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祥子篇 エピローグ 呪われたんだ
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大河武士は今牢獄の中で死ぬのを待っていた。
正直、死ぬのはさほど怖くは無かった。
だが、最近になってだんだん別の事が怖くなってきた。
死ぬのではなく、別の事だ。
最近は時間があるので、省吾の死に方を考える。
電車の中に吸い込まれるように落ちて行き目の前でぐちゃぐちゃになった。
あれを見るまではステーキが好物だったが今では肉は食べれなくなった。
今考えてみたら可笑しいんだ。
確かに俺はあの時に「殺してやる」と叫んだが、殺す気はなかった。
彼奴はどうだっただろうか?
助けを呼んでいた。
最初、俺を陥れるつもりの自殺かと考えたが、違うと思う。
彼奴と目が遭った時に悲しそうな顔をしていた、、、と思う。
自信はないが、少なくともそう見えた。
その後に、吸い込まれるようにして落ちて行った。
そう考えると、あれは得体の知れない何かに下に引っ張られたのでは無いだろうか?
俺は落としていないし、彼奴も自殺じゃない、となると得体の知れない物に引き刷りこまれた。
そう考えるのが正しいと思う。
俺との喧嘩中にその得体の知れない何かから俺に助けを求めたのではないだろうか?
彼奴が可笑しくなったのは妹に手を出したせいだと思っていた。
だけど、その事位であそこまで性格は変わるだろうか?
しかも、殴るだけ殴られる。それなのに挑発を辞めなかった。
あの時点で彼奴はもしかしたら黒木省吾ではなく、何かにとりつかれていたのではないだろうか?
少なくとも俺が虐めていた彼奴とは別人のような気がする。
そして彼奴の妹だ、俺は確かにレイプをするような人間だが、あの時俺はレイプしなかった。
普通なら彼奴の妹は顔だけは良いから多少怪我させてもやる事はやるはずだ、それなのに暴力だけ振るって、その後はしなかった。何故かあの女には性的な事以上に壊したい。そういう気持ちが強く働いた。
そして、俺の姉は死んでしまった。
確かに婚約破棄はショックだっただろう。
だが、俺の姉に勇気は無い。死ぬ勇気が無い姉が死ぬなんて可笑しい。
親父は財産を手放して償いの人生を歩むと言っていた。
そんな人間が死ぬはずがないと思う。
そして驚く事にそれだけでなく、省吾の家族も全部死んでしまった。
しかも、殺したのはあの妹だそうだ。
人を殺せるほどの奴が俺に好き放題殴られる訳は無いだろう。
かなり残酷な光景だと聞いた。
果たして彼奴に出来るだろうか? 出来ないと思う。
だったら誰があいつ等三人を殺したんだろうか?
今迄解らなかった。
だけど最近になって犯人が解った。
あのベットの下に居る奴だ。
今日も俺に「お前は死なないの?」と聞いてきやがる。
俺は化け物には殺されない。殺される前に自分で死んでやる。
武士の死刑は結局、執行されなかった。
看守が目を離したすきに首を吊って死んでしまったから。
だが、あの男が自殺をするのだろうか?
被害者側、加害者側も全てが死んでしまった。
何があったかは誰も知らない。
正直、死ぬのはさほど怖くは無かった。
だが、最近になってだんだん別の事が怖くなってきた。
死ぬのではなく、別の事だ。
最近は時間があるので、省吾の死に方を考える。
電車の中に吸い込まれるように落ちて行き目の前でぐちゃぐちゃになった。
あれを見るまではステーキが好物だったが今では肉は食べれなくなった。
今考えてみたら可笑しいんだ。
確かに俺はあの時に「殺してやる」と叫んだが、殺す気はなかった。
彼奴はどうだっただろうか?
助けを呼んでいた。
最初、俺を陥れるつもりの自殺かと考えたが、違うと思う。
彼奴と目が遭った時に悲しそうな顔をしていた、、、と思う。
自信はないが、少なくともそう見えた。
その後に、吸い込まれるようにして落ちて行った。
そう考えると、あれは得体の知れない何かに下に引っ張られたのでは無いだろうか?
俺は落としていないし、彼奴も自殺じゃない、となると得体の知れない物に引き刷りこまれた。
そう考えるのが正しいと思う。
俺との喧嘩中にその得体の知れない何かから俺に助けを求めたのではないだろうか?
彼奴が可笑しくなったのは妹に手を出したせいだと思っていた。
だけど、その事位であそこまで性格は変わるだろうか?
しかも、殴るだけ殴られる。それなのに挑発を辞めなかった。
あの時点で彼奴はもしかしたら黒木省吾ではなく、何かにとりつかれていたのではないだろうか?
少なくとも俺が虐めていた彼奴とは別人のような気がする。
そして彼奴の妹だ、俺は確かにレイプをするような人間だが、あの時俺はレイプしなかった。
普通なら彼奴の妹は顔だけは良いから多少怪我させてもやる事はやるはずだ、それなのに暴力だけ振るって、その後はしなかった。何故かあの女には性的な事以上に壊したい。そういう気持ちが強く働いた。
そして、俺の姉は死んでしまった。
確かに婚約破棄はショックだっただろう。
だが、俺の姉に勇気は無い。死ぬ勇気が無い姉が死ぬなんて可笑しい。
親父は財産を手放して償いの人生を歩むと言っていた。
そんな人間が死ぬはずがないと思う。
そして驚く事にそれだけでなく、省吾の家族も全部死んでしまった。
しかも、殺したのはあの妹だそうだ。
人を殺せるほどの奴が俺に好き放題殴られる訳は無いだろう。
かなり残酷な光景だと聞いた。
果たして彼奴に出来るだろうか? 出来ないと思う。
だったら誰があいつ等三人を殺したんだろうか?
今迄解らなかった。
だけど最近になって犯人が解った。
あのベットの下に居る奴だ。
今日も俺に「お前は死なないの?」と聞いてきやがる。
俺は化け物には殺されない。殺される前に自分で死んでやる。
武士の死刑は結局、執行されなかった。
看守が目を離したすきに首を吊って死んでしまったから。
だが、あの男が自殺をするのだろうか?
被害者側、加害者側も全てが死んでしまった。
何があったかは誰も知らない。
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