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衝撃の事実が明らかになりました
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「また会えるよね?」
「もちろんだよ!もう先生(の補佐)じゃなくなるけど、友達なのは変わらないもん。絶対に会いに来るよ!」
「今度はアヤナだけで会いに来いよ。」
「その今度は絶対にないね。また、みんなで会いに来るよ。」
こんな会話のやり取りを、教会へ通う最終日にしたのが1週間前。
お父様お母様、私、龍斗さんは王様に急遽呼び出されてお城に向かい、一緒に呼ばれていたリスターと合流した。
このメンバーで呼び出されるなんて何事?って考えながら謁見の間に案内されて行くと……そこには王様、王妃様の他に、何人もの偉い人達がいて、その中にはラントおじ様の姿もあった。
そして、奥には……見るからに高級そうなスーツとドレスを身に纏ったテックとパルラがいた。
2人は不安げな表情をしていたけど、私達を見ると明らかにホッとして顔を綻ばせた。
何があったんだろう?
私が状況を理解出来ずにラントおじ様や王様、王妃様をキョロキョロと見れば、みんな揃って眉尻を下げ、申し訳なさそうな顔をする。
……ラントおじ様は無表情だけどね。私にはそう見えた気がしたんだよ。
「急に呼び立てて悪かった。お前達、そこにいるテックとパルラとは知り合いらしいな?最近まで交流を深めていたと聞いたが。」
王様がそう言うと、お父様が私達を代表して答えた。
「はい。神父様から相談を受け、ここにいる者達が教会へ通っていました。2人はその教会にいた子供達です。」
王様は頷き、テックとパルラの方に視線を向ける。
「先日、我が国より遥か東にあるコトネオール国から国書が届いた。この国に、今まで行方不明だったコトネオール国王の子がいると。それがテックとパルラだ。」
「え!?」
みんなが愕然としてテックとパルラを見た。
2人の顔にも戸惑いの色がうかんでいる。
国王の子供って事は、王子様とお姫様だよね?そりゃ本人達もビックリするよ。
でも、お父さんが見つかったんだから良かったのか?
すると、テックとパルラの横から中年のガッシリと体格の良い男の人が前に出て来て、私達に向かって深々とお辞儀をした。
顔を上げたその人の右頬には縦に大きな傷痕があった。古い傷だと思うけど、ちょっと痛々しい。
「ここからは、私がご説明致しましょう。私はコトネオールの宰相でルイスと申します。まずはお礼を言わせて下さい。テック様とパルラ様から、あなた方には大変良くしていただいたと伺いました。本当にありがとうございます。」
ルイスさんはそう言ってまた深々と頭を下げる。
「事の始まりは今から14年程前、コトネオールでの内戦の勃発でした。国の情勢が不安定になり、王家も狙われる危険な状況だったのです。当時まだ王太子だった現国王は、国にいては危険だと判断され、結婚したばかりの王太子妃を国外へ逃されました。妃とお腹のお子をお守りする為に……。」
ルイスさんの話しを、テックとパルラは互いに手を取り合って聞いていた。その手は少し震えている。
「それから2年程で内戦が終息し、国王は妃を探されるのに尽力されました。しかし行方不明になってしまっていた妃を中々見つけ出せずに時だけが過ぎてしまっていたのです。」
テック達親子はあの男爵の屋敷にずっと閉じ込められていたようなものだもんね。
「各国々に人を送りずっと探し続けていましたが、最近になってようやく有力な情報を得る事が出来たのです。コトネオールの王族だけが受け継ぐ青と赤の目を持った子供の情報を。まさかこのように遠く離れた国にお妃様が渡られているとは思いませんでした。」
この国とコトネオールは船で1か月はかかるくらい遠いんだって。船に乗ったことが無いから、私にはよく分からないんだけどね。
そんな事を考えていたら、ルイスさんと目が合ってニッコリと微笑まれた。
「アヤナ様と出会われて、お2人は目を隠すのを止められたとか。ずっと目を隠されていたままでは、情報が得られなかったかもしれません。本当にありがとうございます。」
おお、スゴイ。私の名前知ってるの?
っていうか、感謝されるような事、全然してないんですけど……。
「私はただ2人と勉強して遊んでただけだから、何もしてないですよ。でも、テックとパルラのお父様が見つかって、本当に良かったです。」
私もニッコリ微笑み返すと、ルイスさんはジッと私を見て目を細めた。
「……お2人の言う通り、本当に可愛らしく優しいお方ですね。貴方なら、きっと国王も気に入られる筈です。大丈夫でしょう。」
うん?何が大丈夫なの?
リスターが何かを察したのか、首を傾げている私を自分の方へ引き寄せて肩を抱く。
リスターが怖い顔をしてルイスさんを見ていた。
周りを見ると、お父様もお母様も龍斗さんも少し表情が硬い気がする。
「近々、お2人とコトネオールへ帰る予定でおります。」
そっかぁ、そうだよね。お父さんが待ってるもんね。でも2人がいなくなると寂しくなっちゃうな。
「その際には、アヤナ様にも是非コトネオールへ一緒にお越しいただきたい。」
ーーはい?なんですと!?
「もちろんだよ!もう先生(の補佐)じゃなくなるけど、友達なのは変わらないもん。絶対に会いに来るよ!」
「今度はアヤナだけで会いに来いよ。」
「その今度は絶対にないね。また、みんなで会いに来るよ。」
こんな会話のやり取りを、教会へ通う最終日にしたのが1週間前。
お父様お母様、私、龍斗さんは王様に急遽呼び出されてお城に向かい、一緒に呼ばれていたリスターと合流した。
このメンバーで呼び出されるなんて何事?って考えながら謁見の間に案内されて行くと……そこには王様、王妃様の他に、何人もの偉い人達がいて、その中にはラントおじ様の姿もあった。
そして、奥には……見るからに高級そうなスーツとドレスを身に纏ったテックとパルラがいた。
2人は不安げな表情をしていたけど、私達を見ると明らかにホッとして顔を綻ばせた。
何があったんだろう?
私が状況を理解出来ずにラントおじ様や王様、王妃様をキョロキョロと見れば、みんな揃って眉尻を下げ、申し訳なさそうな顔をする。
……ラントおじ様は無表情だけどね。私にはそう見えた気がしたんだよ。
「急に呼び立てて悪かった。お前達、そこにいるテックとパルラとは知り合いらしいな?最近まで交流を深めていたと聞いたが。」
王様がそう言うと、お父様が私達を代表して答えた。
「はい。神父様から相談を受け、ここにいる者達が教会へ通っていました。2人はその教会にいた子供達です。」
王様は頷き、テックとパルラの方に視線を向ける。
「先日、我が国より遥か東にあるコトネオール国から国書が届いた。この国に、今まで行方不明だったコトネオール国王の子がいると。それがテックとパルラだ。」
「え!?」
みんなが愕然としてテックとパルラを見た。
2人の顔にも戸惑いの色がうかんでいる。
国王の子供って事は、王子様とお姫様だよね?そりゃ本人達もビックリするよ。
でも、お父さんが見つかったんだから良かったのか?
すると、テックとパルラの横から中年のガッシリと体格の良い男の人が前に出て来て、私達に向かって深々とお辞儀をした。
顔を上げたその人の右頬には縦に大きな傷痕があった。古い傷だと思うけど、ちょっと痛々しい。
「ここからは、私がご説明致しましょう。私はコトネオールの宰相でルイスと申します。まずはお礼を言わせて下さい。テック様とパルラ様から、あなた方には大変良くしていただいたと伺いました。本当にありがとうございます。」
ルイスさんはそう言ってまた深々と頭を下げる。
「事の始まりは今から14年程前、コトネオールでの内戦の勃発でした。国の情勢が不安定になり、王家も狙われる危険な状況だったのです。当時まだ王太子だった現国王は、国にいては危険だと判断され、結婚したばかりの王太子妃を国外へ逃されました。妃とお腹のお子をお守りする為に……。」
ルイスさんの話しを、テックとパルラは互いに手を取り合って聞いていた。その手は少し震えている。
「それから2年程で内戦が終息し、国王は妃を探されるのに尽力されました。しかし行方不明になってしまっていた妃を中々見つけ出せずに時だけが過ぎてしまっていたのです。」
テック達親子はあの男爵の屋敷にずっと閉じ込められていたようなものだもんね。
「各国々に人を送りずっと探し続けていましたが、最近になってようやく有力な情報を得る事が出来たのです。コトネオールの王族だけが受け継ぐ青と赤の目を持った子供の情報を。まさかこのように遠く離れた国にお妃様が渡られているとは思いませんでした。」
この国とコトネオールは船で1か月はかかるくらい遠いんだって。船に乗ったことが無いから、私にはよく分からないんだけどね。
そんな事を考えていたら、ルイスさんと目が合ってニッコリと微笑まれた。
「アヤナ様と出会われて、お2人は目を隠すのを止められたとか。ずっと目を隠されていたままでは、情報が得られなかったかもしれません。本当にありがとうございます。」
おお、スゴイ。私の名前知ってるの?
っていうか、感謝されるような事、全然してないんですけど……。
「私はただ2人と勉強して遊んでただけだから、何もしてないですよ。でも、テックとパルラのお父様が見つかって、本当に良かったです。」
私もニッコリ微笑み返すと、ルイスさんはジッと私を見て目を細めた。
「……お2人の言う通り、本当に可愛らしく優しいお方ですね。貴方なら、きっと国王も気に入られる筈です。大丈夫でしょう。」
うん?何が大丈夫なの?
リスターが何かを察したのか、首を傾げている私を自分の方へ引き寄せて肩を抱く。
リスターが怖い顔をしてルイスさんを見ていた。
周りを見ると、お父様もお母様も龍斗さんも少し表情が硬い気がする。
「近々、お2人とコトネオールへ帰る予定でおります。」
そっかぁ、そうだよね。お父さんが待ってるもんね。でも2人がいなくなると寂しくなっちゃうな。
「その際には、アヤナ様にも是非コトネオールへ一緒にお越しいただきたい。」
ーーはい?なんですと!?
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