この俺が正ヒロインとして殿方に求愛されるわけがない!

ゆずまめ鯉

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番外編 二・酔っ払いニエルが珍しくユージンに甘える話

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 チュンチュン、ピヨピヨ、チチチチと小鳥の親子が楽しげに囀り、爽やかな朝の訪れを告げてくれる。柔らかな朝日がレースのカーテンを透かして部屋を満たす。ユージンは緩慢な動きで瞼を持ち上げた。
 隣を見ると、ニエルもほぼ同時に身じろぐ。寝ぼけ眼を擦りながら、ゆっくりと起き上がろうとしている。

「ニエル。おはよう。昨夜、散々僕を煽った覚悟はできてるよね?」

 ユージンはいたずらっぽく微笑みながら尋ねた。昨夜のニエルの奔放さを思い浮かべると、自然と口角が上がる。

「はあ!? 記憶にな――……ッ!」

 最後まで言い終わるのを待たずに、遠慮することなく唇を激しく貪った。突然のことにニエルは驚き、抵抗しようと身を捩る。しかし、ユージンはニエルの手首を軽く押さえつけ、その甘美な味わいを堪能している。起床直後にされた濃厚な口づけに、ニエルは完全に目を覚まして顔を赤らめた。

「わ、わかったから、先にトイレに行かせて」
「いいよ。抱っこして連れてくね」

 ユージンはにやりと笑みを浮かべた。

「え!? 一人で行けるって!」

 ニエルは慌てて抗議する。

「君が言ったんだよ。僕と片時も離れたくないって」
「だから、知らないって――んん!」

 ニエルの言葉をまた遮り、ひょいと軽々抱き上げた。そして、文句を告げようとする唇を再び塞いだ。ニエルの顔はみるみるうちに赤くなる。

「酒を飲んで僕を挑発したのは君だからね。今から抱くよ」

 宣言してからバスルームへと向かった。

「朝っぱらから!?」

 真っ赤な顔のままニエルは叫んだ。予想外だったらしい。反応が可愛い。

「うん。酔いから醒めたら、お望み通り抱くつもりだったんだ。君は少し、お酒の飲み方を勉強した方がいい」

 ユージンはそう言いながら、ニエルを抱き上げる腕に力を込めた。
 二人は言い争いしながら排泄を済ませ、軽くシャワーを浴び、ついでに歯を磨き、タオルで体を拭ってからベッドに舞い戻る。ユージンは全裸でニエルの体に覆い被さった。空腹だと訴えられても、飢えているのはこちらの方だ。満足するまで解放するつもりはない。ユージンは甘噛みするようにニエルの耳たぶに歯を立てた。

「……あ、ユージン。今日の仕事は?」
「明日やる」

 耳たぶから首筋に移動し、唇を押し当て軽く吸いつく。ニエルは小さく震える。

「じゃ、じゃあ、フレデリカたちは?」
「今日は親子で観光するって言ってたよ」
「聞いてない……」
「君はここで寝てたからね」

 会話を繰り広げながらも動きは止めない。柔肌の匂いを嗅ぐと、清潔な石鹸の香りがする。自分と同じ匂いだというのに、ニエルが纏えばこうも違うのかと、ユージンを興奮させる材料に変わる。

「ゆ、ユージン。そこはいいから、キスしてほしい」

 ユージンの髪の毛が肌を刺激してくすぐったいのか、ニエルはなんとか気を逸らそうとするが、その手には乗らない。我関せずと言った様子で首筋から下に移動し、鎖骨をなぞってから胸の尖りに吸いついた瞬間、ぞわぞわしたのかビクンと大きく跳ねた。

「ユージン!」

 ニエルからは声があがる。けれど、本気で嫌がっているわけではないことは明白なので、構わずに舌先で片側の乳首を愛撫する。

「あっ……そこばかり、やめ……ッ」

 吸って撫でてを繰り返して、ニエルから快感を引き出そうとする。唇や舌を巧みに使っていると、やがてぷっくり乳輪が大きくなる。右の乳首に舌を這わせながら、もう片方の乳首は右手の指先で摘まんだ。

「両方いじるのはやめ……ッ、んん」

 頬を赤らめて必死に耐えている。可愛い。可愛すぎる。昨夜、暴走しないで正解だった。大胆に誘うニエルもいいが、やっぱり普段のニエルと楽しみたい。
 集中的に胸元を愛撫していると、下半身の方はあっという間に高ぶり始める。そこに気づかないフリをして左側の胸にも吸いつくと、我慢できなくなったのかニエルは自分の手を下げたので、片手で掴んで阻止する。

「な、なんで……!?」
「乳首だけでイく練習をしよう」
「そ……そんなの、嫌に決まってる!」
「大丈夫。ニエルならできるよ」
「ユージン!」

 ニエルの腕を頭上まで持ちあげ、ひとまとめにする。押さえつける。左側の乳首を甘噛みしたり、吸いついたり、舌先で転がしていると、ニエルの口からは甘い吐息が漏れ始める。

「んん……もう、だめだ……ッ!」

 堪え切れなくなったらしきニエルは、小さく身震いしながら、下半身の高ぶりを解放していた。性器の先端からは、白濁がびゅくびゅくと飛び散り、腹部がどろりとした粘液で濡れる。そんなニエルの蕩けた姿を目にしているだけで、暴走してどうにかなりそうだ。

「よくできたね、ニエル」
「さ、触るな……!」
「はいはい。ちょっとお腹借りるね」

 本当に嫌だった場合、蹴ったり殴ったりして全力で止めようとするので、ユージンはそのまま続ける。
 頭上で抑えていたニエルの腕から手を放し、その手でユージンは自身の高ぶりに添えた。腹部にくっつくほど反り立っており、臨戦態勢だった。ニエルの肢体を汚す自身を想像しながら上下に数回扱くと、それほど経たずにニエルの腹部に精液を飛ばす。
 もちろん、それだけで終わるはずもなく、今度はニエルの脚を折り曲げてその奥に手を伸ばした。

「あっ……、ゆーじん、ちょっと待って!」
「待てない」
「んんん……明日、叔父さんたちを見送りに行くんだろ? 手加減してもらわないと、足腰立たなくなる……ッ!」

 まだ入れるつもりはなかったのに、涙目で懇願される。そんなふうに頼まれても逆効果だということに気づいていない。ユージンにはあまりなかったはずの嗜虐心が擽られる。

「心配いらないよ。抱っこしてあげる」
「ユージン!」
「昨日の君は、みんなの前でねだったんだよ。抱っこして、僕にね」
「ハア!? う、嘘だ!」
「嘘だと思うなら、フレデリカに聞いてみるといい。教えてくれるよ」
「ま、まじか……!」

 それを伝えるとようやく信じたのか、ニエルは驚いている。酒を飲んだあとは記憶を飛ばしてしまうので、自分の発言を覚えていないのだ。
 抵抗が止んだところでニエルの窄みに指を差し込む。昨夜は体を重ねずに就寝したが、一昨日はしっかり交わっているというのにそこは頑なだった。傷つけたくないので、ベッドに備えつけられている小さな引き出しから小瓶を取り出す。掌で温めてから、窄みや尻たぶに液体を塗りつける。

「ん……ッ」

 ニエルと体を交えるようになり、もう何瓶消費したかわからないというのに、毎度のことながら新鮮な反応をしてくれるので飽きることはない。

「ニエル……我慢できないんだけど、もういい?」
「……うん」

 体を慣らしているうちにすっかりやる気を取り戻し、今にも爆発しそうな性器をニエルの尻の間に押し当てる。何度か周囲を性器で擦りつけてから、指先で拡げた窄みに当てがった。

「あ……ッ、あ、ゆーじんの……俺の中に入ってくる……!」
「……ニエル!」

 一番太い先端部分をゆっくり時間をかけて挿入すると、あとは徐々に押し進めて馴染むのを待つ。

「ニエル、ニエル。平気?」
「ん……動いてもいいよ」
「……ダメだよ。まだ早い」
「大丈夫だって……ああっ!」
「君が煽るから、動いちゃった」
「ばかっ!」

 せっかく我慢していたのに腰を送ってしまった。下からズンと一突きされたニエルは、ひと際高い声をあげた。それに気をよくしたユージンは、小刻みに抽挿を繰り返す。突くたびに、ニエルの口からは甘く蕩けた声が漏れる。

「あっ、ん……あんッ!」
「気持ちいい?」
「き、聞くな……ああっ、見たらわかるだろ……んん!」
「ハハ、そうだね」

 可愛すぎるのでずっと眺めていたい。引く手あまただったユージンは、あいにくニエルのこの体しか知らないが、生涯、この体だけ愛せられればそれで大満足だ。程よく締めつけてくれるニエルの熱い熱い内壁は、幾度となく交わってきたのでユージンの陰茎を受け入れてくれる。体に馴染むのは彼だけだ。他はいらない。

「ん、ん……ユージン、もう……!」
「僕も……!」

 たった数分の抽挿だけで、ニエルとユージンはほぼ同時に解き放っていた。一気に快感が弾ける。ぶるぶると身震いしながら、ユージンはニエルの体内に射精した。堪えきれず体内に出してしまった。掻き出さなければ、ニエルは体調を崩してしまうだろう。

「……ニエル、ニエル。キスしていい?」
「……俺も」
「うん。ありがとう」

 解き放ったばかりで敏感だというのに、口づけを交わす。互いの唇を無我夢中で貪る。ニエルの美しく大きなエメラルドグリーンの瞳は潤み、甘く蕩ける。

「はあ……幸せだなぁ」
「……それならよかった」

 心の中でつぶやいたつもりが、うっかり口に出ていたらしく、ニエルが答えてくれる。

「一回じゃ終われないよ?」

 たったのこれだけで解放してしまう雰囲気を醸し出してしまったので、ユージンは慌てて訂正する。一度で終わるなら、こんなに性急に求めずに、ゆっくりじっくり時間をかけて味わうだろう。

「さすがにわかってるって」
「……明日、君の足腰が立たなくなっていたらごめん」
「立てなくても、お前が抱っこしてくれるんだろ? それでいいよ」
「……ニエル、愛してる!」

 やっぱりニエル・ガルフィオン──今では結婚したのでニエル・アイアンズという人間は、この世で唯一存在する、ユージン・アイアンズを喜ばせる天才だなと思った。有言実行と言わんばかりに、交わっては腹を満たし、交わっては腹を満たし、時には休憩を挟みつつ、互いの性欲のために二人きりの時間を満喫した。三か月ぶりに新婚旅行の気分を思い出して、散々抱き合った。

*****

 次の日。港町に帰るという二組の親子を見送りに、ガルフィオン伯爵の邸宅の正門まで出向いた。朝の澄んだ空気が心地よい。見慣れた電気自動車がすでに待機している。
 別れを惜しんで挨拶を交わしている最中、フレデリカがニエルの顔をじっと見つめた。

「ニエルにいさま、風邪ですの?」

 うっすら声が嗄れているニエルに気がついたらしい。フレデリカは心配そうに顔を覗き込む。

「え、いや、その、ええと……」

 突然の指摘に、ニエルはしどろもどろになっている。昨夜の激しい情事が原因だとは、口が裂けても言えないからだ。顔を赤らめ、視線を泳がせている様子を見て、ユージンは内心で笑ってしまった。
 言い訳を考えているのだろうか、明らかに挙動不審だ。ユージンは、ニエルの肩に手を置き助け舟を出した。

「このあと、僕が看病するから心配いらないよ」

 ユージンの言葉にフレデリカは笑顔を取り戻す。

「それならよかったですわ! また港町にも遊びに来てくださいまし。それでは、ごきげんよう♪」

 花柄のワンピースの裾を摘まみ挨拶すると、ガルフィオン子爵やミゲル、ミゲルの父親が口々に挨拶してから電気自動車に乗り込む。ガルフィオン子爵はにこやかに手を振った。

「またね、ニエルくん、ユージンくん」

 ミゲルは少し寂しそうな顔で小さく手を振った。

「さよなら!」

 ミゲルの父親は軽く会釈をした。

「それでは、また」

 電気自動車がゆっくり走り出し、やがて小さくなって見えなくなるまで、ニエルとユージンは手を振り続けた。完全に姿が見えなくなると、隣にいたニエルはユージンの方を向き、小さな声で問いかけた。

「ユージン……?」

 何か言いたげなニエルの美しい瞳を、ユージンは見つめ返す。

「正直に言ってもよかったの? 昨日は一日、ベッドから下りられなかったって」

 冗談めかして尋ねると、ニエルは慌てて首を横に振った。

「いやダメだろ!」
「でしょ? まぁ、フレデリカなら、具合が悪かったと解釈してくれるはずだけどね。見える位置にはキスマーク、残してないし」

 ユージンはいたずらっぽく笑った。服で隠れる部分には散々吸いついたので、うっ血だらけになっている。ニエルは顔を赤らめて、朝っぱらだというのに叫んだ。

「酒は当分、飲まない!」
「君の場合、一気に飲まなきゃ大丈夫だよ?」
「一気に飲みたくなるんだよなぁ、つい」
「なら一気飲みしても問題ないように、小さいグラスにしようか」
「けど、それだと飲み足りない……あ!」

 ニエルは何か思いついたように、ぱっと顔を輝かせた。

「うん?」
「コーラで割ったらイケるかも!?」

 ユージンは間髪入れずに疑問を呈した。

「でも、ジュースみたいだったら、君は一気飲みしちゃうでしょ?」
「まぁな」
「やっぱり一気飲みしないようにしようか。あと、空きっ腹にアルコールもやめようね?」

 ニエルは不満そうに眉をひそめた。

「うーん。でも勧められた場合は断れないだろ?」
「飲む前にあらかじめ、なにかお腹に入れておけばいいんだよ。君は大食漢だから、誰も疑問には思わないでしょ」
「そうかな?」

 ニエルはまだ納得していない様子だったが、ユージンは優しく微笑みかけた。時間はたっぷりある。

「うん。これから一緒に勉強しようか」
「へいへい」

 ニエルは気のない返事をしたが、ユージンは嬉しそうに笑みを浮かべた。ニエルの酒癖を改善させるという名目で、一緒にいられる口実が新たに増えたからだ。ユージンはニエルの手を握り、家に向かって歩き出した。爽やかな朝日が二人を照らしていた。
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