140 / 786
第140話
しおりを挟む
装備は狙撃銃。 前の試合まで使っていたエネルギー式ではなく実体弾のみのタイプだ。
恐らくフカヤを仕留めるのに使ってしまったのだろう。 ヨシナリの機体は油断なくビルの陰から陰へと抜かりなく移動し、確実に距離を詰めてくる。
――が、既に捕捉している以上、勝ち筋は見えた。
センドウはヨシナリの機体を注視しつつ行動を予測する。
既に彼女の機体が居るビル――前回と同様に一部を破壊して内部に陣取っている――を中心にいくつか罠を仕掛けているのでどれかに引っかかれば勝ちは確定だ。 後は罠に追い込めばいい。
ビルの陰から飛び出したヨシナリの機体に向けて発砲。 エネルギー式の狙撃銃は小さな反動を機体に伝え、光の弾丸は獲物に喰らいつかんと牙を剥くがヨシナリは察知したのか即座に反応してビルの陰に戻る。
――いい反応だ。
前回は完全に頭を押さえて身動きを取れなくしていたのでヨシナリの動きを実際に見るのは初めてだったが、狙撃に対する警戒は怠っておらずどのタイミングで狙われるのかをよく理解している。
だが、それだけだ。 センドウは狙撃手としてこれまで何人ものプレイヤーを撃ち抜いてきた。
中には躱すのが上手い者も多くいたが、大抵の相手はしっかりと仕留めている。
躱すのが上手い程度で自分から逃げられるといった考えは甘い。
躱すのなら躱せない状況に持って行くだけだ。 ルートを変えてヨシナリが移動を開始。
こちらを狙おうとしていたので撃つ前に先制を取って射撃。
ヨシナリは慌てて引っ込みつつも移動。 その繰り返しだ。
確実に距離は詰まっているが、ここまでは予定通り。 しっかりと罠を仕掛けたポイントに追い込んでいる。 後ビル二つ分の距離で罠を仕掛けた場所だ。
拘束系のトラップは前回見せたので今回はシンプルに地雷。
一定距離に何かが近づくと爆発するタイプなので殺傷力はやや低いが、動きを止めるだけなら充分だ。
狙撃銃を構え、深く大きく呼吸。 本気で仕留めるのは地雷に引っかかった瞬間だ。
そうなった瞬間にコックピット部分を撃ち抜いて終わり。 それより早く仕留められるのなら問題はないが精々、十数秒の違いだ。 確実に仕留められるポイントだけは外さなければそれでいい。
あまり余裕がある状況でもないのでさっさと仕留めてツガル達の援護に回らないと不味い。
焦りは少しあったが、確実に仕留める事を念頭に置く。
雑念は捨てて今は目の前の標的のみに意識の全てを傾ける。
撃ち込む。 ヨシナリは躱しつつも前へ。 そろそろ位置を特定される頃だろう。
ビルの裏側からそっと飛び降りて仕掛けた罠の近くへ。
センドウの狙撃が途切れたのを隙と捉えたのか撃ち返す気配。
小さく上を見るとさっきまでセンドウの居た位置を正確に撃ち抜いていた。
やはり狙撃のセンスは悪くない。 だが、狙撃手との戦闘経験はそこまで多くないのだろう。
相手が移動する事に対する判断が甘い。 ビルの陰に入り無駄のない動作で狙撃銃を構える。
位置を考えるなら通るならここ。 やや広い道路ではあるが、さっきまで自分が居た位置を狙う場合は死角となる。 規則正しく呼吸し、意識を集中。 この距離なら外しようがない。
一撃で仕留める。 先の方で何かが動く気配。 来た。
ビルの陰から機影が見える。 引き金に指をかけ、じっとその時を待つ。
地雷はビルの陰から出てすぐだ。 踏まなくても近寄れば起爆するので、飛び出したら即座に爆発するのでそこを撃ち抜く。 さぁ、来い。
影が動く。 よし、動いた!
センドウは引き金に指をかけたと同時に機体を大きな衝撃が襲う。
「――え?」
自身に何が起こったのか理解する前にセンドウの機体は爆散。 彼女は退場となった。
「――確か狩人は自分が狩られる事を常に意識しなければならないだったか? とんだブーメランだったな」
ヨシナリは構えていた狙撃銃をすっと持ち上げる。 場所はさっきまでセンドウが陣取っていた狙撃ポイント。 ヨシナリを狙ってビルから降り、無防備に晒している背中を撃ち抜いた。
ちらりと視線を近くのビルに向けると一機のトルーパーがよじ登って来る。
布ですっぽりと覆った異様な見た目だったが、その機体にヨシナリは小さく手を振って見せると謎の機体は形状を変えて四つ足へ。 その後、体を震わせると布が外れて姿が露わになる。
アルフレッドだ。 彼の機体は元々キマイラループスタイプのフレームを使用した機体なので当然、人型になれる。 滅多に取らない形状なのでそれを利用させてもらった。
センドウ達はアルフレッドがユウヤのサポートについている可能性と滅多に人型を取らない点から、あのような囮に使う可能性を完全に失念していたのだ。 成功する可能性は割と高いとヨシナリは思っていた。 最初はじっくりとセンドウの動きを観察。 彼女がどの程度本気でアルフレッドを狙っているかを判断する為だ。 ラーガストへの対処もある上、フカヤがやられた以上、警戒しつつもヨシナリをさっさと仕留めたいはず。 ヨシナリの思った通り、明らかに誘導するような攻撃でアルフレッドを追い込んでいたので、完全に釣れたと確信。 後は確実に決めに行く所を狙って仕留めに行けばいい。
前回、散々嬲り者にしてくれた借りは返せたので、凄まじく気分が良かった。
すっきりはしたがまだ標的は残っている。 ツガルだ。
ここであいつを仕留めれば前回の借りは完全に返せたと言っていい。
敗北がなかった事になる訳ではないが、少なくとも自分は決してあの連中に劣っていないと証明はできる。 さてとヨシナリは狙撃銃を空へと向けると残りはツガルともう一機だけとなっていた。
――いや、ラーガスト強すぎだろ。
どうなってるんだよと思いつつ、彼の相手に目を向ける。 ツガル達は全力で逃げを打っているからこそ今まで生き残っているが、まともに戦っていたらとっくに全滅だっただろう。 見ている間にもう一機が追い付かれでブレードで両断されて爆散。
ヨシナリは内心で溜息を吐いた。 これは無理だなと諦めたからだ。
すっと空のツガルに狙いを付けて一発。 ツガルは咄嗟に回避する。
やはり反応がいいが、ラーガスト相手にそんな隙を晒せば致命的だ。
あっと言う間にさっきの機体と同様に追いつかれて両断、撃破となった。
「取り合えず片付いたか。 後はどうなるのやら」
そう呟き、視線を戦場の中央へと向ける。
そこでは激しい戦闘の物と思われる衝撃が断続的に響いていた。
恐らくフカヤを仕留めるのに使ってしまったのだろう。 ヨシナリの機体は油断なくビルの陰から陰へと抜かりなく移動し、確実に距離を詰めてくる。
――が、既に捕捉している以上、勝ち筋は見えた。
センドウはヨシナリの機体を注視しつつ行動を予測する。
既に彼女の機体が居るビル――前回と同様に一部を破壊して内部に陣取っている――を中心にいくつか罠を仕掛けているのでどれかに引っかかれば勝ちは確定だ。 後は罠に追い込めばいい。
ビルの陰から飛び出したヨシナリの機体に向けて発砲。 エネルギー式の狙撃銃は小さな反動を機体に伝え、光の弾丸は獲物に喰らいつかんと牙を剥くがヨシナリは察知したのか即座に反応してビルの陰に戻る。
――いい反応だ。
前回は完全に頭を押さえて身動きを取れなくしていたのでヨシナリの動きを実際に見るのは初めてだったが、狙撃に対する警戒は怠っておらずどのタイミングで狙われるのかをよく理解している。
だが、それだけだ。 センドウは狙撃手としてこれまで何人ものプレイヤーを撃ち抜いてきた。
中には躱すのが上手い者も多くいたが、大抵の相手はしっかりと仕留めている。
躱すのが上手い程度で自分から逃げられるといった考えは甘い。
躱すのなら躱せない状況に持って行くだけだ。 ルートを変えてヨシナリが移動を開始。
こちらを狙おうとしていたので撃つ前に先制を取って射撃。
ヨシナリは慌てて引っ込みつつも移動。 その繰り返しだ。
確実に距離は詰まっているが、ここまでは予定通り。 しっかりと罠を仕掛けたポイントに追い込んでいる。 後ビル二つ分の距離で罠を仕掛けた場所だ。
拘束系のトラップは前回見せたので今回はシンプルに地雷。
一定距離に何かが近づくと爆発するタイプなので殺傷力はやや低いが、動きを止めるだけなら充分だ。
狙撃銃を構え、深く大きく呼吸。 本気で仕留めるのは地雷に引っかかった瞬間だ。
そうなった瞬間にコックピット部分を撃ち抜いて終わり。 それより早く仕留められるのなら問題はないが精々、十数秒の違いだ。 確実に仕留められるポイントだけは外さなければそれでいい。
あまり余裕がある状況でもないのでさっさと仕留めてツガル達の援護に回らないと不味い。
焦りは少しあったが、確実に仕留める事を念頭に置く。
雑念は捨てて今は目の前の標的のみに意識の全てを傾ける。
撃ち込む。 ヨシナリは躱しつつも前へ。 そろそろ位置を特定される頃だろう。
ビルの裏側からそっと飛び降りて仕掛けた罠の近くへ。
センドウの狙撃が途切れたのを隙と捉えたのか撃ち返す気配。
小さく上を見るとさっきまでセンドウの居た位置を正確に撃ち抜いていた。
やはり狙撃のセンスは悪くない。 だが、狙撃手との戦闘経験はそこまで多くないのだろう。
相手が移動する事に対する判断が甘い。 ビルの陰に入り無駄のない動作で狙撃銃を構える。
位置を考えるなら通るならここ。 やや広い道路ではあるが、さっきまで自分が居た位置を狙う場合は死角となる。 規則正しく呼吸し、意識を集中。 この距離なら外しようがない。
一撃で仕留める。 先の方で何かが動く気配。 来た。
ビルの陰から機影が見える。 引き金に指をかけ、じっとその時を待つ。
地雷はビルの陰から出てすぐだ。 踏まなくても近寄れば起爆するので、飛び出したら即座に爆発するのでそこを撃ち抜く。 さぁ、来い。
影が動く。 よし、動いた!
センドウは引き金に指をかけたと同時に機体を大きな衝撃が襲う。
「――え?」
自身に何が起こったのか理解する前にセンドウの機体は爆散。 彼女は退場となった。
「――確か狩人は自分が狩られる事を常に意識しなければならないだったか? とんだブーメランだったな」
ヨシナリは構えていた狙撃銃をすっと持ち上げる。 場所はさっきまでセンドウが陣取っていた狙撃ポイント。 ヨシナリを狙ってビルから降り、無防備に晒している背中を撃ち抜いた。
ちらりと視線を近くのビルに向けると一機のトルーパーがよじ登って来る。
布ですっぽりと覆った異様な見た目だったが、その機体にヨシナリは小さく手を振って見せると謎の機体は形状を変えて四つ足へ。 その後、体を震わせると布が外れて姿が露わになる。
アルフレッドだ。 彼の機体は元々キマイラループスタイプのフレームを使用した機体なので当然、人型になれる。 滅多に取らない形状なのでそれを利用させてもらった。
センドウ達はアルフレッドがユウヤのサポートについている可能性と滅多に人型を取らない点から、あのような囮に使う可能性を完全に失念していたのだ。 成功する可能性は割と高いとヨシナリは思っていた。 最初はじっくりとセンドウの動きを観察。 彼女がどの程度本気でアルフレッドを狙っているかを判断する為だ。 ラーガストへの対処もある上、フカヤがやられた以上、警戒しつつもヨシナリをさっさと仕留めたいはず。 ヨシナリの思った通り、明らかに誘導するような攻撃でアルフレッドを追い込んでいたので、完全に釣れたと確信。 後は確実に決めに行く所を狙って仕留めに行けばいい。
前回、散々嬲り者にしてくれた借りは返せたので、凄まじく気分が良かった。
すっきりはしたがまだ標的は残っている。 ツガルだ。
ここであいつを仕留めれば前回の借りは完全に返せたと言っていい。
敗北がなかった事になる訳ではないが、少なくとも自分は決してあの連中に劣っていないと証明はできる。 さてとヨシナリは狙撃銃を空へと向けると残りはツガルともう一機だけとなっていた。
――いや、ラーガスト強すぎだろ。
どうなってるんだよと思いつつ、彼の相手に目を向ける。 ツガル達は全力で逃げを打っているからこそ今まで生き残っているが、まともに戦っていたらとっくに全滅だっただろう。 見ている間にもう一機が追い付かれでブレードで両断されて爆散。
ヨシナリは内心で溜息を吐いた。 これは無理だなと諦めたからだ。
すっと空のツガルに狙いを付けて一発。 ツガルは咄嗟に回避する。
やはり反応がいいが、ラーガスト相手にそんな隙を晒せば致命的だ。
あっと言う間にさっきの機体と同様に追いつかれて両断、撃破となった。
「取り合えず片付いたか。 後はどうなるのやら」
そう呟き、視線を戦場の中央へと向ける。
そこでは激しい戦闘の物と思われる衝撃が断続的に響いていた。
11
あなたにおすすめの小説
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
改大和型戦艦一番艦「若狭」抜錨す
みにみ
歴史・時代
史実の第二次世界大戦が起きず、各国は技術力を誇示するための
「第二次海軍休日」崩壊後の無制限建艦競争に突入した
航空機技術も発達したが、それ以上に電子射撃装置が劇的に進化。
航空攻撃を無力化する防御陣形が確立されたことで、海戦の決定打は再び「巨大な砲」へと回帰した。
そんな中⑤計画で建造された改大和型戦艦「若狭」 彼女が歩む太平洋の航跡は
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる