【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?

水江 蓮

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ナツナ視点

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な…何が起こっているの?

確かに私が今までに消してきた人達に見える。

話している内容もあっている。

でも何で?

死人に口なしでしょ?

何で黙っていられないのよ!!

何より、何故あの王様はあんな霊の証言を認めてるの?

だってあんなの…誰かが作った幻の可能性があるじゃない!?


誰かが私を嵌めようとしている可能性だってあるはずなのに…。


何故?

何故?


何故なのよ!?!?


誰も疑問に思わないの?

さっきから私以外反論している人一人もいないじゃない!

こんなのおかしいわよ!


私はつい爪を噛んでしまった。


いえ相手のペースにいのまれたらダメよ、落ち着くのよ私…。

それにあの女に見られたから、禁止薬物や魔法具は念のために違う場所に隠したじゃない。

あの女が辿りつけるはずがないわ。

そうよ。

家を捜索されても簡単に見つかる場所じゃないもの。

そう胸を撫で下ろし、少し落ち着きを取り戻したのに…

今度は男!?

あぁ、いつも城に入るのを邪魔してきたやつじゃない。

「許可のないものは通せません。」

「王子に食べ物を渡すことは禁止されています。」

「男爵家へ抗議させていただきます。」


…どれだけ言われたか。

あまりにもウザかったから、騎士団員の一人にイーロンの香を預けて使わせたのよね。

最後はダルスと確認に行ったけど、あっけなく死んで本当に清々したのを覚えているわ。

え?

あの男、家に少し送っていたの?

部屋には残っていないことを確認したけど…家族に渡していただなんて…。

そこまでは確認できてない!!

でも落ち着くのよ。

イーロンだって欠片を見たぐらいじゃわかるはずないわ!

ただの香に見える品物なんだから。








・・・・え?

イーロンの検査薬?

そんなのなかったじゃない!!

いえ、大丈夫よ…。

きっと正確な検査薬じゃないはずよ。

だってつい数日前買った時も、まだ検査薬も解毒剤もないって売人言っていたもの…。



でも…もし本当に検査薬ができていたんだとしたら?

あの死にかけていた高慢ちきな女達が平然と立っている今…。

もしかして解毒薬もできているの!?!?
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