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9.フイエウ共和国での遭遇
マジックボックスの中身
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ラウール達は宿屋に戻り。ラウールの部屋に集まった。1人部屋で、広さはあまりないが、1つずつマジックボックスの中身を確認していく予定だ。
「じゃあ、1つずつ取り出して行くから、何か怪しいものがあったら、一旦僕のバックに入れるよ。」
そうラウールは声をかけると、クロースとクリスは同意した。
・・・・・・・・
帰って来てからしばらくして、あたりが暗くなってきたところで、中身の確認が終わった。
僕たちが怪しいと思ったものは、紋章入りの手紙が2通と紋章が刻まれた指輪が2つ、紋章の刻まれた銀のナイフが1本だった。
それ以外の物は、特に怪しいものはないようだ。僕が整理するふりをしてアイテムボックスXに入れても特に変な名前はついていなかった。
そこで、この物を確認する予定にしたが、今日の疲れと時間もあり、休むことにした。
さすがに僕も襲われたこともあり、少し精神的にも疲れており、すぐに眠りについた。
~~~~~~~~~
何事もなく朝を迎え、朝食をすませ、ラウールの部屋に集まった。
「見覚えのある紋章はある? クロースやクリスなら、サーシン王国の貴族の紋章もいくつかわかるんでない?」
その問いに2人は考えていたが、クロースが口を開いた。
「僕たちはわからない紋章だから、おそらくサーシン王国の物ではないと思う。絶対とは言えないが。この国の紋章を確認できるところはどこかないかな?
そう答えられたラウールも考えた。
誰にも見せるなと言われたからには、情報がもれると、見せた人にも危害が加えられる可能性が高い。あのフードの人は強い。その人に襲われても絶えることが出来る人か、どこからも情報が漏れることはない人を探すしかないかな。後は、情報に精通している人に、何か偉い人が関わる事件がなかったか聞いてみるか?
どうしよう?
「僕はまだ判断できない。けど、依頼を受けてる途中で襲われる危険性を考えると、まずはこの問題を解決する必要があると思うけど、2人ともどう思う?」
「俺も、命がかかっている依頼を受けてる場合ではないと思う。失敗で済めばいいが、死ぬ可能性もあるからな。でもどう解決するかだな。」
「私も同意します。解決しない事には・・・。」
僕もそうだが、クロースも、クリスもいいアイデアが出てこない。どうしよう?
「なーラウール。手紙は封が開いてるから、まずは中身を確認しないか?」
ラウールははっとして答えた。
「そうだよね。人の手紙だから見てはいけないと思っていたけど、こんな時だもんね。まずは確認してみようか。」
そういって、手紙の中身を確認するのだった。
【紋章入りの手紙1通目(獅子の紋章)】
過去に出現した記録がある
魔法とは違う力を使う者
繁栄をもたらす可能性がある者
首都フイエウ方面に移動したよう。
【紋章入りの手紙2通目(空を飛ぶ動物?の紋章)】
首相の第一子の誘拐の計画あり
ブレットンの知事に注意
そんな内容だった。
「2通目はそのまま、首相に注意を促す手紙だね。1通目の繁栄をもたらす可能性がある者? 何か特殊な技能がある者?ちょっとわかりにくいな? 何かこれからわかる?」
クロースはその言葉に、
「1通目は、首相に手を打たれる前に行動したいものがいるから、この手紙を奪いにかかる可能性はあるな。2通目は・・・、魔法とは違う力って? 過去に出現した? 学校で何か習ったような・・・。」
クリスも
「そういえば学校で何かが繁栄をもたらした・・・。あまり詳しく聞いていなかった授業であったような・・・。」
その言葉を聞いたラウールは、
「思い出してっ、重要だよここ!」
・・・・・・・・
・・・・・・
2人は考えている。
・・・・・・・
・・・・・・・
しかし言葉が出てこない。
・・・・・
沈黙が続いたこの雰囲気を避けて、ラウールはまた話し出した。
「誘拐計画は大変だから重要だとして、繁栄をもたらすものが何を指すのか? 何かこの世界が急に変わったことってないの?」
「急に変わったことと言ってもな・・・・。王国ではなかったような・・・。」
クロースは考えている。
・・・・・・・
「よし、それとなくボブルンさんに聞いてみよう。門番情報に頼ってみるか。多少なら門番さんは目立つから、そうそう一人になる時間もないはずだし・・・。危険にはならないでしょ。」
ラウールは心の中でボブルンさんに謝りながらも、その選択をした。
~~~~~~~~~~
さっそく3人はボブルンさんがいるであろう門へと向かった。今日のボブルンさんは何の役だろう?
門に到着すると、ボブルンさんの姿が見えなかった。今日は休みなのかな?
今日の門番さんにボブルンさんはいないか聞いてみると、今日は休みのようだ。
「ボブルンさんが休みの日に行きそうなところは知りませんか?」
と聞いてみた。
「あいつなら休みの日も街の安全を守る! って、この街の外周を巡回がてら走っていると思うぞ。」
そう今日の門番さんが答えてくれた。
お礼を言い、ラウール達は、ボブルンさんが走り出したという方向と反対側に歩き出した。
「じゃあ、1つずつ取り出して行くから、何か怪しいものがあったら、一旦僕のバックに入れるよ。」
そうラウールは声をかけると、クロースとクリスは同意した。
・・・・・・・・
帰って来てからしばらくして、あたりが暗くなってきたところで、中身の確認が終わった。
僕たちが怪しいと思ったものは、紋章入りの手紙が2通と紋章が刻まれた指輪が2つ、紋章の刻まれた銀のナイフが1本だった。
それ以外の物は、特に怪しいものはないようだ。僕が整理するふりをしてアイテムボックスXに入れても特に変な名前はついていなかった。
そこで、この物を確認する予定にしたが、今日の疲れと時間もあり、休むことにした。
さすがに僕も襲われたこともあり、少し精神的にも疲れており、すぐに眠りについた。
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何事もなく朝を迎え、朝食をすませ、ラウールの部屋に集まった。
「見覚えのある紋章はある? クロースやクリスなら、サーシン王国の貴族の紋章もいくつかわかるんでない?」
その問いに2人は考えていたが、クロースが口を開いた。
「僕たちはわからない紋章だから、おそらくサーシン王国の物ではないと思う。絶対とは言えないが。この国の紋章を確認できるところはどこかないかな?
そう答えられたラウールも考えた。
誰にも見せるなと言われたからには、情報がもれると、見せた人にも危害が加えられる可能性が高い。あのフードの人は強い。その人に襲われても絶えることが出来る人か、どこからも情報が漏れることはない人を探すしかないかな。後は、情報に精通している人に、何か偉い人が関わる事件がなかったか聞いてみるか?
どうしよう?
「僕はまだ判断できない。けど、依頼を受けてる途中で襲われる危険性を考えると、まずはこの問題を解決する必要があると思うけど、2人ともどう思う?」
「俺も、命がかかっている依頼を受けてる場合ではないと思う。失敗で済めばいいが、死ぬ可能性もあるからな。でもどう解決するかだな。」
「私も同意します。解決しない事には・・・。」
僕もそうだが、クロースも、クリスもいいアイデアが出てこない。どうしよう?
「なーラウール。手紙は封が開いてるから、まずは中身を確認しないか?」
ラウールははっとして答えた。
「そうだよね。人の手紙だから見てはいけないと思っていたけど、こんな時だもんね。まずは確認してみようか。」
そういって、手紙の中身を確認するのだった。
【紋章入りの手紙1通目(獅子の紋章)】
過去に出現した記録がある
魔法とは違う力を使う者
繁栄をもたらす可能性がある者
首都フイエウ方面に移動したよう。
【紋章入りの手紙2通目(空を飛ぶ動物?の紋章)】
首相の第一子の誘拐の計画あり
ブレットンの知事に注意
そんな内容だった。
「2通目はそのまま、首相に注意を促す手紙だね。1通目の繁栄をもたらす可能性がある者? 何か特殊な技能がある者?ちょっとわかりにくいな? 何かこれからわかる?」
クロースはその言葉に、
「1通目は、首相に手を打たれる前に行動したいものがいるから、この手紙を奪いにかかる可能性はあるな。2通目は・・・、魔法とは違う力って? 過去に出現した? 学校で何か習ったような・・・。」
クリスも
「そういえば学校で何かが繁栄をもたらした・・・。あまり詳しく聞いていなかった授業であったような・・・。」
その言葉を聞いたラウールは、
「思い出してっ、重要だよここ!」
・・・・・・・・
・・・・・・
2人は考えている。
・・・・・・・
・・・・・・・
しかし言葉が出てこない。
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沈黙が続いたこの雰囲気を避けて、ラウールはまた話し出した。
「誘拐計画は大変だから重要だとして、繁栄をもたらすものが何を指すのか? 何かこの世界が急に変わったことってないの?」
「急に変わったことと言ってもな・・・・。王国ではなかったような・・・。」
クロースは考えている。
・・・・・・・
「よし、それとなくボブルンさんに聞いてみよう。門番情報に頼ってみるか。多少なら門番さんは目立つから、そうそう一人になる時間もないはずだし・・・。危険にはならないでしょ。」
ラウールは心の中でボブルンさんに謝りながらも、その選択をした。
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さっそく3人はボブルンさんがいるであろう門へと向かった。今日のボブルンさんは何の役だろう?
門に到着すると、ボブルンさんの姿が見えなかった。今日は休みなのかな?
今日の門番さんにボブルンさんはいないか聞いてみると、今日は休みのようだ。
「ボブルンさんが休みの日に行きそうなところは知りませんか?」
と聞いてみた。
「あいつなら休みの日も街の安全を守る! って、この街の外周を巡回がてら走っていると思うぞ。」
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お礼を言い、ラウール達は、ボブルンさんが走り出したという方向と反対側に歩き出した。
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