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第2章 どうやらみんなは試験を受けるようです。
司会者様は仮面騎士
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マイクを手に取り、後ろの方にも聞こえやすいようにして彼女は話を始めた。
彼女は司会者なのだろう。
「本日はこの付喪人試験を受けていただきありがとうございます。
そしてここに集まった筆記テストの合格者の皆様おめでとう。
さぁ今年もやって参りました。スライム試験。
では、まずは簡単な知識から…。」
その女性は金髪で背は俺より少し高い。
顔は仮面舞踏会で着けるような仮面で隠されている。
しかし、俺はどこかで会ったことがある人のような気がしていた。
その女性は話を続ける。
「付喪連盟とは勇者連盟の子会社のようなものだ。他にも冒険者連盟とかがある。
付喪連盟ではランクごとに上位者となっていくんだ。
・順位は戦士レベル→闘者レベル→兵士レベル→騎士レベル→王レベルの順番だ。
王レベルになると、勇者連盟への推薦書が貰えるかもしれないから…。
もし付喪人として働けるようになれたら、頑張ってくれ。」
仮面の女性は続けてこの試験のルールを説明し出した。
「まず、スライム試験とは簡単にいえば討伐数を競う試験だ。
もちろん相手はスライム。
制限時間内にスライムを何体倒せるかで合格かを見極める。」
するとホログラミングにより、壁に映像が流され始める。
そこには、その女性とスライムが1体映し出されていた。
「これは先日撮った物だ。このスライムを倒すと…。」
なんと女性は剣を振りかざし風圧だけでスライムを吹き飛ばした。
風圧だけで弾け飛ぶスライム。
そして、それをまるでゴミを見るような目で見つめる女性。
「いや強いな。それともスライムが弱いのかな。」
俺は正直、どちらが正解か分からなかった。
「このようにすることで討伐数が一つ増える。
しかし、我らがダメージを喰らって倒されると…。」
今度は違うスライムがその女性を攻撃した。
しかし、少し攻撃が当たっただけでかすり傷にもなっていなかったのだが…。
その女性はまるで即死級の攻撃を喰らったかのように地に崩れ、倒れる。
それをゴミを見るような目で見つめるスライム。
撮影現場での慌てようがこれはヤラセでは無いことを証明していた。
そしてそこで映像は終わった。
「えっーと、討伐数がゼロになる。つまり生き残りを賭けたサバイバル試験ということだ。それでは頑張ってくれ。」
その女性は説明を終え、この場から立ち去ろうとする。
しかし、ちょっとした段差があることに気づかずに…。
コテッと転んでしまった。
それも地に崩れるようにしてである。
悔いのないような表情を浮かべて真っ白に燃え尽きている金髪の女性。
周りが少しざわついているが別に問題もないだろう。
実はさっきの映像を見て気になっていることがあったのだ。
その疑問を今解決したい。
いや、しなくてはならないのだ。
「なぁ、スライムってあんなに強いのか?」
その途端に周りの空気が重くなる。
えっ…。まさかこの世界では常識的な事だったか…と思ったのだが。
「いえ、あのスライムは雑魚的なやつです。
強くない種類のやつ。
簡単に言うと、RPGゲームの始まりの所くらいにいる石ころと同等のレベルのスライムですよ。」
つまり、あいつ石ころに負けたのか…。
同情を通り越して涙が出てくる。
彼女は司会者なのだろう。
「本日はこの付喪人試験を受けていただきありがとうございます。
そしてここに集まった筆記テストの合格者の皆様おめでとう。
さぁ今年もやって参りました。スライム試験。
では、まずは簡単な知識から…。」
その女性は金髪で背は俺より少し高い。
顔は仮面舞踏会で着けるような仮面で隠されている。
しかし、俺はどこかで会ったことがある人のような気がしていた。
その女性は話を続ける。
「付喪連盟とは勇者連盟の子会社のようなものだ。他にも冒険者連盟とかがある。
付喪連盟ではランクごとに上位者となっていくんだ。
・順位は戦士レベル→闘者レベル→兵士レベル→騎士レベル→王レベルの順番だ。
王レベルになると、勇者連盟への推薦書が貰えるかもしれないから…。
もし付喪人として働けるようになれたら、頑張ってくれ。」
仮面の女性は続けてこの試験のルールを説明し出した。
「まず、スライム試験とは簡単にいえば討伐数を競う試験だ。
もちろん相手はスライム。
制限時間内にスライムを何体倒せるかで合格かを見極める。」
するとホログラミングにより、壁に映像が流され始める。
そこには、その女性とスライムが1体映し出されていた。
「これは先日撮った物だ。このスライムを倒すと…。」
なんと女性は剣を振りかざし風圧だけでスライムを吹き飛ばした。
風圧だけで弾け飛ぶスライム。
そして、それをまるでゴミを見るような目で見つめる女性。
「いや強いな。それともスライムが弱いのかな。」
俺は正直、どちらが正解か分からなかった。
「このようにすることで討伐数が一つ増える。
しかし、我らがダメージを喰らって倒されると…。」
今度は違うスライムがその女性を攻撃した。
しかし、少し攻撃が当たっただけでかすり傷にもなっていなかったのだが…。
その女性はまるで即死級の攻撃を喰らったかのように地に崩れ、倒れる。
それをゴミを見るような目で見つめるスライム。
撮影現場での慌てようがこれはヤラセでは無いことを証明していた。
そしてそこで映像は終わった。
「えっーと、討伐数がゼロになる。つまり生き残りを賭けたサバイバル試験ということだ。それでは頑張ってくれ。」
その女性は説明を終え、この場から立ち去ろうとする。
しかし、ちょっとした段差があることに気づかずに…。
コテッと転んでしまった。
それも地に崩れるようにしてである。
悔いのないような表情を浮かべて真っ白に燃え尽きている金髪の女性。
周りが少しざわついているが別に問題もないだろう。
実はさっきの映像を見て気になっていることがあったのだ。
その疑問を今解決したい。
いや、しなくてはならないのだ。
「なぁ、スライムってあんなに強いのか?」
その途端に周りの空気が重くなる。
えっ…。まさかこの世界では常識的な事だったか…と思ったのだが。
「いえ、あのスライムは雑魚的なやつです。
強くない種類のやつ。
簡単に言うと、RPGゲームの始まりの所くらいにいる石ころと同等のレベルのスライムですよ。」
つまり、あいつ石ころに負けたのか…。
同情を通り越して涙が出てくる。
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