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117.領地へ
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無事?いや体は無事じゃなかったけど夫達との初夜を終え、王都の町屋敷でミハイルと新婚生活をスタートさせた。
穏やかな毎日に幸せを感じつつ、今日も反対されながら草むしりをしている。
「若奥様。若様から門扉あたりの草むしりはやめる様に言いつかっております」
「大丈夫だよ。もう拉致なんかされないから」
笑いながらそう言うと騎士さん達は微妙な顔をする。婚姻し不安要素も無くなったのに周りの人はまだ過保護中だ。
そして草むしりに集中していたら、屋敷の方からミハイルが歩いてくる。
「?」
目の前に来たミハイルは何も言わずに微笑んで私の手を取り、抱き寄せて触れるだけのチューをして
「ハルに話があるんだ」
「?」
そう言いミハイルが微笑むと、何を言われるのか見当もつかず腰が引けてくる。
「後5日でアレックスの所に行くだろう」
「うん」
「昼から領地の屋敷行き4日ほど領地で過ごしたいんだ」
何故か急に領地に行くと言い出したミハイル。てっきりアレックスの所に行くまで町屋敷でべったりするんだと思っていたから意外だった。
別に断る理由も無いし父様母様に会え、それにワンダとも遊べるから反対に嬉しいけど?
「いいよ!じゃー用意してくるわ」
「いや、荷造りはアンに頼んであるから心配ない」
「話をする前に(行く事が)決まってんじゃん」
そう言い笑った。こうして昼食後直ぐにシュナイダー公爵領に向け出発する。車内ではミハイルの膝の上に座らされ、高いミハイルの体温で眠くなり寝てしまう。
「!」
気がつくとベッドの中でミハイルの抱き枕になっていた。やっぱり移動の馬車で熟睡し、到着しているのに父様と母様にご挨拶できていない。
「着いたら起こしてよ!」
「いや俺は起こそうとしたんだが、父上がそのまま俺の部屋で寝かせる様にと」
『やっぱりね…』
毎度のことで慣れたけど、何が楽しいのか私の寝顔が癒しになるらしく、寝てしまうと起こしてくれない。溜息を吐きご挨拶しに行くと言い起き上がった。ミハイルも起き上がりモリーさんを呼んでくれ、身なりを整えてレイモンド父様の執務室へ。
ミハイルと手を繋ぎ暫く歩くと父様の執務室が見えて来た。すると丁度執務室からクロードさんが出て来てご挨拶をいただく。少し立ち話をするがミハイルの機嫌が急降下中。執事相手にやきもちはやめて欲しい。苦笑いしたクロードさんが立ち去ってので
「春香です。今よろしいでしょうか?」
「入りなさい」
入室するとアビー母様もいて、直ぐに母様に抱きつかれる。そして母様は私の肩を抱き父様との間に座らせ、ミハイルは仕方なく向かいのソファーに座った。
『このくだりも恒例なのよね…』
そしてロックさんがお茶とケーキを運んできてくれ、ご挨拶して少し話をする。そしてロックさんが退室すると
「新婚生活を楽しんでいる所悪かったね」
「いえ。何かありましたか?」
「実は…」
父様は私の頭を撫でながら事情を説明してくれる。話を聞き嬉しくて泣きそうになる。
「明日は港町で明後日は領地で一番大きな街のポルスに向かうよ」
「嬉しいのですが、正直恥ずかしいです」
「?」
何があるかと言うとシュナイダー公爵領民から、ミハイルと私の婚姻を祝いたいと各街の代表から申出があったそうだ。とても嬉しいが元の世界の王族のご成婚パレード的な事をするのだと思うと複雑な気持ちになる。戸惑って黙り込んだ私を心配し母様が気にかけてくれたので
「私、目立つ事が苦手なのでパレード的なのは…」
「「「!」」」
次の瞬間皆さん笑い出した。どうやらパレード的な事はこの世界ではしないそうだ。胸を撫で下ろすと笑い涙をハンカチで拭いながら父様が、各街の代表と挨拶するだけだと説明してくれた。変な勘違いをした私をアビー母様が”可愛い!”と言い、私の頭を撫でまわしている。
『これも恒例なのよね…』
そう心の中で呟きながら母の愛を沢山受けました。
こうしてシュナイダー公爵領の皆さんに挨拶に行く事になり、今日は早めに休む事になった。
執務室を出て自分の部屋に戻ろうとしたら、ミハイルが私を抱き上げミハイルの部屋に拉致ろうとする。
「疲れてて早く部屋で休みたいから下ろして」
「だから部屋に行くよ」
ある事を思い出し慌ててミハイルの首に抱きつき耳元で
「こっちにいる間は【仲良し】はしないからね」
「新婚なんだから誰も気にしないさ」
「いや!私が気にしますから!」
そう言ったのにミハイルの部屋に来てしまった。そして衝撃の事実を知らされる。
なんと!私の部屋が無くなっていた。私達の新居が町屋敷になり、謂わば領地の屋敷では私はゲストになる。ミハイルは私が他の夫の所に行っている間はこちらで過ごすので部屋はそのままだ。
だから部屋が無い私がこちらにくる時はミハイルの部屋で過ごす事になった。
『プライペート空間が無い…』
そう思いながら遠い目をしていたら
“ばぁう!”
「ワンダ?」
鳴き声がしてベランダに出ると闇夜に同化したワンダが嬉しそうに尻尾を振っている。ワンダに挨拶するのを忘れていた。ミハイルに許可をもらい庭に出ると、お腹を出して全開で甘えてくるワンダ。
嬉しくてワンダに抱きつくと興奮したワンダに押し倒され、慌てたミハイルがワンダを私から遠ざけようと引っ張っていると、通りかかった使用人達が慌てて手を貸してくれ救出された。
結果…草まみれになり夕食の前に湯浴みをする羽目になって浴室に向かうと、何故かミハイルも浴室に入ってきて…
致さなかったけど…恥ずかしい事を沢山され、ぐったりとして夕食の席についた。エッチな事をしてご満悦のミハイルの食欲は凄い事になっていて、給仕のロックさんが走り回っている。片や私は疲れすぎて食欲が無い。心配されながら頑張って食べて早めにベッドに入り、ミハイルの抱き枕になり眠りについた。
翌朝ベッドが変わったけどミハイルの温もりで熟睡でき気持ちよく目が覚めた。ここから慌ただしく準備をして港町へ向かう。馬車は父様と母様とミハイルと乗車し楽しく雑談し寝る事無く港町に着いた。
「この度はおめでとうございます。我ら領民は若奥様を歓迎いたします」
先に下りたレイモンド父様が港町の代表のミックさんのお父様のハルクさんと話をしている。私はミハイルにエスコートされ馬車を降りると、予想外に多くの人が集まっていて腰が引ける。すると知っている顔が視界に入り口元が緩んだ。
そして港の管理事務所に行くんだと思っていたら、いきなり集まって人達に紹介され多くの人の視線が集まり背中に嫌な汗が流れる。
緊張している私の頬にキスをし微笑むミハイル。その様子に歓声があがり更に緊張してしまう。やっと事務所に移動になりハルクさんから港の運営の話を聞かされる。
半分しか話が分からず愛想笑いをしてやり過ごした。そしてやっと話が終わると父様と母様はそのままハルクさんと話をし、私とミハイルはミックさんに連れられ港で働く人達の元へ向かう。
事務所を出ると沢山の人に囲まれて視界が無くなる。すると後ろから誰かに抱き付かれて振り返ると
「ハルちゃんおめでとう!私嬉しくて嬉しくて!」
「ありがとう。アリッサさんこそおめでとう!」
そう抱き付いて来たのはアリッサさん。ヴェルディア出発の日に誤解を受けビンタを貰った経緯がある。あの後ヴェルディアから帰っても色々あって会う事が出来ず、やっとアリッサさんと会ったのは夫達と正式に婚約してからになった。
その時ミハイルとミックさんが同席し、アリッサさんは平身低頭謝罪してくれた。誤解が解けてからは仲良くしてもらっていて、婚約してからは(結婚の)先輩であるアリッサさんに沢山相談した。
アリッサさんはヴェルディアがやっと情報開示をした事で、悲しいが旦那様が亡くなっているのが証明された。覚悟はしていたようだがやはりショックは大きく、ミックさんがアリッサさんを支え続けた。そして旦那を亡くした女性達は身分証明であるブレスレットを教会に返納し、ここレイシャルでの身分を失ってしまう。そして彼女達は実家に帰り次の付き合わせに参加するか、後見人をたててレイシャルに残り教会の紹介を受け新たな配偶者を迎えるか選ばなければならない。
ただ後者を選んだ場合は相手を選ぶ事が出来ない。アリッサさんは悩んだ末、一旦ゴラスに帰る事になった。
ここでミックさんが男気をだしアリッサさんに求婚した。旦那さんが行方不明になってからずっと支えてくれたミックさんに、アリッサさんも心を向けていた様で、次の付き合わせで再会する事を約束をしてアリッサさんはゴラスに帰って行った。
そして数か月後に…ミックさんはアリッサさんと会う為に初めて付き合わせに参加し、アリッサさんと再会し直ぐに婚約を決め、アリッサさんはレイシャルに戻ってきた。そして2人は順調に愛を育み、私達が婚姻する1ヶ月前に港町で婚姻式を挙げ私とミハイルも参加した。
婚姻してからのミックさんは、ミハイルより大きく厳ついのにデレMAXで飼い主に甘える大型犬の様だ。そんな幸せそうな2人を見ていて、嬉しくて笑みがこぼれる。
そしえアリッサさんと同じく旦那さんを亡くした女性達も再婚しこの街に帰って来た。今日この場に来てくれ、ヴェルディアの情報開示のお礼を言われた。
皆さの幸せそうな表情を見て心が満たされ、反対に祝ってくれた領民の皆さんにお礼を言い、領民の皆さんと沢山お話をして楽しい時間を過ごしたのでした。
穏やかな毎日に幸せを感じつつ、今日も反対されながら草むしりをしている。
「若奥様。若様から門扉あたりの草むしりはやめる様に言いつかっております」
「大丈夫だよ。もう拉致なんかされないから」
笑いながらそう言うと騎士さん達は微妙な顔をする。婚姻し不安要素も無くなったのに周りの人はまだ過保護中だ。
そして草むしりに集中していたら、屋敷の方からミハイルが歩いてくる。
「?」
目の前に来たミハイルは何も言わずに微笑んで私の手を取り、抱き寄せて触れるだけのチューをして
「ハルに話があるんだ」
「?」
そう言いミハイルが微笑むと、何を言われるのか見当もつかず腰が引けてくる。
「後5日でアレックスの所に行くだろう」
「うん」
「昼から領地の屋敷行き4日ほど領地で過ごしたいんだ」
何故か急に領地に行くと言い出したミハイル。てっきりアレックスの所に行くまで町屋敷でべったりするんだと思っていたから意外だった。
別に断る理由も無いし父様母様に会え、それにワンダとも遊べるから反対に嬉しいけど?
「いいよ!じゃー用意してくるわ」
「いや、荷造りはアンに頼んであるから心配ない」
「話をする前に(行く事が)決まってんじゃん」
そう言い笑った。こうして昼食後直ぐにシュナイダー公爵領に向け出発する。車内ではミハイルの膝の上に座らされ、高いミハイルの体温で眠くなり寝てしまう。
「!」
気がつくとベッドの中でミハイルの抱き枕になっていた。やっぱり移動の馬車で熟睡し、到着しているのに父様と母様にご挨拶できていない。
「着いたら起こしてよ!」
「いや俺は起こそうとしたんだが、父上がそのまま俺の部屋で寝かせる様にと」
『やっぱりね…』
毎度のことで慣れたけど、何が楽しいのか私の寝顔が癒しになるらしく、寝てしまうと起こしてくれない。溜息を吐きご挨拶しに行くと言い起き上がった。ミハイルも起き上がりモリーさんを呼んでくれ、身なりを整えてレイモンド父様の執務室へ。
ミハイルと手を繋ぎ暫く歩くと父様の執務室が見えて来た。すると丁度執務室からクロードさんが出て来てご挨拶をいただく。少し立ち話をするがミハイルの機嫌が急降下中。執事相手にやきもちはやめて欲しい。苦笑いしたクロードさんが立ち去ってので
「春香です。今よろしいでしょうか?」
「入りなさい」
入室するとアビー母様もいて、直ぐに母様に抱きつかれる。そして母様は私の肩を抱き父様との間に座らせ、ミハイルは仕方なく向かいのソファーに座った。
『このくだりも恒例なのよね…』
そしてロックさんがお茶とケーキを運んできてくれ、ご挨拶して少し話をする。そしてロックさんが退室すると
「新婚生活を楽しんでいる所悪かったね」
「いえ。何かありましたか?」
「実は…」
父様は私の頭を撫でながら事情を説明してくれる。話を聞き嬉しくて泣きそうになる。
「明日は港町で明後日は領地で一番大きな街のポルスに向かうよ」
「嬉しいのですが、正直恥ずかしいです」
「?」
何があるかと言うとシュナイダー公爵領民から、ミハイルと私の婚姻を祝いたいと各街の代表から申出があったそうだ。とても嬉しいが元の世界の王族のご成婚パレード的な事をするのだと思うと複雑な気持ちになる。戸惑って黙り込んだ私を心配し母様が気にかけてくれたので
「私、目立つ事が苦手なのでパレード的なのは…」
「「「!」」」
次の瞬間皆さん笑い出した。どうやらパレード的な事はこの世界ではしないそうだ。胸を撫で下ろすと笑い涙をハンカチで拭いながら父様が、各街の代表と挨拶するだけだと説明してくれた。変な勘違いをした私をアビー母様が”可愛い!”と言い、私の頭を撫でまわしている。
『これも恒例なのよね…』
そう心の中で呟きながら母の愛を沢山受けました。
こうしてシュナイダー公爵領の皆さんに挨拶に行く事になり、今日は早めに休む事になった。
執務室を出て自分の部屋に戻ろうとしたら、ミハイルが私を抱き上げミハイルの部屋に拉致ろうとする。
「疲れてて早く部屋で休みたいから下ろして」
「だから部屋に行くよ」
ある事を思い出し慌ててミハイルの首に抱きつき耳元で
「こっちにいる間は【仲良し】はしないからね」
「新婚なんだから誰も気にしないさ」
「いや!私が気にしますから!」
そう言ったのにミハイルの部屋に来てしまった。そして衝撃の事実を知らされる。
なんと!私の部屋が無くなっていた。私達の新居が町屋敷になり、謂わば領地の屋敷では私はゲストになる。ミハイルは私が他の夫の所に行っている間はこちらで過ごすので部屋はそのままだ。
だから部屋が無い私がこちらにくる時はミハイルの部屋で過ごす事になった。
『プライペート空間が無い…』
そう思いながら遠い目をしていたら
“ばぁう!”
「ワンダ?」
鳴き声がしてベランダに出ると闇夜に同化したワンダが嬉しそうに尻尾を振っている。ワンダに挨拶するのを忘れていた。ミハイルに許可をもらい庭に出ると、お腹を出して全開で甘えてくるワンダ。
嬉しくてワンダに抱きつくと興奮したワンダに押し倒され、慌てたミハイルがワンダを私から遠ざけようと引っ張っていると、通りかかった使用人達が慌てて手を貸してくれ救出された。
結果…草まみれになり夕食の前に湯浴みをする羽目になって浴室に向かうと、何故かミハイルも浴室に入ってきて…
致さなかったけど…恥ずかしい事を沢山され、ぐったりとして夕食の席についた。エッチな事をしてご満悦のミハイルの食欲は凄い事になっていて、給仕のロックさんが走り回っている。片や私は疲れすぎて食欲が無い。心配されながら頑張って食べて早めにベッドに入り、ミハイルの抱き枕になり眠りについた。
翌朝ベッドが変わったけどミハイルの温もりで熟睡でき気持ちよく目が覚めた。ここから慌ただしく準備をして港町へ向かう。馬車は父様と母様とミハイルと乗車し楽しく雑談し寝る事無く港町に着いた。
「この度はおめでとうございます。我ら領民は若奥様を歓迎いたします」
先に下りたレイモンド父様が港町の代表のミックさんのお父様のハルクさんと話をしている。私はミハイルにエスコートされ馬車を降りると、予想外に多くの人が集まっていて腰が引ける。すると知っている顔が視界に入り口元が緩んだ。
そして港の管理事務所に行くんだと思っていたら、いきなり集まって人達に紹介され多くの人の視線が集まり背中に嫌な汗が流れる。
緊張している私の頬にキスをし微笑むミハイル。その様子に歓声があがり更に緊張してしまう。やっと事務所に移動になりハルクさんから港の運営の話を聞かされる。
半分しか話が分からず愛想笑いをしてやり過ごした。そしてやっと話が終わると父様と母様はそのままハルクさんと話をし、私とミハイルはミックさんに連れられ港で働く人達の元へ向かう。
事務所を出ると沢山の人に囲まれて視界が無くなる。すると後ろから誰かに抱き付かれて振り返ると
「ハルちゃんおめでとう!私嬉しくて嬉しくて!」
「ありがとう。アリッサさんこそおめでとう!」
そう抱き付いて来たのはアリッサさん。ヴェルディア出発の日に誤解を受けビンタを貰った経緯がある。あの後ヴェルディアから帰っても色々あって会う事が出来ず、やっとアリッサさんと会ったのは夫達と正式に婚約してからになった。
その時ミハイルとミックさんが同席し、アリッサさんは平身低頭謝罪してくれた。誤解が解けてからは仲良くしてもらっていて、婚約してからは(結婚の)先輩であるアリッサさんに沢山相談した。
アリッサさんはヴェルディアがやっと情報開示をした事で、悲しいが旦那様が亡くなっているのが証明された。覚悟はしていたようだがやはりショックは大きく、ミックさんがアリッサさんを支え続けた。そして旦那を亡くした女性達は身分証明であるブレスレットを教会に返納し、ここレイシャルでの身分を失ってしまう。そして彼女達は実家に帰り次の付き合わせに参加するか、後見人をたててレイシャルに残り教会の紹介を受け新たな配偶者を迎えるか選ばなければならない。
ただ後者を選んだ場合は相手を選ぶ事が出来ない。アリッサさんは悩んだ末、一旦ゴラスに帰る事になった。
ここでミックさんが男気をだしアリッサさんに求婚した。旦那さんが行方不明になってからずっと支えてくれたミックさんに、アリッサさんも心を向けていた様で、次の付き合わせで再会する事を約束をしてアリッサさんはゴラスに帰って行った。
そして数か月後に…ミックさんはアリッサさんと会う為に初めて付き合わせに参加し、アリッサさんと再会し直ぐに婚約を決め、アリッサさんはレイシャルに戻ってきた。そして2人は順調に愛を育み、私達が婚姻する1ヶ月前に港町で婚姻式を挙げ私とミハイルも参加した。
婚姻してからのミックさんは、ミハイルより大きく厳ついのにデレMAXで飼い主に甘える大型犬の様だ。そんな幸せそうな2人を見ていて、嬉しくて笑みがこぼれる。
そしえアリッサさんと同じく旦那さんを亡くした女性達も再婚しこの街に帰って来た。今日この場に来てくれ、ヴェルディアの情報開示のお礼を言われた。
皆さの幸せそうな表情を見て心が満たされ、反対に祝ってくれた領民の皆さんにお礼を言い、領民の皆さんと沢山お話をして楽しい時間を過ごしたのでした。
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