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第50話
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ジェイク視点
セリスから奪った魔力を失ってから、数週間が経っていた。
俺と聖女ローナは陛下に呼び出されて――今までと違い、陛下は激昂して叫ぶ。
「ローナよ! 貴様は本当に聖女としての役目を果たせるのだろうな!!」
「はっ、はいっ! 聖女の力は増していますし、大襲撃の時が来れば問題ありません!!」
隣で叫ぶローナに、俺は苛立つしかない。
全て俺の、いやセリスの魔力によるもので……今までローナは魔力量を増やそうとはしていたが、魔力はあまり増えなかった。
ローナの発言を聞き、呆れた様子で陛下が俺に叫ぶ。
「ジェイクよ! 貴様の魔力が一向に戻らないから冒険者達に舐められるのだ! 魔力は戻りそうなのか!」
「そっ、それは――無理かもしれません。ですがセリスが戻れば問題ありません!」
俺は襲撃がある度に陛下に呼び出され、現状を報告している。
魔力は戻らないと何度も報告して、前回は今までセリスも協力していたことを話してしまった。
セリスさえ戻れば全てが解決すると伝えることができて、陛下が捜索に協力してくれるようになる。
そして――俺は、セリスの居場所を知ることとなる。
セリスから奪った魔力を失ってから、数週間が経っていた。
俺と聖女ローナは陛下に呼び出されて――今までと違い、陛下は激昂して叫ぶ。
「ローナよ! 貴様は本当に聖女としての役目を果たせるのだろうな!!」
「はっ、はいっ! 聖女の力は増していますし、大襲撃の時が来れば問題ありません!!」
隣で叫ぶローナに、俺は苛立つしかない。
全て俺の、いやセリスの魔力によるもので……今までローナは魔力量を増やそうとはしていたが、魔力はあまり増えなかった。
ローナの発言を聞き、呆れた様子で陛下が俺に叫ぶ。
「ジェイクよ! 貴様の魔力が一向に戻らないから冒険者達に舐められるのだ! 魔力は戻りそうなのか!」
「そっ、それは――無理かもしれません。ですがセリスが戻れば問題ありません!」
俺は襲撃がある度に陛下に呼び出され、現状を報告している。
魔力は戻らないと何度も報告して、前回は今までセリスも協力していたことを話してしまった。
セリスさえ戻れば全てが解決すると伝えることができて、陛下が捜索に協力してくれるようになる。
そして――俺は、セリスの居場所を知ることとなる。
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