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「ほぅ?カルサイト侯爵令嬢とモルガナイト侯爵子息が可愛いアンリに絡んできたと…しかもアンリが可愛い系だからと何故か不満げだったと…気に入らん!!こんなに可愛いアンリに失礼極まりない!!その分も慰謝料に追加してやる!!」
……。
お父様?
そんな私情を挟んでいいんですか?
私別に傷ついてませんよ?
あんな奴に好かれても困るだけだしね?
「あの…別に気にしていないので…というかその辺まで私言いましたっけ?」
「ん?御者から聞いただけだ。それにしても…モルガナイト侯爵は何を考えているのだ?子息に連絡しなかったのか?侯爵自体はキャロット嬢と婚約させると言っていたんだがな?」
「連絡ができていないとかなのではないでしょうか?確か王宮の官僚として働いていると聞いたので忙しいとか?」
「忙しいはずがない。彼の部署は万年暇な部署だ。今度の人事異動でなくなるんだがな。要はコネで入ったはいいが使えない奴らの掃き溜めだ。今まで貴族からの圧力やなんやらで解体できていなかったが、今回圧力をかけていた貴族達が全員居なくなることになったからな~やっとさっぱりする。」
……やはりカルサイト侯爵が探してきた婚約者はできる人ではなかったのね…。
まぁ、カルサイト侯爵が声を掛けれる相手なんだもの…レベルが同じぐらいになっても仕方がないか…。
「あのクソ女共にも慰謝料を追加で請求しているから安心してね~。」
お母様…それは全然安心できないです!
そしてお口が悪いですよ?
ん?慰謝料追加請求したんですか!?
私怪我してないよ?
「まぁ、これからは俺たちの誰かが送り迎えをするよ。相手が何をしてくるか分からないからね。」
確かにそうなんだけども!!
でもね?ちょっと過保護だよ?
私そこまで弱くない!
私は恐る恐るお兄様に問いかけた。
「お兄様もお忙しいでしょ?私は大丈夫「大丈夫じゃないから!」…はい。それじゃあお願いします。」
くっ…。
こんなに圧かけられたら断れない!!
そして元婚約者さん達とお姉様達…どんまい…。
さっさと諦めた方が身のためですよ?
こうしてしばらくの間私の登下校にはお兄様達の誰かが付き添う事と、追加の慰謝料請求、そしてモルガナイト侯爵家にお父様が今回の事について懇切丁寧に手紙に書くことが決まった。
…えーーっと…皆さん…大丈夫ですか??
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
トランスキー侯爵家side
「何!?慰謝料の追加請求だと!?そんな巫山戯るな!!もうすぐ結婚だと思って準備を始めていたんだぞ!?それを反故にしただけではなく慰謝料の追加など…。婚約破棄についての慰謝料も何も全て我が家からは払わん!こんな酷い仕打ちを公爵家だからといってしていいはずがない!明日国王陛下に謁見を申し出る!何としても婚約を結び直してもらい全ての請求をチャラにさせてやる…。そうだ、アルバス侯爵も一緒に連れていこう。我々の可愛い娘たちへの仕打ち…トパゾライト公爵…絶対に後悔させてやる!!」
「お父様…お願いします。」
「泣かなくていい。私に任せなさい。」
その言って抱き合う親子の様子を見て、トパゾライト公爵家の影はため息をついた。
「国王陛下に謁見した所でどうする事もできないのに。なんでこんなに自分達に自信があるんだろう?理解できないや。」
今見た光景をトパゾライト公爵に伝えるために、勤務交代の時間がきたと同時に彼は走り去った。
「欲張るとろくな事ないのにね?」
そんな彼の声は誰にも届くことはなくただ闇夜に消えていった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
モルガナイト侯爵side
「なんて事だ!?何故あの愚息はトパゾライト公爵令嬢に絡みにいったのだ!?手紙を読んでいないのか!?帰ってこないから職場に送っておいたのに…。あぁ、終わりだ。これで我が家は終わりだ…。まさか公爵家の馬車に石を投げるなんて…それにアンリ嬢に対する態度も…全ておしまいだ…。」
モルガナイト侯爵は知らなかったのだ。
自分の息子が最近職場に通勤していないことを。
勤務態度も悪く自分宛の手紙なんて一通も見ていないことを…。
そして遅くなったとは思いつつザイオンを除籍する事に決めたのだった。
モルガナイト侯爵家にこれ以上被害が出ないようにと…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
カルサイト侯爵家side
「お父様!!アンリが自分はトパゾライト公爵家に養子に入ったとか意味の分からない事を言っているの!!どういう事!?アンリはザイオンと婚約して私の仕事を全てやりたいはずなのに!」
「何!?そんな馬鹿な事を言っているのか!?私はそんな事許可していない!キャロットからやりたいと奪ったレポートをサボったばかりか、そのような嘘をつくとはな…。トパゾライト公爵と言えば先程意味の分からない慰謝料請求の手紙が届いていたな…。トパゾライト公爵とアンリがきっと悪事を働いているんだ…そうに違いない!キャロット、私は明日国王陛下に謁見に行くことにする!お前は何も心配しなくていい。アンリ…躾を間違えたようだな…。」
こうして奇しくもトパゾライト公爵家に喧嘩を売った4家門は同日同時刻に国王陛下への謁見を申し出るのだった。
この後地獄が待っている事を知らずに…。
……。
お父様?
そんな私情を挟んでいいんですか?
私別に傷ついてませんよ?
あんな奴に好かれても困るだけだしね?
「あの…別に気にしていないので…というかその辺まで私言いましたっけ?」
「ん?御者から聞いただけだ。それにしても…モルガナイト侯爵は何を考えているのだ?子息に連絡しなかったのか?侯爵自体はキャロット嬢と婚約させると言っていたんだがな?」
「連絡ができていないとかなのではないでしょうか?確か王宮の官僚として働いていると聞いたので忙しいとか?」
「忙しいはずがない。彼の部署は万年暇な部署だ。今度の人事異動でなくなるんだがな。要はコネで入ったはいいが使えない奴らの掃き溜めだ。今まで貴族からの圧力やなんやらで解体できていなかったが、今回圧力をかけていた貴族達が全員居なくなることになったからな~やっとさっぱりする。」
……やはりカルサイト侯爵が探してきた婚約者はできる人ではなかったのね…。
まぁ、カルサイト侯爵が声を掛けれる相手なんだもの…レベルが同じぐらいになっても仕方がないか…。
「あのクソ女共にも慰謝料を追加で請求しているから安心してね~。」
お母様…それは全然安心できないです!
そしてお口が悪いですよ?
ん?慰謝料追加請求したんですか!?
私怪我してないよ?
「まぁ、これからは俺たちの誰かが送り迎えをするよ。相手が何をしてくるか分からないからね。」
確かにそうなんだけども!!
でもね?ちょっと過保護だよ?
私そこまで弱くない!
私は恐る恐るお兄様に問いかけた。
「お兄様もお忙しいでしょ?私は大丈夫「大丈夫じゃないから!」…はい。それじゃあお願いします。」
くっ…。
こんなに圧かけられたら断れない!!
そして元婚約者さん達とお姉様達…どんまい…。
さっさと諦めた方が身のためですよ?
こうしてしばらくの間私の登下校にはお兄様達の誰かが付き添う事と、追加の慰謝料請求、そしてモルガナイト侯爵家にお父様が今回の事について懇切丁寧に手紙に書くことが決まった。
…えーーっと…皆さん…大丈夫ですか??
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トランスキー侯爵家side
「何!?慰謝料の追加請求だと!?そんな巫山戯るな!!もうすぐ結婚だと思って準備を始めていたんだぞ!?それを反故にしただけではなく慰謝料の追加など…。婚約破棄についての慰謝料も何も全て我が家からは払わん!こんな酷い仕打ちを公爵家だからといってしていいはずがない!明日国王陛下に謁見を申し出る!何としても婚約を結び直してもらい全ての請求をチャラにさせてやる…。そうだ、アルバス侯爵も一緒に連れていこう。我々の可愛い娘たちへの仕打ち…トパゾライト公爵…絶対に後悔させてやる!!」
「お父様…お願いします。」
「泣かなくていい。私に任せなさい。」
その言って抱き合う親子の様子を見て、トパゾライト公爵家の影はため息をついた。
「国王陛下に謁見した所でどうする事もできないのに。なんでこんなに自分達に自信があるんだろう?理解できないや。」
今見た光景をトパゾライト公爵に伝えるために、勤務交代の時間がきたと同時に彼は走り去った。
「欲張るとろくな事ないのにね?」
そんな彼の声は誰にも届くことはなくただ闇夜に消えていった。
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モルガナイト侯爵side
「なんて事だ!?何故あの愚息はトパゾライト公爵令嬢に絡みにいったのだ!?手紙を読んでいないのか!?帰ってこないから職場に送っておいたのに…。あぁ、終わりだ。これで我が家は終わりだ…。まさか公爵家の馬車に石を投げるなんて…それにアンリ嬢に対する態度も…全ておしまいだ…。」
モルガナイト侯爵は知らなかったのだ。
自分の息子が最近職場に通勤していないことを。
勤務態度も悪く自分宛の手紙なんて一通も見ていないことを…。
そして遅くなったとは思いつつザイオンを除籍する事に決めたのだった。
モルガナイト侯爵家にこれ以上被害が出ないようにと…。
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カルサイト侯爵家side
「お父様!!アンリが自分はトパゾライト公爵家に養子に入ったとか意味の分からない事を言っているの!!どういう事!?アンリはザイオンと婚約して私の仕事を全てやりたいはずなのに!」
「何!?そんな馬鹿な事を言っているのか!?私はそんな事許可していない!キャロットからやりたいと奪ったレポートをサボったばかりか、そのような嘘をつくとはな…。トパゾライト公爵と言えば先程意味の分からない慰謝料請求の手紙が届いていたな…。トパゾライト公爵とアンリがきっと悪事を働いているんだ…そうに違いない!キャロット、私は明日国王陛下に謁見に行くことにする!お前は何も心配しなくていい。アンリ…躾を間違えたようだな…。」
こうして奇しくもトパゾライト公爵家に喧嘩を売った4家門は同日同時刻に国王陛下への謁見を申し出るのだった。
この後地獄が待っている事を知らずに…。
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