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12、マジ何なのヒロイン
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迷子になった腹いせにヒロインが飲み物飲もうとすると必ず虫が浮いてますようにと願っておく。タンスの角に小指を~は土足社会のここでは無理そうだしね。
『はにょ~』
さて、迷子決定したとなればどうすればいいんだろ。両親を追うにも王宮に帰るにもここが何処なのかわからなければどうしようもない。来た道を探そうにも景色を全く見てなかったから無理だし。
人に王宮へ向かう道を聞こうにも僕、聖獣、言葉、通じない。
(絶体絶命なのでは!?)
今使える魔法も身体強化と影隠れしか使えない僕。くそう、ドラ◯エのル◯ラが使えればいいのに。
こうしていても仕方ないのでとりあえず犬のふりして歩いてみようかな?
とてとてとてと道の端を歩きながら周りを見る。子犬サイズの僕目線から見ると行き交う人や建物はとても大きい。巨人の世界にいる小人の気分だよ。
「あっ、犬発見!」
『はにょーーー!』
まさかのヒロイン再エンカウント!捕まったら絶対地獄を見る!
がむしゃらに建物の角を利用して逃げ人気が無い場所の影に潜り、追って来ないのを確認して影から出てとてとてと役に立ちそうにもないカンをたよりに歩く。
「見つけた!」
『はにょ~!』
悲しいことに僕のカンはヒロインエンカウンターらしく、何度も何度もヒロインに発見されその度に逃げるという悪循環に陥っていた。クロック◯ワーのハサミ男に追いかけられてる気分だよ。
『はにょ~疲れてきた~』
いくら元気いっぱいの幼体だとしてもさすがに長時間の逃走は身体強化の魔法を使っていても疲れるよ。もういい加減諦めてほしい。
「まて~!」
『しつこい!』
諦める気配のないヒロインを巻くにはどうすればと考えながら走っていると、遠くに豪華な馬車が扉を開けた状態で停まっているのが見えた。
(あれって貴族の馬車?あんだけ豪華ならもしかしたらお城に帰れるかも!?)
王宮で王族が乗る馬車を見た時凄い豪華!って興奮してたら、貴族は高位になるほど馬車が豪華になるんだよってパパンが教えてくれたことがあった。
そしてあの馬車は王族の馬車ほどじゃないけどゴッテゴテの豪華な馬車!あれを逃したら家族に会えないかもしれない!
『はにょ~唸れ僕の足!』
まあそう言っても短いあんよでは走る速さは変わらないんだけど(泣)馬車に乗ったらさすがにヒロインも追って来ないでしょ。
とてっとてっとてっと馬車に向かい走っていると馬車に乗る人が。ヤバい、人が乗り込み終わったら扉が閉まっちゃう!
間に合って
あ と 少 し ぃ ・ ・ ・ ・ ・ ・
バタン
『間に合っへぶしっ!』
「きゃあ!」
なんとか扉が閉まる寸前の隙間から馬車の中へ滑り込み勢い余って反対側の扉にぶつかってしまった。またもモコ毛に救われダメージはそんなにない。それより今「きゃあ!」って聞こえたよ。中に人がいたのは分かってたけど、ヒロイン並に声が高い。
ヒロインじゃないよね?まさか瞬間移動とかヒロイン持ってないよね?僕絶体絶命!?
扉にへばりついている状態で壊れたブリキのおもちゃの様にギギギギ・・・と首を回し見上げるとそこには黒髪で紫の瞳をした女の子が驚いた顔で僕を見ていた。
悪役令嬢キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
『はにょ~』
さて、迷子決定したとなればどうすればいいんだろ。両親を追うにも王宮に帰るにもここが何処なのかわからなければどうしようもない。来た道を探そうにも景色を全く見てなかったから無理だし。
人に王宮へ向かう道を聞こうにも僕、聖獣、言葉、通じない。
(絶体絶命なのでは!?)
今使える魔法も身体強化と影隠れしか使えない僕。くそう、ドラ◯エのル◯ラが使えればいいのに。
こうしていても仕方ないのでとりあえず犬のふりして歩いてみようかな?
とてとてとてと道の端を歩きながら周りを見る。子犬サイズの僕目線から見ると行き交う人や建物はとても大きい。巨人の世界にいる小人の気分だよ。
「あっ、犬発見!」
『はにょーーー!』
まさかのヒロイン再エンカウント!捕まったら絶対地獄を見る!
がむしゃらに建物の角を利用して逃げ人気が無い場所の影に潜り、追って来ないのを確認して影から出てとてとてと役に立ちそうにもないカンをたよりに歩く。
「見つけた!」
『はにょ~!』
悲しいことに僕のカンはヒロインエンカウンターらしく、何度も何度もヒロインに発見されその度に逃げるという悪循環に陥っていた。クロック◯ワーのハサミ男に追いかけられてる気分だよ。
『はにょ~疲れてきた~』
いくら元気いっぱいの幼体だとしてもさすがに長時間の逃走は身体強化の魔法を使っていても疲れるよ。もういい加減諦めてほしい。
「まて~!」
『しつこい!』
諦める気配のないヒロインを巻くにはどうすればと考えながら走っていると、遠くに豪華な馬車が扉を開けた状態で停まっているのが見えた。
(あれって貴族の馬車?あんだけ豪華ならもしかしたらお城に帰れるかも!?)
王宮で王族が乗る馬車を見た時凄い豪華!って興奮してたら、貴族は高位になるほど馬車が豪華になるんだよってパパンが教えてくれたことがあった。
そしてあの馬車は王族の馬車ほどじゃないけどゴッテゴテの豪華な馬車!あれを逃したら家族に会えないかもしれない!
『はにょ~唸れ僕の足!』
まあそう言っても短いあんよでは走る速さは変わらないんだけど(泣)馬車に乗ったらさすがにヒロインも追って来ないでしょ。
とてっとてっとてっと馬車に向かい走っていると馬車に乗る人が。ヤバい、人が乗り込み終わったら扉が閉まっちゃう!
間に合って
あ と 少 し ぃ ・ ・ ・ ・ ・ ・
バタン
『間に合っへぶしっ!』
「きゃあ!」
なんとか扉が閉まる寸前の隙間から馬車の中へ滑り込み勢い余って反対側の扉にぶつかってしまった。またもモコ毛に救われダメージはそんなにない。それより今「きゃあ!」って聞こえたよ。中に人がいたのは分かってたけど、ヒロイン並に声が高い。
ヒロインじゃないよね?まさか瞬間移動とかヒロイン持ってないよね?僕絶体絶命!?
扉にへばりついている状態で壊れたブリキのおもちゃの様にギギギギ・・・と首を回し見上げるとそこには黒髪で紫の瞳をした女の子が驚いた顔で僕を見ていた。
悪役令嬢キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
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