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第3話
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授業がはじまる時間になり、今日は中間試験の成績が判明する日だ。
筆記試験は点数のついた答案用紙が返ってきて、実技試験は点数と評価が書かれた紙が渡されることとなっている。
私は婚約者の命令で実力を隠しつつ、退学にならない成績になっているはずだ。
、教室には本来来ているはずの先生が現れず、婚約者のリオクが登校していない。
ファムの姿もなくて、私は嫌な予感がしていた。
授業開始のチャイムが鳴っても先生が来ないから、教室がざわめいている。
数分後に先生がやって来て、そこにはリオクとファムの姿もあった。
教壇の前に先生が立ち、私を眺めて言う。
「今日は試験結果を伝える前に話があります。セシリア様が試験で不正をしたと、リオク様とファム様から報告がありました」
「……えっ?」
何も知らない私は動揺すると、先生が何が起きたのかを説明する。
筆記試験で魔法道具を使い、私が生徒の答案用紙を確認したと疑われているようだ。
それは失敗したから私の試験結果が悪くて、今日は朝早くに登校することで仕掛けた魔法道具を処分している。
登校した時間は魔法道具の学生証に記録されていて、不正をした魔法道具を私が消したと話したようだ。
先生としては半信半疑だけど、報告したのが私の婚約者リオクだ。
私から詳しく話を聞くことにしたようで、その前にファムが教壇の前で言いたいことがあるらしい。
「私の家には様々な魔法道具があり、リオク様の名前を出してセシリア様が映像を記録する魔法道具を借りています」
「映像を記録する魔法道具は小型で見つかりにくく、連動している指輪の魔法道具で記録した映像見ることができるらしい……設置した場所が悪かったようで成績は変わらなかったが、セシリアが不正したのは間違いない!」
「それが事実なら、セシリア様は退学となります……セシリア様は、本当に不正をしたのですか?」
先生としては、私から事実か確認したいようだ。
ここで否定したとしても、婚約者のリオクのせいで信じてもらえないかもしれない。
それでも普請していないから、私は事実を言う。
「私は不正していません」
「嘘をつくな! こんなやつを婚約者にしたくないから、この場で婚約は破棄する!!」
「リオク様は何を言っているのですか?」
「不正を認めないのだから当然だろう! 誰もいない教室に登校した時点で、怪しいに決まっている!!」
それはリオクが命令したからだけど、そんなことを言っても命令していないと言い張るだけだ。
どうすればいいのかわからないでいると、1人の男子生徒が席から立ち上がる。
「リオクは最初に登校したのがセシリアと断言しているが、どうしてだ?」
「ヨハンは何も聞いていなかったのか? さっきも言ったが、不正をした魔法道具を処分するためだ!」
「それが間違っている。一番最初に登校したのは俺だ」
「なっっ……なんだと!?」
どうやらリオクは私が一番最初に登校したことを理由に、強引に不正したと思わせたかったらしい。
それはヨハンが先に登校していたから不可能で、私は気になることがある。
婚約者リオクに命令されて、私は1時間も前から登校していた。
それよりも先にヨハンが来ていた辺り――こうなることを、予想していたのかもしれない。
筆記試験は点数のついた答案用紙が返ってきて、実技試験は点数と評価が書かれた紙が渡されることとなっている。
私は婚約者の命令で実力を隠しつつ、退学にならない成績になっているはずだ。
、教室には本来来ているはずの先生が現れず、婚約者のリオクが登校していない。
ファムの姿もなくて、私は嫌な予感がしていた。
授業開始のチャイムが鳴っても先生が来ないから、教室がざわめいている。
数分後に先生がやって来て、そこにはリオクとファムの姿もあった。
教壇の前に先生が立ち、私を眺めて言う。
「今日は試験結果を伝える前に話があります。セシリア様が試験で不正をしたと、リオク様とファム様から報告がありました」
「……えっ?」
何も知らない私は動揺すると、先生が何が起きたのかを説明する。
筆記試験で魔法道具を使い、私が生徒の答案用紙を確認したと疑われているようだ。
それは失敗したから私の試験結果が悪くて、今日は朝早くに登校することで仕掛けた魔法道具を処分している。
登校した時間は魔法道具の学生証に記録されていて、不正をした魔法道具を私が消したと話したようだ。
先生としては半信半疑だけど、報告したのが私の婚約者リオクだ。
私から詳しく話を聞くことにしたようで、その前にファムが教壇の前で言いたいことがあるらしい。
「私の家には様々な魔法道具があり、リオク様の名前を出してセシリア様が映像を記録する魔法道具を借りています」
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「それが事実なら、セシリア様は退学となります……セシリア様は、本当に不正をしたのですか?」
先生としては、私から事実か確認したいようだ。
ここで否定したとしても、婚約者のリオクのせいで信じてもらえないかもしれない。
それでも普請していないから、私は事実を言う。
「私は不正していません」
「嘘をつくな! こんなやつを婚約者にしたくないから、この場で婚約は破棄する!!」
「リオク様は何を言っているのですか?」
「不正を認めないのだから当然だろう! 誰もいない教室に登校した時点で、怪しいに決まっている!!」
それはリオクが命令したからだけど、そんなことを言っても命令していないと言い張るだけだ。
どうすればいいのかわからないでいると、1人の男子生徒が席から立ち上がる。
「リオクは最初に登校したのがセシリアと断言しているが、どうしてだ?」
「ヨハンは何も聞いていなかったのか? さっきも言ったが、不正をした魔法道具を処分するためだ!」
「それが間違っている。一番最初に登校したのは俺だ」
「なっっ……なんだと!?」
どうやらリオクは私が一番最初に登校したことを理由に、強引に不正したと思わせたかったらしい。
それはヨハンが先に登校していたから不可能で、私は気になることがある。
婚約者リオクに命令されて、私は1時間も前から登校していた。
それよりも先にヨハンが来ていた辺り――こうなることを、予想していたのかもしれない。
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