【完結】何でも欲しがる妹?お姉様が飽き性なだけですよね?

水江 蓮

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「なるほど…お嬢様モテていたんですね?何だか残念なお嬢様ばかりを見ていたので気づきませんでした。」

エマは、平然と言い放った。
そうですよね?
私も思います。
何で私?

「本当に何でかな?でもね、一つだけ言えるの、レオポルト第3王子殿下だけはないって!」

そう王族は嫌です。
臣籍降下するって分かっているけど、嫌だ。
それに好みじゃない…。

「そうだ!エマ!あのドーナツ仲間がレオポルト第3王子殿下だった!ドーナツ目的じゃなかったよ!」

「そんなに大声を出さなくても大丈夫です。そしてあの方がレオポルト第3王子殿下だったのですね。あと、私は前々から決してドーナツ仲間ではないと何回も伝えております。」

あれ?
そんなこと言われたっけ?

「そうだっけ?なんかあれ私に会いに来てたって言われたんだけどね…なんかストーカーみたいで嫌だよね…」

エマはため息をつきながら返事をした。

「お嬢様部屋だからと油断し過ぎです。その言葉不敬と言われかねませんよ?まぁ、私としてもお嬢様は王族と連なる者になるのは心配なのでやめておいた方がいいと思います。王妃様がお嬢様が選んで良いと言ってくださっていますが、レオポルト第3王子殿下を押してくる可能性はあります。そうなるとカルサイト家は王族に連なりたいと欲を出すでしょうから養子に入って公爵家から却下してもらうのがいいでしょう…。とりあえず、お嬢様は今日告白して下さった方の名前を一覧にして私に提出してください。私とメイドーズの目線からのチェックをさせていただきます。お嬢様だけでは心配なので…。」

信頼されてないな…。
確かに私色々やらかしたかもしれないけれども…。
でも第3者からの意見は重要だ。
うん。
そう自分に言い聞かせて紙に名前を記入していった。

「サイラス様の名前が大きいのですが、お嬢様のお気持ち的にはサイラス様だと言うことですね?」

「えぇ!?大きさ同じだよね?」

「いえ、違いますよ。お気持ちは分かりました。サイラス様に問題がなければ私共はそれでいいと思いますよ。とりあえず調査をお待ちください。公爵家にも婚約者はお嬢様が考えておられると伝えておきますので…それでは。」

「え?待って!?伝えないで?まだまだ決まってない!!」

私の言葉を聞かずにエマは笑顔で去っていった…。
エマよ…私一様雇い主…。
話は聞こうよ…。

でも、婚約者は私が自分で決めたいのは確かだ。

とりあえずこれ以上増えない事を祈って寝ることにするのだった。

モテ期はいりません!!
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