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第1話:蛍光灯の白と、天蓋の金
しおりを挟む深夜二時のオフィスは、海の底みたいに静かだった。
静か、というより、音が全部くぐもってる。エアコンの低い唸りと、遠くで誰かがキーボードを叩く乾いた音だけが、白い壁に反響して戻ってくる。蛍光灯は優しさの欠片もなく、まぶたの裏まで白く焼く。昼も夜も同じ色。人間の体内時計をじわじわ壊す色。
私は自席で、画面の数字を眺めていた。
眺めている、という表現はやさしすぎる。目で噛み砕いて飲み込んで、喉の奥に引っかかったまま吐き出せない感じ。Excelのセルが、夜の沼に浮かぶ小さな四角い島みたいに見える。
右手のマウスを握りしめた指が、感覚を失っていく。
肩甲骨の奥に、見えない釘が一本ずつ打ち込まれていくみたいに痛い。背中を伸ばそうとしても伸びない。背骨が、もう会社の形に固まってしまったみたいだ。
机の端には、コンビニの紙カップ。
コーヒーはとっくに冷めて、舌に触れた瞬間、苦さだけが残る。香りは逃げて、責任だけが残る。そんな味。
コピー機が「ウィーン」と息を吐くたび、熱い紙の匂いが流れてくる。
紙って、こんなに熱を持つんだな、とぼんやり思った。人の労力を吸った紙は、体温を持つ。
隣の席の後輩が、目の下を真っ黒にして言った。
「先輩、これ……今日中ですか」
「今日中っていうか、もう明日なんだけどね」
自分の声が、ひどく乾いていた。笑いにしないと、崩れそうだったから。
後輩は唇を噛んで、画面を見つめた。
「終電、間に合います?」
「……間に合うようにする」
“する”じゃない。間に合わない。
カレンダーはとっくに翌日を指していて、腕時計の針は容赦なく進む。なのに、ここだけ時間が粘って、足首に絡みつく。
背後から、靴音が近づいた。革靴の硬い音。
この音が聞こえると、胃が小さく縮む癖が、もう条件反射になっている。
「お、まだやってるじゃん」
上司の声は、眠気のない明るさで、夜の空気を薄く切った。
スーツの上着を肩にかけたまま、片手にはスマホ。顔色は良い。眠ってない顔じゃない。たぶん寝てきた。
私は椅子から半分立ち上がり、口角を上げた。
笑顔は、呼吸みたいなものだ。無意識に出す。出さないと、酸欠になる。
「はい。修正反映して、最終版まとめてます」
「うんうん。明日の朝イチで役員に投げるからさ、今日中にお願い。あ、できればグラフもうちょい見栄えよくして。パッと見で“伸びてる感”あるやつ」
伸びてる感。
数字じゃなくて、感。
感で仕事が増える夜って、本当にあるんだな。
「承知しました」
言葉だけが先に出て、魂が半拍遅れてついてくる。
上司は満足そうに頷き、踵を返す前に付け足した。
「あ、あと。こないだ言ってた経費の件、上には“今期厳しいから”ってことで。よろしく」
よろしく、の一言で全部押しつける魔法。
私は反射で頷き、喉の奥で小さく何かが砕けた音を聞いた気がした。
上司が去ると、後輩が小さく囁く。
「……あの人、やばくないですか」
「今さらだよ」
私は笑って見せた。
笑ったはずなのに、頬がひきつる。顔面がもう感情に追いついていない。
ディスプレイの白が、視界の奥に染みる。
蛍光灯もディスプレイも、どっちも白くて、私の中の夜を全部消していく。夜が消えると、休む理由も消える。永遠に働けるようになる。怖い話だ。
時計が二時半を指した頃、私はふと、息を吸うのを忘れていたことに気づいた。
肩で浅く呼吸していたせいで、胸が痛い。空気が肺の底まで届いていない。
コンビニのコーヒーをもう一口飲む。
苦味が喉を滑り落ちる。胃が冷える。指先が冷える。視界の端が揺れる。
あ、やばい。
そう思った瞬間、身体が椅子の上でふらりと傾いた。
脳が熱い。頭蓋骨の内側で、湯気が立つみたいだ。目の奥がじんじんする。蛍光灯の白が、やけに近い。
後輩の声が遠い。
「先輩? 大丈夫ですか、顔色——」
返事をしようとして、舌が動かない。
口を開けたのに、空気だけが漏れた。
机に突っ伏そうとした。
逃げる場所は机の上しかない。いつもそうだ。机に身体を預けて、少しだけ死ぬ。すぐ復活して、また打鍵する。そうやって何年も生きてきた。
けれど、今回は違った。
額が木目に触れる寸前、視界が——白で満たされた。
ただの白じゃない。蛍光灯の白が爆発して、脳内まで焼き尽くす白。音も匂いも温度も、全部を塗り潰す白。
それが、最後だった。
――
次に感じたのは、冷たさだった。
冷たい、というより、ひんやりした滑らかさ。
頬に触れているものが布だと分かるまで、少し時間がかかった。布にしては柔らかすぎる。水に近い肌触り。けれど湿ってはいない。さらさらして、指先が吸い付く。
息を吸うと、甘い香りが鼻腔に流れた。
花。たぶん薔薇。いや、薔薇だけじゃない。蜂蜜を溶かしたみたいな甘さの奥に、少しだけスパイスの気配。香水だ。誰かが、丁寧にまとった匂い。
私はゆっくり目を開けた。
天井が高い。
見慣れない彫刻。白と金の装飾。豪奢なのに、下品じゃない。金はぎらつかず、光を含んでいる。まるで朝日の結晶みたいに静か。
目を動かすと、薄いカーテン越しに淡い光が差し込んでいた。
朝日。柔らかい。蛍光灯みたいに刺さってこない。肌の上にそっと置かれる毛布みたいな光。
ベッドの上。
私は横たわっている。
身体が軽い。軽すぎる。筋肉の痛みがない。あの肩甲骨の釘がない。胃の冷えもない。息が肺の底までちゃんと入る。
怖い。
軽いって、こんなに怖いんだ。
「……え」
声が出た。
自分の声なのに、知らない声だった。高い。澄んでいる。疲れが混じっていない声。
私は勢いよく起き上がり、周囲を見回した。
部屋が広い。
壁は淡い色の布で覆われ、絵画が掛けられている。床には厚い絨毯。足を下ろすと、ふわりと沈んだ。まるで地面が私を受け入れてくれるみたいに。
視界の隅に、人影が見えた。
「アーデルハイト様!」
若い女性の声。
薄い色の制服。髪をきっちりまとめた侍女が、慌てて駆け寄ってきた。顔色が青い。泣きそうな顔。
「よ、よかった……っ。お目覚めになって……!」
彼女の目が潤む。
その感情が、私には理解できなかった。私は彼女の知り合いじゃない。なのに、彼女は本気で安堵している。
そして、彼女が呼んだ名前が、胸の奥を凍らせた。
アーデルハイト。
私の脳内で、何かが音を立てて開いた。
鍵のかかった扉が、無理やりこじ開けられる音。
アーデルハイト・フォン・ヴァルツブルク。
公爵令嬢。
王太子の婚約者候補。
そして——悪役令嬢。
“悪役令嬢”という言葉が浮かんだ瞬間、目の前の空気が変色した。
甘い香りが一瞬で苦くなる。朝日が冷たく見える。全身の毛穴が開く。
頭の中に、場面が流れ込んでくる。
光り輝く大広間。
シャンデリアの下。
王太子の前で跪かされ、罪状を読み上げられる。
周囲の貴族たちの笑み。
正義の顔をした残酷。
そして、私に向けられる言葉。
『あなたは、悪意で彼女を傷つけた』
心臓が跳ねた。
胸が痛い。息が詰まる。
私はベッドの縁を掴んだ。指が震える。絹のシーツが指の間を滑って逃げる。
「アーデルハイト様……? お顔色が……」
侍女が覗き込む。
彼女の瞳の中に、私は自分の姿を見た。金髪。碧い目。肌が白い。頬がまだ幼い。
知らない少女。けれど、その少女が私になっている。
「……鏡」
口から出たのは、短い言葉だった。
侍女が戸惑いながら頷く。
「は、はい……こちらに」
部屋の隅に、大きな姿見があった。
金の縁取り。磨き抜かれた鏡面。近づくと、きらりと朝日を返す。
鏡の中の少女が、こちらを見た。
私が眉を動かすと、彼女も動かす。
私が息を呑むと、彼女の喉も小さく揺れる。
目が、碧い。
透き通っているのに、底が深い。海の青。冬の朝の氷の青。
そこに、私の怯えが沈んでいる。
「……私、誰」
呟いた瞬間、侍女が息を詰めた。
「アーデルハイト・フォン・ヴァルツブルク様です。公爵閣下のご令嬢で……」
知ってる。
知ってるけど、知りたくない。
喉が渇く。
前世の私は、社内の肩書きだけで生きていた。係長、主任、プロジェクトリーダー。肩書きに守られ、肩書きに潰される。
でも今世は、肩書きがもっと重い。家名は鎧にもなるけど、同時に鎖にもなる。
「……今、何日」
「え……?」
「日付。私、寝てたの、どれくらい」
言葉が現代のまま出るのを自分で感じた。けれど、今はそんなことに構っていられない。
断罪のタイミングがいつか。そこが命綱だ。
侍女は、慌てて答える。
「本日で三日目です。お倒れになってから……お医者様が“疲労”だと……」
三日。
倒れた。疲労。
……私と同じだ。過労で落ちた体が、こちらでも落ちたのか。
胸の奥に、妙な既視感が広がる。
世界は違うのに、倒れる理由だけは同じ。働きすぎ。責任を抱えすぎ。逃げ方を知らない。
私は唇を噛んだ。
噛んだのに血の味はしない。柔らかい口の中。若い体の水分。
あの乾ききった会社の夜とは違う。
「……ねえ」
私は侍女を見た。
彼女は姿勢を正し、真面目に応える準備をする。忠実で、少し怯えている。
「ここは……ヴァルツブルク家?」
「はい、アーデルハイト様。ご自室でございます」
自室。
悪役令嬢の“自室”。
ここから、あの断罪に向かう道が伸びている。
背筋に冷たいものが走った。
でも同時に、どこかでスイッチが入る音もした。
前世の私は、理不尽に押し潰される側だった。
納期は上から降ってくる。ルールは勝手に変わる。評価は曖昧。責任だけが明確。
だから私は、生き残るために学んだ。呼吸の仕方。表情の作り方。怒鳴られても心を守る方法。数字で武装する方法。
ここでも同じ。
違うのは、私が“公爵令嬢”だということ。
肩書きが重い分、使える武器も増える。
恋?
王太子?
そんなものに命を預けるほど、私はもう無垢じゃない。
生き残るために必要なのは、愛じゃない。
流れだ。金の流れ。権力の流れ。噂の流れ。
社交界は感情の花畑じゃない。市場だ。
笑顔は通貨。噂は株価。縁談は合併。夜会は取引所。
私は鏡の中の碧い目を見つめ、ゆっくり息を吐いた。
朝日の光が、まつ毛の先に金の粒を作る。まるで、天蓋から落ちる金。
「……服、用意して」
侍女がぱっと顔を上げる。
「はいっ、すぐに!」
「それと……執事を呼んで。名前、なんだっけ」
言った瞬間、頭のどこかが答えを吐き出した。
黒い髪。銀の目。無駄のない声。
カイ・シュヴァルツ。
「カイ。カイ・シュヴァルツを」
侍女の顔が少し引き締まる。
「かしこまりました。すぐお呼びいたします」
侍女が部屋を出ていくと、扉が静かに閉まった。
急に静寂が落ちる。
壁の向こうの世界が遠くなる。
私はベッドの端に座り、指先でシーツを撫でた。
冷たくて、柔らかい。
この世界の布は、私の疲れを知っているみたいに、優しく指を受け止めた。
心臓の鼓動が、まだ早い。
でも恐怖だけじゃない。
怖さの下に、妙な熱がある。前世で何度も燃え尽きかけたのに、それでも仕事に向かった時の、あの嫌な熱。
“やるしかない”という熱。
私は小さく笑ってしまった。喉が震える。
「……また、締切か」
ただし今度は、誰かに押しつけられる締切じゃない。
私が作る締切だ。
扉がノックされた。
控えめで、正確なリズム。
その音だけで、相手の性格が透けて見える。
「失礼いたします」
入ってきた男は、背が高かった。動きが静かで、無駄がない。黒髪はきちんと整えられていて、光を吸うように落ち着いている。目は銀色。感情を見せない金属の光なのに、こちらの体温を測るような鋭さがある。
彼が一礼した。
「カイ・シュヴァルツです。お目覚めになられたと伺いました」
声は低く、滑らかだった。
余計な装飾がない。
それが逆に、信頼できる。
私は立ち上がり、鏡で見たばかりの“令嬢の姿勢”を真似した。背筋を伸ばし、顎を引き、視線をまっすぐに。
前世で覚えた“謝罪の姿勢”とは逆の形。守るための姿勢じゃなく、押すための姿勢。
「……カイ」
「はい、アーデルハイト様」
名前を呼ぶと、彼の銀の目が一瞬だけ細くなった。
驚きではない。確認。彼は私の“いつも”を測っている。
私は息を吸った。
薔薇と香水の甘さが胸に満ちる。
甘いのに、戦える匂いがする。香りは装飾じゃない。鎧だ。
「資産目録を持ってきて」
カイの眉がほんのわずかに動いた。
それだけ。動揺は見せない。けれど、少しだけ空気が揺れた。
「資産目録、でございますか」
「そう。ヴァルツブルク家の。できるだけ詳しく。現金、土地、債権、株式……全部」
言いながら、口の中で“株式”という単語が浮いているのを感じた。
この世界に株式があるのかは分からない。だが、似たものはあるはずだ。利権、権利、持分。名前が違うだけで、金の動きは同じ。
カイは少し間を置き、深く頭を下げた。
「承知いたしました。すぐに取り揃えます」
「待って」
私は彼を止めた。
彼が顔を上げる。銀の目が私の目を捉える。逃げない。
胸の奥の氷が、少しだけ形を変えた。
この人は使える。味方にできる。けれど、油断すると敵になる。
前世の私は“味方だと思ってた人”に何度も裏切られた。だから確かめる。
「あなた、私が変わったって思ってる?」
カイは答えを急がなかった。
視線が一瞬だけ、私の顔のどこかを測るように滑る。呼吸。瞳孔。肩の力。
「……お体を壊されました。人はそれで、変わることがあります」
やけに優しい言い方だった。
でも、その優しさは甘やかしじゃない。事実を事実のまま置く優しさ。
私は小さく頷いた。
「そう。変わったの」
言葉が、喉から出るときに少しだけ震えた。
恐怖じゃない。決意が身体を揺らす震え。
「私は恋ではなく、財務を見る」
宣言した瞬間、部屋の空気がぴんと張った。
カイの銀の目が、わずかに揺れた。ほんの少しだけ、驚きが混じる。
「……承りました」
彼は短く答え、もう一度深く礼をした。
その動きが、まるで契約書にサインする手つきみたいだった。
静かで、確かで、取り返しがつかない。
カイが扉へ向かう。
私は背中に言葉を投げた。
「カイ。私がこれから何をしようとしても、止めないで」
彼は扉の前で立ち止まり、振り返った。
銀の目が、朝日に一瞬だけ輝いて、刃のように細く光る。
「お止めする理由がある時は、お止めいたします」
「理由がなければ?」
「お支えいたします」
淡々としているのに、胸の奥が少しだけ温かくなった。
信用って、こういうところから生まれるのかもしれない。声の強さじゃない。言葉の密度。
扉が閉まり、私は一人になった。
天蓋の布が、ゆっくり揺れている。
朝の風が、カーテンの隙間から忍び込んで、部屋の甘い香りを軽く撫でた。
私は鏡の前に立ち、碧い目の自分を見つめる。
あの蛍光灯の白は、もうない。
代わりに、ここには朝日がある。
柔らかいのに、逃げ場のない光。
私は唇を整え、笑顔の形を作った。
社交界で生きるための、仮面の笑顔。
でも仮面の奥で、私はちゃんと息をしていた。
「……生き残る」
小さく言うと、声が部屋に溶けて消えた。
生き残るために、私は何を握るべきか。
愛じゃない。
言葉じゃない。
噂でもない。
まずは、数字だ。
天蓋の金が、朝日に透けて淡く光った。
それは祝福じゃなく、告げ口みたいに静かに、私の目に落ちてきた。
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