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7話 舞踏会 3
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「来たわね、フリージア」
「お母様」
ジスパ様と一緒に入った舞踏会会場……その中で真っ先に私に気付いたのは、お母様ことロンナ・イルハートだった。隣にはお父様のギャンザ・イルハートも立っている。私はすぐに二人の元へと向かった。
「ジスパ・ウィクリフ王子殿下……ご無沙汰しております」
「ああ、ギャンザ殿、ロンナ夫人。お久しぶりですね。この度は我が愚弟が迷惑を掛けたようで本当に済まなかった」
「いえ、とんでもないことでございます。勿体ないお言葉、ありがとうございました」
二人は簡単に挨拶を交わして、すぐに本題に入った。
「情報によると、既に弟のボルドーは舞踏会に出席していると聞いていたが……」
「はい、あちらで公爵様とお話しをされているようでござますね」
「あれは……ミオド・ガンパレス公爵か」
ミオド・ガンパレス公爵とボルドー様は確かに会話をしているようだった。離れているのでその中身までは当然分からないけれど。いきなり押しかけても、ボルドー様はともかくミオド様には失礼になってしまうわね。その辺りを踏まえているのか、ジスパ様もすぐに動くことはなかった。
「ササリア……ボルドー様と一緒に居ますね」
「ああ、そうだな。しかし……気のせいか、元気がないように見えるな」
あまり面識のないはずのジスパ様が言う。そのくらい彼女は元気がないように……いえ、正確には暗い表情になっていたのだ。お父様やお母様、アリアもその辺りはすぐに気付いているだろう。
「ササリアは一体、何を考えているのか……それが問題だ」
「あなた、あの子がフリージアを裏切るような真似をするとは考えられないわ……少し様子を見た方が良いと思うの。フリージアもそう思っているでしょう?」
お母様からのいきなりの質問に、私はどうこたえて良いか分からなかったけれど……確かに様子を見たいという感情の方が強かった。ササリアを信じたかったからだ。
「ジスパ様、少しだけ様子を見て見ませんか? 二人の動きを観察すれば、ササリアの目的もハッキリすると思うので……」
「ああ、わかった。妹を信じたい気持ちは分からないでもない。それでは少しだけ様子を見ようか」
「ありがとうございます」
ジスパ様も納得してくれた。さて、ササリア……あなたは一体、何をしようとしているの?
「お母様」
ジスパ様と一緒に入った舞踏会会場……その中で真っ先に私に気付いたのは、お母様ことロンナ・イルハートだった。隣にはお父様のギャンザ・イルハートも立っている。私はすぐに二人の元へと向かった。
「ジスパ・ウィクリフ王子殿下……ご無沙汰しております」
「ああ、ギャンザ殿、ロンナ夫人。お久しぶりですね。この度は我が愚弟が迷惑を掛けたようで本当に済まなかった」
「いえ、とんでもないことでございます。勿体ないお言葉、ありがとうございました」
二人は簡単に挨拶を交わして、すぐに本題に入った。
「情報によると、既に弟のボルドーは舞踏会に出席していると聞いていたが……」
「はい、あちらで公爵様とお話しをされているようでござますね」
「あれは……ミオド・ガンパレス公爵か」
ミオド・ガンパレス公爵とボルドー様は確かに会話をしているようだった。離れているのでその中身までは当然分からないけれど。いきなり押しかけても、ボルドー様はともかくミオド様には失礼になってしまうわね。その辺りを踏まえているのか、ジスパ様もすぐに動くことはなかった。
「ササリア……ボルドー様と一緒に居ますね」
「ああ、そうだな。しかし……気のせいか、元気がないように見えるな」
あまり面識のないはずのジスパ様が言う。そのくらい彼女は元気がないように……いえ、正確には暗い表情になっていたのだ。お父様やお母様、アリアもその辺りはすぐに気付いているだろう。
「ササリアは一体、何を考えているのか……それが問題だ」
「あなた、あの子がフリージアを裏切るような真似をするとは考えられないわ……少し様子を見た方が良いと思うの。フリージアもそう思っているでしょう?」
お母様からのいきなりの質問に、私はどうこたえて良いか分からなかったけれど……確かに様子を見たいという感情の方が強かった。ササリアを信じたかったからだ。
「ジスパ様、少しだけ様子を見て見ませんか? 二人の動きを観察すれば、ササリアの目的もハッキリすると思うので……」
「ああ、わかった。妹を信じたい気持ちは分からないでもない。それでは少しだけ様子を見ようか」
「ありがとうございます」
ジスパ様も納得してくれた。さて、ササリア……あなたは一体、何をしようとしているの?
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