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<第二十八話・五十嵐夏騎のプライド>
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流石に、有純が驚くのは無理ないことだろう。まさか同じクラスでなかったにも関わらず、この“会議”で有純の名前が出るとは思いもしなかったからだ。
『中野有純って……あの女ゴリラかよ。ていうか、名前見るまで普通に男だと思ってたんだけど、俺』
「言われてるぞ有純。今こそ言い返してやれ、それは“ゴリラに失礼だ”と」
「ちょっと夏騎さーん?それどういう意味ですかねー?」
さらっと言ってきた夏騎にジト目で返しながら――心の隅で、有純は感謝した。いじめグループに名前を出される衝撃、罵倒されるであろう恐怖。一瞬凍りつきそうになったのを、夏騎の一言が一瞬で溶かしてくれたのだから。
小学生の情けない悪口を、本当に“みっともない冗談”に収めてくれた。有純が、それで傷つくことがないように。
――そうだ、これはあくまで過去の出来事なんだし……俺が男みたいなのは事実だろ。今更聞いて何を傷つく必要があるってんだよ。
落ち着け、と自分自身に言い聞かせる。大事なのは今目の前に広がる光景から必要な情報を余すことなく入手して、そこから活路を見出すことだ。
『……ああ、あのカッコ悪い男女。女のに俺とか言っちゃってるイタイ人ね。実はあれなんじゃないの?巷で言われてる女なのに男の心を持ってる人ーとかいうー』
『ええーそんな高尚なもんじゃないでしょ?本当に心は男なら、ねえ?夏騎君にあんなべったりしてるのかえってキモいじゃん。むしろホモってことにならないー?』
『それもそっかー』
本当に、言いたい放題言ってくれる。有純に矛先が向いていることをいいことに、無関係の人まで差別するような言葉を平気で撒き散らす彼ら。
確かに、今でもLGBTQに関する差別が完全になくなったわけではないが――いくら子供でも、言っていい言葉といけない言葉があるのは事実。そもそも彼らは子供とはいえ、善悪の分別が完全につかないような幼い子供というわけでもないのだから。
――わかってる。ああ、もうわかってるよ。お前らも必死だったんだろうさ。“そこ”にしがみついて、誰かさんのご機嫌取りして、狼にされないようにするってのでさ。
だけど、と有純は思う。
――そうやって平然と他人を貶めないといけない、自分に矛先が向かないようにびくびく生きなきゃいけない。……お前らそれで、本当に学校来てて、生きてて楽しかったのかよ?それで本当に良いって、思ってたのかよ?
答えなど返るはずもないし、口に出す意味もない。これはあくまで、有純自身の自問自答に近いものではあったけれど。
ただ彼らの姿が、はっきり教えてくれたのは事実だ。
誰かに悪口ばかり言って、自分は悪くないと言い聞かせて、本当に大事なことから逃げて逃げて逃げて――怯え続ける人生の、なんと虚しいものであるのか、と。
『五十嵐君が、美亜ちゃんをフるような真似をしたのは……あの中野有純がいたからじゃないかと思うの。幼馴染で、少なくとも三年生までは普通に家で遊んだりしてたみたい。あの女に遠慮したんじゃないかって。……まさか、あんな美人でもなければ女の子らしくもない俺女を、五十嵐君が本気で好きだとは思えないけど』
『まあ、邪魔者なのは確かだよねえ。そいつも狼でしょ、美亜ちゃん』
『んー……』
そして、有純にとっては死活問題であったはずの会話は目の前で続いている。結果を知らなければ、どれほど震えてこの会話を聞かなければならなかったことだろうか。
『確かに、他のクラスにも狼さんがいるのは事実よね。……中野有純さんも、ちょっと気にはなってるかなあ。他のクラスだとしても、狼さんを退治する方法がないわけじゃないしね』
おいおい、と思った。確かに話題に上ったのは事実だが――まさか、別のクラスである有純が標的にされかけていたなんて、全く思いもしなかったからである。
『でも』
ただし。実際、有純は四年生の時酷い目には、遭っていない。一度もだ。少なくとも有純自身が知っている範囲では。
『まずは、このクラスを綺麗にお掃除する方が先だし。それに……夏騎君が、今でもその中野有純さんを好きとは限らないもの。有純さんは悪い狼候補ではあるけれど、夏騎君とはっきり付き合いがあったのはほとんど三年生までの話でしょう?今夏騎君を誑かしているわけじゃないなら、暫くは様子見でいいと思うなあ。むしろ……』
美亜は、相変わらずのお面をかぶったような、出来すぎた笑みを浮かべて言うのだ。
『“夏騎君の方から有純さんを嫌いになってくれるなら”、悪い狼同士の結束もなくなるし、夏騎君を“教育”するだけでいいと思うんだけど……どうだろう?』
その時。有純の脳裏に蘇ったのは、学校に突入する前に夏騎との会話である。
『連絡を取らなかったのも、何も言えなかったのも、有純のせいじゃない。全部俺のためだ』
「なあ、夏騎……まさか、本当にそうなのかよ」
「……」
「黙ってないで、答えろってば」
隣の夏騎に、必死で声をかける。夏騎は何も言わない。しかし、その沈黙は答え以外の何であるというのだろう。
『有純に、万が一のことがあるくらいなら。一人で危ない目に遭った方がマシだと思って、言った。言葉が足らなかった……ごめん』
――本当に、俺のためだったってのか?他のクラスだとしても……俺に危害が及ぶ可能性は十分にあるって、そう知ってたから?
だから、夏騎は四年生になってから、有純と極力距離を取ったのだろうか。自分が標的にされた時、有純にどのような被害が及ぶかわからないと思ったから。
下手をしたら、他のクラスであっても“狼”にされかねないと。美亜なら、それくらいのことをしかねないと知っていたから。それくらいのことができてしまうと、そう確信していたから?
「……俺が標的にされる前から、わかってたんだ。あの女の誘いを断った時点で、次の“狼”は俺になるってことも。市川美亜の仲間は、実のところ他のクラスにもいたってこともな」
「!」
「勿論、市川美亜の指示がなければ、支配がなければ、仲間は仲間であって何かをしてくるってわけじゃない。実際、今市川美亜がいなくなったら、元取り巻き達も大人しくしてるだろ。奴らには市川美亜という存在を信仰していた奴らもいるが、大半が自分が狼にならないために取り巻きになってご機嫌取ってただけの連中だ。今のを見ればわかるだろ」
「だから……俺に何も相談しないで、俺と連絡も殆ど絶ったってのかよ。だから……」
いや、分かる。もし夏騎の状況を知っていたら。自分は憤り、間違いなく美亜に殴りこんでいたに違いないのだから。そうなった場合は、夏騎の努力は全て水の泡になってしまうことは明白である。そして。
「お前の腕力なら市川美亜を喧嘩で倒すのは容易だっただろう。でも、あの女は力でねじ伏せれば終わるようなタイプじゃなかったから質が悪い。それこそあの女が死んでも、“あの女の支配”が死ななければ悲劇は続く。あの女を信仰する取り巻き達に袋叩きにされたら、いくらお前でもただじゃすまない」
それによく見ろ、と。夏騎が指し示す先を見て有純はぎょっとした。美亜が堂々と、棚の中から包丁を取り出したからである。
そう、自分達が探し出した、あの黄色いテープのついた包丁だ。
『夏騎君は喧嘩強くないけれど、男の子だもの。用心しないとね。……これ、真紗恵ちゃんが持っていてよ』
『え?ほ、包丁……?』
『うんうん。あのね、男の子相手にだけできる、女の子の戦い方っていうものがあるの。だって女の子は“男の子よりか弱いイキモノ”だから』
色々な使い方ができるんだよ、と美亜はにこにこと言う。
『護身用として普通に使うこともあるけど……これを、夏騎君の方が持ち込んだってことで仕立て上げるのも上手なやり方よね。夏騎君に、包丁を持って襲われたって悲鳴を上げてみんなを呼び寄せるのはどう?男の子の夏騎君と、か弱い真紗恵ちゃんだとどっちを信じるのかなってこと。なんなら、破れてもいいお洋服を着てやるのもいいかも。服を切られた、恥ずかしいことされそうになった、って言ってみるのもいいと思うなあ』
なんとまあ、テンプレートすぎる悪女のやり方だろうか。だが、四年三組の状況を考えるなら、非常に有効なテであったことも事実なのかもしれない。
クラスの取り巻き達は、真実を知っていても美亜を支持する。
そうでない傍観者達の多くも、真実に予想がついても自分が狼にされないために美亜を支持するフリをするだろう。
実質、どうあがいてもクラスに夏騎の味方はいなくなる。他のクラスの生徒ならば夏騎がそんなことをする人間ではないと、証言してくれる者もいるかもしれないが――教師達の心情ならば当然、同じクラスの人間の言葉を重視するのは明白だ。
握り締めた拳が震える。なんて八方塞がりなのだろう、と。こんな状況で何故夏騎は戦うことができたのだろうか、と。
「予想してたさ、こうなるのは」
夏騎は静かな声で告げる。
「それでも俺は……どんないじめだろうと屈するつもりはなかったし。いじめられるとわかっていても、市川美亜と付き合うつもりなんかなかった。言っただろう、俺にだってプライドはあると」
「プライド……」
「そうだ、プライドだ」
そして、彼は。
「好きな奴が他にいるのに。……お前がいるのに、他の誰かの手なんか取れるかよ」
刹那。
二人の時間は、静止したのだ。
『中野有純って……あの女ゴリラかよ。ていうか、名前見るまで普通に男だと思ってたんだけど、俺』
「言われてるぞ有純。今こそ言い返してやれ、それは“ゴリラに失礼だ”と」
「ちょっと夏騎さーん?それどういう意味ですかねー?」
さらっと言ってきた夏騎にジト目で返しながら――心の隅で、有純は感謝した。いじめグループに名前を出される衝撃、罵倒されるであろう恐怖。一瞬凍りつきそうになったのを、夏騎の一言が一瞬で溶かしてくれたのだから。
小学生の情けない悪口を、本当に“みっともない冗談”に収めてくれた。有純が、それで傷つくことがないように。
――そうだ、これはあくまで過去の出来事なんだし……俺が男みたいなのは事実だろ。今更聞いて何を傷つく必要があるってんだよ。
落ち着け、と自分自身に言い聞かせる。大事なのは今目の前に広がる光景から必要な情報を余すことなく入手して、そこから活路を見出すことだ。
『……ああ、あのカッコ悪い男女。女のに俺とか言っちゃってるイタイ人ね。実はあれなんじゃないの?巷で言われてる女なのに男の心を持ってる人ーとかいうー』
『ええーそんな高尚なもんじゃないでしょ?本当に心は男なら、ねえ?夏騎君にあんなべったりしてるのかえってキモいじゃん。むしろホモってことにならないー?』
『それもそっかー』
本当に、言いたい放題言ってくれる。有純に矛先が向いていることをいいことに、無関係の人まで差別するような言葉を平気で撒き散らす彼ら。
確かに、今でもLGBTQに関する差別が完全になくなったわけではないが――いくら子供でも、言っていい言葉といけない言葉があるのは事実。そもそも彼らは子供とはいえ、善悪の分別が完全につかないような幼い子供というわけでもないのだから。
――わかってる。ああ、もうわかってるよ。お前らも必死だったんだろうさ。“そこ”にしがみついて、誰かさんのご機嫌取りして、狼にされないようにするってのでさ。
だけど、と有純は思う。
――そうやって平然と他人を貶めないといけない、自分に矛先が向かないようにびくびく生きなきゃいけない。……お前らそれで、本当に学校来てて、生きてて楽しかったのかよ?それで本当に良いって、思ってたのかよ?
答えなど返るはずもないし、口に出す意味もない。これはあくまで、有純自身の自問自答に近いものではあったけれど。
ただ彼らの姿が、はっきり教えてくれたのは事実だ。
誰かに悪口ばかり言って、自分は悪くないと言い聞かせて、本当に大事なことから逃げて逃げて逃げて――怯え続ける人生の、なんと虚しいものであるのか、と。
『五十嵐君が、美亜ちゃんをフるような真似をしたのは……あの中野有純がいたからじゃないかと思うの。幼馴染で、少なくとも三年生までは普通に家で遊んだりしてたみたい。あの女に遠慮したんじゃないかって。……まさか、あんな美人でもなければ女の子らしくもない俺女を、五十嵐君が本気で好きだとは思えないけど』
『まあ、邪魔者なのは確かだよねえ。そいつも狼でしょ、美亜ちゃん』
『んー……』
そして、有純にとっては死活問題であったはずの会話は目の前で続いている。結果を知らなければ、どれほど震えてこの会話を聞かなければならなかったことだろうか。
『確かに、他のクラスにも狼さんがいるのは事実よね。……中野有純さんも、ちょっと気にはなってるかなあ。他のクラスだとしても、狼さんを退治する方法がないわけじゃないしね』
おいおい、と思った。確かに話題に上ったのは事実だが――まさか、別のクラスである有純が標的にされかけていたなんて、全く思いもしなかったからである。
『でも』
ただし。実際、有純は四年生の時酷い目には、遭っていない。一度もだ。少なくとも有純自身が知っている範囲では。
『まずは、このクラスを綺麗にお掃除する方が先だし。それに……夏騎君が、今でもその中野有純さんを好きとは限らないもの。有純さんは悪い狼候補ではあるけれど、夏騎君とはっきり付き合いがあったのはほとんど三年生までの話でしょう?今夏騎君を誑かしているわけじゃないなら、暫くは様子見でいいと思うなあ。むしろ……』
美亜は、相変わらずのお面をかぶったような、出来すぎた笑みを浮かべて言うのだ。
『“夏騎君の方から有純さんを嫌いになってくれるなら”、悪い狼同士の結束もなくなるし、夏騎君を“教育”するだけでいいと思うんだけど……どうだろう?』
その時。有純の脳裏に蘇ったのは、学校に突入する前に夏騎との会話である。
『連絡を取らなかったのも、何も言えなかったのも、有純のせいじゃない。全部俺のためだ』
「なあ、夏騎……まさか、本当にそうなのかよ」
「……」
「黙ってないで、答えろってば」
隣の夏騎に、必死で声をかける。夏騎は何も言わない。しかし、その沈黙は答え以外の何であるというのだろう。
『有純に、万が一のことがあるくらいなら。一人で危ない目に遭った方がマシだと思って、言った。言葉が足らなかった……ごめん』
――本当に、俺のためだったってのか?他のクラスだとしても……俺に危害が及ぶ可能性は十分にあるって、そう知ってたから?
だから、夏騎は四年生になってから、有純と極力距離を取ったのだろうか。自分が標的にされた時、有純にどのような被害が及ぶかわからないと思ったから。
下手をしたら、他のクラスであっても“狼”にされかねないと。美亜なら、それくらいのことをしかねないと知っていたから。それくらいのことができてしまうと、そう確信していたから?
「……俺が標的にされる前から、わかってたんだ。あの女の誘いを断った時点で、次の“狼”は俺になるってことも。市川美亜の仲間は、実のところ他のクラスにもいたってこともな」
「!」
「勿論、市川美亜の指示がなければ、支配がなければ、仲間は仲間であって何かをしてくるってわけじゃない。実際、今市川美亜がいなくなったら、元取り巻き達も大人しくしてるだろ。奴らには市川美亜という存在を信仰していた奴らもいるが、大半が自分が狼にならないために取り巻きになってご機嫌取ってただけの連中だ。今のを見ればわかるだろ」
「だから……俺に何も相談しないで、俺と連絡も殆ど絶ったってのかよ。だから……」
いや、分かる。もし夏騎の状況を知っていたら。自分は憤り、間違いなく美亜に殴りこんでいたに違いないのだから。そうなった場合は、夏騎の努力は全て水の泡になってしまうことは明白である。そして。
「お前の腕力なら市川美亜を喧嘩で倒すのは容易だっただろう。でも、あの女は力でねじ伏せれば終わるようなタイプじゃなかったから質が悪い。それこそあの女が死んでも、“あの女の支配”が死ななければ悲劇は続く。あの女を信仰する取り巻き達に袋叩きにされたら、いくらお前でもただじゃすまない」
それによく見ろ、と。夏騎が指し示す先を見て有純はぎょっとした。美亜が堂々と、棚の中から包丁を取り出したからである。
そう、自分達が探し出した、あの黄色いテープのついた包丁だ。
『夏騎君は喧嘩強くないけれど、男の子だもの。用心しないとね。……これ、真紗恵ちゃんが持っていてよ』
『え?ほ、包丁……?』
『うんうん。あのね、男の子相手にだけできる、女の子の戦い方っていうものがあるの。だって女の子は“男の子よりか弱いイキモノ”だから』
色々な使い方ができるんだよ、と美亜はにこにこと言う。
『護身用として普通に使うこともあるけど……これを、夏騎君の方が持ち込んだってことで仕立て上げるのも上手なやり方よね。夏騎君に、包丁を持って襲われたって悲鳴を上げてみんなを呼び寄せるのはどう?男の子の夏騎君と、か弱い真紗恵ちゃんだとどっちを信じるのかなってこと。なんなら、破れてもいいお洋服を着てやるのもいいかも。服を切られた、恥ずかしいことされそうになった、って言ってみるのもいいと思うなあ』
なんとまあ、テンプレートすぎる悪女のやり方だろうか。だが、四年三組の状況を考えるなら、非常に有効なテであったことも事実なのかもしれない。
クラスの取り巻き達は、真実を知っていても美亜を支持する。
そうでない傍観者達の多くも、真実に予想がついても自分が狼にされないために美亜を支持するフリをするだろう。
実質、どうあがいてもクラスに夏騎の味方はいなくなる。他のクラスの生徒ならば夏騎がそんなことをする人間ではないと、証言してくれる者もいるかもしれないが――教師達の心情ならば当然、同じクラスの人間の言葉を重視するのは明白だ。
握り締めた拳が震える。なんて八方塞がりなのだろう、と。こんな状況で何故夏騎は戦うことができたのだろうか、と。
「予想してたさ、こうなるのは」
夏騎は静かな声で告げる。
「それでも俺は……どんないじめだろうと屈するつもりはなかったし。いじめられるとわかっていても、市川美亜と付き合うつもりなんかなかった。言っただろう、俺にだってプライドはあると」
「プライド……」
「そうだ、プライドだ」
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