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10.サロンの密談
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今日の最後の授業は算数だ。真面目に聞かなくとも理解できる内容なのでノートにサロンホスト可能性リストを書き込んでいた。
クラス順に、まずは1組のマリアンヌ=バロン。王宮に仕える外交官である政爵スティーブ=バロンのご令嬢で、猫目で大人びた顔にブロンドの長い髪を携えている。政爵位の家名を持つだけあって、とても聡明で学年五位以内を毎回彷徨っている。もし彼女だったら、噂を聞きつけて「わたくしが首位を取った暁にはお付き合いしてくださいまし!」とか宣戦布告されたりして。
2組は俺たちのクラスで、爵位持ちはヨアしかいないため割愛。
続いて3組は、ロアーノ=グリードネス。現王バスクバード=グリードネスの弟の三女、つまり現王の姪っ子で高慢ちきな娘だと悪評も絶えない。王族が俺を相手にするだろうか?可能性は限りなくゼロ。
4組は、ナチュネ=モーリー。武爵位モーリー家のご令嬢で、騎士道を心に根差しその気合いぶりは誰にも引けを取らない。ちなみに選択制授業で魔法を取っている唯一の女の子で、弓の名手を目指してるんだとか。俺は密かに歴戦の武将那須与一からもじってナチュ与一と呼んでいる。一応魔法授業で自己紹介を互いにしたので面識はある。でも、この子は自分より強い男じゃないと相手にしなさそうだしな。ちょっと面白そうだから関わってみたい気持ちはある。
5、6組は男子しかいないので割愛。
7組は、レイラ=アグネット。現王が一目惚れし心酔している側室コーネリアの子供で、当然ながら母娘共に正室から目の敵にされている。学年一の美少女と言っても過言ではないが、幼い頃から受けた嫌がらせのせいだろう、暗…随分と大人しい性格をしている。可哀想ではあるけど正直、恋がらみでなくとも王族の因縁を背景に持つ子とは関わりたくないが・・・。
8組には、シルリエール=ダヴィゾンド。王宮に仕える法務官である政爵ソロモン=ダヴィゾンドのご令嬢。上に歳の離れた二人の兄がおり、両親から溺愛され大事に育てられ過ぎた典型的な箱入り娘で、剣術の授業は貴族の権力行使で免除にし見学に徹しているんだとか。同級生も教師も非常に扱い難い存在らしいが・・・。
以上の5名がリストアップされた。冷静に分析すると、愛の告白なんてそんな浮かれた内容じゃない気がしてきたし怖い。マジで何なんだろう、帰りたい。
◇◇◇
放課後、ヨアに行ってくると目配せして、重い足取りでサロン室へと向かった。
「いらっしゃい。あれ?・・・固まっているけど、どうしたの?もしかして、期待していたホストと違ったのかな。」
ゆったりとした動作で手をひらひら振る人物に唖然とした俺は、両側から忍び寄る影に気付かなかった。
何故か俺は抵抗する間もなく両腕を二人の大男に掴まれ、罪人のように床に跪いている。細身で小さく、優等生のお手本のように髪一本の乱れもなく、薄気味悪い笑みを浮かべて俺の顎を掬う男…そう、この男は、現王の右腕、宰相ドニリク=ロッグフェイズの孫、ハミルトン=ロッグフェイズである。
色男は辛いよ、と調子に乗って女の子を書き並べていた自分を殴りたい。穴があったら潜りたい。
「ハミルトン=ロッグフェイズ様。高貴なお方が僕なんかに何の御用でしょう。」
「ふん。その場凌ぎで媚びへつらう殊勝な心は持っているようだね。」
この状況はよく分からないが、ハミルトンは俺のことが嫌いらしいことだけは数秒の応酬で分かった。乱暴に手を離した彼は、今度は立ち上がって冷酷な目付きで俺を見下ろした。
「憎らしいほど面は良いな。顔だけなら許してやったものを。」
そう言い切る前に彼の片足が引かれ、勢い良く革靴の尖った爪先が俺の腹に命中した。
「ぐっ!!」
「硬いね、腹。力入れるなんてずるいよ。そういえばトゥーレイを取得したんだって?どれだけ僕を貶めれば済むのさ。」
何が言いたいのか分からない俺は、この状況に混乱しつつも眉を顰めて口を開く。
「俺はあんたに何かした覚えもなければそもそも関わったことがないはずだけど・・・一体何の真似でしょう?」
瞼に力が入ったまま見上げれば、返ってきたのは言葉ではなくさっきより重い蹴りだった。
「ははっ、もうちょっと頑張って猫被りなよ。そっち方面では頭が回らないんだね?・・・全く、苛つくなぁ。覚えがない、か。自分より下の人間には興味ないわけだ。」
吐き捨てられた台詞にようやく合点がいった。
祖父が宰相というプレミアカードを持っている男が、間違いなく自分を俺より「下」だと言い放った。ハミルトンは剣術の点数は確かイマイチ…というか平均以下だが、他の筆記試験でほぼ満点を取り、不動の学年二位を死守している。筆記試験だけの勝負なら十五点ほどの差がついて彼が勝っているだろう。つまりは俺が剣術も高得点なせいで、総合的に負けているのだ。
それにしても総合試験に勝てないからと暴力で訴えるのは単なる当てつけでいい迷惑である。
「勝てないからってこんなことしても何も変わらないのに…ダセェ」
理不尽な暴挙に声を上げずにはおれなかった。また蹴りがくると構えていたが、怒りを滾らせ震えるハミルトンは顎で右側の男に合図を送る。直後、右腕に激痛が走り歯を食いしばる。
「変わるよ。憂さ晴らしにちょっと痛めつけてやろうと思っていただけなんだけど予定変更。治療不可能なほど変形させて、一生剣を振れないようにしてやるよ。」
確かに俺が剣を握れなくなれば、ハミルトンの首位は確実だろう。だが子供の発想とは思えない卑劣な発言に恐ろしくなる。
「…そんなことしたら!お前も」
痛みを堪えながら紡ぐ言葉に彼は大きく口を開けて笑った。
「僕?僕が罪に問われるって?事実を捻じ曲げるなんて造作もない。君と僕の体格差は先入観を作りやすいからね。最初に君が僕を襲おうとして正当防衛だと主張することも、君が無礼を働いたのでコレが主人の威厳のために勝手に動いたと嘯くことも…。君は自分の心配だけしてなよ。」
俺は最初の啖呵も虚しく、情けない顔になっているのだろう。心底満足そうに口角を上げる彼が、「やれ」と二人の大男に言い放った。片方は俺が暴れないよう背後に回って床に顔を押さえつけ、片方は右腕を抱えてあらぬ方向に曲げる準備をする。
「止めろ!」
いよいよ本気であることを実感した俺が悲壮に満ちた声を上げた時。
背後から鼓膜が破けそうになるほどの爆音が轟いた。
実際、その後数秒間は聴覚が麻痺して音が聞こえなかった。
ハミルトンが絶句して見つめる先を振り返れば、とても見知った男が爆風の中から現れた。サロン室の扉は跡形も無く粉砕され煙が上がり、火花が彼の足元で踊っている。状況だけ見れば、背後から現れた男が救済者のはずなのに、破壊された壁の有様と獲物を捕らえた獰猛な目つきが、一瞬どちらが悪者か分からなくさせた。
「ヨア・・・」
俺の震える声と、ヨアが右手を上げ軽く振って飛ばされた三人の衝突音はどちらが先だったろう。
三人とも奥の壁まで吹っ飛ばされ、気絶していた。
いい気味だ、とは思えなかった。それくらい迫力のある仕打ちだったからだ。呆然と座り込んだままの俺の元へ担任教師が駆け付けた。ベテラン教師のミモレディ先生は三年の時からの担任で、俺とヨアの仲も知っている。周囲を見回して理解したのか、「なんてこった」とぼやきながらも直ぐに俺へと向き直って「ちょっと見せてね」と不自然に腹の部分だけ皺くちゃのシャツを捲った。時間が経っていないので痣はまだ出来ていないが、先生に軽く手で押されると痛みで目尻に涙が浮かぶ。
「痛むだろうけど、これくらいなら保健室で治癒魔法で処置すれば完治すると思う。まずはそれからだね。後で君達から話を聞くから。」
クラス順に、まずは1組のマリアンヌ=バロン。王宮に仕える外交官である政爵スティーブ=バロンのご令嬢で、猫目で大人びた顔にブロンドの長い髪を携えている。政爵位の家名を持つだけあって、とても聡明で学年五位以内を毎回彷徨っている。もし彼女だったら、噂を聞きつけて「わたくしが首位を取った暁にはお付き合いしてくださいまし!」とか宣戦布告されたりして。
2組は俺たちのクラスで、爵位持ちはヨアしかいないため割愛。
続いて3組は、ロアーノ=グリードネス。現王バスクバード=グリードネスの弟の三女、つまり現王の姪っ子で高慢ちきな娘だと悪評も絶えない。王族が俺を相手にするだろうか?可能性は限りなくゼロ。
4組は、ナチュネ=モーリー。武爵位モーリー家のご令嬢で、騎士道を心に根差しその気合いぶりは誰にも引けを取らない。ちなみに選択制授業で魔法を取っている唯一の女の子で、弓の名手を目指してるんだとか。俺は密かに歴戦の武将那須与一からもじってナチュ与一と呼んでいる。一応魔法授業で自己紹介を互いにしたので面識はある。でも、この子は自分より強い男じゃないと相手にしなさそうだしな。ちょっと面白そうだから関わってみたい気持ちはある。
5、6組は男子しかいないので割愛。
7組は、レイラ=アグネット。現王が一目惚れし心酔している側室コーネリアの子供で、当然ながら母娘共に正室から目の敵にされている。学年一の美少女と言っても過言ではないが、幼い頃から受けた嫌がらせのせいだろう、暗…随分と大人しい性格をしている。可哀想ではあるけど正直、恋がらみでなくとも王族の因縁を背景に持つ子とは関わりたくないが・・・。
8組には、シルリエール=ダヴィゾンド。王宮に仕える法務官である政爵ソロモン=ダヴィゾンドのご令嬢。上に歳の離れた二人の兄がおり、両親から溺愛され大事に育てられ過ぎた典型的な箱入り娘で、剣術の授業は貴族の権力行使で免除にし見学に徹しているんだとか。同級生も教師も非常に扱い難い存在らしいが・・・。
以上の5名がリストアップされた。冷静に分析すると、愛の告白なんてそんな浮かれた内容じゃない気がしてきたし怖い。マジで何なんだろう、帰りたい。
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放課後、ヨアに行ってくると目配せして、重い足取りでサロン室へと向かった。
「いらっしゃい。あれ?・・・固まっているけど、どうしたの?もしかして、期待していたホストと違ったのかな。」
ゆったりとした動作で手をひらひら振る人物に唖然とした俺は、両側から忍び寄る影に気付かなかった。
何故か俺は抵抗する間もなく両腕を二人の大男に掴まれ、罪人のように床に跪いている。細身で小さく、優等生のお手本のように髪一本の乱れもなく、薄気味悪い笑みを浮かべて俺の顎を掬う男…そう、この男は、現王の右腕、宰相ドニリク=ロッグフェイズの孫、ハミルトン=ロッグフェイズである。
色男は辛いよ、と調子に乗って女の子を書き並べていた自分を殴りたい。穴があったら潜りたい。
「ハミルトン=ロッグフェイズ様。高貴なお方が僕なんかに何の御用でしょう。」
「ふん。その場凌ぎで媚びへつらう殊勝な心は持っているようだね。」
この状況はよく分からないが、ハミルトンは俺のことが嫌いらしいことだけは数秒の応酬で分かった。乱暴に手を離した彼は、今度は立ち上がって冷酷な目付きで俺を見下ろした。
「憎らしいほど面は良いな。顔だけなら許してやったものを。」
そう言い切る前に彼の片足が引かれ、勢い良く革靴の尖った爪先が俺の腹に命中した。
「ぐっ!!」
「硬いね、腹。力入れるなんてずるいよ。そういえばトゥーレイを取得したんだって?どれだけ僕を貶めれば済むのさ。」
何が言いたいのか分からない俺は、この状況に混乱しつつも眉を顰めて口を開く。
「俺はあんたに何かした覚えもなければそもそも関わったことがないはずだけど・・・一体何の真似でしょう?」
瞼に力が入ったまま見上げれば、返ってきたのは言葉ではなくさっきより重い蹴りだった。
「ははっ、もうちょっと頑張って猫被りなよ。そっち方面では頭が回らないんだね?・・・全く、苛つくなぁ。覚えがない、か。自分より下の人間には興味ないわけだ。」
吐き捨てられた台詞にようやく合点がいった。
祖父が宰相というプレミアカードを持っている男が、間違いなく自分を俺より「下」だと言い放った。ハミルトンは剣術の点数は確かイマイチ…というか平均以下だが、他の筆記試験でほぼ満点を取り、不動の学年二位を死守している。筆記試験だけの勝負なら十五点ほどの差がついて彼が勝っているだろう。つまりは俺が剣術も高得点なせいで、総合的に負けているのだ。
それにしても総合試験に勝てないからと暴力で訴えるのは単なる当てつけでいい迷惑である。
「勝てないからってこんなことしても何も変わらないのに…ダセェ」
理不尽な暴挙に声を上げずにはおれなかった。また蹴りがくると構えていたが、怒りを滾らせ震えるハミルトンは顎で右側の男に合図を送る。直後、右腕に激痛が走り歯を食いしばる。
「変わるよ。憂さ晴らしにちょっと痛めつけてやろうと思っていただけなんだけど予定変更。治療不可能なほど変形させて、一生剣を振れないようにしてやるよ。」
確かに俺が剣を握れなくなれば、ハミルトンの首位は確実だろう。だが子供の発想とは思えない卑劣な発言に恐ろしくなる。
「…そんなことしたら!お前も」
痛みを堪えながら紡ぐ言葉に彼は大きく口を開けて笑った。
「僕?僕が罪に問われるって?事実を捻じ曲げるなんて造作もない。君と僕の体格差は先入観を作りやすいからね。最初に君が僕を襲おうとして正当防衛だと主張することも、君が無礼を働いたのでコレが主人の威厳のために勝手に動いたと嘯くことも…。君は自分の心配だけしてなよ。」
俺は最初の啖呵も虚しく、情けない顔になっているのだろう。心底満足そうに口角を上げる彼が、「やれ」と二人の大男に言い放った。片方は俺が暴れないよう背後に回って床に顔を押さえつけ、片方は右腕を抱えてあらぬ方向に曲げる準備をする。
「止めろ!」
いよいよ本気であることを実感した俺が悲壮に満ちた声を上げた時。
背後から鼓膜が破けそうになるほどの爆音が轟いた。
実際、その後数秒間は聴覚が麻痺して音が聞こえなかった。
ハミルトンが絶句して見つめる先を振り返れば、とても見知った男が爆風の中から現れた。サロン室の扉は跡形も無く粉砕され煙が上がり、火花が彼の足元で踊っている。状況だけ見れば、背後から現れた男が救済者のはずなのに、破壊された壁の有様と獲物を捕らえた獰猛な目つきが、一瞬どちらが悪者か分からなくさせた。
「ヨア・・・」
俺の震える声と、ヨアが右手を上げ軽く振って飛ばされた三人の衝突音はどちらが先だったろう。
三人とも奥の壁まで吹っ飛ばされ、気絶していた。
いい気味だ、とは思えなかった。それくらい迫力のある仕打ちだったからだ。呆然と座り込んだままの俺の元へ担任教師が駆け付けた。ベテラン教師のミモレディ先生は三年の時からの担任で、俺とヨアの仲も知っている。周囲を見回して理解したのか、「なんてこった」とぼやきながらも直ぐに俺へと向き直って「ちょっと見せてね」と不自然に腹の部分だけ皺くちゃのシャツを捲った。時間が経っていないので痣はまだ出来ていないが、先生に軽く手で押されると痛みで目尻に涙が浮かぶ。
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