私を捨てるつもりなら後悔してもらいます

天宮有

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第14話

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 ギドロスと離婚してから、数ヶ月が経っていた。

 私達はリルサがいる侯爵家の屋敷に乗り込み、鑑定魔法でギドロスの家族を確認する。
 体に魔法による異常があることを把握して、リルサは諦めたようで捕らえることができた。

 魔法学園を退学になるのは当然で、禁止とされている魅了魔法を使い人々を操っている。
 学園の生徒は先生が見破る可能性があるから、生徒の家族を魅了することで従えていたようだ。

 リルサは魔法を使えなくした上で国外追放となり、婚約者だったギドロスの評判も落ちている。
 このままだとギドロスの家は没落しそうだけど、私は何もする気がなかった。

 全て終わり、私は部屋でルオンと話す。

「ギドロスは家族の言う通りに行動したようですが、魅了されていない状態で私に助けを求めず魅力がないと言った人を許す気はありません」

「そうですね。ギドロスは異変を知りエリカに相談すれば全て解決していたのに、その選択をとらなかった時点で自業自得です」

 ギドロスは私の手柄を奪い、伯爵家の長女と見下していた。
 それが招いた事態だから、もうギドロスのことは忘れることにしよう。

 今の私は、ルオンの婚約者になれてよかったと思えている。
 これから結婚することになっても、後悔することはなさそうだ。
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