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61.失恋? いいえ、猶予期間ですよ。
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ディグレオの一件から、早三か月余り。ロドハルトの雪は解け、少し遅めの春がやってきた。
国主邸のあたりが、にぎわっている。そしてその中では、にぎわいというより騒ぎの音の方が勝っていた。
「おい何故だ! 俺にも入る権利はあるだろう!? おいヴェリアナ! 開けろ!」
コーマスは厳重に封じられた扉を激しく蹴りながら怒鳴りあげる。エヴァイアン国主にあるまじき行動ではあるが、その気持ちを一応察してはいるロドハルトの使用人達は何も言わずに過ぎ去っていく。
そっと、扉が開かれた。その幅、わずか数センチ。
「大人しくお待ちなさいな。もう少しで終わりましてよ、そんなに騒いだらまたポシャロちゃんに怒られてしまうわ」
「最近思っていたが、お前何だか俺に辛辣になっていないか? 子か? 子が出来たからか? 俺より子がいいのか?」
「まあまあ、つまらない事を。私にはいつだって貴方が一番よ」
ガチャン、と大きな音を立てて再び扉が閉められる。こうなってはもうどうしようもないので、コーマスは苛立たし気にもう一度だけ扉を蹴ると、大股で歩き出していった。
そんな彼を、シャイネが速足で追いかける。
「コーマス様」
「おお、シャイネか。準備はもういいのか」
「はい。あとはお二人をお待ちするだけです」
コーマスは一言「そうか」と呟くと、シャイネを見た。彼もまた、正装だ。普段の使用人服に少し装飾を足しただけではあるが、まさか……彼が大人しく従うとは正直思ってはいなかった。
彼を伴い、中庭に出る。使用人達が忙しなく動いていた。シャイネも先程は手伝いに出ようとしたが、ロドハルト使用人達に強く止められたのだ。今までの活躍があって意識が薄れていたが本来シャイネはエヴァイアンからの客である、と。
気を利かせた使用人に、今日の為設置された椅子をすすめられる。そこに腰かけると、飲み物まで渡された。
「……お前は、いいのか。その」
「大丈夫ですよ」
コーマスはどこか気まずそうではあるが、何も言わなかった。だからこそ、シャイネから口を開く。
「お嬢様が結局選ばれたのはギャムシア様だったという事です。その選択でお嬢様が幸せになられるのであれば、俺もまた幸せなはずなんです」
「……大人になったなぁ、お前も」
「ただ、ギャムシア様のものになったなどあくまで法の話ではありますが」
「……ん?」
受け取った飲み物を口に軽く含みながら、シャイネは何ともないように続ける。
「別に婚姻関係を結ばなくても、俺はお嬢様と愛し合える自信があります。ええ、それこそギャムシア様よりも。今はギャムシア様に現を抜かされるのもいいでしょう。でもお嬢様は身を賭してでも、俺をディグレオから取り戻そうとしてくれました。そのお気持ちは、つまり俺への所有欲に他ならない。それに一緒にいた年数、絆は俺の方が断然強いですし。それに俺の性技にも、ご満足は頂けていると仰ってましたし。それに」
「今日よく喋るな」
まあ、それも彼なりの抑制法なのだろう。内容についてはともかく、言及する気にもなれなかった。
そこに近付いてくる、大柄な影。
「おや、国主殿にシャイネも。二人待ちか」
「モシェロイ神父」
彼もまた正装だった。それも、神父としての。
「どうだ、準備は」
「万端ですよ。何、エクソシストの傍らこちらの仕事も常にしております。お任せください」
「うむ」
コーマスは飲み物を飲み干すと、傍のテーブルに置いた。その状態で、うなだれるように深い溜息を吐く。そんな彼を見て、モシェロイは軽く笑った。
「やはり寂しいでしょうなぁ」
「そりゃそうだ、こないだまであんな小さかったあいつが……色々あったとはいえ、なぁ」
ある意味、二人とも別方面とはいえラチカの保護者のようなものだ。積もる話もあるだろう。シャイネはそっと席を立ち、中庭を抜けた。
ラチカとヴェリアナの居る部屋へ向かう。厳重な扉をノックすると、「いいわよ」とヴェリアナの声がした。ノブを掴む手に、わずかな緊張が走る。しかし、押した。先に現れたのは、ヴェリアナだった。
「あらぁ、シャイネくんだったのね。丁度終わったけれど、どうする? 後でのお楽しみにしておく?」
「いえ、出来ればお会いしたいんですけど」
「いらっしゃい」
ヴェリアナに導かれるようにして、奥へと進む。
ラチカは椅子に腰かけていた。気配を感じたのか、立ち上がる。豪奢で、しかしまだ少し少女感のある真っ白なドレスと普段よりも華やかな化粧。しかし表情こそは、ラチカだった。
「シャ、シャイネ? え、来ちゃったの」
「ええ。お嬢様、お似合いですよ……すごく」
頬が緩む。今まで見てきたラチカの中で、本当に一番綺麗だった。ラチカは恥ずかしそうに顔を背けながら、ヴェリアナの元へ駆け寄る。
「あ、あの……義姉さん……」
「あらあら、私出ていった方がいいかしらねぇ」
「そそそそうじゃない!」
しかしヴェリアナはにこにこと微笑んだままで、部屋を出て行った。バタン、と音を立て閉められた扉には気まずい空気のまま二人が残された。
改めて、向き直る。シャイネはそっと、ラチカの手に触れた。
数か月前まで、怒涛の日々だった。その中を、ラチカは沢山戦った。ようやく、その過去達とある意味の区切りがつくのだ。それは、本当に喜ばしいことで。
「お嬢様」
「うん」
「……これからも、俺はずっと貴方のお傍に居ます。ギャムシア様の奥方になろうとも、俺はずっと」
耳元で、続きを囁く。この言葉が、彼女にとっては重荷になるかもしれない。しかし伝えておきたかった。そしてもう一つの目的は……ある意味の、意地悪だ。
ラチカはほんの少しだけ苦笑して、頷いた。そして、彼の手を引く。
「行こう、皆待ってる」
頷いた。
「奥方殿がここにいるという事はもう済んだんだろうが! 速く連れてこい!」
「あーもしかしてさっきの俺こんな感じだったか……」
ヴェリアナは「ええ」と頷きながら、どうにかして部屋を出ようとするギャムシアを押さえつけるコーマスをじっとりと眺めた。そんなヴェリアナに、ギャムシアは声を投げる。
「もう三時間は待ったぞ、一目くらい見せてくれてもいいだろうが」
「式まであと三十分はあるわ。定刻通りに進めているのだから、文句を言われる筋合いも無いと思うのだけれど」
やはりギャムシアにはどこか冷たい。彼女の腹は、前回会った時よりも幾分大きくなっていた。臨月も近いのだろう。
これ以上彼女に突っかかれば、きっとコーマスが口を出し始める。仕方ないので、改めて椅子に腰をかけなおす。コーマスは深い溜息を吐いた。
「まあ、気持ちは分かる。俺だって早く見てみたいさ、妹の花嫁衣裳を」
「準備自体は終わったわ。でも式まではゆっくりさせてあげたいもの」
「……ちょっと待て奥方殿、ラチカは今一人なのか」
ヴェリアナは天井を見た。その仕草だけですべてを察したギャムシアは、目を引き剥いて勢いよく立ち上がる。
「あんのクソガキィイイイ!!」
「落ち着けギャムシア!」
「放せ! クソッよりによって奴に先を越されるとは! 奴の事だ、花嫁姿のラチカにうっかり欲情してるかもしれねぇ!」
「シャイネくん信用ないわねぇ」
騒ぎ立てる室内で、扉の音。ハッとしてそちらを見ると、ラチカとシャイネが居た。彼女は気まずそうにしながら、中に足を踏み入れて来る。
「と、取り込み中?」
ヴェリアナはくすくす笑いながら、ギャムシアとコーマスを見る。二人とも、言葉を失っていた。その気持ちが痛いほどわかり、シャイネはラチカの後ろで何度も頷く。
コーマスがまず歩み寄ってきた。
「うん、似合う。似合うじゃないか」
「ありがとう、兄さん。なんか恥ずかしい」
「綺麗だ、さすがヴェリアナが準備を手伝っただけある。衣装も」
「それはうちの針子珠玉の一品だ」
ギャムシアが、いつの間にか傍に居た。彼はいつものような意地の悪い顔ではなく、ただ穏やかに微笑んでいる。
「こいつと出会ってすぐに打ち合わせをし、半年かけて作らせた」
「そ、そんな早くから?」
「当然だろうが。俺は最初からずっと、お前を妻にする気だったんだ」
ギャムシアの手が、ラチカに触れる。あたたかい温もり。彼の目は相変わらず冷たい色だったが、その奥にはその手と同じ温かさが宿っていた。
……そうだ。初めも、こうやって魅せられた。
「心から、嬉しい」
今まで聞いた言葉の中で一番甘く、蕩けている。ふと涙腺が熱くなり目頭を押さえると、ヴェリアナが駆け寄ってきた。
「ふふ、せっかくお化粧したのに空気の読めない新郎ねぇ」
「お、奥方殿……」
「そろそろお時間よ。さあ、行きましょう」
頷く。ギャムシアに手を取ってもらいながら、歩き出した。
傍らに居る彼は、どうも意地悪で、時たま暴力的で、しかし……誰よりも、格好良くて頼りになる。そんな男で。
「ラチカ、愛してる」
その囁きに、ラチカはギャムシアにだけ聞こえるように「私も」と返した。
_花嫁直前、君を侵す。_
国主邸のあたりが、にぎわっている。そしてその中では、にぎわいというより騒ぎの音の方が勝っていた。
「おい何故だ! 俺にも入る権利はあるだろう!? おいヴェリアナ! 開けろ!」
コーマスは厳重に封じられた扉を激しく蹴りながら怒鳴りあげる。エヴァイアン国主にあるまじき行動ではあるが、その気持ちを一応察してはいるロドハルトの使用人達は何も言わずに過ぎ去っていく。
そっと、扉が開かれた。その幅、わずか数センチ。
「大人しくお待ちなさいな。もう少しで終わりましてよ、そんなに騒いだらまたポシャロちゃんに怒られてしまうわ」
「最近思っていたが、お前何だか俺に辛辣になっていないか? 子か? 子が出来たからか? 俺より子がいいのか?」
「まあまあ、つまらない事を。私にはいつだって貴方が一番よ」
ガチャン、と大きな音を立てて再び扉が閉められる。こうなってはもうどうしようもないので、コーマスは苛立たし気にもう一度だけ扉を蹴ると、大股で歩き出していった。
そんな彼を、シャイネが速足で追いかける。
「コーマス様」
「おお、シャイネか。準備はもういいのか」
「はい。あとはお二人をお待ちするだけです」
コーマスは一言「そうか」と呟くと、シャイネを見た。彼もまた、正装だ。普段の使用人服に少し装飾を足しただけではあるが、まさか……彼が大人しく従うとは正直思ってはいなかった。
彼を伴い、中庭に出る。使用人達が忙しなく動いていた。シャイネも先程は手伝いに出ようとしたが、ロドハルト使用人達に強く止められたのだ。今までの活躍があって意識が薄れていたが本来シャイネはエヴァイアンからの客である、と。
気を利かせた使用人に、今日の為設置された椅子をすすめられる。そこに腰かけると、飲み物まで渡された。
「……お前は、いいのか。その」
「大丈夫ですよ」
コーマスはどこか気まずそうではあるが、何も言わなかった。だからこそ、シャイネから口を開く。
「お嬢様が結局選ばれたのはギャムシア様だったという事です。その選択でお嬢様が幸せになられるのであれば、俺もまた幸せなはずなんです」
「……大人になったなぁ、お前も」
「ただ、ギャムシア様のものになったなどあくまで法の話ではありますが」
「……ん?」
受け取った飲み物を口に軽く含みながら、シャイネは何ともないように続ける。
「別に婚姻関係を結ばなくても、俺はお嬢様と愛し合える自信があります。ええ、それこそギャムシア様よりも。今はギャムシア様に現を抜かされるのもいいでしょう。でもお嬢様は身を賭してでも、俺をディグレオから取り戻そうとしてくれました。そのお気持ちは、つまり俺への所有欲に他ならない。それに一緒にいた年数、絆は俺の方が断然強いですし。それに俺の性技にも、ご満足は頂けていると仰ってましたし。それに」
「今日よく喋るな」
まあ、それも彼なりの抑制法なのだろう。内容についてはともかく、言及する気にもなれなかった。
そこに近付いてくる、大柄な影。
「おや、国主殿にシャイネも。二人待ちか」
「モシェロイ神父」
彼もまた正装だった。それも、神父としての。
「どうだ、準備は」
「万端ですよ。何、エクソシストの傍らこちらの仕事も常にしております。お任せください」
「うむ」
コーマスは飲み物を飲み干すと、傍のテーブルに置いた。その状態で、うなだれるように深い溜息を吐く。そんな彼を見て、モシェロイは軽く笑った。
「やはり寂しいでしょうなぁ」
「そりゃそうだ、こないだまであんな小さかったあいつが……色々あったとはいえ、なぁ」
ある意味、二人とも別方面とはいえラチカの保護者のようなものだ。積もる話もあるだろう。シャイネはそっと席を立ち、中庭を抜けた。
ラチカとヴェリアナの居る部屋へ向かう。厳重な扉をノックすると、「いいわよ」とヴェリアナの声がした。ノブを掴む手に、わずかな緊張が走る。しかし、押した。先に現れたのは、ヴェリアナだった。
「あらぁ、シャイネくんだったのね。丁度終わったけれど、どうする? 後でのお楽しみにしておく?」
「いえ、出来ればお会いしたいんですけど」
「いらっしゃい」
ヴェリアナに導かれるようにして、奥へと進む。
ラチカは椅子に腰かけていた。気配を感じたのか、立ち上がる。豪奢で、しかしまだ少し少女感のある真っ白なドレスと普段よりも華やかな化粧。しかし表情こそは、ラチカだった。
「シャ、シャイネ? え、来ちゃったの」
「ええ。お嬢様、お似合いですよ……すごく」
頬が緩む。今まで見てきたラチカの中で、本当に一番綺麗だった。ラチカは恥ずかしそうに顔を背けながら、ヴェリアナの元へ駆け寄る。
「あ、あの……義姉さん……」
「あらあら、私出ていった方がいいかしらねぇ」
「そそそそうじゃない!」
しかしヴェリアナはにこにこと微笑んだままで、部屋を出て行った。バタン、と音を立て閉められた扉には気まずい空気のまま二人が残された。
改めて、向き直る。シャイネはそっと、ラチカの手に触れた。
数か月前まで、怒涛の日々だった。その中を、ラチカは沢山戦った。ようやく、その過去達とある意味の区切りがつくのだ。それは、本当に喜ばしいことで。
「お嬢様」
「うん」
「……これからも、俺はずっと貴方のお傍に居ます。ギャムシア様の奥方になろうとも、俺はずっと」
耳元で、続きを囁く。この言葉が、彼女にとっては重荷になるかもしれない。しかし伝えておきたかった。そしてもう一つの目的は……ある意味の、意地悪だ。
ラチカはほんの少しだけ苦笑して、頷いた。そして、彼の手を引く。
「行こう、皆待ってる」
頷いた。
「奥方殿がここにいるという事はもう済んだんだろうが! 速く連れてこい!」
「あーもしかしてさっきの俺こんな感じだったか……」
ヴェリアナは「ええ」と頷きながら、どうにかして部屋を出ようとするギャムシアを押さえつけるコーマスをじっとりと眺めた。そんなヴェリアナに、ギャムシアは声を投げる。
「もう三時間は待ったぞ、一目くらい見せてくれてもいいだろうが」
「式まであと三十分はあるわ。定刻通りに進めているのだから、文句を言われる筋合いも無いと思うのだけれど」
やはりギャムシアにはどこか冷たい。彼女の腹は、前回会った時よりも幾分大きくなっていた。臨月も近いのだろう。
これ以上彼女に突っかかれば、きっとコーマスが口を出し始める。仕方ないので、改めて椅子に腰をかけなおす。コーマスは深い溜息を吐いた。
「まあ、気持ちは分かる。俺だって早く見てみたいさ、妹の花嫁衣裳を」
「準備自体は終わったわ。でも式まではゆっくりさせてあげたいもの」
「……ちょっと待て奥方殿、ラチカは今一人なのか」
ヴェリアナは天井を見た。その仕草だけですべてを察したギャムシアは、目を引き剥いて勢いよく立ち上がる。
「あんのクソガキィイイイ!!」
「落ち着けギャムシア!」
「放せ! クソッよりによって奴に先を越されるとは! 奴の事だ、花嫁姿のラチカにうっかり欲情してるかもしれねぇ!」
「シャイネくん信用ないわねぇ」
騒ぎ立てる室内で、扉の音。ハッとしてそちらを見ると、ラチカとシャイネが居た。彼女は気まずそうにしながら、中に足を踏み入れて来る。
「と、取り込み中?」
ヴェリアナはくすくす笑いながら、ギャムシアとコーマスを見る。二人とも、言葉を失っていた。その気持ちが痛いほどわかり、シャイネはラチカの後ろで何度も頷く。
コーマスがまず歩み寄ってきた。
「うん、似合う。似合うじゃないか」
「ありがとう、兄さん。なんか恥ずかしい」
「綺麗だ、さすがヴェリアナが準備を手伝っただけある。衣装も」
「それはうちの針子珠玉の一品だ」
ギャムシアが、いつの間にか傍に居た。彼はいつものような意地の悪い顔ではなく、ただ穏やかに微笑んでいる。
「こいつと出会ってすぐに打ち合わせをし、半年かけて作らせた」
「そ、そんな早くから?」
「当然だろうが。俺は最初からずっと、お前を妻にする気だったんだ」
ギャムシアの手が、ラチカに触れる。あたたかい温もり。彼の目は相変わらず冷たい色だったが、その奥にはその手と同じ温かさが宿っていた。
……そうだ。初めも、こうやって魅せられた。
「心から、嬉しい」
今まで聞いた言葉の中で一番甘く、蕩けている。ふと涙腺が熱くなり目頭を押さえると、ヴェリアナが駆け寄ってきた。
「ふふ、せっかくお化粧したのに空気の読めない新郎ねぇ」
「お、奥方殿……」
「そろそろお時間よ。さあ、行きましょう」
頷く。ギャムシアに手を取ってもらいながら、歩き出した。
傍らに居る彼は、どうも意地悪で、時たま暴力的で、しかし……誰よりも、格好良くて頼りになる。そんな男で。
「ラチカ、愛してる」
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