47 / 60
植民地とは
しおりを挟む
さて、そもそもの話だ。どうして植民地産業なんてモノが発展したのか。それについて解説していくとしよう。
そもそも、植民地とは合法的に行われる《一石二鳥な島流し》であったことを知っている者がどれほどいただろうか?当時、ハーバーボッシュとか存在しない中、人だけがバンバン増えていく時代に、貧しい欧州に増え続ける人を養うだけの肥沃な大地は(ルーシを除いて)存在していなかった。
当時の植民地に渡る中で船の半分が沈む…のは言い過ぎにしても、現在よりも船貿易が様々な意味で圧倒的に輸送力が足りず、それでいて過酷な航海の中だ。船に真水はなく、虫歯や壊血病になった者たちで塗れ、キニーネなどの薬を高価過ぎて摂取できない者たちはバタバタと倒れていく地獄の中、生きて植民地を開拓する前の未開の大地にたどり着ける人数は非常に限られていた。
つまりだ、圧倒的な不採算事業になりかねない中、それでも失敗しても口減らしになるという理由で、政府や貿易会社は積極的に植民地化を推し進めたのである。
人口増、それに伴う食料の高騰がフランス革命の遠因…つまりは庶民の貧困に繋がったと言っても過言ではないのだから、そりゃ植民地化を進めるというものだ。
一方、口減らしされる側…つまりは農家の次男三男なども死ぬか生きるのかの瀬戸際、死ぬ可能性の方がよっぽど高いギャンブルに挑んででも、良い生活を求めた。そりゃ、政府や会社の過剰広告などもあっただろうが…つまりは植民地化は欧州の貧しい土地が求めた必然的なムーブメントだったのだ。
「投資するのは賭けなんだが、なぁ」
口減らしをしたいのは貴族たちも同じだ。食料の価格は高いに越したことはないが、人口が増え過ぎれば狭い市場はあっという間に食料の高騰に繋がり、それは領主の失策となり、他貴族との政治的闘争に不利になってしまう。
他の貴族たちが賛同しているのなら、合法的な口減らしになってほしいと考えるのは至極当然。
もし成功すれば、新しい市場と新しい口減らし先を見つけてラッキー、失敗しても当座で合法的に口減らしできた分現物の穀物消費量が減るからラッキーと、なんとも死地に挑む移民船団が哀れに見えてくるような話である。
だってそうだろう?鉄道もないから、他の所から穀物を持ってくるなんて何とも非効率的な話だ。
最盛期のドイツ騎士団が、他の神聖ローマ帝国の諸邦たちや王国を鼻で笑うような財を築いた理由の中の一つに、バルト海を用いた食物の輸出だというのだから、当時の食料の価値の高さが理解できるというものだ。
「…きっと、軍人たちも動員されるんだろうなぁ」
植民地開拓には武装した植民地民兵だけではなく、正規軍のフォローが最低限必要になる。他部族の襲撃に備えるための簡素な防衛もできる村、銃の撃ち方、メンテナンスが分からない民兵たちに銃の撃ち方を教えるのは正規軍で教練を受けた徴兵経験者か、或いは正規軍しかできないことだ。
更に、植民地に関する認識がガバガバな欧州海軍、陸軍にある程度対抗し、現地に慣れ親しんだ部族の兵たちが押し寄せる中、それを迎撃するための民兵軍を作り上げるためには、どうしても正規軍が一定必要になる。
もし、これが俺たちが機動的な遊撃部隊として扱われていなくて、いわばハコモノ旅団であり続けた場合は…まぁ多分、彼ら彼女らが動員されることになったのだろう。
運が良かったと思うしかない。ターネンベルクでピウスツキと本気で殺しあわなければ、いつかは植民地開拓事業の尖兵として、迷える民を導く教導者たちの司令官として駆り出されていた可能性が高い。
故郷に帰ることは二度と敵わない遠い遠い大地で、必死で鍬を耕している農民たちと…あらゆる意味で一蓮托生の人生を送ることになっていただろう。
運が悪ければ華々しく死ぬこともできず、病気と飢えで死んでいく可能性があることを。或いは、新聞で列強同士の小競り合い如きで討ち死にするか、列強にもかかわらず未開の部族に殺されてしまったのだと嘲笑される未来だってあったかもしれないのだ。
俺が未来の知識を持っていなかったら。それに奢り、未来知識で得た称号を着て飾り、それを奢るような無能であったら…十二分にありうる未来だったわけで。考慮するだけで背中にゾッと寒いものが走ってしまう。
だから、俺は嬉々として損得勘定だけで人の命を動かすことができるナッサウという男に対して、嫌悪に近い感情を抱きつつも…一歩間違えれば破産し、貴族人生を終わらせるかもしれない大事業に躊躇なく自分の全てをベッドすることができる彼という存在に、尊敬に近い形を覚える。
彼は、この世界に完全に適応し、それに沿った人生を送ることができていることの証左であるのだから。
自分と同じく、知識を手に入れながらも商人という立場で栄達を果たすことができると奮起する、少なくとも国に税金を捧げることで王国に貢献する同志であるから。
それでも、命を数字に換算するビジネスにはできるだけ関わりたくないんだけど…
…これは、俺のエゴだ。戦場で散々に人を殺してきた俺が何を宣っているだろうか。思わず苦笑してしまう。数百人を撃ち殺し、斬り殺してきた俺が何を宣うのか、人殺しをしてきた俺が、もっともな騎士の権威を示すための建前である《建前としての騎士らしく》人道主義を宣っていることに思わず滑稽さを覚えてしまうのだ。
この世界なら、慈悲は捨ててしまえ。
……理不尽に死ぬ世界だ、戦争だけじゃない。災害で、小さな飢饉で、未来では些事とされる病魔でくたばってしまう世界なのだから。
「……俺は、このままでいいのか?」
司令官の特権として、そこそこの品質のベッドとマットレスにドフンと飛び込み、ゴロゴロと思案してしまう。
彼は俺よりも若かった。そんな彼が、この世界に順応して自由に生きていることに対して…いわば、巻き込まれてばかりの俺の人生と違って、飄々と荒波を乗りこなすように生きている彼が妙に羨ましく思えてしまう。
兵学校に進むと決めたのは確かに自分のエゴだ。あそこでスキルを積まなくても、御父様のコネで小隊長クラスのポストを用意していてくれただろうから。
しかし、それ以外の俺の人生は全く受け身なモノだった。
流されるまま、生き残るために各地を転戦した。予言をしたのだって、正史と違って大王が毒を仰いでヴァロイセン軍が崩壊し、俺が死ぬのを恐れたからだ。
生き残るために、俺はある意味で大王を唆したのも同じであった。そこに自分の主体的、自律的な行動は存在しない、。もっとも原始的な、死にたくないという生存本能によるもので。そこに俺の意思はないとも言える。
そして、英雄と呼ばれ、大王と皇太子に重用されたのも、全ては自分が出世することに対して受け身であり続けたからこそであり、断っても不可能だと、国と民が求める最低限の待遇を拝領し続けてきただけだ。
政治に参加すればどんくさい自分は死ぬだろう、その確信があり続けたからこそで、これもまたそこに俺の意思は一切合切存在していない。
自分の好き勝手に動けるように見える、少なくても何もかもが受動で進んで、結果的に何もかもが雁字搦めに見える俺よりも、彼の方が…
その日は、眠ることができなかった。
そもそも、植民地とは合法的に行われる《一石二鳥な島流し》であったことを知っている者がどれほどいただろうか?当時、ハーバーボッシュとか存在しない中、人だけがバンバン増えていく時代に、貧しい欧州に増え続ける人を養うだけの肥沃な大地は(ルーシを除いて)存在していなかった。
当時の植民地に渡る中で船の半分が沈む…のは言い過ぎにしても、現在よりも船貿易が様々な意味で圧倒的に輸送力が足りず、それでいて過酷な航海の中だ。船に真水はなく、虫歯や壊血病になった者たちで塗れ、キニーネなどの薬を高価過ぎて摂取できない者たちはバタバタと倒れていく地獄の中、生きて植民地を開拓する前の未開の大地にたどり着ける人数は非常に限られていた。
つまりだ、圧倒的な不採算事業になりかねない中、それでも失敗しても口減らしになるという理由で、政府や貿易会社は積極的に植民地化を推し進めたのである。
人口増、それに伴う食料の高騰がフランス革命の遠因…つまりは庶民の貧困に繋がったと言っても過言ではないのだから、そりゃ植民地化を進めるというものだ。
一方、口減らしされる側…つまりは農家の次男三男なども死ぬか生きるのかの瀬戸際、死ぬ可能性の方がよっぽど高いギャンブルに挑んででも、良い生活を求めた。そりゃ、政府や会社の過剰広告などもあっただろうが…つまりは植民地化は欧州の貧しい土地が求めた必然的なムーブメントだったのだ。
「投資するのは賭けなんだが、なぁ」
口減らしをしたいのは貴族たちも同じだ。食料の価格は高いに越したことはないが、人口が増え過ぎれば狭い市場はあっという間に食料の高騰に繋がり、それは領主の失策となり、他貴族との政治的闘争に不利になってしまう。
他の貴族たちが賛同しているのなら、合法的な口減らしになってほしいと考えるのは至極当然。
もし成功すれば、新しい市場と新しい口減らし先を見つけてラッキー、失敗しても当座で合法的に口減らしできた分現物の穀物消費量が減るからラッキーと、なんとも死地に挑む移民船団が哀れに見えてくるような話である。
だってそうだろう?鉄道もないから、他の所から穀物を持ってくるなんて何とも非効率的な話だ。
最盛期のドイツ騎士団が、他の神聖ローマ帝国の諸邦たちや王国を鼻で笑うような財を築いた理由の中の一つに、バルト海を用いた食物の輸出だというのだから、当時の食料の価値の高さが理解できるというものだ。
「…きっと、軍人たちも動員されるんだろうなぁ」
植民地開拓には武装した植民地民兵だけではなく、正規軍のフォローが最低限必要になる。他部族の襲撃に備えるための簡素な防衛もできる村、銃の撃ち方、メンテナンスが分からない民兵たちに銃の撃ち方を教えるのは正規軍で教練を受けた徴兵経験者か、或いは正規軍しかできないことだ。
更に、植民地に関する認識がガバガバな欧州海軍、陸軍にある程度対抗し、現地に慣れ親しんだ部族の兵たちが押し寄せる中、それを迎撃するための民兵軍を作り上げるためには、どうしても正規軍が一定必要になる。
もし、これが俺たちが機動的な遊撃部隊として扱われていなくて、いわばハコモノ旅団であり続けた場合は…まぁ多分、彼ら彼女らが動員されることになったのだろう。
運が良かったと思うしかない。ターネンベルクでピウスツキと本気で殺しあわなければ、いつかは植民地開拓事業の尖兵として、迷える民を導く教導者たちの司令官として駆り出されていた可能性が高い。
故郷に帰ることは二度と敵わない遠い遠い大地で、必死で鍬を耕している農民たちと…あらゆる意味で一蓮托生の人生を送ることになっていただろう。
運が悪ければ華々しく死ぬこともできず、病気と飢えで死んでいく可能性があることを。或いは、新聞で列強同士の小競り合い如きで討ち死にするか、列強にもかかわらず未開の部族に殺されてしまったのだと嘲笑される未来だってあったかもしれないのだ。
俺が未来の知識を持っていなかったら。それに奢り、未来知識で得た称号を着て飾り、それを奢るような無能であったら…十二分にありうる未来だったわけで。考慮するだけで背中にゾッと寒いものが走ってしまう。
だから、俺は嬉々として損得勘定だけで人の命を動かすことができるナッサウという男に対して、嫌悪に近い感情を抱きつつも…一歩間違えれば破産し、貴族人生を終わらせるかもしれない大事業に躊躇なく自分の全てをベッドすることができる彼という存在に、尊敬に近い形を覚える。
彼は、この世界に完全に適応し、それに沿った人生を送ることができていることの証左であるのだから。
自分と同じく、知識を手に入れながらも商人という立場で栄達を果たすことができると奮起する、少なくとも国に税金を捧げることで王国に貢献する同志であるから。
それでも、命を数字に換算するビジネスにはできるだけ関わりたくないんだけど…
…これは、俺のエゴだ。戦場で散々に人を殺してきた俺が何を宣っているだろうか。思わず苦笑してしまう。数百人を撃ち殺し、斬り殺してきた俺が何を宣うのか、人殺しをしてきた俺が、もっともな騎士の権威を示すための建前である《建前としての騎士らしく》人道主義を宣っていることに思わず滑稽さを覚えてしまうのだ。
この世界なら、慈悲は捨ててしまえ。
……理不尽に死ぬ世界だ、戦争だけじゃない。災害で、小さな飢饉で、未来では些事とされる病魔でくたばってしまう世界なのだから。
「……俺は、このままでいいのか?」
司令官の特権として、そこそこの品質のベッドとマットレスにドフンと飛び込み、ゴロゴロと思案してしまう。
彼は俺よりも若かった。そんな彼が、この世界に順応して自由に生きていることに対して…いわば、巻き込まれてばかりの俺の人生と違って、飄々と荒波を乗りこなすように生きている彼が妙に羨ましく思えてしまう。
兵学校に進むと決めたのは確かに自分のエゴだ。あそこでスキルを積まなくても、御父様のコネで小隊長クラスのポストを用意していてくれただろうから。
しかし、それ以外の俺の人生は全く受け身なモノだった。
流されるまま、生き残るために各地を転戦した。予言をしたのだって、正史と違って大王が毒を仰いでヴァロイセン軍が崩壊し、俺が死ぬのを恐れたからだ。
生き残るために、俺はある意味で大王を唆したのも同じであった。そこに自分の主体的、自律的な行動は存在しない、。もっとも原始的な、死にたくないという生存本能によるもので。そこに俺の意思はないとも言える。
そして、英雄と呼ばれ、大王と皇太子に重用されたのも、全ては自分が出世することに対して受け身であり続けたからこそであり、断っても不可能だと、国と民が求める最低限の待遇を拝領し続けてきただけだ。
政治に参加すればどんくさい自分は死ぬだろう、その確信があり続けたからこそで、これもまたそこに俺の意思は一切合切存在していない。
自分の好き勝手に動けるように見える、少なくても何もかもが受動で進んで、結果的に何もかもが雁字搦めに見える俺よりも、彼の方が…
その日は、眠ることができなかった。
5
あなたにおすすめの小説
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる