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数年後28
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『発言をお許しください。私はナツナ様の侍女をしていたものです。ナツナ様は、この国で使用禁止の薬剤や魔道具を沢山隠し持たれておりました。この事を知ったのは3か月前…。そう私が死ぬ直前でした。私はナツナ様の秘密を知ってしまった為殺されてしまいました。私の遺体は山に捨てられております。どうか家族に亡骸だけでも…送り届けていただけませんでしょうか?』
「…貴女は勝手にいなくなった侍女じゃない?わ、私だって心配して…」
『そんな嘘はもう必要ありません。国王陛下、私はナツナ様がどこに何を隠されているか知っております。どなたか一緒に来ていただけませんでしょうか?』
すると国王陛下は
「既に男爵家に向かう手筈は整っておる。そのもの達をかの場所に導いてやれ。お主の亡骸の元へもな…。」
『ありがとうございます。』
侍女の霊は流れる涙を拭き国王陛下に淑女の礼をするとこの場を去っていきました。
さっきまで霊に怯えていたナツナ様はというと…冷静を取り戻したようです。
彼女の事ですから、あの後場所を変えたから大丈夫だ…とか思っておられるんでしょうね?
でもそう簡単な話ではないのですよ?
今は私の力で彼女が見えるようになっただけで…殺されてからは見えない霊として彼女は貴女に付き纏っていたのだから。
さて次はどうしようかな?
なんて思っていると一人の男性の霊が挙手しました。
なるほど…次は貴方から彼女にダンスを申し込むのね?
貴方にしたことも…ひどいものね…。
さて、お点前拝見といきましょうか。
「…貴女は勝手にいなくなった侍女じゃない?わ、私だって心配して…」
『そんな嘘はもう必要ありません。国王陛下、私はナツナ様がどこに何を隠されているか知っております。どなたか一緒に来ていただけませんでしょうか?』
すると国王陛下は
「既に男爵家に向かう手筈は整っておる。そのもの達をかの場所に導いてやれ。お主の亡骸の元へもな…。」
『ありがとうございます。』
侍女の霊は流れる涙を拭き国王陛下に淑女の礼をするとこの場を去っていきました。
さっきまで霊に怯えていたナツナ様はというと…冷静を取り戻したようです。
彼女の事ですから、あの後場所を変えたから大丈夫だ…とか思っておられるんでしょうね?
でもそう簡単な話ではないのですよ?
今は私の力で彼女が見えるようになっただけで…殺されてからは見えない霊として彼女は貴女に付き纏っていたのだから。
さて次はどうしようかな?
なんて思っていると一人の男性の霊が挙手しました。
なるほど…次は貴方から彼女にダンスを申し込むのね?
貴方にしたことも…ひどいものね…。
さて、お点前拝見といきましょうか。
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