99 / 238
13.ニジュールでの冒険者活動
高ランク討伐依頼
しおりを挟む
サクラはラウールから自分のステータスを見る方法を聞いて練習した。
練習と言っても、ステータスと言えば見えるもので、難しいものでもない。
そして、他の人のステータスを見れるわけでもないので、なんとなく自分の強さは普通の人の何倍強い程度の確認だが。
そしてステータスを見たサクラは、自分のステータスをラウールに教えだした。
「ラウール、私、普通の人の10倍位強いみたい。魔法よりだと思うけど、MPが2000はある!体は400位だけど・・・。だけどこれって強いよね?」
「強いと思うよ。僕もそれくらいはあるし、体に関いて言えば、僕は・・・、ちょっと待ってね。うん、800は超えてる。」
「うわ~、私より強いね。」
「数字だけではね。後はスキルとか経験でも違うと思うから。僕は8歳から冒険者だし、その前から鍛えられてたから、ひいきをなくしても強いと思うよ。」
「さっすが~、チートオブチート! だけど私も頑張るね。」
「そうだね。僕たちはまだまだこれからなんだから頑張ろうよ。」
「だけどラウール?私たちって今のところ人相手には無双してるけど、魔物相手だとどれくらいの魔物迄倒せるんだろう?」
「僕にもそこはわからないんだよね・・・。人間で一番強い相手は黒ローブ?魔物は何だろう。ワイバーンにあったこともあったけど、そんなに強そうでなかったしね。どうだろう?」
2人はどのくらい強くなっているのか気になってきた。
これからも先、魔物とは対峙していくと考えると、ここで一度ランクの高い魔物も討伐してみるのもいいのではないかと。
「ラウール、冒険者ギルドに行って、ラウールが受けられる討伐依頼で、一番強い魔物討伐をしてみない?」
ん~と考えるポーズをしたラウールだが、
「そうだね、一回行ってみようか。」
そう話し合った2人は朝食をとった後、冒険者ギルドに向かった。
~~~~~~~~~
冒険者ギルドにて2人は高ランク依頼票を確認した。
【アースドラゴンのうろこをとってきてほしい:ダンジョン内で討伐可能】
【クリスタルゴーレムを討伐し、腕位の素材を募集:ダンジョン内に存在】
【ゴブリンが増えていて、上位種が出現した可能性があり。ボス討伐もしくは調査を依頼したい:詳しくは受付で】
などと、ダンジョン内の依頼が多い。そして移動してくるまでの間、魔物が多かったのは、ゴブリンが増えて、街道に弱い魔物が押し出されてたのかな?
そう2人で話をしていたが、出来たら移動時間が少ない依頼がよかったため、じっくりと依頼票を確認していた。
・・・・・・
・・・・・・
決まらない・・・。
何がいいのか・・・。
受付で聞いてみる?
そうすることにした。
受付の列に並び、ラウール達の順番が来た。目の前には茶髪ボブカットのベテランぽい人がいた。
「本日のご用件は?」
「今日は、依頼を見繕ってほしいんだけどいいかな?」
と冒険者プレートを提示した。
「あら、そんなランクなのね。私はシトカと申します。ん~、少しだけお話を聞かせてね?」
そう言ってラウールとサクラ、シトカでどういった依頼を受けるのか話し合った。
ラウールの受けることが出来、あまり時間がかからず、高ランクの魔物と戦ってみたい。そういった説明をされ、シトカもいくつか質問をしてきて、どんな依頼がいいか考えている。
・・・・・
・・・・・
「この依頼なんかはどうですか?高ランクに確実に会うにはダンジョンがやはり最適です。街の周辺でも、高ランクの魔物の目撃情報はありますが、見つけるまでにかかる時間は予想がつきません。それでしたら、初めから時間を計算してダンジョンに入ることをお勧めします。そして、短くて、出来るだけ高ランクの魔物がいるダンジョンが、【闘牛の迷宮】で、全10階層ですが、迷宮ボスがミノタウルスになっています。Cランクの魔物ですが、時折変異種の出現も報告されています。普通では黄土色の皮膚ですが、変異種は黒いほど強いようです。今までで1番強かった変異種はSランクのパーティーを招集して討伐しました。」
「ラウール?話を聞いてどう思う?」
「ん~、もう少し情報が聞きたいかな? シトカさんダンジョンのボスは討伐するまでは同じなの?」
「そうです。ボスは討伐するまで変わりません。ですから、今のボスを予想することが出来ませんが、今のところ帰ってこない冒険者の報告はありませんので、通常種が出現しているものと思います。ダンジョン自体の難易度はさほど高くはありませんし。ちなみに罠もほぼなく、代わりに宝物の出現も稀です。うまみは魔物の肉が売れる事ですかね。」
「肉・・・、フォレストホーンも出現するのですか?」
「フォレストホーンはまれですね。それでも討伐した場合は、高く肉が買い取られることから、不人気でもなく、人気でもないダンジョンになっています。
その話を聞いてラウールとサクラは少しだけ小声で話し合った。そしてこのダンジョンにしようと。
「じゃあこの依頼を【黒猫】が受けます。よろしくお願いします。」
「はい、ではミノタウルスの魔石採取の依頼の手続きを・・・。はい出来ました。この依頼を進めておいて言うのも変ですが、変異種の場合は無理せずに逃げてくださいね。AランクとCランクの2人では、通常種までが適切な難易度だと思いますから。このダンジョンは、ボスから逃げることが出来ますから。」
そういって、撤退の方法も教えてくれた。
通常のダンジョンは部屋に入ったら、中の魔物を倒しきるまでは出ることが出来ない。しかし稀に戻ることが出来るダンジョンがあると言う。変異種が発見されるダンジョンに多いという事だ。
色々な説明を受けた2人は冒険者ギルドを出て、ダンジョンに向かった。
2人が走れば、遠いとは言えない距離にある。
練習と言っても、ステータスと言えば見えるもので、難しいものでもない。
そして、他の人のステータスを見れるわけでもないので、なんとなく自分の強さは普通の人の何倍強い程度の確認だが。
そしてステータスを見たサクラは、自分のステータスをラウールに教えだした。
「ラウール、私、普通の人の10倍位強いみたい。魔法よりだと思うけど、MPが2000はある!体は400位だけど・・・。だけどこれって強いよね?」
「強いと思うよ。僕もそれくらいはあるし、体に関いて言えば、僕は・・・、ちょっと待ってね。うん、800は超えてる。」
「うわ~、私より強いね。」
「数字だけではね。後はスキルとか経験でも違うと思うから。僕は8歳から冒険者だし、その前から鍛えられてたから、ひいきをなくしても強いと思うよ。」
「さっすが~、チートオブチート! だけど私も頑張るね。」
「そうだね。僕たちはまだまだこれからなんだから頑張ろうよ。」
「だけどラウール?私たちって今のところ人相手には無双してるけど、魔物相手だとどれくらいの魔物迄倒せるんだろう?」
「僕にもそこはわからないんだよね・・・。人間で一番強い相手は黒ローブ?魔物は何だろう。ワイバーンにあったこともあったけど、そんなに強そうでなかったしね。どうだろう?」
2人はどのくらい強くなっているのか気になってきた。
これからも先、魔物とは対峙していくと考えると、ここで一度ランクの高い魔物も討伐してみるのもいいのではないかと。
「ラウール、冒険者ギルドに行って、ラウールが受けられる討伐依頼で、一番強い魔物討伐をしてみない?」
ん~と考えるポーズをしたラウールだが、
「そうだね、一回行ってみようか。」
そう話し合った2人は朝食をとった後、冒険者ギルドに向かった。
~~~~~~~~~
冒険者ギルドにて2人は高ランク依頼票を確認した。
【アースドラゴンのうろこをとってきてほしい:ダンジョン内で討伐可能】
【クリスタルゴーレムを討伐し、腕位の素材を募集:ダンジョン内に存在】
【ゴブリンが増えていて、上位種が出現した可能性があり。ボス討伐もしくは調査を依頼したい:詳しくは受付で】
などと、ダンジョン内の依頼が多い。そして移動してくるまでの間、魔物が多かったのは、ゴブリンが増えて、街道に弱い魔物が押し出されてたのかな?
そう2人で話をしていたが、出来たら移動時間が少ない依頼がよかったため、じっくりと依頼票を確認していた。
・・・・・・
・・・・・・
決まらない・・・。
何がいいのか・・・。
受付で聞いてみる?
そうすることにした。
受付の列に並び、ラウール達の順番が来た。目の前には茶髪ボブカットのベテランぽい人がいた。
「本日のご用件は?」
「今日は、依頼を見繕ってほしいんだけどいいかな?」
と冒険者プレートを提示した。
「あら、そんなランクなのね。私はシトカと申します。ん~、少しだけお話を聞かせてね?」
そう言ってラウールとサクラ、シトカでどういった依頼を受けるのか話し合った。
ラウールの受けることが出来、あまり時間がかからず、高ランクの魔物と戦ってみたい。そういった説明をされ、シトカもいくつか質問をしてきて、どんな依頼がいいか考えている。
・・・・・
・・・・・
「この依頼なんかはどうですか?高ランクに確実に会うにはダンジョンがやはり最適です。街の周辺でも、高ランクの魔物の目撃情報はありますが、見つけるまでにかかる時間は予想がつきません。それでしたら、初めから時間を計算してダンジョンに入ることをお勧めします。そして、短くて、出来るだけ高ランクの魔物がいるダンジョンが、【闘牛の迷宮】で、全10階層ですが、迷宮ボスがミノタウルスになっています。Cランクの魔物ですが、時折変異種の出現も報告されています。普通では黄土色の皮膚ですが、変異種は黒いほど強いようです。今までで1番強かった変異種はSランクのパーティーを招集して討伐しました。」
「ラウール?話を聞いてどう思う?」
「ん~、もう少し情報が聞きたいかな? シトカさんダンジョンのボスは討伐するまでは同じなの?」
「そうです。ボスは討伐するまで変わりません。ですから、今のボスを予想することが出来ませんが、今のところ帰ってこない冒険者の報告はありませんので、通常種が出現しているものと思います。ダンジョン自体の難易度はさほど高くはありませんし。ちなみに罠もほぼなく、代わりに宝物の出現も稀です。うまみは魔物の肉が売れる事ですかね。」
「肉・・・、フォレストホーンも出現するのですか?」
「フォレストホーンはまれですね。それでも討伐した場合は、高く肉が買い取られることから、不人気でもなく、人気でもないダンジョンになっています。
その話を聞いてラウールとサクラは少しだけ小声で話し合った。そしてこのダンジョンにしようと。
「じゃあこの依頼を【黒猫】が受けます。よろしくお願いします。」
「はい、ではミノタウルスの魔石採取の依頼の手続きを・・・。はい出来ました。この依頼を進めておいて言うのも変ですが、変異種の場合は無理せずに逃げてくださいね。AランクとCランクの2人では、通常種までが適切な難易度だと思いますから。このダンジョンは、ボスから逃げることが出来ますから。」
そういって、撤退の方法も教えてくれた。
通常のダンジョンは部屋に入ったら、中の魔物を倒しきるまでは出ることが出来ない。しかし稀に戻ることが出来るダンジョンがあると言う。変異種が発見されるダンジョンに多いという事だ。
色々な説明を受けた2人は冒険者ギルドを出て、ダンジョンに向かった。
2人が走れば、遠いとは言えない距離にある。
20
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる