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数年後29
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『次は私に発言許可をお願いいたします。私はこの城に勤めていた近衛騎士でございます。きっと皆さまもこの顔に見覚えがあると思います。私は、そこの男爵令嬢が何度も無断で城に入るのを見ております。その都度捕まえ、国王陛下ならびに王妃陛下への報告。男爵家には警告の書状を送っておりました。しかし、令嬢の行動は悪化していくばかりでした…。そんな日々に頭を抱えているとある部下からリラックス効果のある香なるものを渡されました。最初はよく眠れるようになり、良いものを貰ったと思っていたのですが…。ある日を境に私の体は私の意思で動かなかくなったのです。自分の意思で動かなくなった体は、誰かに操られているように日々を過すしかありませんでした。そしてある日完全に動かなくなったのです。動かなくなった体とわたしの精神、いえ魂は切り離させました。魂のみになった私が見たのは、動かなくなった私を確認に来たダルス様とそこの令嬢でした!!そして二人は笑ったのです…。「やっと死んだのか」って…。私は騎士団長様を目指しここまで頑張ってきたのです!!なのに…そのご嫡男に殺されるとは!!無念で仕方がありません。私がこの様に話しても、きっと証拠がないとおっしゃられるでしょう。私は騎士です。いつ何があるか分かりません。なのですべての物…と言っても食堂の料理までは保管できませんでしたが、その他の物は必ず家族に少しずつ送り保管してもらっています。今日はこの場に…私の妻が香とその時とその後に妻に書いた手紙を持ってきてもらっています。国王陛下、どうかお受け取りください。』
彼はそこまで言うと頭を下げました。
奥様は…どうやら妊娠中のようです。
最愛の旦那様を失った彼女を思うと…。
ピンク頭…覚えとけ!!!
奥様が静々と陛下の元へと向かわれます。
陛下の側近が受け取ろうと動きますが、国王陛下は彼らを止め自ら受け取られました。
ここまで来て証拠を壊されたりしたら困りまりますものね?
まぁ、壊させませんけど?
「辛い思いをさせてしまってすまない…。」
国王陛下は彼の奥様だけに聞こえるような小声でおっしゃりました。
今ここで大々的に謝ると足元をすくわれかねませんからね。
国王陛下は手紙の内容と香を確認後、
「この香は禁止薬物のイーロンの可能性がある!今すぐ試験薬を!」
と大きな声でおっしゃりました。
周囲が騒然となりました。
禁止薬物イーロン、検査薬も解毒薬もないはずの薬物…。
でもね?
それはついこの前までの話なのです。
さぁて、ピンク頭さんはなんて反撃してくれるのかしら?
彼はそこまで言うと頭を下げました。
奥様は…どうやら妊娠中のようです。
最愛の旦那様を失った彼女を思うと…。
ピンク頭…覚えとけ!!!
奥様が静々と陛下の元へと向かわれます。
陛下の側近が受け取ろうと動きますが、国王陛下は彼らを止め自ら受け取られました。
ここまで来て証拠を壊されたりしたら困りまりますものね?
まぁ、壊させませんけど?
「辛い思いをさせてしまってすまない…。」
国王陛下は彼の奥様だけに聞こえるような小声でおっしゃりました。
今ここで大々的に謝ると足元をすくわれかねませんからね。
国王陛下は手紙の内容と香を確認後、
「この香は禁止薬物のイーロンの可能性がある!今すぐ試験薬を!」
と大きな声でおっしゃりました。
周囲が騒然となりました。
禁止薬物イーロン、検査薬も解毒薬もないはずの薬物…。
でもね?
それはついこの前までの話なのです。
さぁて、ピンク頭さんはなんて反撃してくれるのかしら?
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