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策動 〜ルーカス〜
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それは、ある日突然起こった。
本当になんでもない日の、朝食をいつものように部屋で一人食べている時に、それを突然思い出したのだ。
前世の記憶を。
いつものように侍女に起こされ、いつものように朝食が部屋に運ばれ、いつものように食べていた…………ただそれだけ。
本当に何気なく繰り返される毎日の行いの最中、ふと思ったのだ。
「僕…………こんな所で何してんだ。」
って。
そう思った途端、頭の中に一気に色んな景色が流れ込んできた。
見たこともない風景。見たこともない人間達。
見たこともない筈のそれらを、僕は知っていた。
そして、理解したのだ。
これは前世の記憶なのだと。
前世の記憶を思い出した僕はパニックに陥ることもなく、その後普通に学園に通い、普段の授業をこなしていく中で状況を整理する。
こんなにも冷静に行動出来ている自分に驚いているが、僕の生い立ちと取り巻く環境を考えれば少しばかりの期待があったからなのだと思う。
それは、生まれ変わったこの世界が、僕の大好きだった乙女ゲームの世界観ととても酷似していたから。
僕は前世でも男の子だったけれど、生まれつき体が弱くて激しい運動が出来なかった。
部屋に閉じこもりゲーム三昧だったお陰ですっかりゲームオタクと化し、普通のゲームでは飽き足らず乙女ゲームにも手を出してどっぷりとハマってしまったのだ。
この乙女ゲーム『光と闇のラビリンス』、通称『ヒカラビ』は大ヒットしていて、関連商品が多く出されている。
僕は推しが脇役だった為に、出ている関連商品は片っ端から買い漁るくらいにハマりにハマっていた。
前世での最期は覚えていないけれど、交通事故か病気かでポックリ逝ってしまったんだと思う。
異世界転生でよく聞くパターンだ。
でもそんな過去のことなど今はもう関係ない。
今、僕が重要なのはこの世界が本当に『ヒカラビ』の世界なのかということだ。
国の名前や家族構成はゲームとソックリ。登場人物やその名前も全く一緒なのだが、イマイチ確信が持てないでいるのには理由があった。
僕の愛してやまない姉の性格が、ゲームと全く違うということ。
お姉様は兄弟思いのとても優しい人だ。周りを気遣い、人と争う事を嫌う控えめな性格をしている。
僕と容姿はよく似ていて、黒髪黒目の15歳とは思えないくらい大人っぽい美少女だけれど、ふとした瞬間に見せる可愛らしい笑顔は弟の僕でさえもキュンキュンとさせていた。
僕のゲームでの推しは、脇役のお姉様だった。はっきり言って一目惚れだ。
ドンピシャに僕のタイプだったお姉様のポジションは、ゲーム内のいわゆる悪役令嬢ポジションだ。
どの攻略対象とのルートに入っても、お姉様のそのポジションは変わらなかった。
ゲーム内ではヒロインを虐めまくる我儘放題のお姉様が、今のこの世界のお姉様と容姿は同じでも性格が全く違う。
しかし数日過ごしてみて、ここはもう間違いなくゲームの世界だと断言出来るくらい十分な確証が持てていた。
けれど何故お姉様のキャラがこんなにも違うのか?
性格が違うおかげか、ゲームでは嫌われキャラのお姉様がお兄様をはじめ王妃様やオリビア様、オーウェンなどに溺愛されている。
勿論、そこには僕も含まれているのだけれど。
数日考えて僕が出した結論。それは、僕以外にゲームの内容を知っている誰かがこの世界に転生し、お姉様を変えたんじゃないかということだ。
この結論が正しければ、その人はお姉様のキャラを変えられるくらい前に転生していることになる。
人格形成がされる前から…………それも、かなり身近な存在として。
その結論に行き着いてから、僕なりに注意深く周りに目を光らせた。
誰が僕と同じ転生者なのか。
でもどれだけ周りを観察していても一向にそんな事を感じさせる者は現れない。
それもそうだ。
もしこの結論が正しいのならば、僕よりも遥か昔に前世の記憶を思い出し行動してきたのだろうから。
僕とは年季の入り方が違う。
でも、まだゲームのストーリーが始まっていないと推測する今、他の転生者を見つけて協力し合えば、悪役令嬢ポジションのお姉様が不幸になるフラグは回収出来るのではないだろうか。
お姉様のキャラが違えどストーリーが始まってしまえば、どんな形にしろヒロインに関わって不幸エンドになりかねない。
そんなものは、何としても阻止しなければ。
誰か分からないままな時間だけが過ぎてしまい、このままでは駄目だと感じた僕は最終手段に出ることにした。
候補者はお父様、王妃様、お兄様の3人。
人格形成にも関わってくるくらいの人なのだから、やはり身内の誰かではないかと踏んだのだ。
あ、お母様は問題外。
あの人が関わっていたのなら、お姉様の性格はゲーム以上に最悪な我儘王女になっていただろうから。
そんなある日、チャンスはやってきた。
いつもは公務が忙しく皆と夕食を共に出来ないお父様が、珍しく一緒に食べられるというのだ。
お母様は常に一緒には食べないが。むしろその方が僕達的には大歓迎なので、最初から僕が言うところの"皆"の頭数には入っていない。
これは皆の様子を一気に見られるチャンス。この機会を逃す手はない。
僕は緊張であまり味のしない夕食をチビチビ口に運びながらチャンスを窺い…………ついにその時は訪れた。
何気ない会話の中で、お父様が僕に話を振る。
「ルーカスも入学して暫く経つが、学園には慣れたか?」
「はい。クラスの皆もよくしてくれています。」
「ルーカスは可愛いから大丈夫よ。どこへ行っても人気者だわ。」
一緒に学園へ通っているお姉様が嬉しそうに、そして自慢げに話す。
ーーハァ、もうお姉様が可愛過ぎてヤバい。
神様、僕をこの世界に転生させてくれてありがとうございます。
僕は心の中で神様に手を合わせてから、転生者を炙り出すキーワードを口にしたのだ。
「人気者かどうかは分かりませんが、楽しくやっています。…………そうそう、楽しいと言えば、僕は以前『ヒカラビ』という『ゲーム』にハマっていたんです。それがとても楽しくて…………」
「ヒカラビ?」
「ゲーム?」
「何だ?それは。」
僕は言いながら皆の反応をジッと観察する。
それぞれが首を傾げて不思議そうにする中、一人だけ動きを止め目を見開いている人物がいた。
「…………王妃様?」
僕が声をかけると王妃様は目を閉じ、ゆっくりと息を吐く。
そして全てを悟ったのか、目を開けた後、それはそれは綺麗な笑顔を僕に向けたのだった。
「ルーカス……。私も『ヒカラビ』は大好きですよ。ゲームの中でも一番プレイしたモノです。」
「……そうですか。」
「なんだ?そのゲームとかプレイとか…………さっぱり分からぬ。」
お父様が眉間に皺を寄せて聞き慣れない単語に首を傾げる。
お兄様とお姉様も同じような感じで、意味が分からないといった様子だ。
「ふふっ。昔、流行っていた遊びですわ。口で説明するのは難しいので、また今度にでも追い追い話します。それよりアンドリュー、今度のお茶会の事なのですけれど……」
お父様の問い掛けをサラッとかわし、話を逸らした王妃様を僕はジッと見つめる。
ーー王妃様が僕と同じ転生者。
ゲームでは我儘放題で手のつけられなかったお姉様を、ここまでキャラ変させた王妃様は正直凄いと思う。
王妃様からはお姉様をとても愛しているってことが日頃の行いからひしひしと伝わってくるし…………。
もしかしたら…………いや、もしかしなくても、僕は最強の協力者を見つけたのかもしれない。
本当になんでもない日の、朝食をいつものように部屋で一人食べている時に、それを突然思い出したのだ。
前世の記憶を。
いつものように侍女に起こされ、いつものように朝食が部屋に運ばれ、いつものように食べていた…………ただそれだけ。
本当に何気なく繰り返される毎日の行いの最中、ふと思ったのだ。
「僕…………こんな所で何してんだ。」
って。
そう思った途端、頭の中に一気に色んな景色が流れ込んできた。
見たこともない風景。見たこともない人間達。
見たこともない筈のそれらを、僕は知っていた。
そして、理解したのだ。
これは前世の記憶なのだと。
前世の記憶を思い出した僕はパニックに陥ることもなく、その後普通に学園に通い、普段の授業をこなしていく中で状況を整理する。
こんなにも冷静に行動出来ている自分に驚いているが、僕の生い立ちと取り巻く環境を考えれば少しばかりの期待があったからなのだと思う。
それは、生まれ変わったこの世界が、僕の大好きだった乙女ゲームの世界観ととても酷似していたから。
僕は前世でも男の子だったけれど、生まれつき体が弱くて激しい運動が出来なかった。
部屋に閉じこもりゲーム三昧だったお陰ですっかりゲームオタクと化し、普通のゲームでは飽き足らず乙女ゲームにも手を出してどっぷりとハマってしまったのだ。
この乙女ゲーム『光と闇のラビリンス』、通称『ヒカラビ』は大ヒットしていて、関連商品が多く出されている。
僕は推しが脇役だった為に、出ている関連商品は片っ端から買い漁るくらいにハマりにハマっていた。
前世での最期は覚えていないけれど、交通事故か病気かでポックリ逝ってしまったんだと思う。
異世界転生でよく聞くパターンだ。
でもそんな過去のことなど今はもう関係ない。
今、僕が重要なのはこの世界が本当に『ヒカラビ』の世界なのかということだ。
国の名前や家族構成はゲームとソックリ。登場人物やその名前も全く一緒なのだが、イマイチ確信が持てないでいるのには理由があった。
僕の愛してやまない姉の性格が、ゲームと全く違うということ。
お姉様は兄弟思いのとても優しい人だ。周りを気遣い、人と争う事を嫌う控えめな性格をしている。
僕と容姿はよく似ていて、黒髪黒目の15歳とは思えないくらい大人っぽい美少女だけれど、ふとした瞬間に見せる可愛らしい笑顔は弟の僕でさえもキュンキュンとさせていた。
僕のゲームでの推しは、脇役のお姉様だった。はっきり言って一目惚れだ。
ドンピシャに僕のタイプだったお姉様のポジションは、ゲーム内のいわゆる悪役令嬢ポジションだ。
どの攻略対象とのルートに入っても、お姉様のそのポジションは変わらなかった。
ゲーム内ではヒロインを虐めまくる我儘放題のお姉様が、今のこの世界のお姉様と容姿は同じでも性格が全く違う。
しかし数日過ごしてみて、ここはもう間違いなくゲームの世界だと断言出来るくらい十分な確証が持てていた。
けれど何故お姉様のキャラがこんなにも違うのか?
性格が違うおかげか、ゲームでは嫌われキャラのお姉様がお兄様をはじめ王妃様やオリビア様、オーウェンなどに溺愛されている。
勿論、そこには僕も含まれているのだけれど。
数日考えて僕が出した結論。それは、僕以外にゲームの内容を知っている誰かがこの世界に転生し、お姉様を変えたんじゃないかということだ。
この結論が正しければ、その人はお姉様のキャラを変えられるくらい前に転生していることになる。
人格形成がされる前から…………それも、かなり身近な存在として。
その結論に行き着いてから、僕なりに注意深く周りに目を光らせた。
誰が僕と同じ転生者なのか。
でもどれだけ周りを観察していても一向にそんな事を感じさせる者は現れない。
それもそうだ。
もしこの結論が正しいのならば、僕よりも遥か昔に前世の記憶を思い出し行動してきたのだろうから。
僕とは年季の入り方が違う。
でも、まだゲームのストーリーが始まっていないと推測する今、他の転生者を見つけて協力し合えば、悪役令嬢ポジションのお姉様が不幸になるフラグは回収出来るのではないだろうか。
お姉様のキャラが違えどストーリーが始まってしまえば、どんな形にしろヒロインに関わって不幸エンドになりかねない。
そんなものは、何としても阻止しなければ。
誰か分からないままな時間だけが過ぎてしまい、このままでは駄目だと感じた僕は最終手段に出ることにした。
候補者はお父様、王妃様、お兄様の3人。
人格形成にも関わってくるくらいの人なのだから、やはり身内の誰かではないかと踏んだのだ。
あ、お母様は問題外。
あの人が関わっていたのなら、お姉様の性格はゲーム以上に最悪な我儘王女になっていただろうから。
そんなある日、チャンスはやってきた。
いつもは公務が忙しく皆と夕食を共に出来ないお父様が、珍しく一緒に食べられるというのだ。
お母様は常に一緒には食べないが。むしろその方が僕達的には大歓迎なので、最初から僕が言うところの"皆"の頭数には入っていない。
これは皆の様子を一気に見られるチャンス。この機会を逃す手はない。
僕は緊張であまり味のしない夕食をチビチビ口に運びながらチャンスを窺い…………ついにその時は訪れた。
何気ない会話の中で、お父様が僕に話を振る。
「ルーカスも入学して暫く経つが、学園には慣れたか?」
「はい。クラスの皆もよくしてくれています。」
「ルーカスは可愛いから大丈夫よ。どこへ行っても人気者だわ。」
一緒に学園へ通っているお姉様が嬉しそうに、そして自慢げに話す。
ーーハァ、もうお姉様が可愛過ぎてヤバい。
神様、僕をこの世界に転生させてくれてありがとうございます。
僕は心の中で神様に手を合わせてから、転生者を炙り出すキーワードを口にしたのだ。
「人気者かどうかは分かりませんが、楽しくやっています。…………そうそう、楽しいと言えば、僕は以前『ヒカラビ』という『ゲーム』にハマっていたんです。それがとても楽しくて…………」
「ヒカラビ?」
「ゲーム?」
「何だ?それは。」
僕は言いながら皆の反応をジッと観察する。
それぞれが首を傾げて不思議そうにする中、一人だけ動きを止め目を見開いている人物がいた。
「…………王妃様?」
僕が声をかけると王妃様は目を閉じ、ゆっくりと息を吐く。
そして全てを悟ったのか、目を開けた後、それはそれは綺麗な笑顔を僕に向けたのだった。
「ルーカス……。私も『ヒカラビ』は大好きですよ。ゲームの中でも一番プレイしたモノです。」
「……そうですか。」
「なんだ?そのゲームとかプレイとか…………さっぱり分からぬ。」
お父様が眉間に皺を寄せて聞き慣れない単語に首を傾げる。
お兄様とお姉様も同じような感じで、意味が分からないといった様子だ。
「ふふっ。昔、流行っていた遊びですわ。口で説明するのは難しいので、また今度にでも追い追い話します。それよりアンドリュー、今度のお茶会の事なのですけれど……」
お父様の問い掛けをサラッとかわし、話を逸らした王妃様を僕はジッと見つめる。
ーー王妃様が僕と同じ転生者。
ゲームでは我儘放題で手のつけられなかったお姉様を、ここまでキャラ変させた王妃様は正直凄いと思う。
王妃様からはお姉様をとても愛しているってことが日頃の行いからひしひしと伝わってくるし…………。
もしかしたら…………いや、もしかしなくても、僕は最強の協力者を見つけたのかもしれない。
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2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
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