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13.ニジュールでの冒険者活動
闘牛の迷宮を進む
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【闘牛の迷宮】に到着するまでの間、サクラのスキルについて話をしていた。詳しいスキルまではお互い話しをしないことにしていたので、ざっくりとサクラが説明した。やはりサクラは魔法主体で、イメージできるものは全ての魔法を使えるようだ。魔力の回復も早い。そして、体も一般人よりは強く、器用になるものがあるみたいだ。
そういった話をしているうちにダンジョンに到着した。
受付のシトカさんが言ったように、人気が良くも悪くもないというそのままで、すぐに中に入ることが出来た。
「じゃあ行こっかサクラ。今日はニャンの者でなく普通の冒険者で。」
そういってラウールは刀、月光を持ち、魔物の革の服を着ている。
「そうね、今日はにゃんはなしで。」
そういってサクラはロマンの大鎌を持ち、魔物の皮の服に、黒の魔物の皮のローブを装備している。
2人は順調にダンジョンを進んで行った。
途中で会う冒険者もいたが、サクラの姿をみてギョッとした表情をして、近づいてくることはなかった。
サクラはこの世界では珍しい顔立ちで黒髪。その人が黒装備に大鎌・・・。他人だったら僕も近づかないとラウールも思ってしまった。
魔物も、4足歩行の牛の魔物は出て来て、時々全長が4ⅿほどの魔物も出てきたが、強さはさほどでもなく、大鎌で首を一閃されていた。
~~~~~~~~
順調に7階まで到達したラウール達は、昼食をとっていた。
「ここまで順調だね。前の街のダンジョンもだったけど、僕たちの速さがあれば、他の冒険者よりは攻略が早いね。」
そういってラウールはサンドイッチもどきを食べている。
「そうねラウール。他の冒険者もこのダンジョンでは接触もないしね。普段だったら、少しは声をかけたり、たまには絡まれてたのにね。とうとう私たちにも貫禄がついてきたのかしら?」
ラウールはその言葉を聞いて目頭を押さえた。
「サクラは天然なのかな?それとも人工なのかな?」
「へっ?天然?人工?芝?」
「ふぅ~、天然さんか・・・。これまでの旅でわかってはいたけどね・・・。」
そうラウールはやれやれといったポーズをして再び話し出した。
「サクラ?大鎌を持った女の人がいました。その女の人はこの世界ではおそらくほとんど見る事のない容姿です。その人が黒いローブを着て魔物に急接近し、後ろから大鎌で首を狩っている。それも一撃で・・・。そんな人を見て、サクラだったら近づく?」
顎に手を当てサクラは考えている。しかし首を傾けたまま言葉は出てこず、ラウールがまた話し出した。
「僕だったら怖くて近寄れないよ・・・。まるで死神・・・。この世界にそういう概念があるかはわからないけど、レイスとかその辺のイメージでない?」
「たしかにそうね・・・。けどもこれは私の自由、ロマンなのよ~~~!」
「は~、それはそれでいいよ。僕が気にするわけではないしね。だけどそう見られているのは自覚しておいてね。死神猫サクラ!」
いやいやと手を振りサクラはうろたえながら答えた。
「そんな名前、外では言わないでね・・・。二つ名は自然につくものだけど、誘導しないでね・・・。」
そんな会話をして再度ダンジョンを進んで行った。
やはり周りの冒険者は近づかない。そして、9階に到着した。
9階も順調に進んでいたが、先の方に気配があると嬉しそうにラウールが話し出した。
「・・・うまい肉・・・。肉・・・。」
「肉?何か肉がいるの?」
「サクラはA5ランクの肉は食べたことがある?」
「あるけど・・・。」
「それの数倍上手い!!」
「えっ、え~~~! 数倍!」
「そう数倍・・・。」
「殺りましょう・・・、いくらでも・・・。」
そういって世紀末の何かのように走り出した2人は、あっという間にフォレストホーンの姿をとらえた。
そして、目でとらえられない速度で首を狩った。
「今日の祝勝会は焼肉・・・、ステーキ・・・。私が何か作る? それもいいかも・・・。」
サクラが首をもって一人で話している・・・。
「こわっ!!」
そこに通りかかった冒険者がいた。
「ひっ!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」
そう言って走り去っていった。
その冒険者の仲間らしき5人もその声を聴いて、一番先頭にいた冒険者に追いつくほどの速度で走り去っていった。
「やってしまった・・・。僕のイメージは無事か・・・?」
「ラウール?何かあった?今日はごちそうよ・・・。私が料理してあげる・・。」
ぞわッ!!
死神スタイル(勝手に名付ける)でそう言われると怖い。
そして今気づいたけど・・・。フォレストホーンの肉って、サクラは食べたことがあるような・・・。
気のせいかな?
~~~~~~~~
その後は先に順調に進んだ。
そして門の魔力を感じる。
そろそろこのダンジョンのボス部屋だ。
「ラウール。この通路の真ん中にある宝箱はどう思う?」
怪しすぎる宝箱が通路にあった。
ここまで怪しい宝箱はないと思う。
例えるなら、宝箱をたどっていくと罠がある、その一番最初の宝箱の様に・・・。
「サクラは開けたい?」
「ん~怪しすぎるからパスかな。そこまでこの階で出る程度の宝は興味もないし。」
「そう、じゃあ行こうか先に。もうすぐボスだ。手ごわいボスが出てくれたほうがいいな。」
そう言って宝箱を無視して進み、ボス部屋の前まで到着した。
ちなみに、あやしい宝箱の中身は・・・、10万Gと、このダンジョンではいい中身だった。
ラウールの幸運値が高いからこその宝。
しかし、ラウールにとってはそこまででもない微妙な宝箱の中身だった。
そういった話をしているうちにダンジョンに到着した。
受付のシトカさんが言ったように、人気が良くも悪くもないというそのままで、すぐに中に入ることが出来た。
「じゃあ行こっかサクラ。今日はニャンの者でなく普通の冒険者で。」
そういってラウールは刀、月光を持ち、魔物の革の服を着ている。
「そうね、今日はにゃんはなしで。」
そういってサクラはロマンの大鎌を持ち、魔物の皮の服に、黒の魔物の皮のローブを装備している。
2人は順調にダンジョンを進んで行った。
途中で会う冒険者もいたが、サクラの姿をみてギョッとした表情をして、近づいてくることはなかった。
サクラはこの世界では珍しい顔立ちで黒髪。その人が黒装備に大鎌・・・。他人だったら僕も近づかないとラウールも思ってしまった。
魔物も、4足歩行の牛の魔物は出て来て、時々全長が4ⅿほどの魔物も出てきたが、強さはさほどでもなく、大鎌で首を一閃されていた。
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順調に7階まで到達したラウール達は、昼食をとっていた。
「ここまで順調だね。前の街のダンジョンもだったけど、僕たちの速さがあれば、他の冒険者よりは攻略が早いね。」
そういってラウールはサンドイッチもどきを食べている。
「そうねラウール。他の冒険者もこのダンジョンでは接触もないしね。普段だったら、少しは声をかけたり、たまには絡まれてたのにね。とうとう私たちにも貫禄がついてきたのかしら?」
ラウールはその言葉を聞いて目頭を押さえた。
「サクラは天然なのかな?それとも人工なのかな?」
「へっ?天然?人工?芝?」
「ふぅ~、天然さんか・・・。これまでの旅でわかってはいたけどね・・・。」
そうラウールはやれやれといったポーズをして再び話し出した。
「サクラ?大鎌を持った女の人がいました。その女の人はこの世界ではおそらくほとんど見る事のない容姿です。その人が黒いローブを着て魔物に急接近し、後ろから大鎌で首を狩っている。それも一撃で・・・。そんな人を見て、サクラだったら近づく?」
顎に手を当てサクラは考えている。しかし首を傾けたまま言葉は出てこず、ラウールがまた話し出した。
「僕だったら怖くて近寄れないよ・・・。まるで死神・・・。この世界にそういう概念があるかはわからないけど、レイスとかその辺のイメージでない?」
「たしかにそうね・・・。けどもこれは私の自由、ロマンなのよ~~~!」
「は~、それはそれでいいよ。僕が気にするわけではないしね。だけどそう見られているのは自覚しておいてね。死神猫サクラ!」
いやいやと手を振りサクラはうろたえながら答えた。
「そんな名前、外では言わないでね・・・。二つ名は自然につくものだけど、誘導しないでね・・・。」
そんな会話をして再度ダンジョンを進んで行った。
やはり周りの冒険者は近づかない。そして、9階に到着した。
9階も順調に進んでいたが、先の方に気配があると嬉しそうにラウールが話し出した。
「・・・うまい肉・・・。肉・・・。」
「肉?何か肉がいるの?」
「サクラはA5ランクの肉は食べたことがある?」
「あるけど・・・。」
「それの数倍上手い!!」
「えっ、え~~~! 数倍!」
「そう数倍・・・。」
「殺りましょう・・・、いくらでも・・・。」
そういって世紀末の何かのように走り出した2人は、あっという間にフォレストホーンの姿をとらえた。
そして、目でとらえられない速度で首を狩った。
「今日の祝勝会は焼肉・・・、ステーキ・・・。私が何か作る? それもいいかも・・・。」
サクラが首をもって一人で話している・・・。
「こわっ!!」
そこに通りかかった冒険者がいた。
「ひっ!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」
そう言って走り去っていった。
その冒険者の仲間らしき5人もその声を聴いて、一番先頭にいた冒険者に追いつくほどの速度で走り去っていった。
「やってしまった・・・。僕のイメージは無事か・・・?」
「ラウール?何かあった?今日はごちそうよ・・・。私が料理してあげる・・。」
ぞわッ!!
死神スタイル(勝手に名付ける)でそう言われると怖い。
そして今気づいたけど・・・。フォレストホーンの肉って、サクラは食べたことがあるような・・・。
気のせいかな?
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その後は先に順調に進んだ。
そして門の魔力を感じる。
そろそろこのダンジョンのボス部屋だ。
「ラウール。この通路の真ん中にある宝箱はどう思う?」
怪しすぎる宝箱が通路にあった。
ここまで怪しい宝箱はないと思う。
例えるなら、宝箱をたどっていくと罠がある、その一番最初の宝箱の様に・・・。
「サクラは開けたい?」
「ん~怪しすぎるからパスかな。そこまでこの階で出る程度の宝は興味もないし。」
「そう、じゃあ行こうか先に。もうすぐボスだ。手ごわいボスが出てくれたほうがいいな。」
そう言って宝箱を無視して進み、ボス部屋の前まで到着した。
ちなみに、あやしい宝箱の中身は・・・、10万Gと、このダンジョンではいい中身だった。
ラウールの幸運値が高いからこその宝。
しかし、ラウールにとってはそこまででもない微妙な宝箱の中身だった。
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