二度目の人生は異世界で溺愛されています

ノッポ

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魔法剣 クラウス

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 今日は魔法剣をクラウスに試してもらっている。


 先日ルーカスと図書室でいろいろ話していた中で、魔獣との戦い方を聞いた。  

 魔獣に傷はつけられても、魔獣の核を破壊となると剣だけでは難しいそうだ。   

 宮殿には魔法も使える騎士が多いが、一般的に魔法が使えない騎士が普通の上、魔術師の数自体もそれほど多くない。
 辺境で魔法が使える騎士や魔術師がいない地域は、魔獣の被害を多く受けやすいと説明された。


 私はその時、前に映画で見た某作品の光る剣を思い出した。剣に魔法を込めるのはどうかな……と思い、ルーカスに話をして良さそうな剣を探してもらっていたのだ。
 今朝ルーカスに、取り寄せた剣が届いたと伝えられたので見に来た。
 ちょうど今日はクラウスと会う日だったので一緒に来てもらった。


 私が剣に魔法を込めると、青白く光る剣が出来た。魔法に対して相性が良い素材が使われている剣らしい。

 いろいろ検証とか今後みんなにしてもらうとして、とりあえずクラウスに見てもらおうとクラウスを振り返ると、目をキラキラさせたクラウスがいた。


「それが……魔法剣……!!」
 クラウスの目は剣に釘付けだ。

「使ってみる?」

「いいのか!?ぜひ!!」

 とびっきりの笑顔で嬉しそうなクラウスは部屋の隅に行き、素振りを始めた。


 楽しそうだなぁ……見た目は冷たそうな美形なのにギャップが……


 しばらくしたら、クラウスが落ち込みながら近づいてくる。

「どうしたの?」

「俺……せっかくユリアーナと一緒にいるのに……剣に夢中になっちゃって……」

「別に大丈夫だよ」

「ユリアーナ……優しい……」

 今度は感動している。

「剣はどうだった?」

「これはすごい!!魔獣との戦いで使える!!」

「良かった」

「あの……ユリアーナ……この剣を北の国に送っても良いだろうか……」

「もちろん!みんなで検証してもらった後、各地に送ってもらおうと思っているから、クラウスの国には最初に送って使い心地とか教えてもらいたいな!」

「本当にありがとう……」

 クラウスは最初の印象はクールビューティーだったのに、何故か最近は大きなワンコというか……なんか可愛いのよね……
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