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第34話
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数日後――私は聖女に選ばれるけど、国は大変なことになっていた。
1日で城が壊滅していたり、ヴィーオ家や王族が全滅している。
それは全て元聖女ローナの仕業となったのは、城での行動に目撃者がいたからだ。
ローナは私を狙ったから返り討ちにしたことで、正当防衛となりアイン様は罪にならない。
そして聖女が消えたことでスムーズに聖女の力を継承することができて、私は新たな聖女になっていた。
■◇■◇■◇■◇■
私が聖女になることで国は平和になり、国も大きく変わることとなるらしい。
様々な人から声がかかっていたけど……その人達と会うよりも、私はアイン様の傍にいたかった。
「ローナは婚約者を選べる立場になった……相手はラドアが調べるだろうし、大丈夫だろう」
屋敷に現状を報告に来たアイン様がそう話すけど、私は言いたいことがある。
「それなら――アイン様を、私の婚約者にしたいと想っています」
「俺か? いや、俺の魔法を見ただろう?」
私は想いを伝えるけど、困惑しながらアイン様は拒もうとしている。
そんなアイン様に、私は本心を伝えた。
「素晴らしい魔法でした」
私は気にしないことを伝えると、アイン様が話す。
「……俺は魔法を極めた化物だ。ローナのようになってしまう可能性もある」
「その時は私が必ず抑えてみせます……それにそんな時は来ないと、私は確信しています」
アイン様は今まで力を抑え、使ったのは私を助けるためだ。
そんなアイン様がローナのようになるとは思えず、もしなったとしても全力で止めてみせる。
驚いているアイン様に対して、私は再び告白した。
「もう一度言わせてください――アイン様を、私の婚約者にしたいと想っています」
「そうか――君がいいのなら、喜んで婚約者になろう」
こうして私とアイン様は結ばれて――聖女としての日々が、はじまろうとしていた。
1日で城が壊滅していたり、ヴィーオ家や王族が全滅している。
それは全て元聖女ローナの仕業となったのは、城での行動に目撃者がいたからだ。
ローナは私を狙ったから返り討ちにしたことで、正当防衛となりアイン様は罪にならない。
そして聖女が消えたことでスムーズに聖女の力を継承することができて、私は新たな聖女になっていた。
■◇■◇■◇■◇■
私が聖女になることで国は平和になり、国も大きく変わることとなるらしい。
様々な人から声がかかっていたけど……その人達と会うよりも、私はアイン様の傍にいたかった。
「ローナは婚約者を選べる立場になった……相手はラドアが調べるだろうし、大丈夫だろう」
屋敷に現状を報告に来たアイン様がそう話すけど、私は言いたいことがある。
「それなら――アイン様を、私の婚約者にしたいと想っています」
「俺か? いや、俺の魔法を見ただろう?」
私は想いを伝えるけど、困惑しながらアイン様は拒もうとしている。
そんなアイン様に、私は本心を伝えた。
「素晴らしい魔法でした」
私は気にしないことを伝えると、アイン様が話す。
「……俺は魔法を極めた化物だ。ローナのようになってしまう可能性もある」
「その時は私が必ず抑えてみせます……それにそんな時は来ないと、私は確信しています」
アイン様は今まで力を抑え、使ったのは私を助けるためだ。
そんなアイン様がローナのようになるとは思えず、もしなったとしても全力で止めてみせる。
驚いているアイン様に対して、私は再び告白した。
「もう一度言わせてください――アイン様を、私の婚約者にしたいと想っています」
「そうか――君がいいのなら、喜んで婚約者になろう」
こうして私とアイン様は結ばれて――聖女としての日々が、はじまろうとしていた。
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