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本編
脱力して拾われる
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「はあ、なんかもの凄く疲れた」
無表情なメイドさんに見送られ部屋を出ると、数歩歩いて壁を背にしゃがみ込んだ。
「本気で処分されるかと思った」
そっと首筋に触れると、なんだか鈍い痛みがある。
これ本気で痕になっているかもしれない。
首に指の痕なんかあるのば皆に見られたら何を勘ぐられるか分らない、週末部屋から出なければ消えてくれるだろうか。
不安になりながら、ふと手を見たら指先が震えているのが見えた。
「うわ」
緊張してたし怖かった。
舞の話をしてた時の佐々木様は違う意味でヤバかったけれど、僕を押さえつけてた時は冗談抜きにヤバかった。
「処分ってはったりでも何でも無くマジだったんだろうなあ」
言葉にしたらブルリと体が震えて、今頃恐怖が襲ってきて膝を抱えて目をつぶる。
この世界、何が怖いって不敬での処分がまかり通るってところだ。
佐々木家は侯爵家の中でも力がある家だ。そんな家の次期当主となる人への不敬があったから処分したと言われたら、僕の家はそれを承諾するしかない。
僕が佐々木様の部屋に呼ばれてもいないのに押しかけたというのもマズいと言えばそうだ。
「佐々木様が冷静になってくれて良かった」
「何が良かったんだ。ハル、具合悪いのか?」
「えっ! み、雅」
突然降ってきた声に顔を上げると、眉間に皺を寄せた雅が僕の額に手を触れてきた。
「熱はないな」
「な、ないよ」
「どうしたんだ? 俺の部屋が分らなかったのか?」
体調が悪いのかと心配してくれいる風の雅に、慌てて立ち上がろうとしてふらりと体が揺れる。やばい腰抜けてるかも。なんか足に力が入らない。
「そうじゃないけれど、あの。ちょっと休んでただけ」
「休んで……ハル、その首どうしたっ」
「え」
ぎゅうと抱きしめられて、首筋を覗き込まれる。
ちょっと、これ。この体勢恥ずかしすぎるんですけどっ!
悲鳴を上げたい気持ちを必死に抑えて「あの、大丈夫だから」と雅から体を離そうともがいた。
「ハル。暴れるなよ」
「え」
ふわんと体が宙に浮く感覚に、僕の体が硬直する。
「み、雅っ」
「部屋そこだから」
抱き上げられていると自覚して、体の震えは止まったけれど今度はカーッと熱を持った。
「話は部屋で、いいよね」
「う、うん」
首って言ってたから、やっぱりさっきの一件で首筋に痕が出来ているんだろう。
どうしたらいいかな、話さないと駄目だよね。
「雅歩けるから下ろして」
「駄目だ。俺だ」
数歩歩いて雅はドアの前で歩みを止めるとインターフォンを押した。
「雅様お帰りなさいませ」
「客人だ」
「畏まりました」
雅の腕の中で体を硬くしていると、出迎えてくれたメイドさんが僕の靴を脱がせてくれた。
佐々木様のところのメイドさんは、無表情で声も作り物めいた感じ。生きてるのに生きてないアンドロイドだと言われたら信じちゃうレベルだったけれど、雅のところは人間味があるのにこちらも作り物な感じ。上位貴族の使用人って全部こういう感じなのかな? だとしたら家の使用人は教育失敗になっちゃうのかもしれない。家の使用人達、皆ご主人様大好き忠誠心溢れる感満載の人達だ。
「雅下ろして」
「駄目だ」
僕の弱々しい声は雅に却下されて、ずんずん部屋の中へ歩いて行く。
雅の声も顔も怖い。どうしてこんなに不機嫌なんだろう。それが分らないから怖い。
ちらりと周囲を見渡すと、佐々木様の部屋とは違うデザイン、でもこちらも豪華な造りでリビングらしい部屋はどっしりとした木製の家具が置かれた落ち着いた雰囲気の家具が備えられていた。
「雅」
「何があった」
僕を抱き上げ歩く雅の声が怖い。
何でこんなに不機嫌なのか考えても分らなくて、僕は佐々木様に床に押さえつけられた時以上に脅えてしまう。
あの時は舞の事をなんとかしなくちゃという気持ちが強くて佐々木様を煽ってた部分もあるし興奮してたら『やるならやってみろ』的な反撃も出来たけれど、今は無理。
だって雅に反撃なんて出来ないし、したくない。
「あの、下ろして」
怒っている雅を刺激したくなくて、僕は弱々しい口調でお願いする。
雅の事が好きだから、強気に出て嫌われたくない。その気持ちが強すぎて結果抵抗らしい抵抗も出来ずに大人しく雅の腕の中に収まったまま口先だけのお願いになる。
「素直に話してくれたら考える」
そう答えながら、雅はリビングと思われる部屋のソファーに僕を抱いたまま腰を下ろした。
「ちょっと佐々木様を怒らせただけ。あの、誤解というかもう和解というか問題はないから」
舞の個人的な話は出来ない。でも、そしたらどうやって佐々木様の部屋に行った事説明したらいいんだろう。考えながら名前を出すと案の定雅は今まで以上に怖い顔で僕を見た。
「佐々木?」
背筋が寒くなる程の低い声にびくりと体が震えてしまった。。
派閥が違うのは知ってたけれど、名前を出しただけで機嫌が急降下するほどだとは思っていなかった。
「あの、僕の友達の宮原舞君の事で、僕がお節介で佐々木様の部屋に行ったの。それで僕が不用意な発言で佐々木様を怒らせちゃったんだよ」
舞の個人的な話を雅にするわけにはいかないから、話をだいぶ省略して説明するとはぁぁと大きなため息をつかれてしまった。
「ハル。佐々木は結構短気だし、あいつの家は上級貴族の中でも力がある。ついでにいえば俺の家とは対立派閥の家でもある」
「そうだね、確かにそう言われたよ」
でも僕の家はどの派閥とも距離を置いてる中立な立場だから、派閥云々はあんまり関係ない。雅の家とは対立していても僕の家とは関係無いからその辺りは大丈夫だと思うんだけど違うんだろうか。
「そう言われたよってね。ハル、俺の名前をハルに呼ぶ許可を出してハルも自分の愛称を俺に呼ばせてるって事はどういう事か分ってる?」
「え、友達だからだよね」
他に何か意味があるんだろうか?
雅の膝の上に座らせられて、体をがっちりホールドされたまま僕は雅の言葉の意味を考える。
「友達、そうだ。今はその関係だ。つまり、ハルは俺の実家と同じ派閥に属する人間だとあいつに思われているって事だ」
「え」
友達だってだけで、そうなるの?
あれ、それってお父様やお兄様に許可を取らないとマズかったりするのかな。どうしよう。
「考えて無かったのは知ってる。でも、事実はどうであれ周囲にはそう思われていると自覚してくれ。そうじゃないと困る」
「雅に迷惑掛けちゃったかな。ごめんなさい」
僕は僕の気持ちで舞の幸せを考えて行動しただけだけど、それが雅に迷惑を掛ける事になっていたんだろうか。そう思うと辛い。
「迷惑じゃない。でも、行動する前に相談して欲しかっただけだ」
「相談?」
「佐々木は理不尽な言いがかりを付ける奴じゃ無いが、他の奴はどうか分らない。一人で敵対する家の人間の部屋に行くなんて無謀以外のなにものでもない。どうにでも料理してくれと公言してるようなものだと自覚してくれ。傍にいるなら守れるけれど、一人でこんな行動されたらどうしようもないんだ」
「雅」
雅に守られるなんて、そんなの考えた事無かった。
僕の行動が雅の家に影響するかもなんて、そんなの想像した事も無かったんだ。
「雅、ごめんね。僕何も考えて無かった。僕の行動が雅の迷惑になるとか、そんなの考えてなくて、本当にごめんなさい」
雅が怒るのも当然の話だ。
雅の意図していないところで、僕が勝手に動いちゃったんだから。
無表情なメイドさんに見送られ部屋を出ると、数歩歩いて壁を背にしゃがみ込んだ。
「本気で処分されるかと思った」
そっと首筋に触れると、なんだか鈍い痛みがある。
これ本気で痕になっているかもしれない。
首に指の痕なんかあるのば皆に見られたら何を勘ぐられるか分らない、週末部屋から出なければ消えてくれるだろうか。
不安になりながら、ふと手を見たら指先が震えているのが見えた。
「うわ」
緊張してたし怖かった。
舞の話をしてた時の佐々木様は違う意味でヤバかったけれど、僕を押さえつけてた時は冗談抜きにヤバかった。
「処分ってはったりでも何でも無くマジだったんだろうなあ」
言葉にしたらブルリと体が震えて、今頃恐怖が襲ってきて膝を抱えて目をつぶる。
この世界、何が怖いって不敬での処分がまかり通るってところだ。
佐々木家は侯爵家の中でも力がある家だ。そんな家の次期当主となる人への不敬があったから処分したと言われたら、僕の家はそれを承諾するしかない。
僕が佐々木様の部屋に呼ばれてもいないのに押しかけたというのもマズいと言えばそうだ。
「佐々木様が冷静になってくれて良かった」
「何が良かったんだ。ハル、具合悪いのか?」
「えっ! み、雅」
突然降ってきた声に顔を上げると、眉間に皺を寄せた雅が僕の額に手を触れてきた。
「熱はないな」
「な、ないよ」
「どうしたんだ? 俺の部屋が分らなかったのか?」
体調が悪いのかと心配してくれいる風の雅に、慌てて立ち上がろうとしてふらりと体が揺れる。やばい腰抜けてるかも。なんか足に力が入らない。
「そうじゃないけれど、あの。ちょっと休んでただけ」
「休んで……ハル、その首どうしたっ」
「え」
ぎゅうと抱きしめられて、首筋を覗き込まれる。
ちょっと、これ。この体勢恥ずかしすぎるんですけどっ!
悲鳴を上げたい気持ちを必死に抑えて「あの、大丈夫だから」と雅から体を離そうともがいた。
「ハル。暴れるなよ」
「え」
ふわんと体が宙に浮く感覚に、僕の体が硬直する。
「み、雅っ」
「部屋そこだから」
抱き上げられていると自覚して、体の震えは止まったけれど今度はカーッと熱を持った。
「話は部屋で、いいよね」
「う、うん」
首って言ってたから、やっぱりさっきの一件で首筋に痕が出来ているんだろう。
どうしたらいいかな、話さないと駄目だよね。
「雅歩けるから下ろして」
「駄目だ。俺だ」
数歩歩いて雅はドアの前で歩みを止めるとインターフォンを押した。
「雅様お帰りなさいませ」
「客人だ」
「畏まりました」
雅の腕の中で体を硬くしていると、出迎えてくれたメイドさんが僕の靴を脱がせてくれた。
佐々木様のところのメイドさんは、無表情で声も作り物めいた感じ。生きてるのに生きてないアンドロイドだと言われたら信じちゃうレベルだったけれど、雅のところは人間味があるのにこちらも作り物な感じ。上位貴族の使用人って全部こういう感じなのかな? だとしたら家の使用人は教育失敗になっちゃうのかもしれない。家の使用人達、皆ご主人様大好き忠誠心溢れる感満載の人達だ。
「雅下ろして」
「駄目だ」
僕の弱々しい声は雅に却下されて、ずんずん部屋の中へ歩いて行く。
雅の声も顔も怖い。どうしてこんなに不機嫌なんだろう。それが分らないから怖い。
ちらりと周囲を見渡すと、佐々木様の部屋とは違うデザイン、でもこちらも豪華な造りでリビングらしい部屋はどっしりとした木製の家具が置かれた落ち着いた雰囲気の家具が備えられていた。
「雅」
「何があった」
僕を抱き上げ歩く雅の声が怖い。
何でこんなに不機嫌なのか考えても分らなくて、僕は佐々木様に床に押さえつけられた時以上に脅えてしまう。
あの時は舞の事をなんとかしなくちゃという気持ちが強くて佐々木様を煽ってた部分もあるし興奮してたら『やるならやってみろ』的な反撃も出来たけれど、今は無理。
だって雅に反撃なんて出来ないし、したくない。
「あの、下ろして」
怒っている雅を刺激したくなくて、僕は弱々しい口調でお願いする。
雅の事が好きだから、強気に出て嫌われたくない。その気持ちが強すぎて結果抵抗らしい抵抗も出来ずに大人しく雅の腕の中に収まったまま口先だけのお願いになる。
「素直に話してくれたら考える」
そう答えながら、雅はリビングと思われる部屋のソファーに僕を抱いたまま腰を下ろした。
「ちょっと佐々木様を怒らせただけ。あの、誤解というかもう和解というか問題はないから」
舞の個人的な話は出来ない。でも、そしたらどうやって佐々木様の部屋に行った事説明したらいいんだろう。考えながら名前を出すと案の定雅は今まで以上に怖い顔で僕を見た。
「佐々木?」
背筋が寒くなる程の低い声にびくりと体が震えてしまった。。
派閥が違うのは知ってたけれど、名前を出しただけで機嫌が急降下するほどだとは思っていなかった。
「あの、僕の友達の宮原舞君の事で、僕がお節介で佐々木様の部屋に行ったの。それで僕が不用意な発言で佐々木様を怒らせちゃったんだよ」
舞の個人的な話を雅にするわけにはいかないから、話をだいぶ省略して説明するとはぁぁと大きなため息をつかれてしまった。
「ハル。佐々木は結構短気だし、あいつの家は上級貴族の中でも力がある。ついでにいえば俺の家とは対立派閥の家でもある」
「そうだね、確かにそう言われたよ」
でも僕の家はどの派閥とも距離を置いてる中立な立場だから、派閥云々はあんまり関係ない。雅の家とは対立していても僕の家とは関係無いからその辺りは大丈夫だと思うんだけど違うんだろうか。
「そう言われたよってね。ハル、俺の名前をハルに呼ぶ許可を出してハルも自分の愛称を俺に呼ばせてるって事はどういう事か分ってる?」
「え、友達だからだよね」
他に何か意味があるんだろうか?
雅の膝の上に座らせられて、体をがっちりホールドされたまま僕は雅の言葉の意味を考える。
「友達、そうだ。今はその関係だ。つまり、ハルは俺の実家と同じ派閥に属する人間だとあいつに思われているって事だ」
「え」
友達だってだけで、そうなるの?
あれ、それってお父様やお兄様に許可を取らないとマズかったりするのかな。どうしよう。
「考えて無かったのは知ってる。でも、事実はどうであれ周囲にはそう思われていると自覚してくれ。そうじゃないと困る」
「雅に迷惑掛けちゃったかな。ごめんなさい」
僕は僕の気持ちで舞の幸せを考えて行動しただけだけど、それが雅に迷惑を掛ける事になっていたんだろうか。そう思うと辛い。
「迷惑じゃない。でも、行動する前に相談して欲しかっただけだ」
「相談?」
「佐々木は理不尽な言いがかりを付ける奴じゃ無いが、他の奴はどうか分らない。一人で敵対する家の人間の部屋に行くなんて無謀以外のなにものでもない。どうにでも料理してくれと公言してるようなものだと自覚してくれ。傍にいるなら守れるけれど、一人でこんな行動されたらどうしようもないんだ」
「雅」
雅に守られるなんて、そんなの考えた事無かった。
僕の行動が雅の家に影響するかもなんて、そんなの想像した事も無かったんだ。
「雅、ごめんね。僕何も考えて無かった。僕の行動が雅の迷惑になるとか、そんなの考えてなくて、本当にごめんなさい」
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雅の意図していないところで、僕が勝手に動いちゃったんだから。
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