない人だ…国に仕え、貴族の称号を賜ると言われた時から、この程度の陰険な話に付き合う覚悟は確かにあったし、実際に何度かそう言った人と話したことがある。
何せ、地位と実績が伴う奴には自然と金が集まるのだ。王に献上したり、王国の事業に出資したり、貴族相手の低金利の融資などで適切に使っているつもりだが、それでも俺の懐に集まる金は確かに存在している。
その中で、俺は確かに人の命を奪う、国営兵器工廠への出資などもしていて、ある意味で金の力で人を殺しているわけで、そう言った意味で彼を批判する権利は全くないのだが。
とはいえ、人を死地に送り出す会話の中で、どれだけの種銭が必要で、どれだけ稼げる目算があるかを堂々と語られていると…少々、いやかなり気に食わない。
「南部ライヒ人、ブリトン、ポラーブ人なんかを募集するつもりです。特にポラーブ人は祖国が分割されたせいで経済的に苦しいですからねぇ。せっかくですし、彼らを主力に移民船を結成して見せましょうか」
将来的に南アフリカ共和国ならぬ、西アフリカ共和国になりそうだなぁと思いつつ、これが歴史と人の業かと思ってしまう。確かに国家的な権益、利益を考えれば植民地支配は歓迎するべき出来事なのだろうが。
「小銃ができれば1千は欲しいです。可能であれば、弾薬ももぉーっと提供してくれると助かります。僕も発注してみたんですけどねぇ、やっぱり軍人じゃないと影響力が足りなくてぇ…」
「手配しておこう。国営工場に対して多少の伝手がある」
マスケットライフルの工房を拡張する計画を推し進めるべきだろう。規模を拡大する話は実際に出ていて、俺もそれに出資している。国営は基本的に潰れない…こと軍需企業を優遇しているヴァロイセン王国なら、余計に。だから安全な投資先なわけで、その対価に10年後のための小銃をねだることは十二分に可能であろう。
「わぁ、やっぱり軍人さんは凄いですねぇ☆国営兵器工廠の出資については植民地設立委員会からも話を通しておきますので、何卒便宜を図ってくださると幸いです!」
一々オーバーな様相で俺を褒めてくるナッサウに、正直に二度と来ないでくれないかなぁと思いながら、俺は彼との商談話を追えるのだった。
…皮肉なことだが、彼の経済的合理性を追求した植民事業は、後の植民地支配のスタンダードとして名をはせることになり、ライヒに大いなる利益を齎すことになったのだが…それはまた、別の話である。
僕はヴァロイセン王国植民地設立準備委員会の取締役をしております、アルベール=フォン=ナッサウと申します。北ライヒ民族の英雄にお会いできて光栄の限りです」
「こちらこそ、お初にお目にかかる。ナッサウ殿はどのような御用件でこのようなむさくるしい軍基地に?」
「単刀直入に申し上げれば、我々はヴァロイセン王国に植民地会社を樹立しようと考えておりまして。ジョルフ帝国及びその諸邦を保護下に組み込み、独占権を持った交易会社を作り上げようと。そのために御後援を頂きたいと考えておりまして」
「成る程…」
そう言えば、オランダ人は結構植民地事業に対して熱心だったからな。今のネルデンラント連邦共和国もそれは全く同じである。そのため、亡命してきた彼らがオランダ式の植民地事業を行いたいと考えるのは結構理にかなっている。かなっているのだが…
「まぁ、植民地事業に関しては100年後を考えれば必要なのは分かる。しかして、問いたい。何故植民地を求め、それを切り開こうとするのだ?奴隷が禁止されてしまった昨今、国際的には儲からない産業であると考えているのだが」
経済的に、奴隷を運び込んで使うのが割に合わなくなってきたからだろう。最も多くの奴隷を合衆国の雛形に送り付けてきた連合王国は真っ先に奴隷を禁止し、奴隷貿易している国を叩き潰すのだ!という傍迷惑極まりないダブスタを押し付けてきているし、何より最も多く奴隷を求めていたニューランティア合衆国が国内で黒人が増え始めたから、合衆国も奴隷を買わなくなって不採算事業になってしまっているのだ。
「やだなぁ、分かっていると思いますよ?内陸の資源、モノを独占的に売り捌くための市場、それら全てです。資本主義はあらゆる土地に価値を求めるんですから。貴方も僕の同類だと思っていたんですけどね」
…俺とこいつが同類?同じ貴族とはいえ、商売人と軍人だぞ?水と油とまでは言わんが、仲良しな同類とはあまり思えない、のだが?
「植民地事業だって長続きする事業じゃない。200年続けば奇跡的な事業ですよ。しかし、商売とはそういうものでしょう?上手く利益を出し、上手く最後に売り抜けれて、トータルお得になれば僕たちの勝ちだ」
……成る程、同類とはそういった意味か。1950年から植民地事業が採算が取れない継続不可能事業に陥ることを的確に予想しているのだから。
「…金は出そう。植民地事業に送り出せそうな退役軍人に話も通しておくこと、その程度はできるかもしれない。民間の兵器工廠にも話を通しておこう」
「閣下!?」
驚いている様子のレヴィーネに対して、俺は皮肉に笑いながらアルベール=ナッサウを眼だけで睨みつける。
「すでに王室か、それに近い所には話が通して、承諾させているはずだ。俺にあるのはブランド・ネーム…いわば《英雄が植民地事業に投資した!》って事実だけだ」
「その通りでございます、子爵閣下。すでに皇太子殿下と接触し、内密でありますが植民地会社の設立は既定路線であります故」
恭しく一礼する彼に苦い笑みを浮かべながら、俺はハァ…と溜息を吐く。
「お話を御通ししてて頂けるのであれば、子爵閣下にはそれ相応の御礼を尽くさせていただきます」
「承った。政治上手な商売人。有志の退役軍人会に俺の方からそれとなく話を通しておこう。それと、俺のことをポスターにして宣伝しても良いぞ?そうだな、お前にも分かるように言えば…キッチナー将軍かな?」
転生者知識をひけらかすように知識を出せば、彼はどこまでも楽しそうな表情でニコニコと笑っていた。
「成る程ぉ!祖国はブリトンを必要としている…ですか。随分と熱心な勧誘ですね♪」
レヴィーネがポカンとしている中、俺と彼は熱心に見える形で話を交わしていた。暗号代わりに日本語を使ってみたり(日本語会話は成立したから元日本人なんだろう)、互いにナポレオン戦争について討論し、最後には儲けの話と報酬の話に移る。
儲けと報酬の話になると一気に表情が明るくなることから、彼は根っからの商売人なのだろう、そして俺とは本来なら全く感性が合わない人だ…国に仕え、貴族の称号を賜ると言われた時から、この程度の陰険な話に付き合う覚悟は確かにあったし、実際に何度かそう言った人と話したことがある。
何せ、地位と実績が伴う奴には自然と金が集まるのだ。王に献上したり、王国の事業に出資したり、貴族相手の低金利の融資などで適切に使っているつもりだが、それでも俺の懐に集まる金は確かに存在している。
その中で、俺は確かに人の命を奪う、国営兵器工廠への出資などもしていて、ある意味で金の力で人を殺しているわけで、そう言った意味で彼を批判する権利は全くないのだが。
とはいえ、人を死地に送り出す会話の中で、どれだけの種銭が必要で、どれだけ稼げる目算があるかを堂々と語られていると…少々、いやかなり気に食わない。
「南部ライヒ人、ブリトン、ポラーブ人なんかを募集するつもりです。特にポラーブ人は祖国が分割されたせいで経済的に苦しいですからねぇ。せっかくですし、彼らを主力に移民船を結成して見せましょうか」
将来的に南アフリカ共和国ならぬ、西アフリカ共和国になりそうだなぁと思いつつ、これが歴史と人の業かと思ってしまう。確かに国家的な権益、利益を考えれば植民地支配は歓迎するべき出来事なのだろうが。
「小銃ができれば1千は欲しいです。可能であれば、弾薬ももぉーっと提供してくれると助かります。僕も発注してみたんですけどねぇ、やっぱり軍人じゃないと影響力が足りなくてぇ…」
「手配しておこう。国営工場に対して多少の伝手がある」
マスケットライフルの工房を拡張する計画を推し進めるべきだろう。規模を拡大する話は実際に出ていて、俺もそれに出資している。国営は基本的に潰れない…こと軍需企業を優遇しているヴァロイセン王国なら、余計に。だから安全な投資先なわけで、その対価に10年後のための小銃をねだることは十二分に可能であろう。
「わぁ、やっぱり軍人さんは凄いですねぇ☆国営兵器工廠の出資については植民地設立委員会からも話を通しておきますので、何卒便宜を図ってくださると幸いです!」
一々オーバーな様相で俺を褒めてくるナッサウに、正直に二度と来ないでくれないかなぁと思いながら、俺は彼との商談話を追えるのだった。
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