99 / 102
番外編 フェリスと部屋デート
しおりを挟む今日は、僕の屋敷には、フェリスしかいない。
テレスとアリアは、元クラスメイトとお茶会をしに行った。セシリーは、教会に仕事をしに行った。エーリゼは、冒険者の仕事をしに行っている。
僕は、フェリスの部屋を訪れて色々と話をしていた。
「ねぇ、アレク、昼寝、しよ」と、行ってきた。
「良いけど、夜寝れなくなったりしない?」と、聞いた。
「それは、アレクに、起こして、貰うから、大丈夫」と、答えてきた。
「分かったよ。じゃあ、2時間ぐらいしたら起こすね」と、言った。
「じゃあ、昼寝、しよ」と言い、僕の手を取って、ベットの方に向かった。
フェリスは、ベットの中に入り、布団を少し上げ、「アレク、こっち、来て」と、言ってきた。
僕は、布団を上げたところに向かい、フェリスと一緒の布団に入った。
「アレク、抱き、付きながら、寝ても、いい?」と、聞いてきた。
「うん、いいよ」と、返した。
「やった」と喜び、フェリスは、僕に抱きついてきた。
抱きついたフェリスは、嬉しそうな笑顔を浮かべた。
僕は、そんな可愛いフェリスを見て、フェリスの頭を撫でた。
フェリスは、僕に頭を撫でられて、可愛い顔で僕に甘えてきた。
「アレク、好き、好きだよ」と言い、僕の顔の下から、可愛らしい笑顔を浮かべた。
「こんな、時間が、永遠に、続けば、いいなと、思ってる」と、僕に深く抱きついた。
「うん、僕もそう思ってるよ。だって、こんなにもフェリスは、可愛いんだから」と、言った。
「ありがと、アレク」と言い、僕の胸に顔を埋めた。多分だが、この時のフェリスの顔は、赤かっただろう。
「おやすみ、フェリス」と言い、フェリスの背中をさすった。
「うん、おやすみ、アレク」と言い、僕に抱きついたまま、昼寝をした。
フェリスが寝てのを確認してから、フェリスの寝顔を堪能した。
そんなことをしていると2時間が経ち、僕は、フェリスを起こすことにした。
「フェリス、起きて、2時間経ったよ」と、起こした。
「うーん、後、5分」と、フェリスは、寝ぼけた顔をした。
そんなフェリスを見て、可愛いと思ってしまい、「しょうがないなぁ、後5分だよ」と、言ってしまった。
5分が経ち、僕は、もう一度フェリスのことを起こした。
「フェリス、起きて、5分経ったよ」と、言った。
「うん、起きる」と言い、起き上がり、欠伸をして、目を擦っている。
僕は、そんな無防備なフェリスの唇にキスをした。
キスされたフェリスは、驚いて固まり、徐々に顔が赤くなって行った。
「フェリスは、やっぱり可愛いね」と、言った。
「あ、ありがと、アレク。私、今が、とても、幸せ、だよ」と言い、突飛切りの笑顔を浮かべた。
59
あなたにおすすめの小説
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
クラスで異世界召喚する前にスキルの検証に30年貰ってもいいですか?
ばふぉりん
ファンタジー
中学三年のある朝、突然教室が光だし、光が収まるとそこには女神様が!
「貴方達は異世界へと勇者召喚されましたが、そのままでは忍びないのでなんとか召喚に割り込みをかけあちらの世界にあった身体へ変換させると共にスキルを与えます。更に何か願いを叶えてあげましょう。これも召喚を止められなかった詫びとします」
「それでは女神様、どんなスキルかわからないまま行くのは不安なので検証期間を30年頂いてもよろしいですか?」
これはスキルを使いこなせないまま召喚された者と、使いこなし過ぎた者の異世界物語である。
<前作ラストで書いた(本当に描きたかったこと)をやってみようと思ったセルフスピンオフです!うまく行くかどうかはホント不安でしかありませんが、表現方法とか教えて頂けると幸いです>
注)本作品は横書きで書いており、顔文字も所々で顔を出してきますので、横読み?推奨です。
(読者様から縦書きだと顔文字が!という指摘を頂きましたので、注意書をと。ただ、表現たとして顔文字を出しているで、顔を出してた時には一通り読み終わった後で横書きで見て頂けると嬉しいです)
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!!
僕は異世界転生してしまう
大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった
仕事とゲームで過労になってしまったようだ
とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた
転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった
住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる
◇
HOTランキング一位獲得!
皆さま本当にありがとうございます!
無事に書籍化となり絶賛発売中です
よかったら手に取っていただけると嬉しいです
これからも日々勉強していきたいと思います
◇
僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました
毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる