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さてさて、波乱の幕開けだった学園生活ですが最近何故かお姉様が大人しいのです。
私に絡んで来ない、悲劇のヒロイン劇場をしない…それは私にとって幸せな事なのですが…急に無くなると逆に不安になります。
そこで学園の情報屋である食堂のおばちゃん達に話を聞くことにした。
おばちゃん達の話によると現在我が家のお姉様は第2王子に付き纏っているようです。
昼食は第2王子の近くの席に座り、隙あらば話しかけたり、触ったりしているみたいです。
…お姉様…やってんな…。
話しかけるのはまぁ…ギリギリセーフとしよう?
でも無断で触るのは不敬だって…。
それに第2王子のアンドリュー殿下の婚約者はほぼ決まりかけって噂なのに…。
まさか自分が婚約者に選ばれたとか思ってないよね?
お相手はヘマタイト公爵令嬢だって噂なのに…。
辞めてよね…公爵家に喧嘩を売るのは…。
静かなのはいいけど、こういうやらかしは要りません。
まぁ、次の夜会で発表なんじゃないかと言われているから発表されたら諦めるでしょう。
ていうか、諦めて?
まずお姉様は婿入りしてくれる人を探さないとダメなんだよ?
なにやってんのよ…。
おばちゃん達にお礼を伝えて私は自室に戻ることにした。
寮に戻ろうと歩いていると、不審な動きをする女子生徒を見つけてしまった。
…これは関わらない方がいい。
お姉様と同じぐらい面倒な相手な気がする。
本能がそう察知したので私は慌てて自室に入り、鍵を閉めた。
私が慌てて帰ってきたせいで、エマを驚かせてしまったが説明すると納得してくれた。
「キャロットお嬢様はそんな事をされていたのですね…。なんというか…キャロットお嬢様らしいと言えば…そうキャロットお嬢様らしいんですけど…困りましたね。」
「そうだよね?うっかり公爵家を怒らせて、没落へのカウントダウンをうっかり早めてしまうとかないかな?」
「まだ没落すると決めつけておられたのですね。まぁ、公爵家を怒らせたら何かある可能性も無きにしも非ずですが…執事長に確認しましたが、仕事関係はまだ問題は起こしていないと言われていましたよ?お嬢様の事は…キャロットお嬢様が物を強請られたと仰った時にだけ思い出すようですが…。」
「そうか。仕事は大丈夫なんだね。それにしても私の思い出し方酷くない!?私も実の娘なんですけど!?まぁいいけどさ…。もう諦めたけど。」
私がため息まじりで答えると、エマが思い出したかのように声を掛けてきた。
「そういえば先程不審な女子生徒を見かけたと言われてましたが、寮長に連絡を入れておきましょうか?」
「うーーーん?どうしよう?関わりたくないんだよね…。噴水に飛び込んでいる女子生徒…うん、見なかったことにしたい。見たって言うと…何か問題に巻き込まれそうだもん。私はお姉様への対応で精一杯…。あ、そうだ!お姉様で思い出した!今週末は、外泊届出して私の家に帰ってお姉様から押し付けられた宝石を売りに出かけるわ!その為にタウンハウスから前々回お姉様に押し付けられた宝石類を、メイドーズの誰かに頼んで私の家に移動させておいてほしい。いつもの買取のおじいちゃんが今週末なら時間あるって言っていたから!お願いね!」
「かしこまりました。噴水に飛び込む女子生徒…確かに不審ですが…お嬢様がそう判断されたならそれに従います。」
…確かに何故噴水に飛び込んでいたのか気になるけれど…。
気にしない!
きっとそのうち噂であの女子生徒の事が流れてくるはず?
噴水の女子生徒より、不敬を働いているお姉様の方が身近な問題だからね。
…大人しいと思ったら別のところで問題起こしていたなんて…。
流石です、お姉様…褒めていませんけどね。
お姉様の事で少し胃が痛む気がする…。
週末は存分に街娘として気晴らしをしよう!
もう貴族の生活は嫌だ!!
……街でついでによく効く胃薬買ってこようっと…。
私に絡んで来ない、悲劇のヒロイン劇場をしない…それは私にとって幸せな事なのですが…急に無くなると逆に不安になります。
そこで学園の情報屋である食堂のおばちゃん達に話を聞くことにした。
おばちゃん達の話によると現在我が家のお姉様は第2王子に付き纏っているようです。
昼食は第2王子の近くの席に座り、隙あらば話しかけたり、触ったりしているみたいです。
…お姉様…やってんな…。
話しかけるのはまぁ…ギリギリセーフとしよう?
でも無断で触るのは不敬だって…。
それに第2王子のアンドリュー殿下の婚約者はほぼ決まりかけって噂なのに…。
まさか自分が婚約者に選ばれたとか思ってないよね?
お相手はヘマタイト公爵令嬢だって噂なのに…。
辞めてよね…公爵家に喧嘩を売るのは…。
静かなのはいいけど、こういうやらかしは要りません。
まぁ、次の夜会で発表なんじゃないかと言われているから発表されたら諦めるでしょう。
ていうか、諦めて?
まずお姉様は婿入りしてくれる人を探さないとダメなんだよ?
なにやってんのよ…。
おばちゃん達にお礼を伝えて私は自室に戻ることにした。
寮に戻ろうと歩いていると、不審な動きをする女子生徒を見つけてしまった。
…これは関わらない方がいい。
お姉様と同じぐらい面倒な相手な気がする。
本能がそう察知したので私は慌てて自室に入り、鍵を閉めた。
私が慌てて帰ってきたせいで、エマを驚かせてしまったが説明すると納得してくれた。
「キャロットお嬢様はそんな事をされていたのですね…。なんというか…キャロットお嬢様らしいと言えば…そうキャロットお嬢様らしいんですけど…困りましたね。」
「そうだよね?うっかり公爵家を怒らせて、没落へのカウントダウンをうっかり早めてしまうとかないかな?」
「まだ没落すると決めつけておられたのですね。まぁ、公爵家を怒らせたら何かある可能性も無きにしも非ずですが…執事長に確認しましたが、仕事関係はまだ問題は起こしていないと言われていましたよ?お嬢様の事は…キャロットお嬢様が物を強請られたと仰った時にだけ思い出すようですが…。」
「そうか。仕事は大丈夫なんだね。それにしても私の思い出し方酷くない!?私も実の娘なんですけど!?まぁいいけどさ…。もう諦めたけど。」
私がため息まじりで答えると、エマが思い出したかのように声を掛けてきた。
「そういえば先程不審な女子生徒を見かけたと言われてましたが、寮長に連絡を入れておきましょうか?」
「うーーーん?どうしよう?関わりたくないんだよね…。噴水に飛び込んでいる女子生徒…うん、見なかったことにしたい。見たって言うと…何か問題に巻き込まれそうだもん。私はお姉様への対応で精一杯…。あ、そうだ!お姉様で思い出した!今週末は、外泊届出して私の家に帰ってお姉様から押し付けられた宝石を売りに出かけるわ!その為にタウンハウスから前々回お姉様に押し付けられた宝石類を、メイドーズの誰かに頼んで私の家に移動させておいてほしい。いつもの買取のおじいちゃんが今週末なら時間あるって言っていたから!お願いね!」
「かしこまりました。噴水に飛び込む女子生徒…確かに不審ですが…お嬢様がそう判断されたならそれに従います。」
…確かに何故噴水に飛び込んでいたのか気になるけれど…。
気にしない!
きっとそのうち噂であの女子生徒の事が流れてくるはず?
噴水の女子生徒より、不敬を働いているお姉様の方が身近な問題だからね。
…大人しいと思ったら別のところで問題起こしていたなんて…。
流石です、お姉様…褒めていませんけどね。
お姉様の事で少し胃が痛む気がする…。
週末は存分に街娘として気晴らしをしよう!
もう貴族の生活は嫌だ!!
……街でついでによく効く胃薬買ってこようっと…。
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