【完結】何でも欲しがる妹?お姉様が飽き性なだけですよね?

水江 蓮

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国主催のパーティーに参加するということでドレスが必要になりました。
私お姉様のドレスをリメイクした物まだ、持っているんですけどね?
その事をお母様に伝えたのですが、公爵家で作ります!と強く言われてしまいました。
これではサクの仕事…無くなってしまう!?
サクが暴れ回る予感!!

私は慌てて自分のドレスを作ってくれていた2人をお母様に紹介しました。
この2人は現在公爵家で働いているので、急いで呼び出してお母様に紹介をしました。

するとお母様は、

「あの素敵なドレスを作っていたのは貴女達だったの?それじゃあ今回も手伝ってもらおうかしら?あ、お古のドレスをリメイクするのでは無くて新しい生地から作って欲しいのよ。お抱えのドレス工房を呼んでいるからそこに混じって制作のお手伝いをしてくれない?もうこれでもか!!ってぐらい飾り立てて欲しいの。勿論下品にならないようにね?以前夜会で見たあんりちゃんのドレスの刺繍素晴らしかったし、今後は私のドレスにも刺繍頼もうかしら?そうなると…独立した工房を作ってしまってもいいわね!王妃様も絶対に欲しがるわ!よし、早速相談してくるわ!アンリちゃん、もうすぐ採寸の時間になるからここで待ってて~!ちょっと工房のことを相談したら帰ってくるから!」

お母様は言いたいことを言うだけ言うと、颯爽と去っていった。

なんだか私だけ取り残されている気がするよ?
気のせいかな?

しばらくすると工房を建てるの許可をもぎ取ったお母様がルンルン気分で戻ってきた。

工房作りたいなと思っていたけれども…まさかお母様主体で作られることになるなんて…。

しかしこれでサクの合法の刺繍が許される環境が出来るということだ!
屋敷に来てからソワソワしているサクを何度止めたことか…。
工房で刺繍が出来るようになれば屋敷のカーテンの安全は保たれる!
少し安心した私だった。

仕立て屋さんが来てからはもうされるがままの状態だった。
ドレスの形に色、刺繍など次々と私抜きで決まっていった。
口を挟む事ができなかったんだよ…。
あまりにも白熱していたから…。

まあ、私にセンスがあるかと聞かれたら微妙な気がするのでこれで良かったのだと思う。


夜会か…また何か起きそうで嫌だな…。

夜会について考えると気が重い。


一刻も早くカルサイト家とキッパリ縁が切れますように!!
今の私にはそれを願うことしかできなかった。
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