214 / 308
カイ・リンデンバウムの恐ろしき計画
エヴァン・レイモンドは冒険を期待する
しおりを挟む
この地を住んでいるゴブリン達が、グラトキの森と呼んでいる森を進む人影が二つあった。
その一人はそんな場所にあっても不自然ではない、巨大な大剣をその背中に括り付けた、冒険者と思しき格好をした人物である。
しかしその隣、正確には一歩下がって後ろについていっている人物は、この場には余りに似つかわしくない格好をしていた。
それは、メイド服と呼ばれるものだろう。
その黒を基調とした衣服には、清潔そうな白いエプロンが飾られている。
彼女はそんな格好で森を歩きながら、汚れ一つつける事なく、まるでその格好でこの場にいるのが当然とでも言うように、平然とした表情でそこに佇んでいた。
「なぁ、アビー。本当にこんな田舎に、勇者がやってくるのか?」
アビーと呼ばれた少女の僅かに前方を歩いていた少年は、周りに生い茂る鬱蒼とした木々を目にしては、後ろの少女へと尋ねている。
彼は勇者がここにやってくるのかと気にしていたが、なるほど良く見れば彼の背中の大剣は、勇者であるリタが手にしていたそれと良く似ていた。
彼はどうやら勇者のファンであり、それを目当てにここへとはるばるやって来たようだった。
「・・・エヴァン坊ちゃま。お願いでございますから、私の事はどうかコレットとお呼びください」
「コレット?しかしそれでは、アビーの姉妹と区別がつかないではないか?確か・・・エリカ、とユーニスだったか」
エヴァンと呼ばれた少年の問い掛けにアビーは答えず、彼の呼び方へと注文をつけていた。
その理由は彼と、彼女の格好を見れば分かるだろう。
冒険者風の格好をしているエヴァンであったが、その一つ一つの素材や作りは、とてもその辺の冒険者では手に届かないほどに上等なものであった。
そしてそんな少年が、こんな場所にまでメイドを引き連れている。
それを考えれば、なるほど確かに彼は坊ちゃんと呼ばれるに相応しい立場の人間のようだった。
「それでよろしいかと。私達はメイドでございます。そうであれば、コレットと一括りで扱われるのが当然なのではないでしょうか」
「そ、そんな訳にはいかないだろ!!アビーはアビーだ!他の誰でもないのだぞ!!頼むからそんなことは言わないでくれ、私が悲しくなってしまうではないか!」
メイドにしか過ぎない自分の事など、人間扱いする必要はないと話すアビーに対して、エヴァンは悲しそうな表情を見せている。
彼はその端正な顔立ちからすると、不自然なほどに浮いた若干痛んだ赤髪を揺らしては、彼女に対してそんな事はないと訴えかけていた。
「はぁ・・・そうでございますか。では、坊ちゃまの望むとおりに・・・それで旦那様から叱られるのは、私なのですが」
「そうか、分かってくれたのならそれでいいのだ!ん?何か言ったか、アビー?」
「いいえ、何も」
エヴァンの必死に訴えにも、アビーは僅かに嘆息を漏らすばかり。
彼女が呼称を改めてくれとエヴァンに訴えたのは、それを彼がする事で迷惑が掛かるのが自分であったからだ。
自らの言葉を受け入れてくれたアビーに、喜びの声を上げているエヴァンは彼女の漏らした文句を聞き逃すだろう。
そして彼女もすぐに鉄面皮じみた無表情へと戻ると、そんなことは何もなかったと取り繕ってみせていた。
「それでは急ぐぞ、アビー!聞く所によると勇者はまだ、あのダンジョンには現れていないらしい。で、あれば私が先に勇者として振舞っても構いはしないだろう?ふふん、どうだこの作戦は!素晴らしいだろう!」
先を急ぐエヴァンは、どうやら本物の勇者よりも早く、そのダンジョンに訪れたいと考えているらしい。
それは彼のその格好を見れば、どういう事か分かるかもしれない。
つまり彼は、勇者に憧れるだけでは飽き足らず、勇者その人になりきって冒険をしたいという願望を実現するつもりのようだった。
「流石でございます、坊ちゃま。ですが、ダンジョンに直接向かうのは・・・」
「分かってる、分かってる!ちゃんと先に村へと寄れと言いたいのだろう。確かにそこで情報がもらえるのであったな。この道だってアビー、お前がこちらの方角にそのアトハース村だったか?があると言ったから、選んだのだぞ?」
エヴァンが語る滅茶苦茶な計画をアビーがすんなりと受け入れたのは、彼女が始めからそれを知っていたからだろう
それよりも彼女はエヴァンが進もうとしている方向と、周りの景色を気にしているようだった。
彼らがどこからアトハース村へと向かったのだとしても、それなり整備された街道が存在し、それはこのような森の中を進むものではないだろう。
アビーは森の中へと突き進むエヴァンの足取りに、彼が村になど寄らずに直接ダンジョンへと向かおうとしているのだと考えていた。
しかし、どうやらそれは間違っていたようだ。
「そうでございましたか、これは失礼致しました。しかし村に向かうのであれば、先ほどまで使っていた街道を通ればよろしいのでは?」
「それでは、つまらないではないか!折角、冒険に来たのだぞ!!例え村へと向かう道中といっても、安全な街道を使っては退屈ではないか!」
「はぁ・・・そのようなお考えであったとは、お察しできず申し訳ありませんでした」
エヴァンが森の中を進んでいた原因が自分の発言にあったと知ったアビーは、素直にその失言について詫びている。
しかし村へと向かう方向がそちらだからといって、森へと足を進める理由にはならない。
それをアビーが問い掛けると、エヴァンは意外なほどにシンプルなその訳を語っていた。
「本物の冒険者ならば、余計な危険は避けると思いますが・・・」
「ん?何か言ったか?」
「いいえ、何も。それより、先を急ぎましょう坊ちゃま。もうお昼時も近うございます、早く村へと向かいお食事をお取りになられなければ」
刺激を求め、あえて危険へと踏み込むエヴァンの振る舞いは、およそ本物の冒険者は取りえない行動だとアビーは小声で漏らしている。
そんな彼女の言葉も、辺りをきょろきょろと物珍しそうに見回しているエヴァンの耳には届かないだろう。
エヴァンのそんな反応はいつもの事だと表情を崩しもしないアビーは、僅かな空腹感に早く村へと向かって食事を取ろうと、彼を急がせていた。
「おぉ、そうだな!そう言えばお腹が空いてきたのだ!行くぞアビー!一刻も早くそのアトハース村とやらに向かうのだ!!」
「坊ちゃま。一度街道に戻った方が、早く着くと思われますが・・・?」
「何を言っているのだ、アビー?こちらに村があるのだろう?であれば、真っ直ぐ進んだ方が早いに決まっているではないか?」
アビーの言葉に自らの空腹を思い出したエヴァンは、小さく鳴き声を上げたお腹を押さえるとさらに足を急がせ始める。
彼はその急がせた足取りで、森へと真っ直ぐ進んでいく。
それをやんわりと止めようとしたアビーの言葉にも、彼は意味が分からないと一度首を傾げるばかりで、その足を止めようとはしなかった。
「はぁ・・・畏まりました。それでは出来るだけ、急いで向かいましょう。もうそれほど距離もない筈でございますので」
「うむ、分かったぞ!!」
エヴァンがもはや聞く耳を持たないと悟ったアビーは、出来るだけ早く森を抜ける事でその危険を避けようと考えを切り替える。
彼女のそんな思惑を知ってか知らずか、エヴァンが元気よく返事を返すと、さらにその足を急がせ始めていた。
「っ!坊ちゃま、お下がりください」
「な、何だ!?何があった、アビー!?」
彼女のそんなささやかな試みも、あっさりと砕かれてしまう。
何かへといち早く気が付き、警戒した声を上げたアビーは、その手を伸ばしてエヴァンの襟首を掴まえると、そのまま彼を後ろへと下がらせていた。
素早い動きでエヴァンの前へと進み出たアビーは、手にした荷物を地面へと放り出すと、スカートの下から小ぶりのナイフを二本取り出して構える。
その視線の先からは余りにも大柄な狼が二頭、森の中から姿を現していた。
その一人はそんな場所にあっても不自然ではない、巨大な大剣をその背中に括り付けた、冒険者と思しき格好をした人物である。
しかしその隣、正確には一歩下がって後ろについていっている人物は、この場には余りに似つかわしくない格好をしていた。
それは、メイド服と呼ばれるものだろう。
その黒を基調とした衣服には、清潔そうな白いエプロンが飾られている。
彼女はそんな格好で森を歩きながら、汚れ一つつける事なく、まるでその格好でこの場にいるのが当然とでも言うように、平然とした表情でそこに佇んでいた。
「なぁ、アビー。本当にこんな田舎に、勇者がやってくるのか?」
アビーと呼ばれた少女の僅かに前方を歩いていた少年は、周りに生い茂る鬱蒼とした木々を目にしては、後ろの少女へと尋ねている。
彼は勇者がここにやってくるのかと気にしていたが、なるほど良く見れば彼の背中の大剣は、勇者であるリタが手にしていたそれと良く似ていた。
彼はどうやら勇者のファンであり、それを目当てにここへとはるばるやって来たようだった。
「・・・エヴァン坊ちゃま。お願いでございますから、私の事はどうかコレットとお呼びください」
「コレット?しかしそれでは、アビーの姉妹と区別がつかないではないか?確か・・・エリカ、とユーニスだったか」
エヴァンと呼ばれた少年の問い掛けにアビーは答えず、彼の呼び方へと注文をつけていた。
その理由は彼と、彼女の格好を見れば分かるだろう。
冒険者風の格好をしているエヴァンであったが、その一つ一つの素材や作りは、とてもその辺の冒険者では手に届かないほどに上等なものであった。
そしてそんな少年が、こんな場所にまでメイドを引き連れている。
それを考えれば、なるほど確かに彼は坊ちゃんと呼ばれるに相応しい立場の人間のようだった。
「それでよろしいかと。私達はメイドでございます。そうであれば、コレットと一括りで扱われるのが当然なのではないでしょうか」
「そ、そんな訳にはいかないだろ!!アビーはアビーだ!他の誰でもないのだぞ!!頼むからそんなことは言わないでくれ、私が悲しくなってしまうではないか!」
メイドにしか過ぎない自分の事など、人間扱いする必要はないと話すアビーに対して、エヴァンは悲しそうな表情を見せている。
彼はその端正な顔立ちからすると、不自然なほどに浮いた若干痛んだ赤髪を揺らしては、彼女に対してそんな事はないと訴えかけていた。
「はぁ・・・そうでございますか。では、坊ちゃまの望むとおりに・・・それで旦那様から叱られるのは、私なのですが」
「そうか、分かってくれたのならそれでいいのだ!ん?何か言ったか、アビー?」
「いいえ、何も」
エヴァンの必死に訴えにも、アビーは僅かに嘆息を漏らすばかり。
彼女が呼称を改めてくれとエヴァンに訴えたのは、それを彼がする事で迷惑が掛かるのが自分であったからだ。
自らの言葉を受け入れてくれたアビーに、喜びの声を上げているエヴァンは彼女の漏らした文句を聞き逃すだろう。
そして彼女もすぐに鉄面皮じみた無表情へと戻ると、そんなことは何もなかったと取り繕ってみせていた。
「それでは急ぐぞ、アビー!聞く所によると勇者はまだ、あのダンジョンには現れていないらしい。で、あれば私が先に勇者として振舞っても構いはしないだろう?ふふん、どうだこの作戦は!素晴らしいだろう!」
先を急ぐエヴァンは、どうやら本物の勇者よりも早く、そのダンジョンに訪れたいと考えているらしい。
それは彼のその格好を見れば、どういう事か分かるかもしれない。
つまり彼は、勇者に憧れるだけでは飽き足らず、勇者その人になりきって冒険をしたいという願望を実現するつもりのようだった。
「流石でございます、坊ちゃま。ですが、ダンジョンに直接向かうのは・・・」
「分かってる、分かってる!ちゃんと先に村へと寄れと言いたいのだろう。確かにそこで情報がもらえるのであったな。この道だってアビー、お前がこちらの方角にそのアトハース村だったか?があると言ったから、選んだのだぞ?」
エヴァンが語る滅茶苦茶な計画をアビーがすんなりと受け入れたのは、彼女が始めからそれを知っていたからだろう
それよりも彼女はエヴァンが進もうとしている方向と、周りの景色を気にしているようだった。
彼らがどこからアトハース村へと向かったのだとしても、それなり整備された街道が存在し、それはこのような森の中を進むものではないだろう。
アビーは森の中へと突き進むエヴァンの足取りに、彼が村になど寄らずに直接ダンジョンへと向かおうとしているのだと考えていた。
しかし、どうやらそれは間違っていたようだ。
「そうでございましたか、これは失礼致しました。しかし村に向かうのであれば、先ほどまで使っていた街道を通ればよろしいのでは?」
「それでは、つまらないではないか!折角、冒険に来たのだぞ!!例え村へと向かう道中といっても、安全な街道を使っては退屈ではないか!」
「はぁ・・・そのようなお考えであったとは、お察しできず申し訳ありませんでした」
エヴァンが森の中を進んでいた原因が自分の発言にあったと知ったアビーは、素直にその失言について詫びている。
しかし村へと向かう方向がそちらだからといって、森へと足を進める理由にはならない。
それをアビーが問い掛けると、エヴァンは意外なほどにシンプルなその訳を語っていた。
「本物の冒険者ならば、余計な危険は避けると思いますが・・・」
「ん?何か言ったか?」
「いいえ、何も。それより、先を急ぎましょう坊ちゃま。もうお昼時も近うございます、早く村へと向かいお食事をお取りになられなければ」
刺激を求め、あえて危険へと踏み込むエヴァンの振る舞いは、およそ本物の冒険者は取りえない行動だとアビーは小声で漏らしている。
そんな彼女の言葉も、辺りをきょろきょろと物珍しそうに見回しているエヴァンの耳には届かないだろう。
エヴァンのそんな反応はいつもの事だと表情を崩しもしないアビーは、僅かな空腹感に早く村へと向かって食事を取ろうと、彼を急がせていた。
「おぉ、そうだな!そう言えばお腹が空いてきたのだ!行くぞアビー!一刻も早くそのアトハース村とやらに向かうのだ!!」
「坊ちゃま。一度街道に戻った方が、早く着くと思われますが・・・?」
「何を言っているのだ、アビー?こちらに村があるのだろう?であれば、真っ直ぐ進んだ方が早いに決まっているではないか?」
アビーの言葉に自らの空腹を思い出したエヴァンは、小さく鳴き声を上げたお腹を押さえるとさらに足を急がせ始める。
彼はその急がせた足取りで、森へと真っ直ぐ進んでいく。
それをやんわりと止めようとしたアビーの言葉にも、彼は意味が分からないと一度首を傾げるばかりで、その足を止めようとはしなかった。
「はぁ・・・畏まりました。それでは出来るだけ、急いで向かいましょう。もうそれほど距離もない筈でございますので」
「うむ、分かったぞ!!」
エヴァンがもはや聞く耳を持たないと悟ったアビーは、出来るだけ早く森を抜ける事でその危険を避けようと考えを切り替える。
彼女のそんな思惑を知ってか知らずか、エヴァンが元気よく返事を返すと、さらにその足を急がせ始めていた。
「っ!坊ちゃま、お下がりください」
「な、何だ!?何があった、アビー!?」
彼女のそんなささやかな試みも、あっさりと砕かれてしまう。
何かへといち早く気が付き、警戒した声を上げたアビーは、その手を伸ばしてエヴァンの襟首を掴まえると、そのまま彼を後ろへと下がらせていた。
素早い動きでエヴァンの前へと進み出たアビーは、手にした荷物を地面へと放り出すと、スカートの下から小ぶりのナイフを二本取り出して構える。
その視線の先からは余りにも大柄な狼が二頭、森の中から姿を現していた。
0
あなたにおすすめの小説
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
転生したら鎧だった〜リビングアーマーになったけど弱すぎるので、ダンジョンをさまよってパーツを集め最強を目指します
三門鉄狼
ファンタジー
目覚めると、リビングアーマーだった。
身体は鎧、中身はなし。しかもレベルは1で超弱い。
そんな状態でダンジョンに迷い込んでしまったから、なんとか生き残らないと!
これは、いつか英雄になるかもしれない、さまよう鎧の冒険譚。
※小説家になろう、カクヨム、待ラノ、ノベルアップ+、NOVEL DAYS、ラノベストリート、アルファポリス、ノベリズムで掲載しています。
女神を怒らせステータスを奪われた僕は、数値が1でも元気に過ごす。
まったりー
ファンタジー
人見知りのゲーム大好きな主人公は、5徹の影響で命を落としてしまい、そこに異世界の女神様が転生させてくれました。
しかし、主人公は人見知りで初対面の人とは話せず、女神様の声を怖いと言ってしまい怒らせてしまいました。
怒った女神様は、次の転生者に願いを託す為、主人公のステータスをその魂に譲渡し、主人公の数値は1となってしまいますが、それでも残ったスキル【穀物作成】を使い、村の仲間たちと元気に暮らすお話です。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる