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第19話 スライム
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放課後。
昨日の約束通り、校門の外ではスーツ姿のお姉さんが、皮革製品のカタログを手に、こちらの下校を待っていた。
「お待ちしておりました。本日はカタログをお持ちしました。こちらをどうぞ」
「ありがとうございます」
お姉さんから手渡されたカタログの表紙には、自分でも知っているような有名タレントが起用されており、『皮革大将』のロゴが大きくあしらわれていた。
そのデザインや印刷の質感からも、一種の『格』のようなものを感じ、このブランドを知らないことに、少しだけ焦りを覚える。
一方で長良さんは表紙など見向きもせず、素早く内容だけを確認していき、そのまま最後のページまで見終えると、お姉さんに向かって声を掛けた。
「こちらの業者さんに、私たち二人のワニ革装備を作っていただきたいのですが、カタログにある連絡先へお電話差し上げればよろしいのでしょうか?」
判断が早い……。
「いえ、それには及びません。申し遅れましたが私は皮革大将の営業を務めている『高橋』と申します」
そう言って高橋さんは、名刺をこちらに手渡してくれた。
「ご注文をいただけるのでしたら、今からうちの営業所へご案内いたします。ここから少し行った場所に、当社の営業所がありますので、そちらでお話を伺えればと」
「分かりました。私たちは自転車がありますので、営業所の場所をお教えいただけますか?」
長良さんがそういうと、高橋さんはスマホを取り出し、それをこちらへと向けてきた。
「この道が丁度コンビニの──」
「ええ、向かいに金魚の車が──」
「はい、ああそうです。はい」
(ふむふむ。なるほど、なるほど?)
「では、私は車ですので、先に行ってお待ちしております」
「はい。後ほどよろしくお願いします」
高橋さんが去っていくのを二人で見送り、その姿が見えなくなったところで、長良さんに声を掛けた。
「そんなにすぐ、加工業者を決めちゃってよかったの?」
「無断で決めてしまったことはお詫びします。ですが今回は、あの加工業者にお願いすることで、いくつかのメリットがあるんです」
「ほう、メリット?」
「ええ。いま私たちは魔物素材買取業者さんの倉庫に、ワニの素材を預けていますよね?」
「うん、まだ料金は受け取ってないからね」
「仮に皮革大将さん以外の加工業者を探すとなると、その間に発生する保管料を請求されるでしょうし、業者が決まった後は、その人たちのところまで皮革を運ぶ必要が出てきます。もちろん、私たちの手で直接運ぶか、配送を依頼するか、ですね」
「んー、それは確かに面倒だ」
「その点、皮革大将さんと買取業者さんとの間には、既にパイプがあるので、保管料や運搬費用などはサービスしてくれるはずです」
……なるほど。既に取引のある二社間なら、融通が利くわけか。
「それと、皮革大将さんは日本でトップクラスの皮革加工業者さんです」
「おぉ!? それなら全く異論はないよ」
先にそう言ってくれれば、もっと早く納得できたのに──。
いや?
もしかしてこれも、保管料や配送料にまで気を配れるようになれっていう、長良さんなりの指導だったのかもしれないな……。
◻︎◻︎◻︎
皮革大将さんの営業所にて、これから作製する装備の詳細を詰めていった。
作るのは、ロングジャケットとブーツ、それにベルト、ベルトポーチ、アームガードの計5点。
一方で、バックパックのような大型の背負い袋は、ワニ革では硬すぎて向いていなかったため、そちらは後日、市販品をダンジョン用品店で購入することに決まった。
そして最後に、装備品を何色に染めるかの質問をされた際、自分は染料の一覧表から、一番安いものを選んだのだが、長良さんは迷うことなく『黒』を選んだ。しかも全ての部位を。
染料は全てダンジョン産の素材から作られており、色ごとに値段もまちまちだった。その中で、最も高価だったのが『黒』。希少な鉱石を原料としているらしい。
ここ数日間の付き合いで、長良さんの金銭感覚は非常にシビアという印象だったのだが、ここへきて一番高い黒を選んだということは、その色への並々ならぬ拘りがあるのだと思う。
勝手にお揃いの服を着る気でいて、勝手に照れくさくなっていた自分が、なんだかひどく恥ずかしかった……。
「それでは、完成までに2週間ほどお待ちいただくことになります。ご了承ください」
「はい、分かりました」
「なお、裏地や金具などの材料費、製作費、余った皮革の買取金額、肉と骨の買取金額──それら全てを合算した明細書が、『マテ買』さんから渡されます」
マテ買さんとは、『マテリアル買取センター株式会社』の略称であり、あの魔物素材買取業者の社名なんだそうだ。
「委託という形にしていただいたのですね。一括で処理していただけるのは、大変助かります」
そう言って、長良さんは丁寧に頭を下げた。
正直、隣で聞いていても、よく意味は分からなかったが、とにかくマテ買さんとのお金のやり取りだけで全てが片付くのは楽で良い。
◻︎◻︎◻︎
「いやあ、2週間後が待ち遠しいね」
「残りはボトムスと手袋。そして兜でしょうか」
「亀の甲羅から槍の穂先を作るってのはどうかな?」
皮革大将での注文を終えた二人は、近所のスーパーマーケットへ来ていた。
今日は再び我が家で夕食をとることが決まり、ショッピングカートを押しながら店内を巡っているのだが……。
「えっと……そんなに魚ばかり食べるの……?」
先ほどから長良さんが、目についた魚を次々とカゴへと放り込むので、思わず質問をしてしまった。
「お魚にはDHAが多く含まれているので、頭が良くなるんですよ?」
「いや、まあ、それは……」
これは暗に『お前は頭が悪すぎるので、せめて魚を多く食え』と言っているのだろうか……。
「来週からテスト期間ですので、少しでも伊吹くんの助けになればと思い、今夜は魚づくしですよ」
「あっ……」
期末試験のことをすっかり忘れていた……。
ただ正直なことを言えば、長良さんとの共闘とはいえ、既に1000万円以上を稼ぎ出せるようになっているので、いまさら学校の成績なんて、あまり重要視する必要もないとは思うのだが……。
「せめて学年順位30位以内でないと、今後、伊吹くんをダンジョンへ誘うのも躊躇いが出てしまいますね」
「は!? 俺が30位以内を目指すの?」
長良さんが、親御さんから何も言われないよう、高成績を維持しているのは知っている。
しかし、自分にはそこまでの成績は不要かな──
と、そんな考えを見透かされてしまったのか、長良さんはこちらの目を見て言ってきた。
「伊吹くんは私と一緒に、ポーションやダンジョン素材に関しての研究に付き合ってくださると宣言していただきましたので、同じ大学に入ってくださると、そう解釈しております」
「長良さんが目指してる大学って……」
「はい。ダンジョン研究が最も盛んなあの大学ですね」
ダンジョン研究の本場といえば──静岡県の『南駿大学』のことだろう。
かの大学へ入学するには、学力の高さだけでなく、ダンジョンに対する理解や、それまでに積み上げた実績も問われる。
地球にダンジョンが現れてから数年。
南駿大学の特殊領域学科、通称『特領科』は、ダンジョン内で手に入る鉱石や植物、生物素材などの実用化を目的として設けられた、非常に新しい学科である。
ダンジョンで手に入る素材をどう加工するか、毒性や保存性はどうか、地上で応用可能か、といった地に足のついた分析と検証を重ねてきた結果、産業界や自治体からの信頼も厚い。
設立当初は半ば好奇の目で見られていたが、いまではダンジョンと共に生きる時代を象徴する学科として、非常に多くの志願者を集めている。
なにしろ、現役の高校生だけでなく、すでに他の大学を卒業した社会人や、企業で働くダンジョン関係者までが編入を狙っているという話だ。
当然ながらその倍率は異常なほどに高く、入学できるのはごく一握り。自分のような凡人が目指すような世界ではなく……。
「伊吹くんは私の目的のために魂を捧げるとまで仰ってくださったので、当然あの大学へ一緒に行ってくださいますよね?」
「いやいや、確かに『手伝う』とは言ったけど、魂を捧げるとまでは……」
「伊吹くんが一人、自宅待機している間に、私が大学の薄暗い研究室で、イケてる男子大学生と二人きりとなり、ダンジョン産のドロリとした粘液や、細かく振動する新物質の研究を重ねていたら気になりませんか?」
「いやいや、それは……気になるに決まってるでしょ」
「でしたら同じ大学に入る方が、安心じゃありませんか?」
「ん、んんんー…………」
彼女が露骨に誘導しようとしていることは、もちろん自分にも分かっている。
ただ、今この上向いた勢いを鈍らせたり、止めたりするのは不味いのではないか?
そして、ダンジョンなる突然とこの世に現れた奇妙な領域が、同じように突然無くなってしまう可能性も大いに考えられる。
だとすれば、有名な大学を出ておくことは自分の将来のためにも…………。
いや違うな。
一生懸命に、もっともらしい理屈を並べたいんじゃない。
ただ一つ、自分の中で確実な意思がそこにはある。
そう。
俺だって……。
「長良さんと二人きりで粘液の研究がしたい!」
……これだ。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
昨日の約束通り、校門の外ではスーツ姿のお姉さんが、皮革製品のカタログを手に、こちらの下校を待っていた。
「お待ちしておりました。本日はカタログをお持ちしました。こちらをどうぞ」
「ありがとうございます」
お姉さんから手渡されたカタログの表紙には、自分でも知っているような有名タレントが起用されており、『皮革大将』のロゴが大きくあしらわれていた。
そのデザインや印刷の質感からも、一種の『格』のようなものを感じ、このブランドを知らないことに、少しだけ焦りを覚える。
一方で長良さんは表紙など見向きもせず、素早く内容だけを確認していき、そのまま最後のページまで見終えると、お姉さんに向かって声を掛けた。
「こちらの業者さんに、私たち二人のワニ革装備を作っていただきたいのですが、カタログにある連絡先へお電話差し上げればよろしいのでしょうか?」
判断が早い……。
「いえ、それには及びません。申し遅れましたが私は皮革大将の営業を務めている『高橋』と申します」
そう言って高橋さんは、名刺をこちらに手渡してくれた。
「ご注文をいただけるのでしたら、今からうちの営業所へご案内いたします。ここから少し行った場所に、当社の営業所がありますので、そちらでお話を伺えればと」
「分かりました。私たちは自転車がありますので、営業所の場所をお教えいただけますか?」
長良さんがそういうと、高橋さんはスマホを取り出し、それをこちらへと向けてきた。
「この道が丁度コンビニの──」
「ええ、向かいに金魚の車が──」
「はい、ああそうです。はい」
(ふむふむ。なるほど、なるほど?)
「では、私は車ですので、先に行ってお待ちしております」
「はい。後ほどよろしくお願いします」
高橋さんが去っていくのを二人で見送り、その姿が見えなくなったところで、長良さんに声を掛けた。
「そんなにすぐ、加工業者を決めちゃってよかったの?」
「無断で決めてしまったことはお詫びします。ですが今回は、あの加工業者にお願いすることで、いくつかのメリットがあるんです」
「ほう、メリット?」
「ええ。いま私たちは魔物素材買取業者さんの倉庫に、ワニの素材を預けていますよね?」
「うん、まだ料金は受け取ってないからね」
「仮に皮革大将さん以外の加工業者を探すとなると、その間に発生する保管料を請求されるでしょうし、業者が決まった後は、その人たちのところまで皮革を運ぶ必要が出てきます。もちろん、私たちの手で直接運ぶか、配送を依頼するか、ですね」
「んー、それは確かに面倒だ」
「その点、皮革大将さんと買取業者さんとの間には、既にパイプがあるので、保管料や運搬費用などはサービスしてくれるはずです」
……なるほど。既に取引のある二社間なら、融通が利くわけか。
「それと、皮革大将さんは日本でトップクラスの皮革加工業者さんです」
「おぉ!? それなら全く異論はないよ」
先にそう言ってくれれば、もっと早く納得できたのに──。
いや?
もしかしてこれも、保管料や配送料にまで気を配れるようになれっていう、長良さんなりの指導だったのかもしれないな……。
◻︎◻︎◻︎
皮革大将さんの営業所にて、これから作製する装備の詳細を詰めていった。
作るのは、ロングジャケットとブーツ、それにベルト、ベルトポーチ、アームガードの計5点。
一方で、バックパックのような大型の背負い袋は、ワニ革では硬すぎて向いていなかったため、そちらは後日、市販品をダンジョン用品店で購入することに決まった。
そして最後に、装備品を何色に染めるかの質問をされた際、自分は染料の一覧表から、一番安いものを選んだのだが、長良さんは迷うことなく『黒』を選んだ。しかも全ての部位を。
染料は全てダンジョン産の素材から作られており、色ごとに値段もまちまちだった。その中で、最も高価だったのが『黒』。希少な鉱石を原料としているらしい。
ここ数日間の付き合いで、長良さんの金銭感覚は非常にシビアという印象だったのだが、ここへきて一番高い黒を選んだということは、その色への並々ならぬ拘りがあるのだと思う。
勝手にお揃いの服を着る気でいて、勝手に照れくさくなっていた自分が、なんだかひどく恥ずかしかった……。
「それでは、完成までに2週間ほどお待ちいただくことになります。ご了承ください」
「はい、分かりました」
「なお、裏地や金具などの材料費、製作費、余った皮革の買取金額、肉と骨の買取金額──それら全てを合算した明細書が、『マテ買』さんから渡されます」
マテ買さんとは、『マテリアル買取センター株式会社』の略称であり、あの魔物素材買取業者の社名なんだそうだ。
「委託という形にしていただいたのですね。一括で処理していただけるのは、大変助かります」
そう言って、長良さんは丁寧に頭を下げた。
正直、隣で聞いていても、よく意味は分からなかったが、とにかくマテ買さんとのお金のやり取りだけで全てが片付くのは楽で良い。
◻︎◻︎◻︎
「いやあ、2週間後が待ち遠しいね」
「残りはボトムスと手袋。そして兜でしょうか」
「亀の甲羅から槍の穂先を作るってのはどうかな?」
皮革大将での注文を終えた二人は、近所のスーパーマーケットへ来ていた。
今日は再び我が家で夕食をとることが決まり、ショッピングカートを押しながら店内を巡っているのだが……。
「えっと……そんなに魚ばかり食べるの……?」
先ほどから長良さんが、目についた魚を次々とカゴへと放り込むので、思わず質問をしてしまった。
「お魚にはDHAが多く含まれているので、頭が良くなるんですよ?」
「いや、まあ、それは……」
これは暗に『お前は頭が悪すぎるので、せめて魚を多く食え』と言っているのだろうか……。
「来週からテスト期間ですので、少しでも伊吹くんの助けになればと思い、今夜は魚づくしですよ」
「あっ……」
期末試験のことをすっかり忘れていた……。
ただ正直なことを言えば、長良さんとの共闘とはいえ、既に1000万円以上を稼ぎ出せるようになっているので、いまさら学校の成績なんて、あまり重要視する必要もないとは思うのだが……。
「せめて学年順位30位以内でないと、今後、伊吹くんをダンジョンへ誘うのも躊躇いが出てしまいますね」
「は!? 俺が30位以内を目指すの?」
長良さんが、親御さんから何も言われないよう、高成績を維持しているのは知っている。
しかし、自分にはそこまでの成績は不要かな──
と、そんな考えを見透かされてしまったのか、長良さんはこちらの目を見て言ってきた。
「伊吹くんは私と一緒に、ポーションやダンジョン素材に関しての研究に付き合ってくださると宣言していただきましたので、同じ大学に入ってくださると、そう解釈しております」
「長良さんが目指してる大学って……」
「はい。ダンジョン研究が最も盛んなあの大学ですね」
ダンジョン研究の本場といえば──静岡県の『南駿大学』のことだろう。
かの大学へ入学するには、学力の高さだけでなく、ダンジョンに対する理解や、それまでに積み上げた実績も問われる。
地球にダンジョンが現れてから数年。
南駿大学の特殊領域学科、通称『特領科』は、ダンジョン内で手に入る鉱石や植物、生物素材などの実用化を目的として設けられた、非常に新しい学科である。
ダンジョンで手に入る素材をどう加工するか、毒性や保存性はどうか、地上で応用可能か、といった地に足のついた分析と検証を重ねてきた結果、産業界や自治体からの信頼も厚い。
設立当初は半ば好奇の目で見られていたが、いまではダンジョンと共に生きる時代を象徴する学科として、非常に多くの志願者を集めている。
なにしろ、現役の高校生だけでなく、すでに他の大学を卒業した社会人や、企業で働くダンジョン関係者までが編入を狙っているという話だ。
当然ながらその倍率は異常なほどに高く、入学できるのはごく一握り。自分のような凡人が目指すような世界ではなく……。
「伊吹くんは私の目的のために魂を捧げるとまで仰ってくださったので、当然あの大学へ一緒に行ってくださいますよね?」
「いやいや、確かに『手伝う』とは言ったけど、魂を捧げるとまでは……」
「伊吹くんが一人、自宅待機している間に、私が大学の薄暗い研究室で、イケてる男子大学生と二人きりとなり、ダンジョン産のドロリとした粘液や、細かく振動する新物質の研究を重ねていたら気になりませんか?」
「いやいや、それは……気になるに決まってるでしょ」
「でしたら同じ大学に入る方が、安心じゃありませんか?」
「ん、んんんー…………」
彼女が露骨に誘導しようとしていることは、もちろん自分にも分かっている。
ただ、今この上向いた勢いを鈍らせたり、止めたりするのは不味いのではないか?
そして、ダンジョンなる突然とこの世に現れた奇妙な領域が、同じように突然無くなってしまう可能性も大いに考えられる。
だとすれば、有名な大学を出ておくことは自分の将来のためにも…………。
いや違うな。
一生懸命に、もっともらしい理屈を並べたいんじゃない。
ただ一つ、自分の中で確実な意思がそこにはある。
そう。
俺だって……。
「長良さんと二人きりで粘液の研究がしたい!」
……これだ。
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